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プルデンシャル生命 元中小企業脱サラ営業が語る成功法則「優秀だけど、起業できるほどではない人向けです」

情報提供
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30代半ばで2500万円プレイヤーに。2000万円以上は安定して稼げるようになっているが、出ていく経費も多い。上位400人ほどが行けるハワイ社員旅行にも参加。
 『10年後に食える仕事 食えない仕事』でも示したとおり、今後、日本が財政破たんし資本や経営が外国に浸食されたとしても、「日本市場向けB to Cの対面営業職」がインド人・中国人に置き換わることはない。日本人メリットが大きく、くいっぱぐれない職種の代表格だ。なかでも、報酬面・能力面から、現在のところその最高峰とも言われるのが、保険営業である。プルデンシャル生命では週2回の会議に出席する以外は自由というノマド的な働き方が可能で、理不尽な異動や搾取もなく、評価の納得性も高い。ワークライフのバランスも自分次第で可能。では、どのようなタイプが成功し、どのくらい厳しい世界なのか。営業の第一線で働く30代のLP(ライフプランナー)にリアルな実態を聞いた。キーワードは「仕組み化」である。
Digest
  • 3年で3倍の収入に
  • 高業績者の特徴とは
  • 自動的に契約がとれる「仕組み化」
  • 支社長―営業所長-LP
  • 毎日、順位が更新される
  • 1億円超は15位以内
  • 2年目までに35%が離職
  • 最初は「人生の通信簿」
  • 週2回拘束だけのノマド


3年で3倍の収入に

私は90年代に都内の私大を卒業し、中小のサービス業に新卒で就職。新事業の立ち上げなどやりたいこともやらせて貰い、入社して10年ほどたった頃には、約700万円の年収を得て、経費も使えるし、それなりに満足していました。

30代になった頃から、会社組織の常として、私も、現場から離れてマネジメント的なポジションに就くようになり、「自分がやりたいのはマネジメントなのか?」と真剣に考えました。「それに人生をかけられるのか?」と。

それで、「やはり、自分に向き合った、目の前の顧客のために働くのが、自分がやりたいことだ」と思いました。さらに同時期に、自分の同年代の友人らで、IT起業ブームに乗って年収2~3千万稼ぐ人も出たりして、お金の問題も考えなければ、と思ったんです。つまり、自己実現と収入をどうするか、です。

20代のころから、大学時代の先輩がプルデンシャルでマネージャーをやっていて、「うちに来ないか」と誘われていました。一度は、「フルコミッションなんて僕には無理です」と断っていました。

30代に入って、今度は、別のプルデンシャルの知り合いから誘われ、「CIP」に行って、入社を決めました。CIPなど会社の採用や人事、組織については、まさにこの記事の通りです。

お金は誰にでも生涯つきまとう問題なので、その問題に対して課題解決できれば、一生続けられるのでは、と考えました。

新進のライフネット生命も含め、他社はCMなど広告宣伝費に多額のコストを投じていますが、プルデンシャルは広告宣伝がほぼゼロ。その分を、現場営業担当者の給料に振り向けている感覚があり、顧客との唯一の接点としての営業の役割が大きく、理念がしっかりしていて、会社の仕組みや制度が合理的な会社だ、と思いました。

高業績者の特徴とは

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単月の報酬明細

700万だった前職の年収は、3年後に2500万ほどの収入になって、連続で、高業績者が参加できる「社長杯」という表彰式に参加でき、ハワイ旅行にも行きましたから、結果的に、転職は成功でした。現在では3000万円弱くらいを維持して、いかに上を狙うかを考えているところです。

いま前の会社に居続けていたら、年収800万円弱の部長でしたし、管理職になった以上、顧客と向き合う現場の仕事もできず、社内調整や部下の管理に追われていたはずです。

プルデンシャルに入社する人は、経験を積んだ30代の子持ちが一般的でしたが、最近は20代半ばでも入社してくる人も多くなり、私自身もスタートはもっと早くてもよかった、と思っています。後述のとおり「仕組み化」を進めるにも、早くからの準備が必要だからです。

ではまず、どういうタイプがこの職種で活躍できるのか。出身企業でいうと、リクルート出身者が多いです。職種では、医師と付き合いがあるMR、外車の営業マン出身が目立ちます。

実は最初は、たたき上げ&成り上がり系の人が多いのでは、と思っていたのですが、意外にも、むしろそういった、向上心むき出しの人はそう多くはないんです。最初はもちろんそういう気持ちは大事ですが、長く高業績を挙げるためには、自分なりの哲学の確立や仕事上の仕組みが重要です。

会議や研修などを通じて横のつながりもあるので、私が知っている高業績者に共通の特徴を挙げますので、参考にしてください。

一言でいうと、

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年4回のボーナス月の報酬明細。「継続手数料」が契約をとって2年目以降のコミッション分で、「業績継続ボーナス」が年4回のボーナス。

「理念がしっかりしている」と多くのライフプランナーは口を揃える

在籍者数、平均年齢、平均勤続年数、男女比、平均報酬額などの推移。

「脱サラしてよかった。働く側と会社の関係が、ものすごく合理的で納得性の高い仕組みだと思います」

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保険金殺人容疑で逮捕2022/08/28 13:30会員
  2015/10/25 11:10
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