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地銀事務職から20年でメガ製薬のアジアパシフィック本部長に、年収7倍【愛知教育大出身・報酬制度設計のKさん】

愛知教育大→愛知銀→(1社)→ユニクロ→J&J→メガ製薬(2100万円)

情報提供
Kさんインタビュイー写真掲載用2
愛知教育大・教育学部出身、報酬制度設計のKさん(取材時40代前半)

一見すると地銀の窓口にいても違和感がない事務の女性風だが、中身は真逆で年収2千万円超を稼ぐバリキャリ――そんなギャップに驚かされるKさん。親がどう考えようが、自分自身の幸せは自分にしかわからない。本当の自分を探すキャリアの旅は、実に示唆に富むものだった。愛知県の保守的な家庭で生れ育ち、進学については父親から「どうせ結婚して仕事やめるんだから4年制の大学などいかなくてもいい、カネかけても仕方ないだろう」「短大か、家から通える国公立なら大学まで行かせてやる」と言われ、母親もそれに従っていた。


■学生時代~就活

「古い考えの人たちなんです。実際、愛知はトヨタ系のメーカーがたくさんあって、そこに短大卒で事務職で入って寿退社するのが女性の成功モデル、という空気が、確かに流れていました。弟もいるので教育費がかかる事情も分かっていました」

最初から家庭の制約があったなか、海外への漠然とした興味や憧れから「国際系」の軸で大学を選び、国立の愛知教育大学・教育学部・国際理解教育課程(国際文化コース)に入学した。

「明確な志望動機はなかったです。ほんとに自由に選べたなら、第一志望は東京女子大か、お茶の水女子大の外国語学科に行きたかった」

教育大学とあって、4年時に教員免許をとるための『教育実習』があり*、『英語』の教員免許を取得した。

*国際文化コースは、①学科の専門(体育、英語、国語…の教員を目指す)と②国際理解(教員以外もOK)に分かれ、Kさんは②を選んでいた。②は、教育実習が大学4年から始まるプログラムになっていた。

「大学3~4年は、教員になるか民間企業に就職するか、迷っていました。結局、民間に進むことにしましたが、教育実習が大学4年に入ってから始まるため、就活時期のピークと被り、選択肢が狭まってしまいました」

地銀は就活のスタートが遅めだった。内定したのは、愛知銀行と、メガネやコンタクトレンズを売る小売業の会社。志望する軸が曖昧だったため、明確な共通点はない。愛知県の銀行業界は、歴史的に旧東海銀行(旧UFJ銀)の地盤とあって、三菱UFJ銀行がシェアトップ。二番手が名古屋銀行で、愛知銀行は三番手だった。

愛知銀は、地元では誰もが知る地域密着の金融機関で、親ウケは抜群によい。結局、地域や家庭の空気に流されるように、「国際系」とは真逆の、業務が地元で完結する地銀に就職することになった。実家から通勤できる安心感もあり、親の希望どおりのキャリアだった。


23~27歳
■①愛知銀行 2005~2009年(300万円)

愛知銀*は総合職採用のみで男女半々くらい、同期は40人(うち短卒の女性が10人)で、大型店に男女1人ずつ、計2人が配属になった。

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1社目での動機・能力・仕事内容の重なり

キーエンスのキャリアパスと報酬(→『30歳年収トップのキーエンス〝役立ち度〟で決まる給料』より)

2社目

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3社目

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