ポスティング業者に流れる折込チラシ 新聞社衰退のシナリオが見えてきた
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朝日新聞社が自社の新聞に折り込んだチラシ。速報性のなさが新聞ばなれの原因にもなっている。 |
- Digest
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- 新聞折込では全戸配布できない
- ポスティング業者に対する参入妨害も発生
- 購読者は26/200世帯だけ
- 販売店の資本系列化で本体にも甚大な影響
- 岡山市におけるチラシの水増しの実態
- 「押し紙」が新聞社に仕打ちをする
- 新聞社と販売店によるチラシ詐欺の構図
- だれも販売店主になりたがらない
- 折込チラシ配布者の交代が壊滅的打撃に
悪しき商慣行になっている折込チラシの水増し行為が、新聞社衰退の決定的な引き金になりそうだ。水増しされず確実に全戸に届くポスティング業者のほうに、折り込みチラシが流れ始めているからである。
新聞折込では全戸配布できない
チラシ配布には、新聞に折り込む方法と、ポスティング業者が全戸配布する方法がある。全国的な傾向としては、これまで主流だった新聞折込によるチラシ配布から、ポスティング業者によるチラシの全戸配布への切り替えが、ゆるやかなスピードで進んでいる。新聞の無読者が急増したために、新聞折込ではチラシが届かない世帯が増えた結果である。
たとえば東京都・北区では、広報誌の配布方法を、この4月を境に、新聞折込からポスティングに切り替えた。その理由を北区の広報係が説明する。
「新聞折込では広報紙が自宅に届かないという苦情が相次いだからです」
さらに、折込チラシの水増しが日常化して、それに広告主が気づきはじめていることも、新聞折込が不評になってきた要因である。かりに1000人しか読者がいないのに、1300人の読者がいると説明され、その枚数に応じたチラシ代金を請求されたら、広告主は穏やかではない。ましてコストの削減が口うるさく言われるこのごろの時勢である。
ポスティング業者に対する参入妨害も発生
新聞社は、競合となるポスティング業者の台頭を、極端に恐れている。東京・清瀬市に拠点を置く地域広告社の井前隆志氏が言う。
「わたしは、朝日新聞の販売店を経営していたのですが、強制廃業させられた後、ポスティングの仕事を立ち上げました。するとかつての担当員が様子をうかがいにやってきました。その直後、知り合いの販売店主から、抗議めいた電話がありました。警戒するあまり、わたしがポスティング業を始めたという情報が販売店へ流れたのでしょうね」
井前氏はポスティング業を軌道に乗せるまでに、意外な壁に突き当たった。
「チラシを束ねる機械を購入しようとしたところ、『もともと新聞社からの依頼で開発した機械なので、新聞販売店以外には販売出来ない規則になっている』と言われたのです」
どのメーカーに問い合わせても同じ答えが返ってきたという。やむなく井前氏はインターネットのオークションを通じて、愛媛県の市民新聞の社主から機械を入手した。しかし、自分でメンテナンスはできない。そこでメーカーに依頼してみたが、やはり断られたという。
ポスティング業者の台頭が今後、新聞社の運命を左右しかねないだけに、新聞業界と機械メーカー各社の間に、何か密約があるのかも知れない。
井前氏によると、ポスティング業者の大半は機械を入手できずに、チラシの手折り作業を強いられているという。しかし、このようなことが延々と続くはずがない。自分の利益のためならどんな手段も選ばない体質。これこそが新聞を危機に陥れた要因に違いない。
購読者は26/200世帯だけ
ポスティング業者の台頭は必然だ。新聞を読まない世帯が増えているからである。 滋賀県の大津市にあるYC浜大津の店主・岸塚隆一さんが、新聞ばなれの深刻な実態について言う。
「先日、完成したばかりの200世帯の分譲マンションのロビーに机をひとつ置かせてもらって、販売店が共同で新聞の申し込みを受け付けたのですが、契約してくれた世帯は、たった26世帯でした」
新聞の内訳は、読売新聞が17件、朝日新聞が7件、京都新聞が2件だった。「入居者の年齢層が若いということもありますが、あまりにも衝撃的です」
ある地方紙の販売店主も若者の新聞ばなれに危機感を募らせている。「毎年、この時期に大学の新入生をターゲットにした拡販をやるのですが、数年前から成果はまったくあがらなくなりました。親が新聞を読まない世代になっていますから、子供の世代も読みません。こればかりは仕方がありませんね」
新聞ばなれの要因のひとつに情報伝達のスピードが遅いことがある。 新聞の速報性の限界が露呈されたのは、先の統一地方選挙の終盤だった。4月17日に長崎市長が襲撃され、深夜に死去した。翌日、新聞各紙はこの事件を第1面で報じたが、市長が心肺停止の重態であると報じたのである。
さらに4月23日の投票日には、朝日新聞大阪本社が速報性の限界をみずから示した。自社の新聞に次のようなチラシを折り込んだのだ。
読者の皆さまへ朝日新聞をご愛読いただきありがとうございます。
4月22日(日)は、統一地方選の投開票日です。朝日新聞は、
より充実した紙面を読者の皆さまにお届けするため、選挙当日
は特別報道態勢を組みます。
4月23日(月)朝刊は、統一地方選報道のため、配達が、通
常より遅くなります。
ご迷惑をおかけして申しわけございませんが、よろしくお願い申
し上げます。
新聞だけが信頼できる情報の提供源だと勘違いしているのだ。苦笑するひとはいても、迷惑に感じる人はおそらくだれもいない。
「どこで」「だれが」「いつ」「なにをした」を伝えるだけの後追型の報道であれば、新聞に頼る必要はない。この事実こそが急激に新聞ばなれが進んでいる原因のひとつといえるだろう。
販売店の資本系列化で本体にも甚大な影響
上記で述べたようなスピードの遅さや世代交代等による読者の新聞ばなれに加え、新聞に折り込まれるチラシの市場をポスティング業者とネット広告に奪われ、新聞社の経営がどん詰まりになる公算は強い。
販売店が新聞社の販売会社へ組み込まれる流れのなかで、販売収入の減少が直接的に新聞社本体を直撃するからだ。
これまでは、販売店が赤字などを負担するなど「冷や飯」を食わされていたのだが、販売会社に再編されたならば、それもできなくなる。その時、編集部門の大幅なリストラも避けられない。
わたしが販売店の販売会社化と折込チラシの水増し詐欺という2つの観点から新聞社の危機をはっきりと見極めたのは、4月19日から21日にかけて岡山市で新聞販売の実態を取材した時だった。もともとこの取材を計画したのは、岡山市の一市民から、新聞各社が新聞に折り込むはずの地方自治体の広報紙を破棄しているので調べてほしい、との依頼を受けたことだった。
そのため当初の取材の目的は、広報類破棄の現場を捉えることだった。ところが取材を進めていくうちに、はからずも新聞社が衰退する典型的なシナリオに感づいた。その最大の鍵を握るのが、折込チラシだ。
岡山市におけるチラシの水増しの実態
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岡山市選挙管理委員会が編集した市議選の選挙公報。朝日、読売、毎日、産経、日経、山陽の各紙に折り込まれた。![]() |
具体的に岡山市のケースに即して、まず、本当にチラシの水増し詐欺が行われているのかどうかを見てみよう。
岡山市ではチラシ配布の方法として、新聞にチラシを折り込む方法が主流だ。大半のチラシは、地元の山陽新聞、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、それに日経新聞に折り込まれて、新聞の購読世帯へ配布されている。
わたしが岡山市に到着した4月19日の各紙の朝刊には、岡山市議選の選挙公報が折り込まれた。はからずも折込チラシの水増しを調べる格好の機会に遭遇したのである。
まず、市庁舎の中にある選挙管理委員会に足を運び、職員から新聞折込に関する基本的な情報を入手した。
※新聞折込部数: 263、650部※新聞折込を依頼した新聞: 山陽、朝日、読売、毎日、産経、日経
※折込手数料: 413万7000円
わたしは何を基準にして、折込部数を決めたのか職員に尋ねてみた。
「ABC部数に基づいています」
ABC部数とは、日本ABC協会が調査・発表する新聞の発行部数である。岡山市に限らず、大半の自治体は、チラシ(広報類)を新聞に折り込むとき、ABC部数を基準にして枚数を決める。
しかし、ABC部数のデータと岡山市が依頼した折込枚数を比較してみると、新聞折込の基本原則すら守られていないことが分かった。
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筆者が岡山市の選挙管理委員会で入手した「広報連絡」。選挙公報の折込枚数は、ABC部数を約1万部も上回っている。
山陽新聞社の販売会社の出入り口に積み上げられていた新聞。「押し紙」の公算が強い。
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チラシの配布は新聞折り込みからポスティングへ確実に進んでいる。新聞社が恐れるほどに。
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読者コメント
僕も少し働いていましたが、本当に辛かったです
しかし、新聞社もプライドはないのかね・・・
ジャーナリストとはとても思えないやり方だね。
こんなんなら新聞など無くなった方がいい。
真のジャーナリストは黒藪氏のような人だ。
最近は余った紙を古紙回収業者に売りますよ。
最低ですね。今、紙は高く売れますからね。
その中には折り込み広告も入っています。
こういう記事を堂々と発信できるのもネットの強みですね。新聞じゃこうはいかない。
労働条件は最悪です。一日18時間休日は月に2日位給料は手取り20万円行きません。その上5年前には、交通事故に遭った時の保険金辞めさせられて一銭も受け取ってません。すべて労働基準局にも訴えましたが、名前言ってないのにその日の内に販売店に連絡が行き辞めさせろの社長命令でした。その時の労基の担当者が怨めしいです。朝日新聞販売店の社長にいつか復讐してやります。殺してやりたい。
新聞の押紙問題を余りにも一方的な見解で捉えていらっしゃるように感じています。新聞社はあくまでメーカーです。販売店主さんが店主として地道な営業努力をされず、単なる配達店になり、読者が減れば、必然的に新聞は販売店に余ります。
折り込み機をよそに売れないのは、共同開発で開発費を新聞社が負担しているからでしょう。特注開発品や共同開発品では、発注主が特許を持っているなどの理由で他に売れないというのはマシンナリーでは良くあることです。
oniビジョンが業務を発注している下請け会社は無資格で工事をしているんだね。どーなってるの???
本日の読売新聞岡山版にオニビジョンの悪事の一部が報じられています。偽装請負、社員の拉致監禁、おまけに無資格の公金工事・・・どうなってるんだろうこの会社。ちなみに、山陽新聞の子会社で、社屋は共有しています。
私のパートはチラシ捲きですが、新聞が衰退してくれるので仕事が増え、給料も上がるので万歳三唱ですね。早く潰れろ新聞社。
え!?今でも新聞まじめに読んでいる人いたのですね?知りませんでした。ごめんなさい。
みんな仕事たいしてしてないのに業界全体が悪くなったからといって突然文句たらたら言うんじゃない。少し前はよかっただろうが。これでますますわるくなったらどうするの。正義ぶるんじゃない。みんなそのかねでゴルフいったり車買ったり家建てたり飲みに行ったりしてるがな。
ちょっと考えるべきだよね。チラシが要らない人にとっては同意を得ない投函はゴミの不法投棄、配達員は不法侵入。ちゃんとした判例もあったと思うが。警察にもキチンと取り締まってほしいものだ。
入社したときに販売店で配達の体験をしましたが、山陽新聞の押し紙問題がこれほど深刻だったとはまったく想像していませんでした。ふるさとを守るために膿は出すべきです。
元山陽新聞記者様、黒書の方へもお越しください。以前、大きな貸しがあるあの方も見ているページですので。色々教えてください。
元山陽新聞記者さんへ 現在も体質は変わりません このままでは地方紙の崩壊が近いと思います もっと教えて下さい
岡山を借金漬けにした責任は、苫田ダムや経営に大失敗した三セク遊園地「チボリ公園」を強引に推進した長野士郎前知事(故人)にあります。その無責任県政を支えたのが山陽新聞でした。チボリ開園のときなど連日ちょうちん記事。社内では「おチボリ様」とよばれていました。 批判に耳を傾けない組織は自壊する。人を大事にしない結果としての紙面の荒れ具合にそれを感じます。
わが社も6月には折り込みチラシを新聞に入れる予定だが、ABC部数の7割程度で発注することにした。
記事を読んで、新聞やテレビに代わって真実を報道できるネットの可能性を感じました。これからも頑張ってください。
黒書に木下サーカスの招待券1枚400円で150枚も買わされたとの記事をみて愕然としております。地方紙で、このような事実があるとは、全国紙にでもこの様な脊策はありません。これも局長の脊策ですか
山陽新聞社のオリコミ詐欺 押し紙がこれほどひどいとは思いませんでした 自浄作用はないのでしょうか それとも表沙汰にならなければよいと思っているのでしょうか 本来なら地検の特捜部レベルの犯罪だと思います 訴えられたらどうするつもりでしょうか 特権階級とでも思っているのでしょうか ばからしくなったので配達止めます
k氏のこれまでの言動は目に余る所業がある。このことは発行本社も認めている事である。横領の事は局内で処理されているので これ以上 内部告発は控えてほしい それより赤○氏の
新聞を購読していない私はチラシを読む事が出来ません。大手スーパーなどでは最近ネット上で見れるようになってきており、このような方法がもっと進んで欲しいものです。
新聞販売黒書は、わが社のほとんどの人間がチェックしているHPです。私を含めほとんどの社員は高見の見物をしていたと思います。もう少し見ているつもりだったが・・・Kの名が出たら黙ってはいられない。これからも複数の横領書き込みがある事が安易に予想できるが、一人の丁稚上げでは無いという意味でも足跡を残しておきます。
横領でも何でもありだと 社名をだすのも恥ずかしいだと ふざけるな 社名は山陽新聞だろ 横領とは 前津山支社長のKだろ 社員の名誉のために言ってやる 確かにkによる横領事件は事実だが 他の社員はまじめにやっている 趣旨に反する書き込みはするな kの横領事件は 警察に任せればいい
ヤクザ紛いな押し売り、金券による客の取り合い、売れないのに押し紙の本社。すべてがうんざり!どうせ裏で政治家と繋がってるんだろ?!新聞社なんて表向きで本当はヤクザと一緒。
誰のために押し紙をするかだと 自分の出世と佐々木会長のために決まってるだろう ばかもん
社の運命を握る藤田局長は誰の為に押し紙を強要するのか?横領に何でも有りの組織です。恥かしくて社名も言えません
うちはチラシが足りません。特にスーパー!過当競争なのは分かるが、数年間も枚数据え置きなので、チラシをやりくりして読者にはどこかの店は入るようにしている。地方で戸建住宅が増えている地域での現状です。
「押し紙」問題と折込機の販売先の差別化の問題。公取委さん、しっかりと監視していますか?。これだけ大問題になっているのに、なぜ、取り締まらないの?
組織の実態について語れ と言われるなら納得いくようにしよう 本社は販売会社へ新聞を送る もちろんABC部数による 膨大な残紙とオリコミを破棄する 残紙は紙面広告の価値を高め 破棄するオリコミは販売会社の利益になる 簡単に言えばはこれが実態である 広告主や販売店の悲鳴を聞いていては発行本社は成り立たない これも実態である
折込機械業者がポスティング事業をしています。「独占禁止法違反」いったい君はなにをいっているのかね?よく調べてから発言するように。
新聞販売店と機械メーカーの取り決めで、ポスティング業者に機械が販売されないとしたら、新聞販売店と機械メーカーに余程特別なの条件がない限りは独占禁止法違反じゃないですかね?公正取引委員会に通告してみてはいかがでしょうか。インテリが作ってヤクザが売ると言われる新聞業界にも法の裁きを!
産○の裏金は昔から有名ですよ
広告を無理やり入れさせられてると言う視点も必要。販売店はヤクザまみれになって久しい。日本社会の掃き溜めのような存在になりつつあるのを、日々感じております。
いろいろな意見に胸が痛みます。本社による押し紙、チラシ詐欺など私達の知らない事がこれほど多いとは 私達社員も強制的に新聞を買わされてきました。その為にサラ金に通う日々が続いています。もうこんな生活は懲り懲りです。社員の皆さん協力して組合を作りましょう
社保庁・談合・不二家の不正・遊園地やエレベーター事故など、様々な業界で長年あった不正や検査の怠慢・利益優先の自社ルール作り等の門題が、実際の事故や告発で公になる事が最近多くなった。今回の記事もスポンサーは勿論市の広報誌や選挙公報等は我々の収めた血税が使われている。権力主義や他でもしているという理由だけで強者が弱者を生かさず殺さず飼い殺す。そんな物がまかり通るのなら、大きな声でNOと言いたい。
販売局社員さん、事態の悲惨さ深刻さに比して、淡泊でズレた現状認識、保守反動の事なかれ主義。失礼ながら共感できない部分が多々あります。が、心ある人の意図的な装いのような気もしています。社員をこのような発想・処世に追い込む組織の実態について語っていただけませんか。息の長い追及にもかかわらず改善の動きが鈍いのは、関係者の当事者意識の希薄さ、そう強いる組織の在り方も大きいのではないかと考えています。
販売店の現状を把握しろ とかオリコミ水増し分の経費があれば リストラせずに済むとか 新聞社を敵に回す意見があるが 他の業界でも不正があるではないか 談合しかり税金の無駄使いしかりだ 販売局の人間は 社会部出身ばかりである 販売店の現状なんかわかるわけがない わかろうとも思わない
いや、残念ながら、全てが事実です。別に岡山だけの事ではないです、神戸市内、大阪市内なら40%から20%は、確実に折込チラシは、残紙屋さん行きでしょう。販売局社員さんの云われるように、権力には勝てません、チラシを入れる側の自己防衛しか無いのではないでしょうか。間違いなく、読者数は、高齢者の増加と若い世帯のネット化で激減します。
私の会社は毎週1~2度山陽新聞と朝日新聞に折り込みを入れます。山陽新聞といえば、地元では押しもおされぬ大企業。今でも信じられませんが、本当なのでしょうか?去年末に私の同僚を含む3名が経費削減を理由にリストラされました。適正な広告作成料と折り込み料で済んでいれば、社員3人に払う給料くらい余裕で確保できたと考えれば・・・今回の件、今後もわかりやすく公開していただきたいものです。
販売局員の言い分は筋が通ってない、自分たちの地位を守るだけのずる賢いサラリーマンに過ぎない。もっと販売店の現状を把握しろ
押し紙の写真まで撮られ 読者数とオリコミ搬入数の差までつきとめられた 詐欺と言われればそうである しかしそれが新聞社である それが権力である 販売店は押し紙にあえぎながらも やっている スポンセーはオリコミ詐欺のことは知らない それでいいではないか 読者離れに歯止めがかからないのはどこも同じだ しかし発行部数を減らすわけにはいかない 山陽新聞社の佐々木会長はABC協会の役員でもある これが権力の構図であり 現実だ
社会正義の旗を掲げた新聞社がチラシ詐欺。あきれた。
黒藪さん、御著書拝読いたしました。新聞社の押し紙、チラシ水増し問題、いずれもしぶといですね。私の関心のきっかけは新聞奨学生。満身創痍のビジネスモデル、もう断末魔だろうと思い続けて25年。息の長い悪あがきです。宅配の強み、少ない外圧、販売店の既得権益等々があるからでしょうか。配達中に出会った牛乳屋のことを思い出します。先方にない強固な利権の構造がこの業界にあることは確かなようです。
(山陽社?の)販売局社員さんのコメントは詐欺を肯定していると理解すればいいのでしょうか。黒薮記者には深く多面的な分析を期待したい。
確かに批判一色ではなく建設的な記事とか欲しいですね。単に批判するのは簡単ですからね。そこからの一歩を期待したいです。
わが社でもポスティングは使いません。ポスティングされても、どうせそのままゴミ箱行きは明らかですので。集合住宅はほとんどポスティングNGですよ。
この記事を読んで遺憾に思う 部数の水増し それに伴うオリコミ詐欺は犯罪行為である しかし新聞社の利益はそれによって確保されるのである 押し紙やオリコミ詐欺を否定するなら 山陽新聞社を敵に回すことになるぞ 山陽新聞社の佐々木 会長は日本新聞協会の副会長であることを 忘れるな
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