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読売販売員が勧誘で暴行、脚部めった蹴りも逮捕なし 新聞と警察、癒着の実態
2007年1月の佐賀県における業種別苦情件数。佐賀県消費生活センターのデータ。同県に限らず、新聞勧誘時のマナーの悪さは全国的な社会問題になっている。

 読売の新聞拡販員が、会社員に暴行を加える事件が千葉県船橋市で起きた。2008年9月11日、勧誘に応じない人に対して、脚部をめった蹴りにしたほか、メガネとズボンを破損。だが、警察官が現場に駆けつけたにもかかわらず逮捕されることはなく、不起訴処分に。背景には、生き延びるために警視庁から天下りを受入れ、派出所に新聞を無料投函するなど、警察との癒着もはばからない新聞社の実態があった。両者の関係を検証する。

【Digest】
◇新聞勧誘の9・11
◇廃品回収を装った新聞勧誘
◇警察OBが新聞社へ天下り
◇部数の2割減で、年間480億円の減収
◇わたしたちの町のお巡りさん

◇新聞勧誘の9・11
 読売新聞の新聞拡張員が住民を暴行する事件が、千葉県船橋市の郊外に広がる住宅街で起こった。はからずも01年の米国同時多発テロや、73年のチリの軍事クーデターが発生した日と同じである。被害にあった会社員の山崎清(仮名・33歳)さんは、

 「わたしの場合は、読売の9・11に遭遇したということです。まさにテロですよ。これは」

 と、話す。暴行事件からすでに1月を経ているが、いまだに怒りが沸騰している様子だ。

(写真上)暴行事件があったマンション。(写真下)マンションの門。このあたりで被害者は勧誘を受けた。

 

 

 その日、夜の7時半ごろに山崎さんは雨のなか、買い物ぶくろを下げて自宅マンションに帰宅した。すると駐車場とマンションの建物を隔てるフェンスの前を、40歳ぐらいの男がうろうろしている。やがて男はフェンスの隙間をみつけ、そこから内側に入ろうとした。

 後に分かったことだが、この男は新聞拡張団の団員だった。門を鍵で開けなければ建物は言うまでもなく、フェンスの内側にも入れないので、フェンスの切れ目から体を滑り込ませようとしたのだ。

 路上に多量の洗剤を積んだ自転車が止めてあったので、山崎さんは新聞屋さんが集金に来たのかも知れないと考えた。山崎さんは、毎日新聞を購読している。そこで男に、

 「毎日新聞の方ですか?」

   と、声を掛けた。

 「ちがうよ」

 新聞屋さんでないのであれば、相手にする必要はないので、山崎さんは鍵で門を開けて、なかに入ろうとした。すると男は愛想のいい声で、

 「新聞を取ってよ」

   と、勧誘してきた。

 「もう、すでに毎日新聞を購読していますから」

 「サービスするからさあ・・」

 サービスとは、洗剤などの景品を提供することである。一定の期間に限定して購読料を無料にすることもある。それが新聞拡販の当たり前の手口になっている。紙面の質よりも、景品をエサに勧誘することは周知の事実である。

 「もう購読紙がありますから」

 「毎日新聞との契約はいつまでなんだ」

 言葉づかいが徐々に威圧的になってきたという。

 「ずっとです」

   山崎さんの場合、最初は3か月の契約を結んだが、その後、自動更新のかたちで毎日新聞の購読を続けていた。

 「そんな契約はありえないだろ!ゥオー」

 「なんで、あんたにプライベートなことまで教えなければいけないの?」

 「なんだ、こいつ!」

   男は声を張り上げた。

 「あんた何新聞の勧誘員なんだ?どこの販売店から派遣されたの?」

 男はなにも答えない。そこで山崎さんは、自転車に販売店名が書かれているかも知れないと考えて、洗剤を積んだ自転車に近づき、車体を調べ始めた。

 と、男がいきなり山崎さんの膝を蹴り上げた。息をつく暇もなく、山崎さんに2発、3発と蹴りを入れた。靴底の泥が山崎さんのズボンを汚した。

 「お前、逮捕されるぞ!」

 「逮捕されても平気だ」

 男は再び山崎さんを蹴り上げた。蹴りが次々と山崎さんの脚を直撃する。マンションの2階や3階から、住民の顔がのぞいていたので、山崎さんは警察を呼んでくれるように叫んだ。

 そのうちマンションのはす向かいに住む男性が、自宅から飛び出してきて2人の間に割って入った。それでも男はがむしゃらに山崎さんに襲いかかってくるのだった。近所の人々もぞくぞくと路上に出てきて、2人を分けた。

 やがて私服刑事が乗った車がやってきた。さらにパトカーが数台到着して、ようやく暴行は終息した。マンション前の駐車場や道路は人だかりができて騒然となっていた。

 しかし、警察は男を現行犯で逮捕しなかった.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。



新聞勧誘に対する注意を呼びかける横浜市消費生活総合センターの月報

 

 

新聞勧誘で使われるビール券、洗剤、テッシュペーパー。紙面の 質ではなく、景品で新聞を売る。

 

 

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葛飾販売員  19:32 03/13 2016
読売の葛飾堀切店の丹羽と言う者は、平成27年から28年3月まで同店の新人販売員のイビリをしており、そのため、3人が1年でやめているので改善されたし。 つらい業務の憂さ晴らしと、妙な音波によって洗脳されているらしいので、本人に音波の声に従うなと伝えてください。
ココア  15:50 10/29 2012
ホントに読売は腹が立つ、これでよく読売ジャイアンツとかヒーローぶってるよなって思う。単なる悪徳業者じゃないか。
ココア  15:48 10/29 2012
今日はいいですと断って、ドアを閉めようとしたら、ドアを手で止められて、いいですと断ってもう一度ドアを止められて、そして3回めに断ってドアを閉めようとしたらドアの引っ張り合いになって大変でした。
西瓜泥棒Jr  06:35 08/20 2012
福島第1原子力発電所の事故に関する東京電力の記者会見で、義憤をストレートに口に出し、質問というより糾弾する姿が人気を博していた『ネイビー通信』の田代裕治氏が、駐車中のクルマに置いてあったICカード「Suica(スイカ)」1枚を盗んだとして窃盗罪で起訴されていた裁判の判決が、9月6日、東京簡易裁判所(多原收一裁判官)で言い渡された。 懲役1年、執行猶予3年。検察官の求刑は懲役1年だった。
スイカLOVE  00:29 07/10 2012
「田代裕治」でネット検索してくださいっていうから、検索してみたら、東電の記者会見出禁になるわ、西瓜泥棒で築地署に70日もお世話になるわ、挙句の果てには懲役1年の有罪判決。 スイカ泥棒=田代裕治という検索結果でしたよ。
田代裕治  22:52 07/30 2010
下記nt企画は廃業したそうです。裁判にびびったのでしょうか。しかし武松は逃げられません。 詳しくは私のブログに書いてあります。 「田代裕治」でネット検索してください。
田代裕治  13:52 02/06 2010
新聞販売店関係者へ。 この違法犯罪行為をやらせていた拡張団は、東京都板橋区仲宿49-5のnt企画(登記上有限会社エヌテイ企画)です。刑事上の共犯、民事上の使用者責任・共同不法行為者は、命令者である代表取締役の武松則夫です。登記では2010年1月に、住所移転・武松摩理子の取締役辞任・武松則夫のみの取締役と、責任追及を意識しているようです。