JAL リストラ・給与カットで「普通の会社員」になったCAたち
Ca 労働不適格企業 【病巣残留型】 (仕事2.5、生活2.0、対価1.4) |
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- 製造業的「カンナ削り」
- 「もっと働けよ!」どんな状況でも文句を言う労組
- 100万円くらい下がった
- 短卒としては下がっても高い
- 1人3名マストのJALカード獲得
- フィロソフィー研修スタート
- 英文系学部が多い
- 米国便に乗る1日の流れ
- 首、腰、耳にくる
- 合コン→寿退社というキャリア
製造業的「カンナ削り」
年間1千億円分と発表されたリストラ策の指揮をとったのが、無給でJALのCEOに就任した京セラ名誉会長の稲盛和夫氏。製造業出身だけに、泥臭い現場主義のカンナ削り的なコストカットが、徹底されていった。CA(キャビン・アテンダント=客室乗務員)の現場では、何が起こっていたのか。
まずは、製造業お得意の各種紙類の削減だ。オフィスでは、「それまで自由だったフライトスケジュールのプリントアウトが禁止になり、『手書きでメモするように』と指導されるようになりました。スケジュール表をケータイの写メで撮る人も多いです」(中堅CA)
機内では、それまでお客用の紙カップをコックピットに出していたが、これも禁止。パイロットは、マイポットを持参するようになったという。「昔は態度が傲慢だったパイロットたちも、『ごめん、ポット忘れたんだけど』とか、恐縮して言うようになって、まともになったと思います」(同)
通勤のタクシーは深夜早朝以外は使えなくなり、バス・電車通勤に。「パイロットも、去年からタクシーを使えなくなったので、帰国便では、宅配サービスで海外出張中の荷物を自宅に送るようになりました」(同)
これはむしろ、たとえば神奈川県の逗子に自宅があるパイロット(キャプテン、副操縦士)が、昨年半ばまで、つまり倒産した後もなお黒塗りハイヤーで往復全配車だったという事実のほうが驚きである。どうりで倒産する訳だ(ANAは未だに運航の安全性と関係のないパイロットの送り迎え特権を平気で続けているから、同じ道を歩む)。こうした特権は、遅ればせながらも、次々に剥奪されていった。
CAの特権は、現『ワールドビジネスサテライト』・小谷真生子キャスターが勤務していた1980年代をピークに、90年代に入ってからは下落の一途を辿ってきた。
90年代は、大阪滞在なら、ヒルトンやリーガロイヤルなど5つ星クラスが当り前。それが今では、伊丹空港近くの『グリーンリッチ』(1泊5千円ほど)に。各地の日航ホテル(千歳、那覇、大阪)も、ホテルオークラに一括売却されて、使うことはなくなった。
海外でも、
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JAL(CA職)のキャリアパスと報酬
JALの現場組織(CA)
CAが機上で使う英語を学ぶための教材、通称「EOL」
評価詳細と根拠
JALCAのキャリアを存分に活かしてメディアでも活躍する水谷舞氏
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読者コメント
会社更生手続き中だった日本航空が行った整理解雇は無効だとして、解雇された客室乗務員計72人が同社を相手取り、社員としての地位の確認などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(白石哲裁判長)は2012年3月30日、解雇は適法と判断し、請求を棄却した。原告側は控訴する方針。
何だかんだ言って、同じ会長が君臨する京セラより年収がいいのだから、贅沢。税金泥棒がまかり通って羨ましい限り。
ボーナスを安易に復活させる姿勢は納得できない。それなら投入された公金=税金を返せと言いたい。
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