早稲田大、サラ金業界と癒着 寄付5千万円で“御用論文”量産
サラ金業界からの寄付金で運営する「消費者金融サービス研究 所」を持つ早稲田大 |
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- 「寄付者にサラ金関係役員はいない」とウソ
- スポンサー振興協会理事長はアコム社長
- サラ金業界がよろこぶ論文ばかり30本
- 売出し中!「サラ研」研究員・堂下浩東京情報大准教授
- 忽然と消えた堂下論文 サラ研HPの奇奇怪怪
- 発注者不明の「受託研究」
「寄付者にサラ金関係役員はいない」とウソ
消費者金融サービス研究所の事務所が置かれている民間マンション。表札は「消費者金融サービス研究学会」となっている(新宿区早稲田鶴巻町)。家賃はいったい誰が? 下は、消費者金融サービス研究所のHPより。 |
設立当初の所長は、江夏健一早稲田大学商学学術院教授(現副所長)。現所長は坂野友昭同教授。いずれもサラ金業界擁護派で規制強化慎重論者として知られている人物だ。
早稲田大によると、消費者金融サービス研究所(サラ研)の運営は寄付が頼りで、大学の総合研究機構という部署を通じて寄付を受け付けているという。大学側が明らかにしたところでは、サラ研に対しては「消費者金融サービス振興協会」という団体より2000年度から毎年600~700万円が寄付された。振興協会もこれを認め、寄付総額は2007年度までで計5,100万円にのぼることがわかった。
このサラ研のスポンサーである「振興協会」について早稲田大学広報部は当初、「早稲田大学消費者金融サービス研究所のメンバーと消費者金融サービス研究振興協会の間に関係役員(サラ金関係者)はいません」と業界との関連を否定していた。筆者もあやうくそれを鵜呑みにするところだった。
スポンサー振興協会理事長はアコム社長
ところが、関係役員がいないどころか、消費者金融サービス研究振興協会の事務局は、大手貸金業者の三洋信販に置かれていた。事務局の説明では、この先は会員限定です。
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“早稲田サラ金研究所”のスポンサー「消費者金融サービス研究振興協会」の事務局がある三洋信販東京本社(東京都千代田区有楽町)
消費者金融サービス研究所のHPに掲載された研究は約30編。「規制強化は好ましくない」など業界が喜びそうな内容ばかりだ。冒頭には堂下浩・東京情報大准教授の「消費者金融利用者に関する調査報告書」が掲載されていたが、削除された。研究費の出所を尋ねていた矢先だった(上)。下は昨年7月27日、金融庁で開催された「貸金業制度等に関する懇談会」で堂下氏が提出した調査概要。「悪循環の原因は心理的要素が大きい」として「残高や金利の規制では『過重債務』問題の解決にはならない」と結論づけている。
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実務の世界では利害関係人か否かは重要事項だけど、ネットの経済学者の世界では性善説がまかり通っているみたいで、ここの研究所の論文が注意喚起なしにバンバン引用されている。
「09/30 2007」の記事か。いまも寄付もらっているのかな?
なんぞ
いちいち「サラ金」「サラ研」て但し書きしてるのがキモい
スーフリ事件を起こすようなところなので、真実でなくても驚かない
これはひどい。
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読者コメント
サラ金の融資・返済現場がどういうものか、従業員の立場の視点も含めて詳細な検証をしたルポに拙著『サラ金・ヤミ金大爆発』(花伝社)『武富士追及』(リム出版新社)があります。お読みのうえご批判いただければ光栄です。三宅勝久
金利が高ければ、借りないこと。金がいるので貸金業から借りたなら責任を持ち以降は別の店で借りないこと。多重債務問題は本人が原因でシンプルなもの。苛酷な取立ては規制法で罰すれば良い。多重債務者の「高いけれど、借りなければやっていけなかった」という自己弁護への批判こそが多重債務を生まない出発点だ。必要な借入かどうかの多重債務の借入形成を、管理者は真摯に取材をしてサラ金問題を提起しているのか。
昔ながらのサラ金のイメージややり方を続けている限りは、明るい未来は来ないでしょうね。クリーンで近代的な消費者金融サービス会社に脱皮しないと社会に受け入れられませんよ。
学術研究の発表論文か、それとも御用論文かの違いは、論文の内容が好意的である個人、団体からその論文の制作に対し特別な見返りを得ているかどうかということが大きな意味を持っているのは、いずこの分野でも同じです。これは研究者たるもの、当然理解していることなので、自分の論文がその内容によって利益を得る者の経済的助力による場合には、その事実が論文の内容に対し偏見を持たないように指摘する必要がありました。
活発な書き込みありがとうございます。より有意義な議論になることを願っての提案ですが、差し支えなければ、1・有料部分まで全文読んだうえでのご感想か、無料の一部だけ読まれた段階での感想かを明らかにしていただき、2・原稿の具体的記述部分・表現趣旨などを示したうえで、批判・賛同・感想等いただければ、より有意義な議論ができるのではないかと思います。あくまで提案ですのであしからず。
ニート、ニーターさんへこのコメント欄の悪い所か、同じHNを使っておられる方がおりますが(匿名性の悪用?)、付け焼刃の知識とおっしゃられるなら貴方の検証結果を書き込むべきでしょう。こちらはニュースと縁も所縁も無い理系の研究機関に属してますので、ほぼ事実を述べてます。
誤読されているようですね。低リスクの顧客は、サラ金よりも金利の低い金融機関の融資を受けられます。高リスクの顧客は、信用額も低く金利も高く設定されます。TVでも大学教授とお笑い芸人がどの程度のお金を金融機関から調達できるか、昔の番組で試されてましたよ。
としては、金利を下げる代わりに顧客数の拡大を図る等の企業努力を行うことで本件の問題を打開して頂きたいものです。
消費者金融会社からお金を借りられなくなるというご指摘は、信用リスクのレベルに応じて段階的な金利の設定を行っていない現状からして、ズルイですね。皆一律で上限一杯の金利を課していますから、理屈として合わないのではないですか?そもそも丼勘定的な対応をしていたことが問題なのでしょうが。
少なからずあるでしょうね。社会全体が機能不全状態。日本の没落が既に始まっているのでしょう。しかしながら、話を広げるのもどうかと思いますので、焦点を絞りましょう。上限金利が引下げになれば、リスクの高い顧客はサラ金から借金が出来なくなるというのは事実でしょうか? どういった方がその場合に該当するリスクの高い顧客に該当しますか? あまり考え難いように思えるのですが。
上限金利引下げに決まった以上、リスクの高い顧客はサラ金から借金できなくなります。今までサラ金からギリギリ借りられた人でも、今度からはヤクザの闇金しか逃げ道はありません。サラ金の取り分を闇金が吸収したようなもんです。それならヤンキーの方が幾分かマシです。ヤクザに法律なんて関係ないですから。消費者金融に借金しなれば生活できない給料しか与えない会社の方に、多重債務者の原因はあるような気もします。
趣旨が分かりませんが(関係者による念密に誤魔化した弁明でしょうか?)、銀行の場合は、巨額の不良債権の問題が発生していた背景があり、経営健全化自体は否定されるべき点ではないでしょうが、そのやり方に問題があったということでしょう。公的資金が注入された訳ですし、それに加えて預金金利をゼロに極めて近いレベルにまで低く抑えた銀行保護政策は特別扱いであり、急速な融資見直しが歪みを生んだ面も否めません。
すでにありましたよ。銀行の自己資本比率の規制。そのおかげで貸し渋り、貸し剥し、低金利、多重債務者と自殺者、破産の増加。サラ研の論文は、その模倣にしか過ぎません。サラ金をかつての銀行に置き換えれば、至極まともな話だと思いますがね。
死んだ人は戻ってきませんよ
既に上限金利の引下げは決まったことですし、今後のサラ金の動向を観察していけば、いずれの立場が正しかったのか分かるはずです。闇金がおとなしくなり、多重債務者や借金苦による自殺者が減少すれば、サラ研が癒着を疑われても仕方ありません。逆の結果が出れば、サラ研の方が正しかったということです。
例えばIRCFS04-002のPDFファイル一つ取って読んでみても、御用論文であるという根拠は見出せない。ここに書き込む方のどの程度の人間が見ているかは判らないが、きちんとした調査をされていると個人的には思いましたよ。無理な貸付などにも言及されてますし、とても記事の様な悪いイメージは無いですね。
自身に利があればルールやモラルを逸脱するのも辞さない者とそうでない者。影に隠れてコッソリとであれば前者のやり方でも通用する場合もあるでしょうが、一般常識や建前上は前者のやり方は許されません。処罰結果に触れるまでもなく至極当たり前の話ですよ。バレた際のリスクを考えても、そういったことはしない方が賢いでしょう。脇の甘い人間なら尚更そうです。
一読者並びに私学に…様付け焼き刃の知識で解説されても困ります。お近くの方で結構ですので、お話ししてみてはいかがでしょうか。学生さんでしたら指導教授の御意見をうかがうとか。雑談で結構です。発言の趣旨の理解を得られた上で御投稿なさると、有意義な議論になるかと存じます。
いろいろなご意見ありがとうございます。ひとつひとつお答えしたところですが、時間の制約と、匿名の書き込みであるという本欄の性格上控えます。氏名、住所、職業、電話番号を明記したうえで直接ご意見いただければ、確約はできませんが極力お返事する努力をしたいと思います。特に研究所から論文を発表された方からのご意見お待ちしています。三宅勝久 miyakekatsuhisa@yahoo.co.jp
寄付や産学連携があるのは当たり前。当然の事ながら、スポンサーの首を絞める様な事をすれば自らの立場も危うくなるでしょう。論文が御用論文かどうか?癒着があるかどうか?といった事は一素人には判断がつきません。こういう場合、新聞社等ですと第三者の立場から解説する学者や識者がいる物です。また、御用論文で内容がいい加減だと反証や学会等の議事録で内容が公開されたり検証記事も出ます。
読者が裏付けを取る事の出来ない記事と、それを賞賛する者の集まりでは「御用記事」もいい所ではないでしょうか?記者の中には利害関係のある所(スポンサー)の意向で提灯記事を書く者もいます。三宅さんがそうだとは言いませんが、不備の指摘に批判を浴びせる者の存在は関係者の援護を匂わせてますね。情報の真偽を疑うのは重要な事ですが、それすらせずに鵜呑みは危険な事だと思います。
サラ金の苛酷な取り立ては規制法で罰すればよいこと。サラ研のサラ金金利から見た市場の研究(クレジット等)分野が、サラ金イメージの延長で叩かれるのが可笑しいのだ。何故、多重債務者になるのか?の研究もして欲しいのだが。貸し手と借り手の取材がなければ規制だけで多重債務は解決せん。高い金利なら借りなければ良い。取り立て問題は返済しないからだろう。
でも先程報道がなされました。停職30日の懲戒処分だそうです。sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071010/crm0710101341015-n1.htm
この研究所、設立当初のWebのページには、業界から金をもらったことを明記していたと思います。あーらら・・・とは思いましたが、金もらったことを明記していることだけは評価できるかなと考えた記憶があります。今見ると、消されていますけど。消された理由は・・・。
>プロ記者が素人に突っ込まれるようでは、サイトの意味が無い…残念ながら記者の十歩の実績と三歩の先見に見合う突っ込みがありません。研究論文の価値やジャーナリズムの役割に関する珍説に対して、せめて著書を読んでくださいというのは最大限の譲歩だと思います。私なら無視します。三宅さんはおそらく、サラ金業界研究の不備だけでなく、研究者自身の不備、さらにその次を考えていますね。今後の記事に期待しています。
視点を変える事の出来ない意見こそ愚かしいですね。逆の見方をすれば、それこそ関係者の思う壺ではないかと。反対意見と言うけど、誰もサラ金のあり方に賛同しているわけじゃありません。むしろ記事の不備を指摘して充実させる為にコメントしているのでは?プロ記者が素人に突っ込まれるようでは、サイトの意味が無い。
金が作れないなら、目玉を売れだの、内臓を売れだの、取立て人が利用者に対して罵声を浴びせている際の通話録音が流されたりしてますよ。生命保険にも加入させたりしてますよね。あの調子では、自殺ではなく自殺に見せ掛けた他殺という場合もあるかもわかりませんね。
恐くない、でやって来たのでしょうから、皆で批難されたらよいではないですか。大学の社会的信用が多少落ちるだけの話であって、その場合は教授個人への処罰もないでしょう。仮にトカゲの尻尾切りに遭われそうになったなら(多分、身内への処罰は大甘でしょうが)、そのやり方には反対しますね。連帯責任問題ですから。
こんな分かり易い話はないですよ。まだ誤魔化そうとしている人がいますが、業界を含めた関係者である可能性が高いと思いますね。論文を読んで三宅記者では判断出来ない等という意見は失礼千万。文書の一部が掲載されていますが、特に専門的でもなくレベル的にも全く難しい感を受けません。三宅記者は善良で取材や調査もしっかりとされている方だとお見受けしています。早稲田の方は、ああやっぱりといった印象ですね。
拙著『武富士追及』(リム出版新社)ならびに『サラ金・ヤミ金大爆発』(花伝社)をぜひお読みいただき、ご批判くださいますようお願いいたします。
サラ金というイメージだけで研究分野を卑下すべきではない。メディア記事のサラ金問題とくればでサラ金を叩く記事ばかりを見るが、そんな業界を研究分野にするところはなかった。メディアの記事は消費者団体からの受け売り取材情報ばかりで現場でのサラ金取材がないのが全て。それではサラ金はわからない。早稲田大の研究はその点、メディア記者では分らないものが出てくるので研究分野としては貴重なものだと思う。
この問題の進展は、他の経済学者が、この研究所の論文をどのように評価するかに全てかかっていますね。素人ではわかりません。御用論文でない場合、この問題自体、意味がないことになります。
一研究所の問題扱いに留まらないかもしれませんね。大学全体の問題として取り扱われることになるかも?
この寄付による大学のイメージアップあるいはイメージダウンの経済効果もぜひ研究して産出してほしいですねえ。
から寄付を受けている研究所が、業界をヨイショする論文を書いたら、即癒着となるのであれば、ほとんどの研究所が該当する可能性が高いです。サラ金業界以外にも、問題のある業界は多いですし。
業務の実態までをも対象とする調査だったかは存じませんが、度を過ぎた取立て方法や自殺者の発生については一言触れて頂きたかった問題ですし、金利が高すぎる状況に関しても警告頂きたかった点ですね。経済効果の分析等に偏りすぎて、利用者側に立った視点に欠けていたのではないでしょうか?詳しくは三宅氏とお話頂きたく思います。
確かイスラム教では金利自体を禁止していたと思いますが、金利を考え出したのはユダヤ人だと言われているはずです。モラルや法律は宗教から強い影響を受けていますので、そういった観点も含めて、日本のモラルレベルの現状を確認されては如何でしょうか?実際には影では退廃している部分も多いですが、建前に限れば至極妥当な線ではあると思います。
銀行はもう少しモラルが高いでしょうが、確かに本質的には変わらないでしょうね。一方、預金者に関しては、定期預金でも微々たる金利しか付かない状況ですので、多くの方は金庫代わりに使われているのではないでしょうか?金=購買力であることを鑑みると預金程度の金利は十分に許容範囲であり、逆に現状は低すぎるという印象がしています。
研究論文の結果は、他国の実証結果と違いがありませんね…。不作為が問題になっているのですかね。サラ金と自殺率の因果関係を証明しなかった不作為。おそらく、正の相関はあるのでしょうけど、経済活動にプラスの影響を与えてきたことも事実でしょうし。果たして、研究者が不作為の責任まで負うべきなのか否か、問題ですね。単なる不作為か、それとも癒着か。
サラ金の資金の大元は銀行です。最近は銀行もサラ金経営をやってます。銀行に金を預けている人間は、皆同類という事ですね?
ビジネスの王道的戒めです。戒めを守れずとも、浮利を得る為に自殺者まで出してはいけませんよ。
それが良い世の中であるとは思えませんけどね。金融業界は、血脈のように金を流通させることが役割であるのであって、大して付加価値を生み出しているとは思えません。実態は搾取ビジネスの典型でしょう。
すれば、ますます印象が悪くなる(信用が落ちる)だけです。関係者であるとは決め付けませんが、書き込みにはその人の性分が表れますね。ここは大人しく反省すべき点は反省すべきではありませんか?
早稲田の信用が落ちる、というか、暴露されてしまった問題だと思いますよ。報告書と業界の実態には関係がないと言いたい気持ちも分からないではありませんが、自殺等の深刻な事件も発生していますし、粉飾決算を見逃した監査法人がその責任を免れないのと似たような印象ですかね…。
研究論文の価値は、「発見」にあります。批判ではないのです。記事の通りに御用論文ならば、論文の中身まで批判すべきです。どこが問題なのか、サンプルや解釈にケチをつけるべきです。御用論文か否かの判断は、難しいと思います。その反対の実証結果を示さなければなりませんから。サラ金業界が経済にマイナスの影響しか与えてこなかったのであれば、研究結果は逆になるはずですから。
皆様には大変失礼ながら、この場をお借りして呼びかけをさせてください。早稲田大学の坂野友昭先生、拙著と手紙はお受け取りいただけたでしょうか。本欄をご覧なさいましたら至急ご連絡ください。お待ちしています。miyakekatsuhisa@yahoo.co.jp三宅勝久
>何ら問題を指摘しない論文や調査結果ばかりを出していればテーマにそぐわない内容は省かれて当然でしょう。サラ金の問題は依然としてありますが、それと論文を結び付けるには記者さんの主観だけの記事では不足を感じますね。叩くのは簡単でしょうが、問題提起=即バッシングでは都合の良い様に利用されている気がします。三宅さんが反対団体と利害関係にないと、誰が証明できますか?(自身で著書も出してますしね)
大きくは、過度の高金利によって一時銀行業界をも凌いだボロ儲けぶり、ヤクザと同等の行き過ぎた取立て方法、の2点でしょう。金利状況に関してはデータから明白に分かりますし、業務の実態も見落としてますよね。社会問題化するような状況にあった消費者金融業界から寄付を得て、何ら問題を指摘しない論文や調査結果ばかりを出していれば、糾弾されても仕方ないですよ。
データ分析しかしていないというのは手落ちですね。世間知らずの学者の言いそうな台詞ですよ。倫理の基準が曖昧だという主張も言い逃れに過ぎません。あの異様な実態や状況は常識の範疇で問題があると判断出来ますし、自分の頭で物事を考えられない乃至意見を言えない学者などに存在意義はありません。
サラ金業界の倫理問題を扱って欲しいと言うよりも(既に社会問題化して是正措置済みです)、業界と癒着してこれまで意図的に業界側に都合の良い論文や調査結果を公表。業界のモラルに欠けた悪しき体質を見逃してきた早稲田大学の体質を問題視して糾弾されているのですよ。読んで分かりませんか?それとも誤魔化しですか?
ご指摘ありがとうございます。投稿の削除は編集部の判断、あるいは投稿者の依頼によるもので筆者は関与していません。本欄へのご意見は大歓迎ですが、匿名である以上、全文お読みになったうえでの意見かどうか、どういった立場の方かどうかが確認できませんのでコメントは差し控えます。直接筆者または編集部に投書していただいても結構です。miyakekatsuhisa@yahoo.co.jp
研究論文は、現実のデータを分析した結果、そこからのインプリケーションを書いただけに過ぎません。この記事の意図は、サラ金業界の倫理問題を扱って欲しいという事だと思いますけど、倫理というのは研究するのが非常に難しいのです。実際に、何が倫理に当たるのか、その基準が曖昧だからです。わからない事は書けません。研究自体の限界も、多少考慮に入れる必要もあると思います。
三宅さんは、しっかりとした調査に基づいて記事を書かれる方ですよ。ニュース報道ですから、証明の為に全てを記載する必要性もないでしょう。にしても、早稲田と何の関係もない読者の方が、わざわざ根拠の説明が足りないだのと文句を言ってきますかね?
批判的なコメントをすれば関係者?と疑われるのは勝手ですが、あまりにも世間知らずだと思いますよ。論文にしても、外に出すのですからあまりに理に適ってなければ笑い者になるのは彼らですし、この記事に関して言えばそれを実証する論文等の文献が出てないことも気にかかりますね。ちなみに早稲田やサラ金とは縁もゆかりもありませんが、地方の大学出てればそれくらいは判ります。
大学自体に問題があるように思えます。卒業生の中にも社会で害悪を振り撒く輩が沢山います。この点、東大なども手法と影響は違えど同様です。学校によって、モラルの高低はかなり違う気がします。
倫理やモラルが低いという点を問題視されているのですよ。記事を読んでそれ位読み取れませんか?恐らく早稲田の関係者ないし卒業生の方でしょうが、意識そのものが甘すぎます。
貴重な情報ありがとうございます。公開できない情報は直接こちらにお願いします。miyakekatsuhisa@yahoo.co.jp
貴重なご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。私見を述べさせていただきますと、貸金業界が今日の苦境に追いやられたのは、ひとつに、批判的な指摘や意見をあまりにもないがしろにしてきたためではないかと、そんな印象を抱いています。
元々、旧一期校とか知名度の高い国立大学はともかく、それ以外の国立や私大は予算が取れない所が多いのです。だから教授がスポンサー集めに奔走したり、産学連携が起きるのでしょう。理工関係や医学薬学などは、日常的に企業との連携研究や下請けを担ってますよ。サラ金は褒められた物じゃないけど、自分たちの足元を固める作業は、どこの企業でもやってますね。そこまではむしろ否定して欲しくないと思います。
政府の補助金を不正に水増し請求して、返還を求められたという一件もありましたね。さすがスーフリ発祥大学。
大学の許可も得ないで研究所を運営するなんてことが有り得るのでしょうか?常識的に考えて、それは許されないでしょう。まさか、大学側はそれを見て見ぬ振りをしているのですか?
ほうほう、それでは早稲田にある無数の研究所は全て教授の私的金集め組織であると?
研究機関ではありません。教授の私的金集め組織です。早稲田の名前を私利私欲に使っている事は万民承知、理事長もね。
本件の重大性というか、ニュース性が解らない人がいるみたいですね。業界が業界でしょ~よ。借金を苦に自殺する人が後を絶たないのに早稲田がその後押ししてるなんて・・・
この手の研究所は他にもあると思うのですが、その業界の研究所には、関係する業界が寄付するのではないのですか?それともまったくの異業種が寄付を行うのでしょうか?
出身者として恥ずかしい限り。以前からその風潮はあったが相変わらず腐ってる。
早大もそんなに金欲しきゃ、慶應みたいに通信やればいいのに。
記者からの追加情報
「懇談会に過去2回(2006年9月7日、12月8日)参考人として出席している堂下氏のアンケート調査概要が、この日、2ページの資料として公表された。資料は『自民党金融調査会貸金業制度等に関する小委員会』に提出されたものだった」です。お詫びして、訂正いたします。(三宅勝久)2007/10/2
本文:全約6600字のうち約5800字が
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