Caa 不良企業
【リストラ疲弊型】
(仕事2.5、生活3.7、対価1.4)
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今回の大震災では、東北パイオニア(山形県天童市)、十和田パイオニア(青森県十和田市)などで軽微な破損が確認されただけで、操業は通常どおり、グループ社員も全員無事だった、と発表したパイオニア。「現在、あと数千台で在庫が足りなくなる、という製品もあります。ICチップや金型を作っている東北のメーカーから部品の供給がストップしているからです」(中堅社員)。東北の部品工場群が受けた打撃は、その供給先であるメーカーの販売にも影響が及びつつある。
【Digest】
◇サラリーより低いボーナス
◇課長で800万円
◇エネルギーのある人はもう残っていない
◇後付車載がメイン
◇胸ぐらを捕まれるクレームも
◇技術者は川越事業所配属がメイン
◇フレックスバケーション
◇バンドマンやDJなどが目立つ
◇サラリーより低いボーナス
部品だけではない。「ソフトウェアの設計者に、中国人がけっこういるんです。今回の原発の事故で母国に帰っちゃって、製品開発にも支障が出はじめています」(同)。プラズマテレビ撤退などにともなう大規模な構造改革で、2010年3月期まで連結で6期連続の最終赤字を垂れ流し、やっと四半期で黒字化しはじめ、再建もひと段落したか、という矢先の大震災。工場への直撃などがなかったのは、不幸中の幸いだった。
構造改革は、かつてない規模で行われた。国内上場企業のうち、2009年の希望退職募集人数ランキングで、2009年9月末退職予定の1300人を募集したパイオニアは、アイフルと並んでトップに輝いている。しかも、この1回だけではない。
「正直、またやるのかよ、と思いました。入社5年目以上は全員が対象でした。30歳前後だと、応募して辞めても退職金が割増分含めても400万円とかそんなもんでしたから、これで辞める必要はないな、と。応募して辞めた同期は私が知る限り、1人だけでした」(元社員)
プラズマの不振→撤退にともなう構造改革にからんで同社が希望退職を募集したのは、ここ5年ほどで実に4回にものぼり、もはや年中行事となっていた。同社発表によると、時期と人数は以下のとおり。
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1回目:2006年3月末退職、777人
2回目:2008年9月末退職、300人(管理・販売部門だけ)
3回目:2009年3月末退職、773人(鹿児島、静岡工場だけ)
4回目:2009年9月末退職、1204人
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現役の中堅社員によると、リストラのセオリーどおり、早めに応募した人ほど条件は良かった。 1回目の退職金加算などの費用は「約百十億円」と発表されており、1人あたまで割ると約1400万円になる。
「工場の現地採用者は別とすると、総合職には、応募のチャンスが3回あったのですが、回を追うごとに条件は悪くなりました。年齢によって係数が決められ、もっとも係数が高い50代で1回目に応募した人は、会社都合退職金の2倍くらいだったそうです」(社員)。50歳前後で応募すれば、割増退職金を含め3~4千万円になったとみられる。
社員の人件費を削った成果もあり、2011年3月期はなんとか黒字復帰の見通しだ。「2010年度のボーナスは、年2.5ヶ月分くらいです。だから、夏冬の1回のボーナスよりも、むしろ残業が多い月の1ヶ月分のサラリーのほうが高いくらい」(社員)
会社は資金繰りに苦しみ、2010年7月、東京・目黒にあった旧本社の土地・建物も88億円で売却している。本社機能は2009年11月に新川崎に移転済みだ。
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パイオニアのキャリアパスと報酬水準 |
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◇課長で800万円
現在のボーナス水準だと、同社の報酬水準は以下のとおりだ
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パイオニアの現場組織(車載営業) |
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意思決定カルチャーなど
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評価詳細&根拠
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