IISの待合室(当時)
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江原啓之氏に「能力がある」と太鼓判を押されたミディアムは、私の顔のアザについてメロンから感じる皮膚移植や、17世紀イギリスの大火事が原因と指摘してきた。守護霊はシャーマン系と哲学者。書くことが生まれてきた使命の一つと言うが、これは氏名から事前リサーチも可能だ。「牛乳とトマトジュースが視える」と、私しか知り得ないその日に飲んだ物に突然、言及したことには驚いた。「霊能者&個人セッション」データ付き(実名入り、会員限定)。
【Digest】
◇シャーマンの守護霊がいっぱい
◇メロンのイメージと顔のアザ
◇おじいさんが私にお辞儀をしている
◇禁煙のススメ
◇「君には金色の運命の傘がある」
◇哲学者が腕に何かを縛りつけている
◇前世は南アフリカの軍人
◇顔のアザは17世紀イギリスの大火事が原因?
◇これからの人生はネットジャーナリズム?
◇スピリチュアルな生き方が向いている
2007年7月24日、そのスピリチュアルカウンセラーのオフィス(IIS)のある新宿の雑居ビルに向かう。真夏の炎天下である。ビルを見つけると、エレベーターから降りてきた、山中登志子さんとばったり出くわす。「石井さーん!」「ああ、ここでしたか!」とお互いに挨拶。
カウンセラーは、私たちが
MyNewsJapanの取材チームであることを知らない。予約を入れたところ、偶然私たち2人が続いたのだ。山中さんと別れて、すぐに該当の階に向かう。
10分ほど待合室のような部屋で待たされる。スピリチュアルについてのパンフレットなどが置いているだけの素っ気ない部屋だ。受付の女性に呼ばれて、カウンセリングルームに向かう。
ドアを開けるとがらんとした殺風景な部屋に机と椅子がおいてある。K氏がいた。映画に出てきそうな感じの風貌である。キリスト教の神父か牧師のような顔立ち。あごに立派なひげを蓄えている。顔のひげは丁寧に手入れされている。ハンサムだと思う。水商売の人のような感じだ。ホストでもやっていけそうだ。
◇シャーマンの守護霊がいっぱい
「始めてみますね」
--お願いします。
「結構明るい光が視えてきた。髪の毛の長い人が出てきた。中国人みたいだな。右の顔全体をじろじろ見つめている感じ。右の耳側が気になる?」
反応が速い! 間髪を入れずに、話し始めている。20分間でリーディングをするというコースなので、時間を有効に利用するということなのだろう。私の顔の右側にある赤あざについてのイメージが何か視えているのだろうか。
--とくに何も(右耳に)感じません。
「医学の心得のある医者かな。カミソリを持っているなぁ。ひげを剃っている。昔の軍隊か。バグパイプの楽団の人に視える。インカかな? インカのシャーマンか何か・・・・アメリカインディアンかな・・・・。さっき中国人が視えると言ったじゃない?」
--はい。
「もうひとりは輪廻転生だと思う。中国人は別だけど、他の人は共通点があるな。頭飾り。羽根が好き。アメリカインディアンの酋長の頭飾りに視える。もっと南のインディオのインカ帝国かなにか。シャーマンっぽく視える。霊的なものに興味ない?」
--そういうことは避けてきました。
「避けないほうがいいと思う」
厳かな口調で言う。説得力のある言葉に聞こえてくる。この取材企画に参加することを決めたのは、人生は予定通りにはいかない、ということを考えるようになったから。人生の不可思議さを商売にする人間を観察しながら、霊的なものについて考えたいと思うようになったからだ
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顔にアザがあるという状態を、第三者からどう見えるのかを確かめるために、たまにプロの絵描きに肖像画を依頼するようにしている。東京ドームシティの「ラクーア」に出店していた絵描きにお願いした1点。アメリカのグラフィックアートの手法が使われている。
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顔にアザがある人の多くは、人目を気にしないで生活できるようにカモフラージュメイクをしている。私にはその習慣はないが、カモフラージュメイクのプロを志すメイクアップアーティスト志望者のために、メイクモデルをしている。メイクによって人間の印象はがらりと変わる。
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「Kさん&個人セッション」データ

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