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読売新聞社(元社員)

情報提供
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動機(モチベーション)チャート
 元社主の正力松太郎は、旧内務省の警視庁出身。権力を監視するのではなく、治安機関の一部であるかのように、自らが統治権力のごとくふるまう体質は、中曽根元首相らとのトップ交際や憲法試案の提示といった渡邉恒雄・現主筆にも受け継がれ、その官僚的なカルチャーは、働く現場にも色濃く残っている。
Digest
  • 支局裏のマンションに強制入居
  • 地方支局を仕切る「地方部」の仕組みが分からない
  • 実際には自社や権力側の不祥事を共謀してもみ消すことがあった
  • 社内の人権は大幅に制限されていた
  • 1千万部は印刷部数であって読者に届いている部数とは乖離が大きい
  • 社論が国民生活を向上?

【Digest】(本文内へジャンプします)

総論「仕事」「生活」「対価」

 ◇地方支局の主要ポスト握る「地方記者」
 ◇支局裏のマンションに強制入居
 ◇貸し込んで依存させる

向いている人・向いていない人

 ◇初年度は7割方ルーティンワーク
 ◇タフでないと勤まらない

会社発表の「白い嘘」

 ◇地方支局を仕切る「地方部」の仕組みが分からない
 ◇自社や権力側の不祥事を共謀してもみ消すことも
 ◇社内の人権は大幅に制限されていた



地方支局での4年間を含む5年と4ヶ月で、退職しました。現在、30代前半です。記者以外の仕事に就くつもりです。


私が入社したのは持ち株制度に移行(2002年)する前でしたが、東京本社の一般記者職の採用で、同期は関東、東北、北陸の支局(または総局)へと、だいたい2人ずつ赴任しました。地方には、地方記者職の人たちが中心に配属されています。


本多勝一の「北の動物たち」「日本語の作文技術」「中国の旅」なんかが好きで、新聞記者にあこがれていた。自分も記者として社会問題を追及したい、というのがありました。そのためにNHKの通信講座を受講したり、早稲田セミナーに通って週1~2本の作文を書くなどの準備をしていた。入社後、当初の目的は年に1~2回だけ実現しましたが、それも休みの日を使ってです。とにかく休みが少なく体調を維持できなかった。

同期の人たちは「政治家になりたい」「政治問題をやりたい」「児童虐待問題をやりたい」「HIV血液製剤の問題をやりたい」といった人たちがいた。政治関連が多い

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naranozz2010/06/11 08:33
怖いの子わーい野2008/12/21 12:13
2008/02/01 02:50
ccc2008/02/01 02:49
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【企画趣旨】
 会社員はしがらみだらけ。働く現場についての本当のことを教えてくれるのは、会社を辞めた人たちだけかもしれない。どういうスキルが身につくのか?中途採用者の扱いは?どういう人が向いている?…。「企業ミシュラン」のサブ企画として、離職率や本当の残業時間、社員の人柄から年収水準に至るまで、企業側からは言えないけれど重要なこと(= 白い嘘 )も、率直にお話しいただく。
  >企画意図 > インタビュー全体像