読売が同一店主との裁判で6連敗
真村さんに対する6度目の地位保全を認める判決。読売は2001年から、真村さんを失職に追い込むために、多数の弁護士と協働してきたが、今回も失敗した。一個人に対する長期にわたる攻撃。真村事件は、人権問題の様相を帯びてきた。 |
読売新聞の西部本社。福岡地裁・高裁の真向かいにある。 |
真村さんが地位保全裁判を繰り返すことになった経緯は後述するが、いずれにしても、これによって真村さんは店主としての地位を守り、対読売の裁判で6連勝したことになる。逆に読売は連敗記録を「6」に延ばした。
しかも、今回の判決は、「債務者(読売)の主張はいずれも採用できず、原判決は相当」と結論づける完璧な勝訴だった。一連の真村裁判の判決を年代順に並べると次のようになる。念を押すまでもなくいずれも真村さんの勝訴である。
裁判のタイプ | 裁判所 | 判決日 |
---|---|---|
地位保全の仮処分申請 | 福岡地裁小倉支部 | 01年10月 |
地位保全裁判 | 福岡地裁久留米支部 | 06 年 9月 |
地位保全裁判(控訴審) | 福岡高裁 | 07 年 6月 |
地位保全裁判(上告審) | 最高裁 | 07 年 12月 |
第2次地位保全の仮処分申請 | 福岡地裁 | 08 年 11月 |
第2次地位保全の仮処分申請(異議審) | 福岡地裁 | 10 年 1月 |
最高裁の決定(4)が下った後、読売が真村さん経営のYC広川を強引につぶしたために、真村さんは再び地位保全の仮処分命令を申請し、今回の判決に至ったのである。
裁判の原告(被控訴人等を含む)はいずれも真村さんであるが、裁判で店主としての地位を保全せざるを得ない状況に追い込んだのは読売である。
新聞の発行部数と実配部数は別。読者は、新聞を選ぶとき、新聞社がみずから実配部数を公表するかどうかを判断基準にすべきだろう。写真はYC水呑。 |
上記リストからも判明するように、真村さんの勝訴に対して、読売は負けても負けても、これでもかと言わんばかりに異議審や控訴審などを繰り返して、真村さんを失職させようとしてきたのである。
この間、8年の歳月。読売のやり方は、第3者から見れば、病的な固執ぶりだった。
読売の方針を検証するとき、わたしは準備周到に脱会者を追いつめる某宗教団体を連想する。真村さんがうつ病を発症しなかったのは、不幸中の幸いと言わなければならない。
◇「ストーカーに付きまとわれた感覚」真村裁判は、実配部数がたった550部の販売店主と自称1000万部、世界一の新聞社を自負するメディア企業の対決である。これまでの経緯からすると、裁判は、この先も続きそうな予感がある。
これほど経済力と組織力、それに知名度に差がある両者の激闘いは、裁判史上でも珍しいのではないか?当事者の真村さんは、みずからが置かれた状況について、ユーモアを交えてこんなふうに話す。
「この8年の間に、読売はわたしに対する裁判で何人もの弁護士を動員してきました。それに費やしたお金も生半可ではないでしょう。裁判に負けるたびにジャーナリズム企業としての信頼も失墜させているはずです。しかし、膨大なエネルギーを費やして失職させなければならない程、わたしは“大物”なんでしょうか
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読売に対する質問状。係争中を理由に、今回も回答を拒否した。
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なぜ押し紙が必要になったのかについて補足。新聞が売れない→広告取れない→記事の質の低下→さらに新聞売れない→…… というループです。
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読者コメント
競争の激しい地区の店だと1000部以下でも年6000時間労働とかを家族で担っているが、地方紙地盤やシェア下位の店でコンビニオーナー並に働いているのかは疑問だな。激烈な競争をしている方が業界標準で、その関東・関西の読売・朝日で押し紙訴訟が頻発しない理由を、怠け者たちは考えるべきだ。
ビラによると真村氏が勝ったのは「押し紙」裁判らしいな、実際には弁護士と詐欺師たちが組んで嘘八百の情報を流しているだけだが。ここまで大々的に平然と嘘をつける人間たちっているんだな、そういう人格なら広告主をだましても罪悪感も持たないだろう。
有難い翻訳、有難うございました。よーく理解できました。元関係者(自称)はかなりの思考疾患保持者と解り翻訳氏の偏差値の優秀さに感服しました。
〔元関係者(自称)は〕この〔読売裁判〕問題に関する情報交換の相手としてはまったく無意味〔なのだ〕。〔数字に細かい〕偏執狂の〔へんてこな事実とそれに対する粘着の〕自作自演のみ〔なのだ〕。〔カリスマ精神科医の私が〕100年に一度の絶対的自信を持って断言する〔めったに言わんよ〕、〔元関係者は精神的な〕疾患である。〔次回も業界人初耳の事実と販売店を詐欺呼ばわりのオチの無限ループなのだ、バカボン。〕
英文を読むより難解。一般の人にも解るような文章でお願い。
この問題に関する情報交換の相手としてはまったく無意味。偏執狂の自作自演のみ。100年に一度の絶対的自信を持って断言する、疾患である。
元ASA関係者がゴチャゴチャ書いているが、この問題は新聞社が実際に配達している部数(実配数)を公表すればいいだけのことだ。
あと東京の店主さんは銘柄・販売店名・新聞の送り部数などの情報を書き込んでください、サンダイレクトという代理店が公開している折り込み定数と比較して確認させていただきます。黒薮氏は過去に岡山の店主と掲示板で自作自演をやらかしたので、通常ではありえない主張をすると最初に嘘情報の可能性を考えてしまいますので。
折り込み定数は通常ABC部数の5~10%増なのに、黒薮氏は50%増というありえない前提を作り非難をしている。岩手では第二の地方紙がABCで部数点検していないからABC部数と折り込み定数に差があるだけなのに、それすら理解できずに新聞社批判を繰り返す、こんなアホに粘着される新聞業界ってかわいそう。それに実配部数を新聞社が把握してたら、編集の経費節減より先に販売店への補助金カットだよ。
貴兄が裁判当事者か経験者ならば、考え方が大きく変わるでしょう。つまり 問題を2つに分けて考えるのが正しいと思います。
今や全ての全国紙の本社も支社も赤字。これも理由は2つ。「部数減」と「紙面広告・広告料」の激減。読・朝は広告料だけでも年間「数100億円」の減収。中後年の人しか新聞をとらない。亡くなる人も多いから部数は減る一方。たとえ景気が戻っても上記2つの回復は不可能。新聞社はもう「実際の配達部数」を公表するべきだ。
限られた領域に、非常に深い興味・関心を持ち、それに熱中する。固執性に加えて、相互応答性の乏しさも・・・集めた数字の細かさにピンと来ました。結論が先にあり、論理展開も偏執的ですので、裁判でどのような判決が出ようと、経験者がどのように反証なさろうと同じ結論の無限ループを見せつけられるだけです。この問題に関する情報交換の相手としてはまったく無意味です。カウント4
2~3年前に読売の(一面広告)のたった一回の広告掲載料金が2,000万円、3,000万円だったのが、いまや「500万円」を切っている。理由は2つ。1つは、広告主が「1,000万部」がウソと気付いてきたから。もう1つはインターネット広告のほうがダントツに費用対効果が良いから。あなたは店主だったのでしょうか?販売局の人だったのでしょうか?
記している数字が正しければ、東京で30年店主をやっている者は大きな矛盾を感じる。ほとんど全ての店には本社が決めた水増し部数の折り込みチラシが来ている。そして余ったチラシは捨てられる。何十年も前に九州地区の広告主が「偽装部数」を見抜いていたとは思えない。とっくに見抜いている広告主がいるはずだがABC報告どうりに持って行かねばならない。その「仕組み」が「悪の根源」。
ABC部数のかさ上げ=新聞社の利益拡大というのは詐欺店主たちの責任逃れの妄想で、広告料が入らないのに補助を出すのだからむしろ損失拡大ということになる。読売・筑後地区の店主は少し前まで西部本社があった北九州地区も不正だらけと考えているだろうが、3本社があった地区で不正だらけだったのは破綻寸前の毎日だけ、朝日・読売は結構健全だ。
北九州版エリアの部数と1cm×1段(3.2cm)の広告単価だが、朝日は153,015部で9,400円、読売は140,046部で8,600円と1万部あたり614円で並んでいる。毎日は163,073部だから10,000円になるはずが、23%抑え込まれて7,700円だ。広告主側に見抜かれれば新聞社が広告料で丸儲けなんてことは不可能。
見当違いなレッテルがどうのこうのと人を批判する前に、真村さんをはじめとする販売店関係者を堂々と詐欺師及び詐欺支援者呼ばわりした始末をつけるまでしっかり説明してもらいます。文脈上「無知な部外者」はどう転んでも田代さんを指す。高尚な脳みそばなしに逃げず、だれのどこがどう詐欺師で無知なのか、もう一度説明することを熱望します。カウント5
司法の判断と第三者の客観的判断で読売が悪いというのを理解できないのは、時代に取り残されてますね。
相手に見当違いなレッテルを貼って勝利宣言をして、後は無知な部外者に頼るの?もう少し自分の脳みそ使ったら?
新聞というビジネスモデルが破綻しているわけで読売も間近ですね。人を馬鹿にしている商売が消えて無くなるのは当たり前です。
>架空部数による詐欺…。
>マトモに仕事していたらこなせる数字で、詐欺で穴埋めをする販売店…。
やんごとなき関係者氏が上から目線で立派なことをおっしゃっています。裁判の見事なまでの負けっぷりを恬として恥じぬ読売新聞。そこにべったりと寄りかかった御託宣は羅列した数字の割には単純な提灯持ちです。田代さんと徹底的にぶつかり合うことを希望します。
人間には人格があります。
会社にも同じく社格があるでしょう。
読売新聞の社格はこの記事のとおり最悪です。読売新聞は拡張業務で凶悪性犯罪まで多発させています。この記事の他様々な読売の犯罪・不法行為。
読売が拡張で凶悪性犯罪を多発させるのも、読売の社格(人格)が異常だからです。最悪なのです。
だれもが嫌がる読売。法も人権も守らない読売は、日本の後進分野です。
読売は社会人として失格です。社会経済的信用失墜行為をやっているのですから、まともな人や、企業も読売なんかと係わりあいたくないでしょう。
この記事の他、読売は不法行為をやっています。それは読売内部の人間ももちろん知っています。
橋本五郎という読売の論説委員は表面は善人面、裏面は読売のやっている不法行為を知っている極悪人、よくそれで公共の電波のテレビで面を出せますね。鬼畜ですね。
司法は久留米の詐欺店主追放を追認しているが、真村氏はその店主のサポートを続けてきた、今でも架空部数による詐欺を正当化しようとしているのなら、読売新聞社が徹底的に戦うのも当然だろう。今年の国勢調査の世帯数によるが、実質2割のマイナスを容認している状態になって、無理難題だの押し紙と騒いで社会の賛同を得られるだろうか、真村氏は論理的に考え直した方が良い。
91年ナベツネ社長就任時が970万、94年1000万突破、2001年1031万がピーク、10年で6%の増加。一方世帯数は90年から2000年までの10年間で4104万から4706万へ14.7%の増加。この時点で9%程度の普及率の目減りは許容範囲で、その後のADSL普及時代はノルマ部数自体も減らしている。これはマトモに仕事していたらこなせる数字で、詐欺で穴埋めをする販売店の方が狂ってる。
読売新聞自体が廃業する事をお薦めします。(読売新聞自主廃業)。
朝青龍は一応実力でやっていたのですが(ただし品格の問題多し)、
読売なんぞは実力も無し(この記事や、押し紙、拡張犯罪、要は身の程知らず)、
また読売は拡張団の犯罪・この記事のような不法行為(他にもマイニュースジャパン等の記事にあるとおり)、お下劣過ぎ、品格など全く存在しません。
傷害事件で朝青龍が引退しました。
スナック傷害事件の読売の杉山繁喜も引退して欲しいと思いませんか?
裁判所は今後どうするの、この期に及んで真村さんに新聞を供給しないいのはなぜですか。
ならば読売の責任者を裁判所に呼んで説明責任を果たしていただきたいと思いますが。皆さんはどう考えますか。
真村さんには、新聞を販売をする権利があるのですよ。
世界には一応、新聞について高級紙という概念があります。
逆に読売は下劣紙です。
この記事の他、読売のやってる事を見ればね。
日本の恥。世界からの笑われ者、読売新聞。
読売は九州の中で、福岡でやっと10パーセント台のシェアで、それも押し紙が4割説。他の九州の各県ではほとんど読売など相手にされていません。
ですので読売は評判すら気にすることなく、平然と司法にすら反している事実。
読売西部本社など、通常の企業では破綻状態で撤退しているのに、読売は経営的にも日本中からNoを突きつけられるでしょう。犯罪も多発させていますし、言論機関としても論外です。
読売が高裁へ保全抗告することが分かりました。おそらく読売の7連敗になるでしょう。メディアであれば、言論でやるべきでしょう。
九州で最悪名物は、福岡のひよこ(土産菓子)と、読売新聞自称西部本社です(福岡の一部で主にしのぎ
、そのせいで鉄火場)。じょうだんじゃないですね。
「俺様が正義だ。俺様が不利益を蒙ることは悪だ」という発想の人物がナベツネであり、その人物を神と崇めるのが読売ですよ
この下にある読売の西部本社にはお笑い。
九州でほとんど相手にされていない読売。福岡ではなんとか10パーセント台のシェア。九州の住人は九州の一部支社との意識です。
身の程知らずの読売。
だから、もうあきらめるだけ状態の読売なので事件を起こすのです。
不利益を蒙っているのは広告主たちでしょうが、彼らが実売部数を気にしないでチラシや紙面広告を出しているのであれば、そういう「商慣習」ということです。一方で政府広報に関しては重大な問題として提起できるのでは。
「YC小笹の「押し紙」裁判」で勘違いです。やはり押し紙に関して販売店が訴訟しても筋が悪いですね。販売店で押し紙で不利益を蒙っているという主張は難しいかと。
毎日新聞が負けたとはいつの裁判のことを言っているのですか?
今年1月の裁判では、読売は1勝1敗、毎日は「和解勧告」(実際は勝利)です。
毎日新聞の件では負けたそうですね。こちらの読売のケースのように店主の地位の問題ならまだしも、押し紙自体については、販売店もその恩恵を受けている以上、主張の筋が悪いです。弁護士もよくないんでしょうが、主張を考え直したほうがいいのでは。
読売は黒藪さんとの訴訟でも3連敗中。
黒藪さんと読売の裁判は4ルートあり、全て読売が最高裁まで争うと、読売は12連敗となります。
読売の読者は何のために購読しているのでしょうか。景品?
広告主も、自らの企業価値などを毀損しかねない行為ですから(広告を出すと)。
こんなことやっているのが読売新聞ですから。
新聞社が、お金だけ払えばこれで終わりですか。
新聞社.テレビ局.新聞社寄りの出版社はしらんかをですか、これではあまりにも真村さん及び関係者の皆さんが気の毒ではないですか。
6回裁判で勝っても、地位保全て言うのはへんですね。
現在では真村さんは、販売店の権利を奪われているわけですが、いまさら従業員が帰ってくるわけでないし、読者も帰ってこないと思います。
今後裁判官と裁判所は何をもってこの裁判の適正な判断をするのかわかりません。
結論はどうするのでしょう。
これが自称「1000万部」の新聞社が行う正義なのでしょうか?
読売新聞は本当にひどいメディアですね。
ひでえなあ~
早くつぶれて欲しい。
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