この業界には、2種類の出世コースがある。1つは、内勤(総合職)として新卒で入社し、ゼネラリストとして会社の中枢を担うキャリア。もう1つは、自由度の高い外勤(営業職)として生保商品を売り続ける道を究めるキャリア。
◇総合職もそれなりにシビア
日本生命では、2005年3月時点の在籍数は、総合職3,856人に対し、営業職は56,469人と、約15倍もいる。営業職の9割超は女性だ。
|
日本生命のキャリア
|
|
総合職は、収入の安定度が高く、ローリスク・ミドルリターンの世界。日本生命では、まず2年目に一律で「副主任」に昇格。次の「課長補佐1」も、必要な資格を取得したり簡単な試験に通っていれば良いため、95%は6年目に昇格するという。これで年収7~800万円だ。
明確な選抜が行われるのは、次の「課長補佐2」に昇格する時。早ければ.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
