六甲のおいしい水、volvic、evianは硝酸性窒素入り 幼児は注意
セブン-イレブンで販売していたミネラルウォーター6本+ボトルドウォーター1本 |
- Digest
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- ミネラルウォーター類をチェック
- 半数から硝酸性窒素を検出
- 「汚れていないきれいな水」?Volvic
- 「世界100カ国以上で販売されている」evian
- バラツキがある、六甲のおいしい水
- 参考1:検査項目の詳細説明
- 参考2:ウォーターの分類
ミネラルウォーター類をチェック
「日本ミネラルウォーター協会」調べでは、2005年の日本の国民1人あたりのミネラルウォーター年間消費量は14.4リットル(輸入分含む)。10年で約3倍に増えた。各国・各地の名水、自然のイメージを売りにしている水や、健康飲料的な売り方をしている水が、店頭にいろいろ並ぶ。安心して飲める水はどれだろうか。
私は、水の簡易水質検査試験紙「クリスタルチェック」(硝酸性窒素、亜硝酸性窒素、総硬度、総アルカリ度、pHを検査するキット)とTDSテスター(水中にある不純物の濃度を測定)を持ち歩き、水道水や市販のミネラルウォーターなどをチェックしている。
水の簡易水質検査試験紙「クリスタルチェック」(左上) ●販売元:バイエルメディカル株式会社 ●価格:¥3,675(消費税込み) ●簡易水質検査試験紙 25回分 電気伝導度「TDSテスター」(左下) 左図は「クリスタルチェック」のチェック方法 右:本企画の様子は、ニュース番組でも放送された(TBS『NEWS23』より)。チェックしている水は、evian。 |
チェック方法は簡単。試験紙を1秒間、それぞれの水に浸す。それを色調表の色枠と比較し判定するのだが、つけてすぐに、「総硬度」「総アルカリ度」「pH」を計測。30秒後に「亜硝酸性窒素」、60秒後に「硝酸性窒素」を色調表の色枠と比較して判定する。硝酸性窒素は、0,1,2,5,10,20,50(単位:mg/L)の7段階で判定する仕組みになっている。
一方、TDSテスターは、水に浸すだけで数値(ppm)が自動的にデジタル表示で出てくる仕組みだ。TDS(Total Dissolved Solid=全蒸発残留物)の値が高過ぎると、汚れた水と見なすことができる。
今回、この簡易検査の対象としたのは、8検体。セブンーイレブンで購入したミネラルウォーターの「六甲のおいしい水」「Volvic」「からだにうるおうアルカリ天然水」「CRYSTAL GEYSER」「富士山のバナジウム天然水」「evian」の6本と、ボトルドウォーターの「酸素プラス」。同時に、自宅(浅草在住)の水道水もチェックした。
検査結果の一覧表 |
半数から硝酸性窒素を検出
結果は、右表のとおり
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硝酸性窒素が出たミネラルウォーター3本
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参考までに、六甲のおいしい水、volvic、evianは硝酸性窒素入り 幼児は注意
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読者コメント
この値は全くの問題なしですかなり大量の硝酸性窒素が体内でまれに反応して亜硝酸性窒素に変換し影響がありうるかもしれないということです、通常のこの値を毎日飲んでも人体に影響はありえません。
この方の本があるようですが、浄水器メーカーの社長さんとの共著です、ここのビジネスのにおいがします。
体に悪くない物を取ること自体が不可能です。
無菌状態で生活することも不可能ですから
大切な事は自分の体内から解毒する力 免疫力がない事が問題だと思います。
体にしっかりビタミンミネラルを取って運動をして健康な状態を取っていれば目くじら立てることはないと思います。
これはトランス脂肪酸の問題よりも面倒だ。記事の書き方自体に嫌疑あり。そもそも硝酸性窒素の多寡を問題にしているはずなのに、そこに硝酸性窒素とは無関係のはずの「衛生的」という基準が入り込むこと自体が印象操作ではないのか。もちろん採水地の環境保全は大切なことですが、そうでない問題で論点をすり替えてはいけません。
今の時代に完全な食べ物はないかと?ではマスゴミが「これとこれは安全」と言ったら今の日本人は皆「それ」を食べ、飲みますね。マスゴミに洗脳されずにご自分で考える時代だと思います。不安を煽ってるのではなく自身で調べ食べる事の大きな意味を考えるべきです、と思いました。
ご指摘はごもっともなのですが、それでは我々は一体毎日死ぬまで何を食べて何をのんで生活すればいいのか?完全無垢な食料はあるならば、ぜjひご教示願いたい。
ちなみに私は「それならば一体なにを食べたらいいのか」ということに一定の考えがあって、実践している。課題や問題をあげつらい不安をあおるだけではなく、消費者としてどう対処すべきか提言しないと、意味がないです。
俺は、一般人より5倍水を飲むんだ!!って人以外は基本的には大丈夫かと。。。。笑
んで、結局は問題なしって事でしょ
世界一の浄水器をつけててよかった。
それに、これを金払ってまで飲む気にはなれない。
無知は恐ろしいものだ。
知らないってコワイ(>_<)
うちは大丈夫だから早くみんなに教えてあげなきゃ
あまり過敏になるのも如何かとも思われます。水も問題ですがその他の作物や食品のほうが心配と言えば心配ですよ。農作物での日本には基準がない。EUは300ppm以下、有機農産物でも数値が高いものもあるし、、。
採水地がどういうところかが推認できますね。
きっと農地やゴルフ場などが近くにあるんでしょう。
六甲のおいしい水は、2Lのほうは不当表示で問題になりましたし、私は避けます。
水道水・浄水は「硝酸」以外に有害ミネラルも含まれてる可能性あります。毎日の有害物質の微量蓄積が大病の根底にあるという最新のデトックスの概念は、現代の食・飲料の中に入ってしまっている有害物質を積極的に防ぎ・デトックスするかという積極的に行わなければならない課題でしょう。硝酸を含まない純水ウォーターサーバーは60万台を数年で実績として導入済みです。
海外スーパーマーケットの棚は近年ミネラルウォーターが減少し、ピュアウォーター(純水)ボトルの面積が増加。世界消費動向は安全性の高い「純水」を飲料しています。スーパーが硝酸を含まない安全な逆浸透膜による純水を店頭に設置し、純水ペットボトルが市場に出始めた事。有害物質は量に関係なく摂取しないのが正解です。
TDS数値が高い=汚れている水ではありません。
私の所の水は002mg未満です、是非はともかく水に関心を持つことは大切な事です。
そもそも消費者主導の世の中に、という渡邉さんの趣旨には賛同しますが、サイエンスの世界には理屈をこねる限界があることもご承知おいてください。
ナチュラルウォーターは採水後に手を加えてないことに価値があるのであって、不純物が溶けているのは当たり前。なんで「ミネラル」だけがありがたがられるの?不純物にはよいものも悪いものもある。「天然」は良くも悪くも品質を厳密に管理することが難しい。そもそもの土壌が悪けりゃ水も駄目になるのは仕方ないし溶質にもよるけど、硝酸性窒素だったら許容の範囲内じゃないですか?あまり神経質になるとお腹壊しますよ。
だったら、純水を飲めば。薬局で売っている精製水とか。そのまま飲むと、たぶん体に悪いけど。
>水道水 00:48 08/27 2006確かに、日本の水道水の安全性は世界でもトップクラスです。また、火山性の土壌のおかげで有害物質を取り除いた後でもかなりのミネラル分が残っています。日本の水道水はそこらのミネラルウォーターよりよっぽど硬度が高いですよ。
浅草の水って朝霞浄水場ですかね。東京都の水質検査報告によれば、硝酸性窒素含有量は2.9mgのようです。要するに、こんなものをあげつらうほうがおかしい。
酸化還元電位は、水道水が平均+600mv、ミネラルウオーターが平均+250mvの酸化水。+は身体が酸化、老化する。製造メーカ-に全てを公開させて、検査監視機関が報道を徹底してほしい。
大げさなこと言えばどっかのEU国のプールの水質基準は5ppm以下日本人はプールの水を飲んでることになる。もっとっも農耕民族は硝酸に強いらしいけど。問題は化学肥料の使いすぎで水道水の窒素汚染が止まらないこと。
> 主婦 12:21 11/27 2006こういう人が、いざ問題が大袈裟になって被害が続出すると、やれ賠償だの騙されただの信頼してたのにだの言い出すんでしょうな。(苦笑)
2月17日付毎日新聞家庭欄に『「硝酸塩」有害説を否定 仏の医師が出版』とありましたが、どうなんでしょうね。
ブルーベビーについてですが、日本では水道水によるメトヘモグロビン血症の報告例はありません。(極めて稀に水質基準の何倍も汚染された井戸水を乳児に与え起こった報告例があるそうです。)赤ちゃんに毎日10リットル以上飲ませない限り心配は無用でしょう。ADI(一生にわたり毎日摂取しても健康上に害がない摂取量)から考えても2mg/Lの水なら悪影響が出る前に間違いなくお腹が破裂しますね。
記事を読んでとても不安になりましたが、読者コメントを読んでみて、2mg/Lの硝酸性窒素では悪影響がまったくないことがよく分かりました。安心しました。読者の方々、ありがとうございます。記者さんは少し深刻に考えすぎではないでしょうか。
生命活動あるところに(亜)硝酸ありというので、人間の体内も然りです。天然水から多少の硝酸イオンが検出されることは全く驚くに値せず、それも味の一つと言えます。日本人は一日当たり200mg程度の硝酸性窒素を摂取しており水中の2mg/L程度は誤差範囲であり、乳児に飲ませたところで有意な影響は考えられません。好きな水を飲むのが一番です。
すでに散々言われているようですが、騒ぎすぎです。通常の摂取量で問題は発生しないはず。ただ要するに、水道水と比べても、安全でもなくメリットがあるわけでもないただの水を、遠いところから燃料使って運んでいるわけで、「六甲」はエコレール商品なる称号までもらっているようだけど、どこがエコ?
ちょっと高いけどきちんとした浄水器を買うのが結果的には一番安い。わざわざヨーロッパから輸入しても水は水。とんでもなく儲かる商品です。ましてや六甲からだなんてあまりにボロい商売ですから。
記者さんへその後、もっと詳しい検査はされたのでしょうか。もしされたのでしたら追記してくださると嬉しいです。
ペットボトルの水が、必ずしも天然の水である必要はなく、むしろ、水道水から、有害物を徹底的に除去して、おいしさのミネラル分を付加した水を商品化するのもいいと思います。
「六甲のおいしい水」なんて、どこから硝酸性窒素が来るんだ?六甲牧場か?六甲カントリークラブか?オレは、そっちの方が興味ある。
記者は,硝酸性窒素などの物質は,ゼロのほうが衛生的で健康だ,とおっしゃっていますが,本当でしょうか?生物は適度のストレスにさらされていないと,逆に弱くなります.硝酸性窒素を全く摂取しない乳幼児が本当に健康かどうか調べない限りは,家庭に持ち込まない方が良いという結論にはなりません.
硝酸性窒素が2PPM程度検出されただけで大げさ過ぎます。「摂取しない方が衛生的だ、健康的だ」確かにその通りですが、遵守すれば餓死するか栄養失調で倒れるかどちらかですよ。一度、あなたが摂取する飲食物全てを計測してみてください。一日にどれほどの硝酸性窒素を取り込んでいるかを。
DHMOは、一応地方自治体の管理下にあるから、我々一般市民がどうこう出来るもんじゃないでしょ。まぁ、その危険性を啓蒙する事に関しては、異論は無いけど。
水の汚染に関しては、硝酸性窒素もそうなんですが、私はDHMOのほうが気になりますが、大手メディアはあつかいません。ぜひDHMOについてもレポートお願いします。
これからの時代、経済も水もわが身はわが身で守らなくてはと痛感!こういう記事は重要!知らないと損する気がします。皆さん、水は本当に大事です!もっと真剣に考えてみてはと思います。
私はかつてあとぴっこでしたが、水道水は蛇口からがぶ飲みしていました。特に気にしていません。地域特性もあろうかと思いますがので、水道水、地下水、自然食の良し悪しは一概には言えません。
みんな熊本に行こう。水道水がうまいよ。うまい水がたとえ危険だとしても、どうせ楽しくない老後を過ごすんだから別にいいじゃない。
確かにNO3-が含まれているとメトヘモグロビン血症を起こす可能性はあるが、濃度が低ければ還元性の物質と相殺して問題は起きないはず。皆さんにも提言するが、安易な科学知識で、物事の一面的なことしか見ないで判断するのは危険ではないか。
硝酸性窒素は含まれていることが問題ではなくて濃度が問題。確かに土壌への肥料の投入により地下水に流れ出し、30mg/Lを越えるものもありますので、そういった水を飲み続けるのは問題あり。一般の湧き水の数値は1~6mg/Lくらいですから、2mg/Lは清浄な水の範囲。
私なんか蒸留水を飲んでます。水道水なんか怖くてのめません。でも私はアトピーなんで?
ミネラルウォーターなら、硝酸性窒素よりも砒素の方が問題なのでは?
野菜の硝酸性窒素濃度はほうれん草で7000~8000ppm(「農林水産wwwサーバーHP:埼玉県園芸試験場」より)キャベツは収穫時期で4500~6500ppm(「栃木県HP:農作物施肥基準」より)となってます。PPmとmg/Lは比重分の誤差がでますから混同するべきではありませんが、希釈水溶液であれば大体1L=1kgと考えてよいので、それで言うと2千~4千倍の数値です。
生命のタンパク質を構成する要素の一つが窒素です。これがバクテリアに分解され、生命が循環していく中で必ずできるのが硝酸性窒素です。生命のいる星にいる限りは必ずできるものです。
水道水は勿論、涌き水も地下水も汚れ切って居ます。硝酸性窒素なんかほんのほんの1部です。女性化・精子減少・セックスレス・少子化・異常人間激増などなど、化学物質で人体のプログラム=DNA遺伝子が狂ってしまったのです
一番安全なのは、水道水だと思います。なぜなら、有機化合物、重金属類、細菌類、その他日々発生する有害化学物質に対する根拠ある規制。この水を浄水すれば、ミネラルウォーター以上です。ただ、ミネラルはありません。
熱帯魚を飼っている方ならご存知でしょうが、魚が糞をしてろ過バクテリアがそれを分解し、亜硝酸性窒素→硝酸性窒素となります。これが植物や微生物のエサとなって豊かな生態系を作ります。つまり自然界の水・食物には必ず含まれるものです。有機物の窒素循環を考えればあって当たり前で、それを今さらのように取り上げて、「ゼロにすべき」とは、あまりに知識が無さすぎでしょう。
硝酸性窒素汚染は、海外の果樹地帯で問題があり、メソヘモグロビン血症で死者が出ています。しかし、地下水の2mg/Lは一般的な濃度です。
くさす書き込みもあるようだけど自分で調べるのはとても大切なこと。私はかねてからミネラルウォーターは胡散臭いと思っていて買ったことがない。我が意を得たりと言う感じだ。
硝酸性窒素などほとんどの地下水から検出される。飲んだら体調不良を起こすようなものではない。実際、国内には基準を超える地下水は、たくさん存在しているが、直接的な死亡原因にはなっていないようだ。放置しておけば危険な問題に違いないが、これをコントローしている現状を認識し、注意を喚起することは重要だが、むやみに騒ぎ立てないことだ。
日本のミネラルウォータの成分表示にも問題あり、酸化硫黄の表示が欧米ではあるのに日本では表示されていない、欧米の食品表示を日本に入ると消してしまったりするのもどうかとおもうのですが、
うーん。気にはなるが、完全に安全なものなんてあるの?私の町の水道水は日本一の成分だというデータがあるけどもう一回データを見直してみよう。でも、自分も今でも川に行くと水飲んでるしなぁ。まっ、気にする人は気にして長生きしてね。
「健康で胃酸が普通ならば問題ないはずです。」って事なんだから少量の硝酸性窒素が入ってたって目くじらを立てなくても。それにウチは赤ん坊がいるけど、「水からミルクをつくることもある」なんて事絶対しないけどな。微量な成分より雑菌に冒されるリスクの方がが大きくないですか?
本気で、水質中の硝酸態窒素を問題にするなら、畜産については輸入に頼っていくしかないだろう。飼料として輸入した穀物の窒素分はすでに堆肥として処理できる量を超えている。有機農法での安易な堆肥の利用についても制限が必要だろう。
日本の水道水は安全でそのまま飲んでも赤痢になることもなければ、ブルーベイビーにもならない。都市部での味についても高度処理の導入により改善しつつある。ミネラルウォーターはわざわざ石油を使ったボトルに入れ石油を使っては運ばれてくる。ミネラルウォーターは環境負荷が高い
>これは,1日の量ですか?そのとおりです。ただ、この数値は素材をそのまま摂取したと想定した場合で、特に硝酸の多い葉もの野菜は、ゆでて湯切りすることでかなり減らせますので、実際には200mgより若干少ないかもしれません。(不正確な書き込みを、お詫びします。)
古い集合住宅のタンクや水道管を通って出たきた水道水の方が汚いのでは?
質問↓「硝酸平均摂取量は200mgを超えている。」これは,1日の量ですか?
日本人の硝酸平均摂取量は200mgを超えている。このほとんどは、野菜、果実、海藻などの天然食品に由来するもの。確かに硝酸性窒素は人体に有害だが、現実問題として避けることは不可能。水から摂取される量は誤差範囲程度。
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