ケータイ使用10年以上で脳腫瘍リスク 欧州5カ国調査で発覚も、日本は企業が安全宣言
NTT-docomoのキッズケータイ。10年以上でガンになるとしたら一番影響を受けるのは子どもたちだ。 |
- Digest
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- ヨーロッパ5カ国調査「10年以上で脳腫瘍リスク上昇」
- 携帯電話は21世紀のタバコだ
- スウェーデン、ドイツでは政府が電磁波低減を勧告
- 日本の疫学調査は、8年・・・そしてシロ
- ドコモ、au、ソフトバンクの安全宣言とは
- 企業による研究はどこまで信用できるか?
- 企業の研究費はこう使え
- アスベストの補償にならい、今のうちから記録を付けておこう
【Digest】
◇ヨーロッパ5カ国調査「10年以上で脳腫瘍リスク上昇」
◇携帯電話は21世紀のタバコだ
◇スウェーデン、ドイツでは政府が電磁波低減を勧告
◇日本の疫学調査は、8年・・・そしてシロ
◇ドコモ、au、ソフトバンクの安全宣言とは
◇企業による研究はどこまで信用できるか?
◇アスベストの補償を参考に今から記録をとっておこう
ヨーロッパ5カ国調査「10年以上で脳腫瘍リスク上昇」
ヨーロッパ5カ国(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、イギリス)の共同調査結果は、1月19日に公表された。イギリスの新聞でも大きく 報道された(日本ではケータイ業界は大スポンサーなので一行も報じられない)。その主な内容は以下のとおりだ。
・1,521人の患者と3,301人の健康な人たちを対象に、過去の携帯電話の使用状況を調べて、携帯電話の使用と脳腫瘍(厳密には、神経膠腫{しんけいこうしゅ}という脳腫瘍の一種)との関連を調べた。 ・半年以上にわたり1週間に1回以上の通話をするグループを携帯電話使用者とし、非使用者と比較したが、そこでは病気の発症率に差は見られなかった。 ・10年以上の使用者と非使用者を比べた場合には、1.13倍とわずかな上昇はあったが統計的に誤差範囲。 ・しかし10年以上使用していた人の中で、脳腫瘍が発生した側の耳にあてて携帯電話を使っていた人に限定したところ、脳腫瘍の発症率は39%上昇し、それは統計的にも偶然とはいえない差(有意差)であった。 |
ケータイの10年以上の使用で、脳腫瘍のリスクが上がることを示唆する結果がでたのは今回が初めてではない。
この調査は、世界保健機関(WHO)が進めている電磁場プロジェクトの一環で実施されたものだ。携帯電話の使用と脳腫瘍の関連を調べるため、日本も含めた13カ国が参加し、共通の調査法でそれぞれの国での調査結果をまとめる。
図1ヨーロッパ各国での調査結果 出典:拙著「しのびよる電磁波汚染」コモンズ刊 2007 |
これまでにスウェーデン、イギリス、ドイツでは、それぞれの国の研究結果を独自にまとめて公表している。また、別の種類の脳腫瘍である聴神経鞘腫(ちょうしんけいしょうしゅ)を調べた結果がデンマーク、スウェーデンで公表されている。それら結果を簡単にまとめたのが図1だ。デンマークを除いたすべてが、10年以上でのリスク上昇を示唆している。
今回の調査結果は、これらのヨーロッパ各国のデータをまとめて再評価したもので、これまで示されていた脳腫瘍のリスク上昇が再確認されたといえる。
今回の論文の著者であるフィンランド政府・放射線安全庁(STUK)のアンシ・アウビネン博士は、英紙の取材に対して「腫瘍が成長するのに必要な期間を考慮すると長期間で影響がでている結果には信憑性がある。また携帯電話を近づける側頭部の方に腫瘍が発生していることにも信憑性がある」と答えている。
今年中には世界13カ国のデータが集約され、最終結果が出る予定になっている。
携帯電話は21世紀のタバコだ
このような10年以上での脳腫瘍リスク上昇について、携帯電話の電磁波の世界的権威であり、英政府のモバイル通信健康調査プログラムの議長を務めるラウリー・チャルリス教授は、 英紙の記事の中で「携帯電話は21世紀のタバコとなりうるか?」と質問され「絶対なる」と答えた。「携帯電話以外の多くの発ガン要因を調べた調査でも、その影響は10年以上経って現れる。10年間は何もないが、その後劇的に増加し始めるのだ。長崎や広島の原爆の影響でも、10年以内では影響は見られなかった。アスベストも同じだ」
「専門家による疫学調査の結果、10年以上で影響の可能性が示唆する結果がでたことは無視できない。研究を続けるべきだ」
図2 潜伏期間内の調査では発病を発見できないというイメージ(
著者作成) |
脳腫瘍のようなまれにしか発生しない病気(脳腫瘍全体で年間1万人に1人と言われている)の場合、疑われる要因との関連を調べるのは容易ではない。また携帯電話が原因だったとしても、脳腫瘍が発症するまでに10年以上かかる場合、それ以前にいくら調査をしても脳腫瘍の増加は確認できない。(図2)
チャルリス博士は、携帯電話をすでに使っている20万人を対象にした新たな研究を計画中だ。5年以上にわたり、脳腫瘍だけでなく、アルツハイマー病やパーキンソン病など脳神経の増加も調べる予定。イギリス政府と、資金提供の最終的な交渉段階に入っているのだという。
スウェーデン、ドイツでは政府が電磁波低減を勧告
今回の調査結果を受けて、スウェーデン政府の放射線防護庁(SSI)は1月31日に声明を発表。携帯電話が脳腫瘍の原因となる可能性が強まったとして、携帯電話の使用に気をつけるように注意を呼びかけた。具体的には通話に際してイアホンマイクを使い携帯電話本体を体から離すこと、通話状態の良い場所で使うこと(携帯電話から発信される電波が自動的に弱くなるので)などを薦めている。
またドイツ政府の放射線防護連邦局(BfR)は、2月5日に同様に、通話中に浴びる電磁波をできるだけ減らすようにすること、また電磁波の影響の少ない機種を選ぶことなどを勧告する声明を出した。
日本の疫学調査は、8年・・・そしてシロ
日本もWHOのプロジェクトには参加しているので、同様の調査が実施されている。現在、聴神経鞘腫瘍という脳腫瘍についての結果が 論文として発表されている。
以前myenwsjapanでも紹介した、総務省の生体電磁環境研究推進委員会のメンバーである東京女子医科大の山口直人教授や首都大学東京の多氣昌生教授たちが、総務省の研究費を使って行なったものだ。
東京近郊に住む患者97名と健康な人330名を対象にした調査で、結論はケータイによる影響は確認できなかった。長期間の使用の影響については、10年以上の使用者が患者グループで1人、健康な人のグループで8人しかいなかったので、10年以上の影響を比べることはできなかった。そこで8年以上の使用者と非使用者を比べたが、病気の発症率に差は見られなかった。
つまり、日本の研究結果だけでは、10年以上の使用でリスクが上がるかどうかは何も判断できないということだ。
日本で携帯電話が爆発的に普及したのが1994年以降なので、10年以上の使用者がまだ少ないことは仕方ないのかもしれない。論文の中でも「今後の研究は、10年以上の長期使用者に焦点を当てるべきだ」と述べられている。
ドコモ、au、ソフトバンクの安全宣言とは
その一方で、日本では1月25日に、 産経新聞が、日本のケータイ事業者3社による安全性の検証試験の結果を報じた。それぞれの会社のホームページで報告をしているが、内容は同じなので、代表してソフトバンクの 報告書をここに紹介しよう。
2002年11月から3社共同で進めていた実験で、人間の細胞に電磁波をあてて、ガンの原因となるDNAの切断をはじめとするさまざまな細胞や遺伝子に異常が起こらないか調べたというものだ。
その結果、国の基準値の10倍の電波をあてても、細胞での影響は確認されなかったという。「携帯電話基地局からの電波の安全性について改めて検証できたといえます」「電波が細胞構造や機能に影響を与えてがん化するかもしれないとの主張を否定する科学的証拠の一つになるものです」と結論付けた。
その後2月10日の産経新聞では、 「携帯・PHS各社、新戦略を模索 最後の空白地帯で攻勢」という記事が報道された。飽和状態にある携帯電話市場の最後の空白地帯として、子どもと老人向けへの攻勢をかけるという。
もし10年以上の使用にリスクがあるとしたら、子どもが一番被害を受けることになるが、本当に大丈夫なのだろうか?
企業による研究はどこまで信用できるか?
単純に考えて、ケータイの会社が資金を出しておこなった研究で「シロでした」と報告されて、そのまま信用する人はどれくらいいるのだろうか?もしクロという結果が出た場合、その結果は公表されるのだろうか?
研究費のスポンサーによって研究結果に影響が出るという指摘がある。
もっともこの問題が懸念されてきたのが、製薬会社による新薬の開発に関するものだ。医薬品産業がスポンサーの研究の場合、公的機関の研究と比べてその医薬品に好意的な結果になる確率は4倍になるという 研究がある。またタバコ産業から研究費を受領している研究者が、受動喫煙が無害だという結論を出す確率は、利害関係の無い研究と比べると実に88倍
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図3スポンサーと研究結果の関係出典)MivcrowaveNewsJuly2006
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読者コメント
補償を請求とか、ほんと権利の行使においては隙がないねぇメディア関係者って
高圧電線の超低周波では、3本三つ編み方式の電線で電磁波を打ち消し合わせる方法があるそうですが、携帯電話の高周波も、人(DNAや遺伝子)に優しい技術開発して欲しいですね。
職業被曝についての調査がされていないだけでは。そういう意識で、厚労省が調査していないだけでは?
電車の中で使っている人を何とかする法律でも作ってほしい。
こういう時にいつも不満なのは、専門家が「ほんとうの情報を公開していない」と言うこときちんとしたデータを見るには、どのサイトへ行けばいいの?
電波(電磁波)と病気の関係を聞くたびに知りたくなるのが,アマチュア無線技師,警察官,無線タクシー,パイロット,放送局無線設備の技師等々,携帯電話より何百倍も強力な無線機を使っている人たちの健康に関する統計です。これらの研究はないのかな?そうすれば,電磁波と健康被害の因果関係がはっきりする。これらの人たちが一般人より健康被害を受けているという話しは聞いたことがないのです。あれば是非知りたいです。
「今回の調査結果を受けて、スウェーデン政府の放射線防護庁(SSI)は1月31日に声明を発表。」とあります。本日スウェーデンのSSIのサイト(英文のサイト)を覗いてみました。でも、当該の声明は見つかりませんでした。どこに公開されているのでしょうか?
車と一緒。じゃあ、それが無くて生活が出来るの?ってこと。公衆電話もあらかた撤去された今。携帯の便利さを知った今。携帯を手放せますか?できる事は、安全性を高めて行くだけ。
いろいろと皆さんのコメントをみると、結局、ケータイの電磁波を発し健康を害する為、ドコモを始め携帯会社は、日本国民に多大なる賠償をするべきということですね。
携帯電話の電磁波についてHPにまとめました。興味ある人はのぞいて見てください。 HP「けんこう歯科医院掛園浩」→その他→携帯電話の電磁波は身体に有害?
↓は、ネット風評監視会社の工作員である可能性有り。いい営業ネタを見付けましたね。歯科医師と称する掛園氏に化粧品に対するコメントを求めるのはお門違い。掛園氏も乗せられないようにして下さい。
掛園先生、マンダムコーナーでもご教示下さい
決め付ける根拠はない。
携帯電話から出る電磁波は弱い電磁波(波長の長い)です。しかし、強い電磁場が発生する為に、精密機械が誤作動を起こす事があると報告されました。 この電磁場を電磁波と混同された結果、携帯が生体に悪影響を与えると言う誤報が一人歩きしたのではないのでしょうか。
タバコの件で興味深い提案をした山中氏が、今度はマンダムのヘアーワックスで記事をアップしました。いままで聞いたことも無い内容で、とても味わい深いので皆さん、お読み頂くことをお勧めします。
携帯電話の電磁波に限らず、「マイナスイオン」「アルカリイオン水」「ゲルマニウム」等等、これらの詐欺商品を平気で報道する新聞社やテレビにつられて購入する消費者がかわいそうです。ある程度科学知識があれはこれらの商品がいんちきだとすぐわかるのですが、 消費者センターに相談すると、これらは詐欺ですとはっきり言っているのですが、
掛園氏はよく書き込んでますねぇ(苦笑)ともかく、トンデモ科学の類にあるように、一方からの情報を鵜呑みにするべきでは無いでしょう。というか、日本では通話よりメールのほうが多い気がしますがね・・・。
暗い部屋で携帯電話に蛍光灯(○型がよい)をくっつけた状態で携帯を送受信して蛍光灯が光った人は書き込みをお願いします。 同様の実験でブラウン管型のテレビ(電電をオンにする時)では、蛍光灯は面白いほど光ります。
携帯で受信でも送信でも同じ実験をしてみて下さい。なお、蛍光灯は直線ではなく、○型の方が感度が良いみたいです。
ですね。しかし影響要因は放射線に限らない気がしますし、携帯の影響を調べるなら受信ではなく送信の方がより重要だと思います。ちなみに、携帯電話のシステムとしては、端末の位置情報を通信網側で適宜把握しておいて、該当端末に電話が掛かった際には、端末の存在するエリアに基地局から電波を流す仕組みとなっています。
論より証拠:まず、暗くした部屋でテレビ(ブラウン管)の前に蛍光灯を置きます。そういう状態にしてテレビの電源を入れるとテレビから出る電磁波(場)の影響で蛍光灯が光ります。同じ条件で、携帯電話を蛍光灯に接触させた状態で受信させても蛍光灯は光りません。これにより、携帯電話の電磁波(場)はテレビよりかなり弱い事がわかります。ますは皆さんで実験して見て下さい。
高圧送電線の下で蛍光灯を振ると高圧送電線の電磁場で蛍光灯が蛍光するというテレビをみたことがありますが、これについてご存知の方ご教示下さい。 私の実験では蛍光灯にX線あてると蛍光灯は蛍光します。携帯電話では蛍光しませんでした。
携帯電話から出る電磁波が心配なら被爆測定器を携帯電話に取り付けると一番わかりやすいと思います(安価です。)だだし、これは宇宙や地面、テレビ等から出る放射線も測定してしまいますから、携帯に貼る分と持ち歩く分の2つが必要です。2つの差を比べて見て下さい。
植田記者の前作記事「ケータイ安全性評価、たった一匹だけで判断 総務省にデータ偽造の疑い」でも読んでおいて下さい。末尾の関連記事欄にも、タイトルが掲載されています。
WHO(世界保健機関)の報告書は、各国の首相も認めている最も権威のある国際機関です。問題なのはこのWHOの報告書をねじまげて引用する人がいる事です。現在、岐阜大学医学部高岡健助教授はWHOの報告書をねじまげて報道したとして責任追及されています。詳細はHP「けんこう歯科医院掛園浩」→タバコ→受動喫煙悪くない:週刊現代ポストに噛み付く
携帯の電磁波が発がん性物質かどうかの鑑定はそれ程、難しくはないと思います。受信状態の携帯電話の状態の真横で動物を24時間数年飼い続ければわかると思います。そんな実験して動物で発がん性がなかったのではないのでしょうか。発がん物質の鑑定は困難ですが、
取り過ぎには注意すべきだと聞きます。TVやPC用のOAフィルターの最たる目的は疲れ目の軽減にあります。
地面からの放射線は、頭部までの距離がある為、影響が相当減少するように聞いた覚えがあります。また都合の悪い情報は修正されがちなので、WHOの報告も鵜呑みにして良いかは疑問ですね。
がんを予防したいならタバコ煙を吸わない事です。建物内で喫煙した場合、喫煙者はタバコ煙に含まれる発がん物質の約4%を吸い込みますが、残り96%は換気されるか或いは紫外線等で分解されるまで建物内にいる人すべてが吸い続けます。厚労省は、乳がんの最大の原因は他人のタバコが原因だと発表しています。
ネットで電磁波を検索すると「フリー百科事典」には、WHO(世界保健機関)が2001年に電磁波がコーヒーと同レベルの発がん性の疑いがあるかもしれないと記述されていますが、私の持っている資料(2005年)では、WHOは電磁場について大規模な調査をしたが、これらの調査で健康に特別悪影響はないと記載されています。またコーヒーについては、下記に記述します。
1978年に高山昭三博士はカフェインに発がん性があると発表しました。しかし、4年後、みずから自分の研究が誤りである事に気づき発がん性はないと発表し直しました。この間、コーヒー(カフェイン)が危険だという誤った情報が一人歩きしました。これについての詳細は「けんこう歯科医院」→むし歯予防→フッ素は危ないという人の意見→フッ素が骨肉腫に記載しています。
携帯電話から発生する電磁波の種類と量のデータがあれば一番わかりやすいと思います。 テレビからは有害な電磁波(放射線)が放出されますが、この量は1mrem/年です。従って、有害ではありますが、地面や宇宙から浴びる放射線の約1/80です。従って、テレビに鉛入りのガラス(非常に高価)を取り付けるより、鉛入りの敷物や鉛入りの傘を使う方(重くて持てない?)が、被爆量は少なくなります。
テレビに貼る青いシートか。懐かしい。もしかしたら今新しいのがあるのかも。年バレだね。日本には御用学者も多くて、気を付けなければいけないが、ヨーロッパでの研究論文を鵜呑みにして、日本の研究はおかしいと抗議する植田氏の姿勢もどうかと思う。確定している論文じゃないんだから。
>携帯から出る電磁波をカットするような商品を売る出すための類の故意の情報プロフを見た処、職業欄にはメディア関係者と書かれていますので、それはないと思いますけど。^^;エセ広告の類は許されませんね。
昔、テレビから電磁波が出ているからテレビの前にシートを貼ると電磁波をカットされるという商品がありました。これと同じように、携帯から出る電磁波をカットするような商品を売る出すための類の故意の情報ではないでしょうか。テレビ用のシートは全く意味がありません。たたのプラスチックの板です。今日の西日本新聞にもマイナスイオンの商品が掲載されていましたが、詐欺同様の商品を平気で紙面に掲載しています。
この植田氏が、ある特定の論文を根拠に話を膨らませて、携帯電話の電波がいかに危険か、改善の余地がある技術であるといったことよりも、企業叩きのネタにしている点にある。その為、掛園氏の再確認を求めるコメントを無視しているのである。
また、電磁波そのものが電磁場の変動ないし波動であるのだから、通過と伝播を分けることにあまり意味はないように思います。医療用検査機器に関しても、実用に耐える最も適切な電磁波が利用されるのは当然であり、利用されていないからと言って、即通過しないとするのも疑問を覚えます。ともあれ、ご指摘や情報には参考になる面が多々ありますが、完璧とは言えない危うい面があるように思います。
掛園氏の主張には、矛盾や論理の飛躍があります。頭蓋骨を覆う皮膚や筋肉は携帯電話の電磁波は通さないと言っておきながら、携帯電話を鉄の箱に入れても受信できるのは、電磁波が鉄の箱を通過しているのではなく、鉄の箱が振動を伝えているだけだとご主張。送受信の電波の違いがあるとは言え、そこまで極端な差があるとは思えません。
ネット上に流れている情報は文責がないので、これを鵜呑みにしない方が賢明です。論文の半分は捏造だと言われています。私のHP「けんこう歯科医院掛園浩」→その他→「猫ひっかき症で生理が来ない」という論文を掲載した所、日本ではそのような報告例はないとの指摘があったので、著者に問合せた所、世界で1症例しかない報告例を挙げているのが、判明しました。全くひどい報告書でした。
電磁場→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E5%A0%B4電磁場の変動が波動として空間中を伝播するとき、これを電磁波という。と書かれています。絶対値と変動の違いこそあれ、両方共に注意が必要ではないでしょうか。
みなさん勘違いしていないですか?例えばドアーを閉めた部屋にいても、隣で騒いでいたら、雑音が聞こえます。雑音は、空気を伝わって聞こえてきますが、けして隣の空気が壁を突き抜けてくる訳ではありません。壁が音波の振動を伝えて、隣の部屋の雑音を伝えているのです。携帯電話を鉄の箱に入れても、受信できるのは、電磁波が鉄の箱を、通過しているのではなく、鉄の箱が、振動を伝えているだけなのです。
私は、この記事を掲載した植田武智氏に、「携帯電話から発生して問題になるのは、電磁波ではなく、電磁場の誤りではないでしょうか。」文献を再確認して下さいとお願いしていますが、まだ回答がありません。まずは、植田武智氏の再確認の報告がきてから、議論する方がよいと思います。
頭蓋骨にも穴や隙間はありますが、頭蓋骨を覆う皮膚や筋肉があります。皮膚や筋肉は、携帯電話の電磁場は通しますが、電磁波は通さないでしょう。携帯電話程度の電磁波が皮膚や骨を通過するならば、レントゲン写真にわざわざ危険なX線を使わなくて、携帯電話の電磁波で代用する事が可能になります。もし、これが可能になれば、MRIに次ぐノーベル賞クラスです。
携帯電話用の電波は違うでしょう。携帯端末のアンテナや端末全体を手で囲っても受信感度はほとんど変わりませんよ。隙間があれば尚更です。頭蓋骨にも穴や隙間はあるでしょう。
紫外線は、X線やガンマー線のように透過性はありません。電磁波が脳腫瘍を引き起こすならば、厚い骨を透過させる電磁波が必要です。電磁場なら脳の中まで通過しますが、携帯電話で発生する電磁波は透過できないでしょう。(下に続く)
携帯から出ている電磁波はギガヘルツの世界です。例えば、懐中電灯の光(電磁波)を100万個集めて頭部に照射しても、脳の中まで電磁波は届きません。骨を通過させるには、電磁波の量ではなく、質が必要なのです。X線やガンマ線は少ない量でも骨を通過させます。
電波の波長は長い上に、携帯端末の最大出力は数W程度ですね。電子レンジも電波の一種であるマイクロ波を利用しているけれども250とか500W、こたつも赤外線を利用しているけれども数十Wといった所?ですから、この程度であれば、例え至近距離であっても、使用時間が長くなれば、影響がないとは言えない?といった所でしょうか。頭部ですし。周波数毎の特徴には注意が必要かも。
電磁波 Wikipedia→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2波長の長い方から、電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線などと呼び分けられている。
紫外線照射と皮膚癌《 九州大学薬学部教授 正山征洋 》→http://www.teikoku.co.jp/contents/iryo/derma/13_sigai.html紫外線によるDNA損傷、皮膚癌発症の因果関係は、やはり既に証明されているそうです。他にも、ヤフーで紫外線 皮膚癌で検索すると、同様の趣旨のサイトが多数表示されます。
紫外線 Wikipedia→h ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A紫外線(しがいせん)は波長が10-400nm、すなわち可視光線より短く軟X線より長い不可視光線の電磁波である。・・
掛園氏の意見は、距離や強度等による影響度合を全く考慮していませんね。宇宙から届く紫外線は、オゾン層で吸収されてもいます。最近、オゾン層の破壊が問題視されているのもそういった事情があるでしょう。紫外線も電磁波の一種ですが、皮膚癌の原因になることは認知されているのでは?
これまでの研究では電磁波による影響はないとされてきたのかもしれませんが、都合の悪い情報は操作されるものであり、これまでにも今回のような気になる報道は時折聞かれます。いずれにせよ、脳腫瘍が発生することは事実です。そしてそれは遺伝子に異常が起こる為です。その理由はまだよくわかっていません。疑わしきを否定しているのは、左記の記事ではなく貴方方です。正当な根拠も知能もない方の発言だと私は思います。
探査人工衛星の電波を受信する巨大なアンテナは超高性能である為、微量の電波でも受信出来る訳です。影響は無視して構わない程度にせよ、ゼロではないでしょう。ラジオ波にしても同様だと思います。しかし、それらに比べて携帯の影響はより大きいと思われます。
現在、電磁波が届いている距離の実測地は、百数億光年です。下記の数百光年は、百数億光年に訂正させてください。おさがわせしました。
電磁場は省エネタイプの半導体に対して、微弱の電気を発生させる事があります。従って携帯電話などが発生させる電磁場(電磁波ではない)が、医療器具をご作動させる場合があります。これは、電磁場の影響であって、電磁波の影響ではないのです。電磁波は、数百億光年の宇宙からも届きます。携帯の電波が数十キロ飛んでも、何も驚く事はないと思います。ラジオは数千キロも飛びます。
太陽系を調査した探査人工衛星は、地球からとんでもない距離を飛んでいるのに正確に電波を伝えています。この電磁波は地球上にいる人すべて(表側)が受けています。でも何の影響もありません。電磁波であるラジオ電波をどんなに強く出力を上げても、X線の持つ人体に有害な電離作用はありません。
しかし、掛園さんは専門分野でなくともかなりしっかりと調べられてるみたいですし、ご本人にその気があれば良いコメンテーターになるでしょうね。但し、意見の妥当性や正確さに加え、書き込み内容をもう少し端的に取り纏めて頂ければと個人的に思います。
発信される電波には、最大で数km先の基地局に届く程の強度はありますよ。基地局との距離によって強度は変化する仕組みとなっているようではありますが。
にしても、掛園氏はホント暇な方ですね。読者コメントへの対応はキリがないので、このサイトでは行われていませんよ。また、コメント欄はあなたがエラそうに評論をしたり、筆者に質問をする場ではありません。とのことです。連続投稿する前にFAQ位は読んで下さい。
影響度合は強さの他に時間や距離によっても変わるはず。電磁波や電磁場、マイクロ波について詳しくない方の発言は心許ない。
携帯電話からでてる電磁波は安全で、携帯からでている電磁場が問題なのか?
携帯で人体に有害な電磁波(ガンマー線やX線)が出せる性能はないでしょう。0.12オングストロームの波長のX線を出そうとすると8万ボルトの電圧が必要です。0.04ÅのX線では24万ボルトが必要です。もし携帯にそのような性能があった場合、感電したら、意識はなくなるでしょう。電極も、超高温に耐えるタングステンが必要になってきます。そして電池は人工衛星に搭載されている電池レベルが必要になってきます。
電気を流すと電気を流した周りに磁気が発生します。この磁気を帯びている空間を電磁場といいます。 電磁波とは、光と同じ速度で空間を伝わっていく波動の事です。波長の長さによって、電磁波の強さが変化します。波動の大きさによって、名前がつけられています。マイクロ波とは、その長さの波長の事ではないでしょうか。
電磁場は何が違うの?マイクロ波は?
テレビからは、電磁波(X線)が出ています。これは、高圧の電子を放出する為です。米国の15歳がテレビから受ける放射線量は1mradです。しかし、地面と太陽から降りそそぐ、照射線量はテレビから受ける放射線量の80倍以上にもなります。テレビから受ける照射線量を気にする人は、人間の力では持てない程の鉛の傘とけして人間の力では動かせない鉛の敷物の上で過ごす事になるでしょう。
じゃぁ、テレビ売り場の人間は、こんなに危険な労働環境で働かせたって、訴訟起こせばウハウハだな。また、客として行った場合でもOKだな。
と言うのは、どこのマスコミでも暗いニュースが多いもんですよね。それによる注意喚起を目的としていたりするのでしょうけど。日本人は、公の場では畏まるのが当然でユーモア=ふざけてるという意識が強いのではないでしょうか?芸能やスポーツ関係のニュースを加えれば、サイトのイメージも変わるかもしれませんね。ちなみに、ブラウン管を用いたTVやディスプレーからは、電磁波が出ていますよ。
電磁波で問題になるのは、波長の短いガンマー線やX線です。携帯電話からガンマー線やX線を発生させる程の出力の電池は搭載されていないと思います。電磁波ではなく、電磁場の間違いではないでしょうか。植田様、ご確認下さい。
メノナイト派やアーミッシュの様な生活を送れば、長寿間違いなし。電磁何とかを発生する機械のそばにはいないし、タバコは吸わないし。
電気カミソリ、IHクッキングは危ないと言う人いるなぁ。そう考えると、テレビとかパソコンもそうなんじゃないか?
電磁~に発ガン性があるのなら、真剣に研究されるべきだが、このサイトはその探究をないがしろにして、単に大企業を叩くことに終始しているのが問題。
携帯から発生して問題になるのは、電磁波なのでしょうか?電磁場なのでしょうか?これをはっきりしないと討論がおかしくなります。よくこの違いを混同する人がいます。植田武智様へ、電磁場ではなく、電磁波で間違いないのでしょうか。再度ご確認下さい。
発症すれば完治が難しく平均余命が10年にも満たない難病となれば、1人でも犠牲者を出さないように注意すべき問題でしょう。ましてや、少なくとも、国内だけでも相当数の人に影響が及ぶ可能性があるとなれば、慎重に今回の結果を受け止めるべきではないでしょうか。
「神経膠腫は大脳、小脳に関わらず脳実質内のあらゆるところに発生する腫瘍で、全脳腫瘍の約3分の1を占め、最も発生頻度が高い腫瘍です。」といった風に、発生頻度が高い腫瘍であるように書いてありますね。10万人に何人というのは、年間単位でカウントされているのでは?
もっとも~を記入した者です。素人は数字とハンコに弱いから、何となく信じちゃうからね。異論と反論がいろいろあると良いですね。
手術のみでは治療が望めない腫瘍神経膠腫(グリオーマ・glioma)→http://aquablue.littlestar.jp/bekkan/gaiyou3.htm
日本神経病理学会神経膠腫 Glioma→http://www.jsnp.jp/cerebral_3.htm
日本脳神経外科学会神経膠腫(グリオーマ)とは→http://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/204.html
述べたまでですよ。レベルの低い人にはわからないでしょうが。数字や統計が出て来たからと言って、鵜呑みにするのは危うい。世の中、悪意を以って情報操作や誘導する人間もいます。掛園氏がそうだとは言いませんが、根拠は明示する必要があるでしょう。意見や主張に適切とは思えない点があるのが気になります。
異論、反論を許さない、このサイトには掛園氏の意見は目障りでしょうがね。
否定するだけが能じゃないのではないか。客観的に数字や統計の話をする掛園氏の意見にも耳を傾ける価値ありと思う。最初から、どちらかに偏った話は沢山ですよ。
仮にも本当に医師であるのなら、売名行為を謀るより実力で優秀な医師を目指して下さい。本件の調査手法には、貴方が懸念するような初歩的なミスはないでしょう。調査対象者には患者1521人が含まれている旨が記載されてもいます。
マイルドセブンに「ボロニウム」の記事で、何度もコメントされていた歯科医師の方ですね。白血病が人口10万人に対して数人の割合でしか発症しないのなら、たまたま高圧電線の下に住む地区の住民の数人が白血病になっただけという話にはならないはずです。医師が頼まれもしないのに専門外の問題に対してベラベラと口を挟むのは不見識というものです。正確さにおいても甚だ心許なく感じます。
掛園さん、こちらにも参戦ですね。正しい知識を教えて下さい。お願いします。
神経膠腫の発症頻度は人口10万人に対して約4人です。従って、今回調査された人数が5千人程度ですので、5千人のうちたまたま1人多く、神経膠腫に罹患した場合、計算上は20倍も多く発症する事になります。 この調査方法はあまりにも母体数が少ないのではないのでしょうか。 科学的に結論を出すには追試が必要だと思います。
携帯電話がどれくらいの電磁場があるか知りませんが、現在、人間が人工的にもっとも電磁場を浴びるのは、医療診断で使うMRIです。これはテラス級の強い磁場を生体にかけます。次に強いのが、リニアモターカー(磁気浮上新幹線)です。これらの磁場については、多くの研究がなされましたが、特別に影響はないとの事です。脳は電気信号で情報をやり取りします。この際、脳の中でも磁場が発生します。
以前、高圧電線の下に住み人が白血病のリスクが高いとの報告がなされました。しかし、白血病は人口10万人に対して数人の割合でしか発症しないので、たまたま高圧電線の下に住む地区の住民の数人が白血病になっただけだったのです。他の高圧電線の住民は全く問題がありませんでした。そかし、これをマスコミが電磁場は危ないと報道しました。これの類ではないでしょうか?
危険性についてそれを端から考え様ともせず、現状を肯定するような発言が見受けられますが、幼稚で無責任極まりない思想だと思います。それでは解決策を生み出す姿勢も進歩自体もありません。どうしたら、このような考え方が出て来るのでしょうか?良心のない人が、何人かに1人いるそうですが、恐ろしくも迷惑な存在ですね。
私は携帯使ってないけど、仕事で持たなきゃいけない人もいるからねぇ。
車に批判的な奴は歩け! 原発に反対する奴はランプで暮らせ!・・・全くその通りだと思います。植田さんの「頭の右左どちら側で使っているかを、今のうちから記録しておいた方がよい」とあります。なぜそこまでして使わなくちゃいけないんでしょう。自身は文明の利器の利便性を享受しながら、周りの人間の恐怖心をただ煽るようなコメントは説得力に欠けます。
問題の商品に対して「使わなければいいじゃないか」って、賢い自分にうっとりできました? 車に批判的な奴は歩け! 原発に反対する奴はランプで暮らせ! ついでにそんなに日本が嫌いなら外国へ行け! と同じじゃん。「携帯電話会社へのクレームを携帯でして」も構わないんじゃないの? たぶん、問題の意味が根本的にわからないんだね。アスベストがいやな奴はホームレスになれ、とは誰も言わないよ。
使え
この手の話題には食傷ぎみなのですが、携帯端末の場合には利用者に特権が与えられています。携帯を使わないことです。いくら携帯が高速化しようが、高機能化しようが、使わないという選択肢があるのですから使わなければiiじゃないですか。自己責任を取れない人が人に意見するのはおかしい。※本件で携帯電話会社へのクレームを携帯でしていたら大笑いですね。
常識化した化学合成着色料等の身体への悪影響でも否定しそうな勢い。企業のやることには間違いない、なんて盲目的に思っているとすれば、時代錯誤。いずれ痛い目に遭うでしょう。脳腫瘍などの病気になっても、自己責任で文句は言えませんね。
JALの遅延補償問題記事でも、加藤五郎と名乗る人物が反論攻勢を掛けてきていたなぁ。2ちゃんやライブドアの掲示板まで使って、執拗にMyNewsJapan叩き。工作員としか思えなかった。
↓は、1.39,0.98,1.13という数値を基に大雑把な計算をしただけですけどね。電子レンジも携帯も電磁波を利用しているし、携帯の周波数や出力が上がれば影響は増大するでしょう。高速データ通信を可能とする次世代携帯による影響はより深刻化すると思います。
左右で偏りがあり、携帯電話を利用する側に誤差では済まない、平均比39%増(実際はそれ以上)というより多数の発生症例数が発見されたとなれば、携帯電話の使用による影響をリスクと懸念するのは当然。通常なら政治的圧力によって、この手の都合の悪い報道は封じ込められるが(そもそも、国際癌学会のレポート自体に政治的配慮はなされているはず)少しでも出てきたとなると、用心するに越したことはない。
実際に左右の母数が1:1であれば平均でいいでしょう。そうでないのでおおまかに「合計」とかきましたがさすがに2.37なんてのは思ってないですよ。いずれにせよ全体では統計的に誤差範囲というのはこの記事ですら明記されていることなのに、なぜそれと矛盾する「ケータイ使用10年以上で脳腫瘍リスク」という文言を抵抗なく受け入れられるのか不思議です。
合計ではなく平均だろ。まさか1.39+0.98=2.37なんて思ってないよね?平均すると(1.39+0.98)/2=1.185。1.13倍が誤差範囲と言うなら、1.185倍と1.13倍も誤差範囲内。1.13倍でも結構な違いですよ。
見込める見込めないの問題ではなく、それを調査した処、10年以上の利用者においては誤差では済まない腫瘍発生リスクが確認された。ということで、ニュースになってるんでしょ。学習能力はないのか?それだけこの記事に拘る理由は何?実名を出すとは思えないが、ペンネームは実名か?実名なら何故こんな不特定多数が見る掲示板で実名を使う?ともあれ、くだらんやり取りは辞めましょう。
>考えられるのは 00:26その条件では双方の腫瘍発生数を合計すると「10年以上携帯電話を利用」するだけで相応の発症率上昇が見込めなくてはなりません。しかし、左右いずれに出るかという点を考慮しない場合の経年利用による発症率の変化は誤差範囲であるという記述に矛盾します。ですから適当とはいえないでしょう。
レッテルうんぬんと言って、自分の欠点がわからないようでは、コメントする資格はないですね。
10年以上携帯電話を利用している人を調査した処、携帯電話機を耳に当てている側に腫瘍が出来た症例が、標準的な腫瘍発生数に比べて1.39倍見付かり、耳に当てていない側に腫瘍が出来た症例は、標準的な腫瘍発生数に比べて0.98倍だったという場合が考えられますね。標準のサンプルとなった人達も携帯を使っているはずなので、実際のリスク率はそれよりも高いことになります。
この意見に、賛成です。先日、私は原因不明の、頭痛になりました。携帯電話を、毎日、使用してからです。もう、死ぬくらい、すごい頭痛でした。メーカーは、ドコモです。ですから、携帯電話の、使用頻度と、脳の異常は関係があると思います。
記事の誤りを擁護するために、「いいかげん」「工作員」などレッテルで逃げるべきではありません。間違いの指摘が不当だと主張したいのであれば、理解したうえで反論してください。
やりとりをかみ合わせるつもりがあるのなら、OR=1.39の値を得た上で「脳腫瘍の発生率の向上」を導き出するにふさわしい条件の組み合わせを提示してください。
貴方は、いい加減なことを主張したりするし、本件の事実を取り纏めて主張するだけの力量は持ち合わせていないように思います。我々がWileyの記事で紹介されている研究結果内容をよく理解出来ていないということを言っているのであって、英国紙や左記の記事内容が誤りであるとは言っていません。あとやり取りを噛み合わせずに、茶に濁して誤魔化すのも辞めて下さい。これ以上、議論しても無駄ですから辞めましょう。
ではこの記事のタイトルが誤った印象を流布していることについては同意されるわけですね
不適切なのではなく、問題があるとするならば、英国新聞紙の内容そのものですよ。もっとお互いに正確な発言を心掛けましょう。
>私が指摘した通りの 23:02 02/24 2007そうですか。では英紙の39%という数値については話がややこしくなるのを避けるため追求を控えていたのだと思います。確認できないため混乱してしまい申し訳ありませんが、原著論文を引用した今回の記述のほうが確度は高いです。また、いずれにせよ論旨自体には変化はありません。
普通に考えれば「腫瘍のある側での利用」と「腫瘍のある側での非利用」のORが1.39、「腫瘍のない側での利用」と「腫瘍のない側での非利用」のORが0.98となります。両側で使う人がいますからね。これが「発症率のそのまた増加率」の根拠だとする場合の組み合わせを想定することは困難です。
ことを黒田氏は言われていましたよ。これは間違いありません。
前回英紙記事をもとに植田記者の翻訳が不適当である点を解説しましたが、納得されない方がおられたので今回は正確を期すため原著論文にあたっています。OR=1.39をもって39%の増加とすることが誤りなのは明らかですが、これは原著と英紙を比較してはじめてわかることです。
WileyInterscienceの記事では、10年以上携帯電話を使っていて頭に腫瘍のある側のORが1.39、反対側のORが0.98とありますね。何を1の基準にしているのか、ここで言うORの意味自体がよくわかりませんね。Wileyの記事には研究者の連絡先が書かれているので、記者の方に調べて頂いて確認結果をコメント頂きたいです。
消されてしまったので確認できませんが、先日の書き込みでは「英紙の大意は誤りではないが数値の取り扱いに問題があり、『39%増加』とするのは適当ではない」といった旨を書いたと記憶しています。
主張する出鱈目を見抜けない人も嘆かわしいですが、それによって被害を被る人が出ることはもっと嘆かわしい。この手のやり口は許された話ではない。ちなみに、私は左記の記者ではありません。誤解なきよう。
..found, whereas similar use on the opposite side of the head resulted in an OR of 0.98(95% CI 0.71, 1.37).
英国の新聞記事には、ちゃんと書いてありますね。失礼。さすがです。
書き間違えました。2度とも誤りで主張内容が全く異なるとなると、もはや黒田氏の言うことは出鱈目と受取られても仕方がないかもしれませんね。英国の新聞記事も、より正確には「携帯電話を当てている頭部半分側において39%」と書くべきでした?ね。
10年以上携帯電話を使っている人の頭部の内、携帯電話機を接触している側のORが1.39、反対側のORが0.98、の書き間違いでした。訂正しておきます。
腫瘍側で携帯を使っていなかった人のORが0.98、腫瘍側で携帯を使っていた人のORが1.39、と書かれているようなので、比較される基準対象は、黒田氏の言う上述のような前提対象ではないように思われます。よって英国新聞紙の記者の記事に誤りはないだろうと思います。黒田氏はもっともそうなことを言われますが、意図的な印象を受けますし信用出来ません。
『脳腫瘍があって、携帯電話を10年以上使っていたひとのうちで』という前提もどこから出てきたのか、明らかでありません。「腫瘍側で携帯を使っていた人のほうが、腫瘍側で携帯を使っていなかった人よりも1.39倍人数が多かった」という箇所も誤りではないですか?
黒田氏が以前に書き込んで消されたコメントにおいては「『脳腫瘍があって、携帯電話を10年以上使っていたひとのうちで』腫瘍側で携帯を使っていた人はその39%だった」と主張されていましたね。内容が全く変わっていますが、書き間違いだったのでしょうか?「その変化をオッズ比として計上することができない」という所も、表現や指摘として可笑しいように思います。
このサイトは、煽動が目的なので、そんなに真剣にならない方がいいですよ。
ですからオッズ比1.39というのは「『脳腫瘍があって、携帯電話を10年以上使っていたひとのうちで』腫瘍側で携帯を使っていた人のほうが、腫瘍側で携帯を使っていなかった人よりも1.39倍人数が多かった」という意味。故に脳腫瘍の発生リスク自体はこの数値と関係ない。39%増加ってのは明らかな誤報
オッズ比というのは事象Aと事象Bとの発生件数の比率だから、オッズ比1.39という表記をもとに「発症率39%増加」というふうに訳すのは明らかな間違い。なぜなら発症率自体が確率なので、その変化をオッズ比として計上することができないのです。
日本語訳>10年以上利用していたうちで、携帯電話を使っていたのが腫瘍のあった側だったという報告についてオッズ比1.39という統計的に有意な値が見つかった。
www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/114072761/For more than 10 years of mobile phone use reported on the side of the head where the tumor was located, an increased OR of borderline statistical significance (OR = 1.39, 95% CI 1.01, 1.92, p trend 0.04) was foundここが肝心なところ。読めばわかる。
ネット風評監視会社の雇われ人連中達が徘徊していたようですね。労働時間が終わって靜かになったか?ガーラか、ピットクルー辺りの連中でしょうね。
携帯の鉄塔アンテナの問題も取りあげて下さい。あれ、迷惑ですよ。建てられると、あたり一帯の不動産価値も暴落するしね。大問題ですよ。
they were 39 per cent more likely than average to get a glioma on the side of their head where they held their handset.*glioma=脳神経網腫瘍,handset=携帯電話機。
when they looked only at people who had used a mobile for 10 years or more, they found that(続く)
読みましたが、内容としては「これまでの調査は短期間利用時の調査であった為に影響がないとされてきたが、10年以上携帯電話を利用している人を調査した処、電話を耳に当てている側に腫瘍が出来る確率が平均よりも39%高い」と書かれてますね。
もはや、黒田広一と名乗る人物は、英語が読めないか工作員である為、何を言っても無駄ですよ。全く信用出来ません。
記事全体の内容の流れを全く無視して、一部だけ抜き出して都合良く反論。意図的に反論しているのが見え見えだな。明らかに誤訳と主張し、原著論文まで探し出したと述べるからには、英語が読めない者の単なる勘違いではないはず?工作員である可能性が極めて高い。貴方の言ってることの方が明らかに全て誤まっていますよ。原著論文うんぬんについても、英国紙記者が勝手な思い込みをするはずもない。ホント最悪ですね。
英語が読めない(又はそこまで読まない)と思って、露骨な工作活動をするなよ!黒田広一と名乗る人。記事のタイトルが「Mobile phone use 'linked to tumour(腫瘍)」となっているし、“the scientists-”の箇所は、本件調査結果が出る前の話(Before-と同文の頭に書いてあるでしょ。)
インテルが第3世代携帯電話としても認可申請を行っている次世代無線LAN“WiMAX”用の周波数割り当て先を、総務省が参入希望者14社の中から3社程度に決定する方針であるが、競争を促進させるべく新規事業者に優先的に割り当てるべき。仮に既存事業者に割り当てるなら、競争入札させて公共資産である周波数の利用代を課税すべき。通信会社は不当なやり方で過剰に儲け過ぎ。
嘘を信じ込ませて、大衆を騙して躍らす悪のテクニック。個人はどうでもいい国なんだよね。癒着によって、甘い汁を吸える一部の人間は、自分達の利益だけを最優先している。安全性のみならず、料金においても同様。競争がほとんど行われず、料金が下がらないのも、政官財で癒着しているのが原因。政官は事業会社から金銭その他を受け取るべきではない。国民は、監視して声を上げるべき。
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