占いフリークの友人に紹介してもらったのが、地元大リーグチーム在籍の日本人スラッガーも贔屓しているというニューヨークのＳさん。友人は何人にも視てきてもらったけど、Ｓさんと出会ってから、他の占い、霊能者のところには行っていないという。

　学研から発売されている、霊能者を紹介する本の中の「ヒーリングやチャネリングを中心に行う女性教祖」で、「大リーグ所属の有名野球選手も、その癒しの技を直接受けて、怪我が治ったという。」と紹介されていた。また、「突然に自動書記現象が起き、自分の天命、すなわち神の伝達者を自覚するにいたった」とＳさんのことが紹介されている。

◇録音を断られてしまった

Sさんのホームページ

　ＮＹのＳさんが東京に滞在中、１日に何人かまとめて視てもらうことになったので、知人に教えてもらった電話で、予約時、渡邉さんと二人分の枠を予約した。１時間１万5000円。2007年８月11日、化粧品企画＆プロデュース会社の萬株式会社の事務所に来てもらってのセッションが始まった。

　「録音の許可をとってもいいですか？」と聞いてみたら、記録したりしてやっているのではないからと断られた。いままでの取材で断られたのははじめてだ。

　まず、「メッセージをお伝えします」とはじまった。名前を告げた。

　最初のメッセージは、わたしは、人に教える立場で、これからも人に向かっていく。注目に値する魂なので、したいことをまっすぐ進めるようにとのことだった。

　今年（2007年）は新しい風が吹いていて、一つまったく違うことをしたい、環境に身を置きたいと感じているという。

学研から発売されている、霊能者を紹介する本にも紹介されている。

　抽象的なメッセージだったので、これは守護霊からのメッセージなのか聞いてみると、「わたしが言っていること」という返事だった。「みんな守護霊とか知識で入りすぎ」と言われたが、意味がよくわからなかった。

　Ｓさんは、右利きなのに1993年頃から左手で不思議な文字を書き始めたという。
　
　「今日は何を一番聞きたいですか？」と聞かれ、仕事や持病と答えた。

　持病と言ったので、「聞かないで、入っていってもいいですか？」とわたしの背中にまわって、からだのバランスをみてくれた。それによると、コントロールはされていて血液のバランスはよい。太陽光線に弱いらしく、サングラスをしたほうがいいとアドバイスされた。

◇男性のときの前世はエジプトの薬剤師
　頭の病気であること、四回手術したことを告げた上で病気の原因を知りたいと言うと、「感じる場合と感じない場合、視える場合と視えない場合がある」とのことだった。原因を探るために、過去世に遡ってくれるという。

　「ゆっくりと入っていきましょう」と通信がはじまった