双日不倫事件 男性課長は失職、女性部下は地位確認の一審判決「自制が求められるのは上司」
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負の歴史に新たな1ページを加えた双日。左は双日の佐藤洋二社長。右は双日総合管理の豊田孝弘社長 |
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一審判決文や裁判所が採用した証拠類によれば、原告の天海翔子氏(仮名、当時20代半ば)は06年8月、双日100%子会社の不動産業「双日総合管理」(旧日商岩井系)に入社し、マンション会計業務のセクションで働いた。そこには室長、課長、天海氏ほか合計5人の社員がいた。
月日は流れ08年半ば、こんな出来事があった。職場で席替えがあり、これまで席が離れていた課長の柳田常夫氏(既婚者、仮名、当時推定49歳。IT系企業などを経て96年に入社した人物)と天海氏が隣合わせの席になったのだ。その後、残業時間などで柳田課長と天海氏が2人きりになった際、天海氏が、室長の山田太郎氏(仮名、当時推定52歳)に不満を持っている、といった愚痴や相談を聞くようになった。
天海氏がいうには、山田室長は、天海氏が入社した時の歓迎会で、隣に座り、「やっぱり若い子はいい」「彼氏はいるか」と聞きながら、肩や太ももをたたいたり、手のひらをのせてきたという。その二日後の新入社員歓迎会では、山田室長は、天海氏の腰に手を当てたり、背中の下着付近をなでるようにさわったという。
また、07年2月には会社の飲み会の帰りに、山田室長が電車の揺れを利用して、天海氏の胸に触れ、コートの中に手を入れ、太もも、臀部をスカートの上からさわったという。さらに「もう少し飲みたいか?」「付き合いなさい。室長命令です」といって、居酒屋へ連れて行き、
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双日総合管理東京本社のあるトレードピアお台場(〒135-0091東京都港区台場2丁目3番1号)
新橋
ゆりかもめ
上は非常階段。下はオフィスビルのくぼみ。この辺で不倫行為をしていた
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なんじゃこりゃ…。昔流行った「サークルクラッシャー」キャラ?
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