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『いい会社』発売&正誤表

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幸せな女の子
この子はきっと幸せなキャリアを歩めるでしょう

執筆に半年強を費やした単行本『 いい会社はどこにある?』が11月末に発売された。2022年は、これしかやってないくらいだ。一番読むべきなのはこれから進路を考える高校生なので、平易な文章にして、かつ注をたくさんつけた。これは、筆者が高校・浪人・大学時代に読んだビジネス書が、社会人としての前提知識を要するものが多すぎて(大前研一、堺屋太一、野口悠紀雄…等)、当時、よく理解できなかったからだ。20~40代の就職転職に不安や悩みを抱える人だけでなく、未成年の子を持つ親へのプレゼント品としてもご活用いただきたい。重要なことは、まず事実を知ること、全体像を知ることである。

一家に一冊『家庭の医学』の就職転職キャリア版――みたいなものを目指して、必要な論点を網羅的に書いたため、必然的に辞書みたいな本になってしまった。今年の春の時点で、最初は400ページくらいかな(『ファクトフルネス』のイメージ)と思っていたが、ページ数は文字の大きさやページあたり行数によっても変わり、実際に流してみないとわからない。

605正誤
①605ページ:数字のメモリミス

図表が多いこともあり、途中で試算したら600ページを越えそうだとわかり、そうなると、50ページくらいカットしたところで大差なかろう、どうせなら全てを書き切ろう、と考え、終わってみたら850ページになっていた。出版社も、よく出してくれたものである。これが1980円というのは、とんでもないコスパのよさで、こんな安売りしてしまっていいのだろうか、と心配になる。改めて、本というのはお得な商品だと断言できる。

紙媒体は、電子媒体に比べれば効率の悪いメディアとも言えるが、アナログペンで自由にメモや図を描け、眼に優しいこともあり、記憶への定着は高いと感じる。電源不要で持ち運べるメリットもある。一方で、電子版は、検索ができたり、全編カラーにして図表を見やすくできる(紙はコスト面でできない)。

773正誤
②773ページ:軸名の記載漏れ

紙のメリットの1つとして、改ざん不能性から来る高い信ぴょう性がある。一度紙に刷ったものは修正できないので、刷る前に、何度も慎重に事実確認をせざるをえない。β版でとりあえず出して修正していく、というITサービスみたいなことは、物理的にできない。

ところが、何度確認しても漏れるものがある。筆者には思い込みバイアスもあるので、自分では気づけないことがある。編集者、図表デザイナー、外注の校閲専門業者、QRコード作成担当のクラウドワーカーなど、本の制作には様々な専門職の方たちが関わっており、ダブルチェック、トリプルチェックするが、すり抜けてしまう。850ページもあると、ノーミスは、まず不可能だ。これは人間の仕事なので仕方がない。

798正誤
③798ページ:QRコード作成ミス

画像添付の3点は、すでに増刷した際に修正済みであるが、初版を購入されたかたには申し訳ないので、正誤表を掲載しておく。元図を出版社側が移植する際のミス(①②)と、QRコード作成ミス(③)。今回、出版社にはQRコードを200個以上つけるという斬新な試みに挑戦して貰ったこともあり、確認箇所が増えた。私もすっかり任せっきりで、QRすべての接続確認はしていない。

読者のかたで、もし他に事実関係のミスを発見されたら、ご一報いただければ幸いである(随時発見され次第、ここに追加していく)。

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