ポスト戦後のキャリア論-4 動機を顕在化するには①
あなたのコアとなる動機は何ですか?仕事人生のなかで本当に実現したいことは?と聞かれて、惑わずに自信を持って答えられる社会人など、孔子が「不惑」と述べた40才の人たちであっても稀だろう。本章では、動機の発見と顕在化について、詳細を述べる。
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- 避けて通れない問題
- 最後は「人」で選んだ就活
- 外資証券(23才~)
- アナ時代(24才~)
- 主婦業に(28才~)
- 登りたい山を決める
- 20代後半までに固める
- 「人生最後の日」理論
- 内発的動機=自己実現欲求
- 10億円あってもその仕事しますか?
- 書き出してみる
避けて通れない問題
自分は何者であって、人生において何を為したいのかなど、あまりに難しい問題すぎて、考えたくもない。真剣に自分と向き合わねばならないから、しんどすぎる。だが、ことキャリアの成功、幸福のキャリアについて考えるならば、避けて通れない問題だ。
しかも、優秀な人ほど悩みは深くなりがちである。なぜなら、能力(ポテンシャル)の高さによって採用試験で受かりやすいため、選択肢が多く、本来の自分の内なる動機とは異なるもの(周囲の期待や他人の評価、高い給与など)に惑わされがちだからである。
私が取材しているなかでも、「30代に入ったが、まだ熱中できるものが見つからない」といった悩みを打ち明ける人は多い。
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『7つの習慣』
マズローの欲求段階説
『プロフェッショナルの条件』
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名文。元気がでました。
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