日本オラクル
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- Digest
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- ご褒美旅行に行ける人、残される人
- 若年層が搾取されない
- アップ・オア・ステイ
- 360度評価は外部委託方式
- 「オプション長者」はほとんど引退
- ピープルソフトとの合併
- ソフト販売と導入後サポートが中心
- 新人はサポートへの配属が多い
- ジョブポスティングはそれなり
- 佐野氏の施策が残る職場環境
- 浸透しつつある在宅勤務
- オフィス環境を重視
- 時間管理も休日取得も自由
- 5日の育児休暇を創設
- オラクルの1日

ご褒美旅行に行ける人、残される人
これは単なる社員旅行ではなく、限られた業績優秀者のみが参加できるもの。部門ごとに、期初に公表したノミネート基準に沿って人数も変わるが、売上が目標を達成しているサポート部門(約350人)では、60人強が参加するという。こうした高業績者を対象としたご褒美旅行は、日本HPなど外資系企業が多く採用している。
若年層が搾取されない
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日本オラクルの報酬の基本は、年俸制。エンジニア系の場合、年収基準額が会社の業績によって減らされることはなく、12で割ったものが毎月均等に支払われる。減俸もなく収入は安定しているが、家賃補助や扶養手当など、福利厚生の類は一切ない。退職金の前払いも選択できるため、勤続年数が長い人が有利になる仕組みも、一切ない。
若い社員にも相応の報酬を与えているのが特徴で、大卒新人の1年目の年俸が464万円、これにインセンティブボーナスが40万円程度は加わるため、いきなり約500万円からのスタートとなる。初任給は最高水準だ。
ただ、なかなか上がらない。
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読者コメント
50歳以降の社員は中途入社でしょうが、年齢の高い人が中途で入る場合は、前職がIBMやSAPやNTTデータなどの大手企業で、会社も高パフォーマンスを期待して、待遇も良くしてますから。期待に応えられないと、プレッシャーに耐えかねて自ら辞めてしまうのだと思います。
辞める人は辞めるし、残りたい人は残る。
事実上のクビ宣告されるのは、セールスだけでしょう。技術系でその様な光景は見たことがありません。
50歳以降の社員はほぼいません。社員の入れ替わりが激しく、45を過ぎたらクビだと思ってください。
平均年齢:35.7、平均勤続年数が:5.7と公表されています。また、社員数が4年で2割程増えて、現在1700名強いるとも有価証券報告書にて見受けられ、平均給与は917万円です。840万円に落ち着くほどカーブが下がるんでしょうか。そもそもこの会社に60歳の社員が(多く)いるとは思えません。
昨年、外資特有のパワープレイがマーケティング部門などで見られ「気に入らない奴は整理」などありましたが、いかにも外資系なハンサムな紳士な人も多く、商品力があるので技術者などは働きやすいかと。赤坂本社の美しい受付嬢を射止めるのが社内メンズのステイタスのようです。
新卒の平均勤続年数8年、中途採用は2.5年が平均。営業が一番強い男社会。女はたとえ東大卒でも重要なポストはまかせてもらえない。見た目ほど男女平等は進んでいませんし在宅勤務もレアです。35歳までは一般の日本企業より給与水準が高いですが、35歳からは日本企業に抜かれます。新卒年俸500万円でも、定年までの昇給レートがフィックスされたので60歳時点で840万円程度におさまるそうです。
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