オーマイニュース日本語版 鳥越俊太郎が編集長に
「オーマイニュース・インターナショナル」はオーマイニュースと日本のソフトバンクが今年3月に設立。市民参加型インターネット新聞「オーマイニュース日本版(仮称)」の開設を目指していた。
毎日新聞によれば、鳥越氏は「記者を41年やり、新聞、雑誌、テレビ、ラジオとかかわってきたが、本格的な市民参加型ネットサイトの誕生にも加わることができた。ニュース職人としての人生をかけて、他では見られないもの、代替できないものを作っていきたい」とコメントしている。
ネット系のイメージがまったくなく、既存マスコミの既得権のなかで育ち、記者クラブ擁護派で、かつ既存メディアと戦ったこともない、高齢(66歳)の鳥越氏が編集長に就任したことで、最初から真新しさやインパクトに欠く船出となった。
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「ニュース23」。10年後もこの2人だったら…![]() |
なお同日放送の「筑紫哲也ニュース23」には、田原総一郎氏が出演。筑紫氏は出演者の紹介で「たはらそういちろう」を噛んでいた。両者とも70代で、鳥越氏も含め“亡霊トリオ”がいまだに日本マスコミの第一線で、痛々しくも元気に活躍している姿を見せつける一日となり、40代、50代の人材難の深刻さを改めて示した。
番組では「小泉政治とメディア」について、マンネリな議論を展開。新しい発想が、すでに“勝ち逃げ決定”で実害を受けない65歳以上の年金受給世代から生まれることは考えにくく、早期に身を引き、後進の若い世代にチャンスを与えるべきことには、まったく気づいていないようであった。
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読者コメント
「イジメは日本人の民族病」と嘆いたのは司馬遼太郎(街道をゆく・第10巻 佐渡のみち)でしたが、温厚な彼が怒るほど日本人の根源に有る悲しい心性でしょうね。その深さの自覚から始めるしか改善の可能性はないのかもしれません。子供は大人社会の鏡。子供のこの品性の無さは、日本の大人達の下品でナルシスな幼児性に溢れた現状そのもの。惨めで可愛そうな日本の子供達、ゴメンネ。
私に何が出来るのか、しかし何かの役に立ちたい、私の子供は12歳と9歳の女の子。今日も授業参観と懇談会、先生との面談に行ってきました。私はいじめは小さい頃の教えで減ると思っています。
鳥越俊太郎氏は事実上オーマイニュースの注目度アップのための「広告塔」でしかないでしょう。創刊記者会見でも「専業するのか?」と問われて「当然テレビと兼業する」と即答する熱意のなさを感じましたし。 影の主役は孫正義氏でしょう。総務省とケンカしたり既得権益を嫌っている姿勢があるようですし。期待できるとすればその点だと思います。
確かに、 2chはゴミかもしんね-けど、「ゴミの無い清潔な世界」ってのも、嘘くせー。何がゴミかを分かっている 2chと、ゴミを知らないオーマイニュースと、現実を切り取れるのは、果たしてどっちかな?
巨大な虎の威を借りてマスコミで、勝ち組のむるま湯にドツプリ浸かり、批判は社が潰してくれた。こんな生き方をしてきた鳥越氏に通信の世界で怒涛のように押し寄せる批判に、はたして耐えうるだろうか。TVのような温室ではない。
TVで鳥越氏の意見を聞いていると「この人は一生懸命知識人の振りしても底が浅く、時代も読めてない。正義感ぶった振舞いをしたいくせに何も危険は冒さず、現政権をやんわり批判しておけば世間受けすると思い込んでいる浅はかな人だ」と思っていた。新たに市民参加型インターネット新聞を立ち上げると言っても、鳥越氏とソフトバンクでは何も期待できそうも無いですね。
http://www.ohmynews.co.jp/blog/鳥越氏が秋田の事件を例に語っている<参加型>って2chと何が違うの?2chで出きるじゃんって思う。
追加:(例:JANJANのトップページがリニューアルしたが誰がどう考えても前の方が見やすかなった。だけど元に戻らない。これが元新聞記者センスか。)あと、企画力もないと思う。せいぜい「少数派の意見も出そう」が限界でしょうな。
おお。よくぞ書いてくれた!という感じ。まったく同感です。鳥越氏のやっていた「ザスクープ」の評判の高さは承知していますが、正直いいまして「ホントにネットのことわかるの?」と疑問です。高齢だから悪い、というワケではないが、やはり厳しいんじゃないか。日本ネット新聞が人気でないのは運営している奴がネットに関してド素人だからだと思っています。
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