ボストンコンサルティンググループ、時給1500円の「高度知的労働者」たち
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冨山和彦(経営共創基盤)、三枝匡(ミスミグループ本社)、樋口泰行(マイクロソフト)、そして若手では岩瀬大輔(ライフネット生命)といったプロ経営者を輩出しているボストンコンサルティンググループ(BCG)日本法人。中長期的に見た場合にキャリアとして役立ちそうなのは分かるが、在籍中の待遇はどうなのか。「労働時間が長いので、時給にすると安いもんです」(複数の社員)。例外なく長時間労働を余儀なくされるため、確かに計算すれば、激務の割には高くないのだった。
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- 2年9ヶ月後の選別
- 長時間の高度な知的労働
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2年9ヶ月後の選別
BCGのキャリアパスと報酬 |
BCGの社内ランクと報酬水準は、左記のように5段階に分かれており、システマチックに運用されている。絶対額はもちろん高水準だ。新卒は「アソシエイト」として、年俸550万円(院卒600万円)からスタート。新卒で入ると、最速で3年目の12月に、昇格する者とリストラされる者に分かれる。
この間は、せいぜい基準年俸は100万円ほどしか上がらないが、別途、会社と個人の業績に連動したボーナスが年俸の1~2割分、追加で支払われるため、最初の3年間は700~800万円だ。
3年目の12月(つまり入社2年9ヶ月後)に、次の「コンサルタント」への昇進を決めるのは、それほど難しくはない。「新卒では、実績ベースで、同期の7割は昇進できています」(若手社員)。中途入社組は、最速1年9ヶ月で昇進する可能性があるという。
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読者コメント
超一流ファームのリアルな姿が伝わる貴重な一本、興味深く読ませて頂きました。渡邊さんお見事です。
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