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マイクロソフト(2005)

情報提供
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A 優良企業
(仕事4.5、生活4.7、対価4.2)
 マイクロソフトの社員は、2年に1度、「MGB」(Microsoft Global Briefing)というマイクロソフト全体の1週間にわたる一大イベントに参加することが義務付けられる。日本では、部長以上は強制参加、一般社員も“原則強制参加”なので、社員の半分くらいが渡米する。年度初めに毎年開かれており、世界中から何万人もの社員がやってくる。昨年は7月の第3週に、アトランタで実施された。
Digest
  • 競合他社を揶揄する“洗脳”教育も
  • 「自分は世界一の会社に勤めている」
  • デキない人を無視するMSカラー
  • 「あなたを雇える余裕がない」というロジック
  • 社内で人を融通し合う発想はない
  • 執行役含め4階層のシンプルな組織
  • “リナックス対策室”でキャンペーン
  • 「上流」のスキルは身につかない
  • 基本年俸+インセンティブで成果主義を徹底
  • ストックオプション廃止後の水準に不満も
  • 「マネージャーフィードバック」が機能
  • 家族ぐるみのクリスマスパーティー
  • 有休消化はまったく自由
  • AG20年

競合他社を揶揄する“洗脳”教育も

MGBの位置づけは、前年度の成果報告と、今年度の全社戦略を共有するもの。まずはアメフト場のような巨大なイベント会場で、延々とビル・ゲイツや事業部長らのプレゼンを聞き、表彰式がある。次に、各担当別に分かれてのセッション(研修)に参加する。「日本人は冷めていますが、米国人は拳を突き上げてノリノリの人も多く、非常に盛り上がるイベント」(若手社員)。

新卒・中途を問わず、入社時には、「MS101」という導入コースがあり、シアトルの研修施設で、1週間、缶詰めになって、基本的なソフトの知識(Outlookの使い方から)などを教え込まれるほか、「いかにマイクロソフトがすばらしい会社なのか」についての“洗脳”のような教育も受ける。「MS101では、IBM、Oracleなど競合他社をからかうビデオが多く流れるのが印象的でした」(参加者)。

「自分は世界一の会社に勤めている」

こうしたイベントや研修の影響もあってか、同社は、技術職を中心に愛社精神が強い人が多く、「自分は世界一の会社に勤めているのだ」と思っている人は結構いるという。実際、離職率は

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Exceeded2008/02/01 02:51
旦那の場合2008/02/01 02:51
1,000万2008/02/01 02:51
PM 02008/02/01 02:50
AM2008/02/01 02:50
うほほ2008/02/01 02:50
Ownership2008/02/01 02:50
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最近まで社員2008/02/01 02:49
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