キヤノン偽装請負 申し入れ翌日、目の前で行なわれた証拠隠滅工作
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黒田諭さんの勤務先はキヤノンの光学機器事業所。JR宇都宮駅から車で15分の工業団地の中に大きな敷地を占める。 |
「キヤノンのグループ各社の国内工場で働く派遣・請負労働者は昨年暮れ時点で2万人余。このうち、主に派遣労働者(1万3000人)から08年末までに期間工として2500人、正社員として1000人を直接雇用する」(『朝日新聞』2007年3月26日付)
◇報道とかけ離れたキヤノンの回答
「最初にこの朝日の記事を読んだ時には、やっと会社側も考えを変えてくれた、これで正社員になれる、とほんとにみんな喜んだんです。黒田諭さん(28歳)さんがキヤノンに勤め始めたのは1997年4月。生まれも育ちも宇都宮で、普通科の高校を卒業し、地元にあるキヤノンの宇都宮光学機器事業所で派遣社員として働き始めた。雇用主は現在とは別の派遣会社で、そこからキヤノンに派遣されることになった。
ところが実際には、請負社員はそこに含まれなかった。将来的には考える、ということもなかった。それはやっぱりすごいショックでした。
正社員になりたいという訴えを去年の10月から始めて、会社側がやっと前向きな見解を示してくれたと思ったのに。この内容では自分たちには直接的に喜べることではないなあと」
「キヤノンで働けると聞いて、面白そうだと思い登録しました。僕が卒業した10年前は就職氷河期と言われ始めた時期で、会社の求人が少なかった。当時は正社員、派遣社員という区別は全然意識していなくて、仕事として見たときに魅力的だったので。その当時にキヤノンで派遣で働いている先輩がいて、仕事の内容を聞いて、ああ面白そうだなと思った。◇リーダーとして機械動かす
ものを作るのが昔から好きでした。条件としても初任給の給料が良かった。当時は高卒ですぐに手取りで18万円もらえる職場はなかなかなかったので」
黒田さんの仕事は、ステッパーと呼ばれる半導体露光装置に搭載されるレンズの加工と測定作業。1台数億から数十億円もするステッパーの核となる業務で、求められる精度は世界最高レベルだという。
誤差を縮めるには熟練の技術が必要であり、マニュアル化はできない。黒田さんはキヤノンの正社員とともに立ち上げからこの業務に参加した生え抜きだ。
「僕たちが作っているのはとても特殊なレンズで、その名称自体が当時から企業秘密でした。他から電話がかかってきても『その言葉を使うな』と言われていて、これが最先端の技術なんだという誇りを感じました。
一人前になったと実感したのは、リーダーとして1人で機械を動かすのを任された時ですね。入社して2年くらい経っていました。
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黒田さんが請負契約している(株)アイラインの専用駐車場。請負社員はここでマイカーからマイクロバスに乗り換えキヤノン工場内へ![]() |
Aが昼勤、Bが夜勤、CDは休み。ABが3日仕事だとCDは3日休み、その順で交代していく。AB班とCD班のメンバーはほとんど顔を合わせることはありません」 ◇不条理な措置で深夜業務がなお過酷に
「一番辛いのは深夜業務で、昼間寝ても夜はやっぱり眠い。夜に12時間働かなければならないのは辛いです。作業はずっと立ちっぱなしです。
最初は椅子があって、測定でも加工でも座りながら機械を操作していた。それが2004年くらいから、椅子は動作の邪魔になるので無駄ということで、職場から全部出されました。最初に立ち作業が始まって3日間くらいは、家に帰ってきてもかかとがしびれていました。
ずっと立っているのは辛いから、みんな仕事中にしゃがんじゃうわけですよ。基本的に重いものを持つんですね。10キロ以上のレンズを持って腰を壊す人もいるし。今も、請負会社の采配で決められるんだから『椅子を置いてくれ』と頼み続けていますが、いまだに置いてくれません」
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アイラインの制服を着る黒田さん。職場ではこの上にクリーンスーツを着て作業を行なっている。
黒田さんは、2005年3月に以前の派遣会社から(株)アイラインに移籍し、その会社がキヤノンと業務請負契約を結んでいる。請負とは、キヤノンの製造工程の一部をまるごと請け負う形態で、現場での指示命令はアイラインの社員が行わねばならない。雇用形態が派遣から請負に変わっても、現場の仕事内容は同じだ。
最新の契約書では雇用期間は3月21日から6月20日まで。3カ月という短い契約を更新しながら長年働いてきたが、昨年秋に「もうだめだ、退職しよう」と考えたことが、自身の偽装請負状態を知るきっかけだったという。
◇請負会社の冷たさで新たな出会い「20代も後半になって、今の不安定な生活をこの先も続けていけない、と感じていました。早く安定した職を見つけなきゃいけない、だけど今の仕事もやりがいがあって辞めたくない、その葛藤がずっと続いていた。大野さんは現在、労働組合キヤノンユニオン・宇都宮支部支部長であり、黒田さんは副支部長。非正規社員も加入できる労働組合である東京ユニオンに加盟している。黒田さんはCD班、大野さんはAB班だったため、当時はあまり親交がなかったという。
そういう思いをアイラインの管理者に伝えて、『キヤノンの正社員になれる道はないですか』と相談しました。でもその人は全然親身になってはくれず、ただ、『同じ請負社員の大野さんたちがそういうことを話していたみたいですよ』と言っていたので、じゃあ大野さんに相談してみようと考えました。
それが去年の10月で、キヤノンに正社員の申し入れをする直前でした」「大野さんはその時すでに東京ユニオンに相談していて、その話を聞く中で、自分たちの職場は偽装請負という状態なんだ、というのを初めて知りました。なぜ会社がそんな違法なことをするんだろうと疑問がわきました」本来の請負は仕事を請け負った業者がその責任で仕上げ納品するが、実態は派遣なのに請負という形をとって働かせる脱法行為が、偽装請負だ。つまり、黒田さんの管理者は本来、アイライン社員でなければならないのに、実際にはキヤノン社員なのだった。
労働者派遣法により、派遣労働者は2007年2月末までは1年、それ以降は3年を越えて勤務した場合、派遣先企業はその派遣労働者を直接雇用する責任を負う。その責任を免れながら長期間働かせることを狙いとして、偽装請負を行なう企業が後を絶たない。
しかしキヤノンの元会長であり日本経団連会長の御手洗冨士夫氏は、自社の偽装請負を反省するどころか、「請負法制に無理がありすぎる」「これをぜひもう一度、見直してほしい」と開き直り、「3年超は正社員化」という本来の法の趣旨とは逆行した発言をしている。
「東京ユニオンの人から説明を受けて、自分たちの契約書は派遣契約だと思っていたのが実は請負契約を交わされていたことを知りました。普通の人が見たのでは派遣なのか請負なのかわからない契約書の内容になっていたそうです。◇申し入れ直後から証拠隠滅工作が
僕自身の契約は、以前の派遣会社からアイラインに移籍する前から請負契約だったのか、それとも派遣契約だったのか、そのへんは今もあやふやなままですが、自分としてはずっと派遣契約だと思って働いていました。
後から知ったことですが、2005年の5月に職場全員、請負から派遣に契約を切り替えられました。そして2006年の5月に再び、派遣から請負に契約を戻されました。
その際にも正社員化の申し込みもなかったし、そういう制度があること自体も知りませんでした。
偽装請負のことを理解したときに思ったのは、一緒に仕事をしてきたキヤノン正社員の人たちも、そういうことを知りながら僕たちのことを使っていたのか、知らないで一緒に働いていたのか、ということ。
僕は今でも、回りの人たちは知らなかった、と思っていますけど。ずっと親切にしてくれたし、感謝する気持ちの方が大きい。立ち上げの時に教わった正社員の方とは今でも一緒に仕事をしています」「『10月21日から再び派遣に切り替わります』と会社から通告を受けたのが2006年9月頃。東京ユニオンに相談して、偽装請負を申告するには自分たちが請負契約の状態で行ないたいと考えて、10月18日にキヤノン本社に正社員採用の申し入れをすることにしました。しかし、マスコミ報道で社会問題化するや、キヤノンは職場から偽装請負の痕跡を消す動きに出た。
その前に東京ユニオンに加盟して、宇都宮支部を結成しました。
本社に申し入れした時は不安と緊張でいっぱいでした。僕らCD班は仕事で行けなくて、AB班の大野さんたち4人が本社に向かいました。仕事中に急に職場内があわただしくなって、職場長が「今日は何班が休みだ?」と聞きに来て。
本当は、今まで親切にしてくれた職場の正社員の方たちに事前に話そうかとも考えましたが、それを聞いた正社員には会社に対しての報告義務も生まれてしまうし、逆に負担をかけることになる。騙すとかいう気持ちではなくて、その人たちの立場を気遣って、18日までは黙っていようと決めました。
次の日から僕たちがどういう扱いになるか全然わからない状況だったので不安に思っていましたが、夜勤に入る前に大野さんから連絡があり、マスコミの人たちがいっぱい来てくれて、すごい反響だったと知りました。
その前日の17日には栃木労働局に偽装請負の是正と正社員への雇用を指導するよう求めた申し入れを行ない、僕も参加しました。こちらにも新聞やテレビ局が来てくれました。その反響は予想以上で、応援をしてくれる人たちも増えてきて、自分たちでも『すごいねすごいね』と驚いていた感じでしたね」「本社に申し入れをした次の日に、今まで一緒に働いていた正社員の人たちが目の前で全部机を運び出し始めました。掲示物も、キヤノンのものを全部アイラインの名前に書き換えたものに差し替えていく。
他の職場では、見られちゃいけない書類をずっとシュレッダーをかけていたとか。偽装請負なんてなかったよ、もともとからきちんとされていたんだよ、と。
僕たちとしては、目の前でそういう偽装工作をされるんだから、それはもうショックでしたね。
正社員の人たちとも話せなくなった。後でさりげなく『たいへんだった?』と聞いてみたら
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黒田さんの給与明細。もちろんボーナスはない。派遣会社からアイラインに移籍した際に賃上げがあったおかげで年収では400万を超えるが、それも平均して月4日休日出勤を重ね、年間480時間以上の残業代を加えてのこと。同じ高卒で黒田さんより年下のキヤノン正社員には結婚してすでに自宅を建てている者もいるが、黒田さんたちに同じ生活は望めない。最近入社した請負社員はより低賃金に抑えられたままだという。
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読者コメント
Canonの製造ラインで働いている知人がいるという知人(自分からすれば他人ではありますが)から聞いた話によると、派遣への差別は本当に凄いみたいです。あからさまに見下されてると分かるようなレベルみたいですよ。実際に製品を作る人達を虐げているのですから最近のCanonは品質があまり良くないという話もある意味では自然な結果なのかもしれませんね。
キヤノンは未だに偽装請負してます。現実は派遣なのに「請負だ」と言ってるだけ。労働局は一体、何してるんでしょうか。きちんと実態を調査して欲しいですね。
期間社員制度になっても、正社員になっても、差別はありますよ。結局は正社員登用実績を数値化して公表すれば見た目はいいですから。キャノングループにしばらくいましたが。結局体壊して、診断書もうけとって貰えず、退職後の今は半分寝たきり状態ですよ。酷い実態ですが、物が売れなきゃ仕方がないですね。献金や賄賂などの根回しにもお金がかかるでしょうし。
委託;の職場で働いていて…時給780円。私は請負業務の会社の人間。役職手当が少し付いていてスタッフよりましですが。スタッフは手取り10万(額面12,3万かな)ユーザーと会社は、指揮命令系統のせいで是正しています。正職にという声はないようです。全員、雇えば 雇った側の経営がヤバいようです。でもね…正職員がブランドものを持っていますが、ウチの子ラは買えません。持ち物が違うんです。同じ仕事をしていてね。
コムスンの問題など、「不正している会社」は早く膿みを出して正さなくてはいけない。内部告発などして世の中の不正を無くしていき、正しい日本にしていこう。
300万以下の年収とあるが、具体的にいくらなのか。正確な勤務地を。教えてください。同じ産別に所属するなら、わかるでしょうからねぇ。
全国ユニオン系の組合員なので、情報は2チャンネルではありません。東京ユニオンのホームページが野ざらしになっている事のほうが気になりますが~
2ちゃんねるに書き込まれている内容を、そのままここに載せないで下さいな。調べもしないで、いい加減なこと書かないでね。
しがみついているんではない。人間であろうとしている。意志して人間になろうとしている。だから野垂れ死にを覚悟で打って出たのだと思うが……。だからぼくは彼の躍りこみに感動して、支持する。あなたは、うすうすわかっているようだ、と感じる。もっと彼の心の底を知ってやろうや。
某大企業の姿勢も悪いと思います。しかし、この方のやっていることは筋違いのような気がします。あくまで所属は請負会社です。派遣先にしがみつくのはおかしいでしょう。
先駆けとなった2年以上前に派遣から正社員になった東京ユニオンの女性達は今だに年収300万以下で飼い殺し状態にあり、何の先の見通しも無い状態で本社勤務をしているようです。御手洗のような人間が会長をやっているキヤノンでは現実はかなり厳しいのではないでしょうか・・・
朝日新書の「偽装請負」より赤旗の「偽装請負」のほうがはるかに労働の現実に迫って感動した。朝日は、社会問題の観点だ。そこが物足りない。労働の問題はぼくたちの日々の切実な問題だ。御手洗会長を糞だと思うような記事をいくら読んでもぼくたちには、糞の役にも立たない。
請負会社の考え方とか、自分の将来についてとかは話し合われたのでしょうか?「キャノン」以外の派遣先はなかったのでしょうか?「派遣先の正社員」の相談は、請負会社は歓迎しないと思いますが。ビジネスルールに反しますから。。。
読んだらうすうすわかる。40年前よりひどい。革命がじわじわ起こると思った。黙っていても、そうなるな。いい時代が来たぞ。こころ強い。
朝日新書から「偽装請負ー格差社会の労働現場、朝日新聞特別報道チーム」という本が出ました。735円なので関係者の方は読んでみてはいかがでしょう?
namiさん、すばらしいマニュアルです。ぜひ黒田さんとコンタクトを。「対策をお教えするので、あとの実行、お願いしますね」と。
(5)証拠を固めるまでは余計な動きをするな(6)攻撃するときはマスコミを呼べ(7)労働局を動かすのはマスコミにやらせろ。その資料と証拠固めは5に書いたとおり。(8)偽装請負は違法行為だから必ず勝てる(9)但し勝ってもキャノンの社員になれる権利は勝ち取れない。慰謝料が取れるだけ。
さてと・・・。じゃあ対策をお教えするので実行お願いしますね。(1)まず他人は信用するな。特にキャノン社員は信用しちゃダメ(2)ユニオンも商売。カネで助けてもらおうなんて思っちゃダメ(3)相手は強い。やるなら死ぬ覚悟で(4)常にボイスレコーダーと携帯動画で証拠を取れ-続く-
投票行動の基本は政策ではなくて人。それに優秀な者でも非正規雇用・偽装請負に追い込まれていることが問題。上から目線で「抜け出す方法はない」と言い切るのではなく、少しだけ踏ん張って考えてみてください。見つかったときに救われるのは、黒田さんではなく、他ならぬあなた自身だと思います。
長年一つの仕事に打ち込み続けた黒田さん。現場では一番の技術者であろう。自分の生き方に誇りを持っていなければ、写真の掲載まで出来るはずない。よそになぜ行かないのか議論は、あまりにもバカバカしい。長年かけて築き上げた仕事や職場をそう簡単に手放せるわけがない。これからも頑張ってほしい。
新聞報道されても相変わらずだったとは。労働局を始めとした役所の職務放棄ぶり、無責任ぶり、腰抜けぶりには呆れますね。公平・中立の立場を意図的に都合よく履き違えて利用して、結局は何もしない。おまけに、態度だけは偉そうだったりもする。税金を払うのも義務ではないという意見が出てきても仕方がないでしょうね。
会社には関わらないようにしましょう。労働面だけでなく消費においても同様です。お人好しになってもロクな目に遭いません。大企業は体裁を非常に気にして繕いますしイメージ戦略を駆使しますので、一見魅力的に見えがちですが、本当の実態を見抜いて判断しましょう。
をされている方々は、経団連の代弁者たる自民党ではなく、それ以外の政党を応援すべきです。国のあり方を審理する国会で、直接的な代弁者となるのは社民党や共産党ですから、それらの党を軽んじるべきではありません。
気の毒とは思いますが世の中の現状で、理不尽だらけなのが悲しいです。私がいるIT業界もそうです。私の前職も似たような状況で、どうしようもない環境を変えたくて転職しました。転職するしか解決策がないということも悲しい一要素ではありますが。自分が打ち込んでいるベクトルをよく考え、将来の軌道修正していく、といことに関しては同感です。頑張ってください。
正社員で働いていてもいつどうなるか分からない状況にいる人は多いですよ、大手の名前にしがみ付いている被正社員の人の言い分には引っかかる所が有るので書かせてもらいました。正社員で働いていてもかなり厳しい現実がありますから。
気の毒であると感じたら、励ましの言葉や不条理な会社との対決法を具体的に伝えればよいのではないかと思います。なぜ10年もいたのか、そんなにいい会社なのか、とわざわざコメントして何かが解決するのでしょうか。誰かの励みになるのでしょうか。私はこの手の言葉(だったらヨソに行け系)を聞くと虫酸が走ります。何て冷たい言葉なのだろう。でも、ひょっとしたら文字面から早とちりかもしれませんね。
気の毒だとは思うけど、法律や制度が変わる前に自分がかなりいい年になってしまいもっと身動きがとれなくなってしまうのでは~なぜ10年も居たのか疑問を感じる?そんなにキヤノンてイイ会社ですか?
キヤノンはいい方!定時で帰れることがほとんどだったし、計画的に仕事を決めて実行してゆく健全な組織だ。もっと他の富士通とかNTTとか旧式の御堅い企業の方がきつい。この現代を動かすIT業界が過剰労働薄給非正社員という現状を、もっとよく見てほしい
あいしん違うぞ!彼らは新聞本社社員と同じ仕事を、新聞配達員並の収入でやらされているんだよ。偽装請負が問題なんだから請負先ではなくキャノンに責任があるんだよ。キャノン製品を買うのがイヤになったな。こんな汚い会社だったとは。経団連会長かナンダカ知らないが、ミタライとかいう親父の顔は卑しいぞ。
正社員と同じ待遇ってのは無理なのでは?これが通るなら、新聞配達員も新聞本社並の年収1200万円にしろってことか?賃上げ要求は請負元に要求すべき。
同じ様な立場にいます。黒田さんには頑張って欲しいです。企業に頼るのでは無く、僕たちの世代で世の中を良くしていきましょう。
青年はやっぱり凄いね。光陽シャーリングテクノ、日研総業、「すき家」、松下電器、派遣のフルキャストグループほか、あちこちで糧道を断たれるのを覚悟で、非正規労働者がひとりまたひとりと「悔しい。虫けら扱いされてたまるか!」と声をあげる。そのたびにこころが温まる。吠えてみれば、どうってこともない。案ずるより産むがやすしさ。この世はまんざら捨てたもんじゃないぜ。
名前どころか写真まで載せて正々堂々と訴える黒田さんに拍手。
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