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あなたの仕事は大丈夫!?消える仕事、生き残る仕事

AIに置き換わる危険度が5つのカテゴリでわかる

情報提供
『表紙THE21』2023年6月号
THE21 2023年6月号(5月6日発売)26~28頁

今の仕事を10年後20年後も続けていられるのだろうか…。昨今の技術革新の速さに、そう不安を抱く人も多いだろう。そこで、雇用・労働問題を長年取材してきたジャーナリストの渡邉正裕氏に、これからもテクノロジーに代替されにくい仕事と、逆に代替されやすい仕事を聞いた。(本稿は『THE21』2023年6月号の総力特集「〈第1部〉ベストセラー著者に聞く日本と50歳の10~20年後」仕事編で話した内容が記事化されたもの、図表・写真も著者提供)

Digest
  • 消えるか、生き残るか、分かれ目となる3つの要素
  • テクノロジーが下地を作り、人間が「創意」を担う
  • 人が担うことで価値がある、感情の交流や臨機応変性
  • 多くの「士業」は、これからなくなっていく職業⁉
  • 同業種であっても、消える職業、残る職業
  • ミドルにお勧めなのはDXの旗振り役になること

消えるか、生き残るか、分かれ目となる3つの要素

2040年までにどんな仕事が消え、どんな仕事が生き残るのか。その分かれ目となる要素は3つあります。

目次2
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第1はグローバル化です。というと「世界を股にかけて活躍できないとダメ」という話だと思われがちですが、そうではありません。グローバル化でダメージを受けるのは、人件費の安い国の人々に置き換え可能な職業群です。

国内の単純労働に関してはすでにこの現象が見られますが、デスクワーカーも実は同じです。企業が海外拠点を置き、事務などの業務を現地の人に任せ、ネットを通じて管理するケースは珍しくありません。

掲載画像1
26頁

第2の要素は人口動態です。少子高齢化の影響で、日本の労働力人口は今後急激に減少し、あらゆる業種で機械化、自動化が進むでしょう。

この2つとも関連し、かつ最大の影響力を持つのが第3の要素、「テクノロジーの進化」です。本記事では、この影響について語りましょう。

AI、ロボット、ブロックチェーンなどの技術によって、多くの仕事が消滅すると言われているのはご存じの通り。

掲載画像2
27頁。詳しくは『10年後に食える仕事 食えない仕事 AI、ロボット化で変わる職のカタチ』参照。

しかし一方で、「人にしかできない仕事」は今後も存在し続けます。そのキーワードは、「クリエイティビティ、信用、感情」。

創造すること、信頼関係を築くこと、感情をやり取りすることは、機械にはできないことです。これを踏まえて、左ページの図を見てみましょう。

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