 B 不良企業予備軍
(仕事3.0、生活2.7、対価2.6)
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ライブドアの触手が伸びるフジサンケイグループ内では、フジテレビ40%出資の関係会社である産経。「紙媒体を持ちたい」と公言する堀江社長だが、その構想に産経新聞社も当然入っているはず。社内を見れば、いくらでも改革の余地があり、株主利益を上げられそうだ。
【Digest】
◇管理はルーズで自由度は高い
◇最初の数年は関東近県で勤務
◇「またか」という感じ
◇自由でいい加減な社風
◇「正論」路線でない人も
◇1冬2万円、ケータイも自腹
◇会社都合なのに住宅補助は数万円だけ
◇評価は、いつのまにか下されている
◇それなりに高いストレス
◇入社後数年で1人は入院
◇業界不文律破り、風穴開ける
管理はルーズで自由度は高い
◇最初の数年は関東近県で勤務
「記者だからといって、威張らないようにして下さい」。記者職の新人は、他局での研修の際、そんな注意を受ける。そのくらい、社内ではヒエラルキーがはっきりしており、入社時に、記者職として入った社員が、いわゆる「キャリア組」として製造部門や販売部門などを支配する構造なのだ。編集局の記者出身者が印刷工場の幹部に就任することもある。その頂点にいるのが、2004年5月に昇格した住田良能社長。周囲を住田派でガッチリ固めている。
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産経新聞社のキャリアパス |
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記者職の採用は例年、10~20名。9割は大卒文系で、女性や院卒は数名。最初は、神奈川、埼玉、千葉、栃木、山梨、静岡など旧夕刊配達地域の支局に配属となるのが慣例。1年目は
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産経新聞社の年収推移 < |
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意思決定カルチャー等 |
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