奥田氏のマスコミ脅し「トヨタ広報部はパーフェクト」(大前研一氏)
大前研一ライブ/2008年11月16日号より |
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これを受けてテレ朝がひより、もとから「体制護持」の読売が同意するかのようにこれを掲載している。
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奥田発言について、大前研一氏は「大前研一ライブ」(11月16日号)のなかでこう発言した。
あまりにも自民党べったりで驚く。出版社によれば、トヨタ、ソニー、パナソニック、ドコモが4大悪人。ちょっとでも悪いことを書くとものすごいプレッシャーが広告のところにくる。編集は、(スポンサーに)「じゃあ大前さんと会ってください」という。トヨタのレクサスについてうまくいかないよ、と書いたときに「必要だったら会いますよ」と言って、最後、向こうから来て、話し合いをしました。
ドコモなんかに対しては、怯えきっている。私は昔の日本の不況のとき、ケータイにカネがいっちゃうから「これをドコモ不況という」と書いた。そうしたら編集者がひきつっちゃった。ページの反対側がドコモだったから。で、一週間延ばして、「ドコモ不況」ではなくて「ケータイ不況」のタイトルになった。
トヨタは奥田さんが言わなくても、奥田さんとこの広報部長はそれをちゃんとやってくれてますから。奥田さんが言うだけ損なんです。あの会社は、そのへんをパーフェクトにやってますから。「奥田さん、いじめないでくださいよ。みんな分かってますから、おたくの広報がパーフェクトなことやってるのは」。こういうふうに言ってあげたいね。
トヨタの闇 |
まったく同感
トヨタをはじめとする大企業のマスコミへの圧力は、私も常に感じている。単行本『トヨタの闇』の出版に際しては、大手出版社がすべてトヨタの前に降参。
なんと広告の掲載まで拒否されるという徹底ぶりで、まさにトヨタ広報部の「パーフェクト」ぶりを実感したものである。下記を参照されたい。
■リコール王・トヨタ “口止め料”日本一の威力■トヨタ過労死事件 CNNほか海外メディアが注目も在京民放は無視
■『トヨタの闇』、日経が書籍広告の掲載を拒否
なお、『トヨタの闇』について、唯一、週刊誌上で紹介した人物がいた。ジャーナリストの田原総一朗氏である。 田原氏から、「トヨタの本、面白かったから、週刊朝日に書いておきましたから」と言われた(朝生で)。
渡邉「ぜんぜん、気づきませんでした。予想どおり、マスコミはまったく書評を書かないんですよ」「だから!僕が書いたんだ。こんど、送っときます!」と微笑みつつ語気を強める田原氏。
『週刊朝日』2007年11月30日号、田原総一朗のギロン堂 |
こういった、「マスコミがやらないから自分がやるのだ」という姿勢が、私と共通するところである。ジャーナリズムにタブーがあってはいけない。それは当然のことだが、影響力は大きいが商業主義の権化のようなテレビを主な舞台としつつ、それを貫くのは大変なことである。
コマーシャリズムとジャーナリズムを高度なレベルで両立できているのは、テレビ界では田原氏しか見当たらない。記事を読むと、まったくそのとおりだと思った(右記)。
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読者コメント
トヨタ車 日産車両方乗ったし」整備もしたが、同じクラスならトヨタ車のほうが整備しやすい、また内装もトヨタのほうが私的に良いです
紙切れのように薄い鉄板の200系ハイエースがなぜ新車300万もするのか疑問で仕方ない。100系と比べてコストダウンが目立つのに価格は強気。どれだけ設けたい会社なのか、、、、、「
「トヨタ広報部はパーフェクト」だってあったから安心してもいいかも。安心で安全な車づくりに賢明なトヨタに期待しているから、誇りが持てる。生活面もね。今、リコールとか問題になってるけど、それは、「わざとした」としか思えない。
だってそんな規格外のものを使用することなんかあり得ない。
(意見はしていません)「パーフェクト」って言葉いいですね。トヨタらしい言葉。でも自信過剰はなんか。
田原総一朗も雑誌で偉そうなことを書いているが、自分だって人のこと言えた義理か。テレビで批判するのは決まって共産党。右翼や部落団体から抗議が来たら、借りてきた猫のように手のひらを返したお追従ばかり。日和見主義もいいところ。ジャーナリストの風上にも置けない。
マスコミは、麻生批判、しかも、政策に対する身のある批判ではなく、一挙手一投足に対する批判ばかりあら捜ししている。ニュース記者は低俗だと思う。中学生レベルだ。日本国を強くし、アメリカや中国、ロシアに対抗しないといけないのに、マスコミはあほだ。アメリカ批判さえできない。
トヨタのディーラーの雰囲気がイヤですね。
一度も買ったことがありませんが。嫌いな企業の代表格です。
マスゴミのあまりにも野党べったりにうんざりです。特に麻生首相に対するネガキャンは低級すぎて苛めというほかありません。汚い首相苛めを早朝から見たくないのでテレビはもう見ない事にしました。
どうせこういった低級報道番組のスポンサーはパチンコやサラ金業界ですから。偏っているのはあたりまえでしょう。
トヨタを買わない・売らない・使わない、3ナイ運動を始めましょう。ウチはアリオンを叩き壊し日産キューブに乗り換えました。
まず、もうトヨタの車は買いません。奥田氏の発言はまさに「何サマ」これに対し、その場にいたテリー伊藤、そして、田原総一郎、鳥越俊太郎などが沈黙しているのは、なぜ?
スポンサー下りてもらえばいいのでは?その代りCMも広告も一切今後出させない、いきがっていても宣伝できなくては収益が上がりませんので・・・・・偉そうなこと言っても、きっと立場が逆転することになりますよ。
トヨタの取締役連中もGMとかを見習い、給料100円とかでよくない(笑)。
トヨタ、ソニー、パナソニック、ドコモよりもっとコワイのは伊藤羊華堂。ちょっと批判記事を書いただけで「折込チラシを全部引き上げる」と言ってきた。
トヨタと愛知県は持ち上げられることが多すぎて(要は媚びられすぎて)ダメになりましたね。出版でも名古屋万歳本ばかりです。この先トヨタには明るい光が見えてこなくなったと思いますけどね。
広告主様へ
広告主様側の意見や著書もあるのだということをもっと伝えたり、もっと知れよということが言いたいのでしょうか???
例えば、『現場で生かすリスクマネジメント』(ダイヤモンド社)という本が2005年に出版されていたり・・・・・。
「スポンサー降りてやろうか」これは、お金の暴力だよね、札びらでほっぺをひっぱたいているんだよね、奥田さん、恥ずかしいよね、品格0ね
「トヨタの闇」の内容も徐々に紹介して欲しいよね
広告主が広告媒体を批判できるのは言論の自由を守る上で重要なことでしょうね。奥田氏は新聞などの部数詐称による広告料詐欺の実態ついてもかなりの認識を持って来ているものと思われます。
まさに、その通りですね。
創価学会の広報についても取材するとどうでしょうか。
元トップがこんなだからトヨタと言う組織もイエスマンだらけだろう民主主義とはいろんな意見や考えかったがあって自由に議論し合うから民主主義であってこういう人は馬鹿独裁者と変わらない頼むからこいつは北朝鮮にでも亡命しろ
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