講談社の子会社社員、天下り社長によるセクハラ・パワハラで提訴――労基法違反の減給、執拗な反省文、仕事取り上げ…
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社員からセクハラ、パワハラで訴えられている丸木明博・講談社エディトリアル社長(就任期間12年6月18日~13年6月16日)、13年6月17日から同社取締相談役に就任)。写真は雑誌「編集会議」2001年11月号より |
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- 編集経験30年超、ベストセラーも手掛ける
- 路上で「服を脱げ!裸になれ!!」…
- 2か月10%減給、3か月間編集作業停止、会議出させず“村八分”に
- 無期限の企画停止処分
- 反省文を4回も書かせる
- 10日間の出勤停止の懲戒処分、総務経理部に配転命令
- 被告側は「荒唐無稽のストーリー」と反論
編集経験30年超、ベストセラーも手掛ける
まず、原告の主張からみてみよう。訴状や証拠書類などの裁判資料によれば、原告の訴えは以下の通り。原告の深澤和代氏(推定50代後半、仮名)は、大学卒業後、1980年に講談社グループの第一出版センターに入社した。ここは講談社の発行する本を編集制作する会社。その後、この会社は講談社ペックに社名変更し、04年からは「講談社エディトリアル」という社名となった。その間、深澤氏は一貫して編集の職務に従事してきた。
編集キャリア30年超の深澤氏が手がけた本は数多い。最近では例えば、料理研究家・行正り香(ゆきまさりか)氏の著作「圧力鍋、使ってみよう」、「21時から作るごはん ローカロリーのかんたんメニュー」、「まぜて焼くだけ 北欧からのやさしいお菓子」など。
ほかにも料理研究家の「小林カツ代のやさしいおかず200」、「藤野真紀子のナチュラルレシピ」、「藤井恵の朝、10分でのっけべんとう」、「ケンタロウのフライパンひとつでうれしい一週間!」などがある。
料理本の業界では10万冊売れればベストセラーといわれている。講談社はこれまで10冊のベストセラー料理本を出しているが、そのうち2冊は深澤氏が手掛けたものだった。こうした実績からこれまで社長賞を2回受賞。
また、料理本以外では、「ハローキティBook」、「リカちゃんBOOK」、「アトムBOOK」、「ペコちゃんBook PekoBook」(いずれも講談社編)といったホビー本や、「ウルトラ・ゴジラ怪獣ソフビ大全」(著者:齋藤和典)、「ちひろ春の画集」(ちひろ美術館編集)、「ひばり伝」(著者:齋藤愼爾)などを手掛けてきた。
そんな深澤氏が、丸木明博社長(実名)からパワハラ、セクハラを受けるようになった、と訴えている。
丸木氏は、71年に講談社に入社し、79年から同年に創刊された若年男性向け情報誌『HOTDOG PRESS』編集部に配属し、村上龍「快楽のテニス講座」、北方謙三「試みの地平線」などを企画、編集し、87年からは同誌編集長となり、100万部発行(月2回の合計)の全盛期を築き、91年に講談社の生活文化局次長、04年に同局局長に就任し、09年に講談社を退職。同年12月、子会社の講談社エディトリアルに専務取締役として天下り、10年6月から同社の代表取締役社長に就いた人物。
当時、講談社エディトリアルには、編集社員8人、総務経理3人の社員計11人、社長ほか役員計4人、合計15人が在籍していた。
路上で「服を脱げ!裸になれ!!」…
そんな丸木氏と深澤氏の関係が悪化したきっかけは、10年10月22日のことだったという。この日、深澤氏は、丸木氏の要望で、著者の行正り香氏との会合を設定した。
場所は都内の麻布の「世良田」という焼き鳥店。そのとき著者の行正氏は、丸木氏が深澤氏に好意をもって接している、との感想を述べた。
店を出た後、丸木氏は機嫌がよく、「飲みに行こう」と深澤氏をバーに誘った。
その後、丸木氏は複数回、上記同様、著者との会合の後、深澤氏をバーに誘った。
そして11年3月下旬、「カッティング・マルシュ」という本の刊行のお祝いで、丸木氏は深澤氏を麻布のレストランに誘った。その後、バーに誘ったが、バーへ向かう途中、突然、深澤氏に対し、路上で丸木氏は、大声でこう叫んだのだという。
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「草間彌生Art Book」。講談社HPより![]() |
「深澤、服を脱げ!裸になれ!!」
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原告が1回目~4回目の反省について記した箇所の概要。(※筆者が裁判資料をメモして作成したもの=コピーや撮影はできないため)
出勤停止の懲戒処分通知
講談社は広報室長と法務部長が取材に応じた
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読者コメント
パワハラで泣いている人々の為にも断固処罰されるべき
こいつは2011年から八ヶ岳山麓の富士見高原別荘地に移り住み日曜大工の騒音を四周にまき散らしながら悠々自適に不遜な態度で暮らしてますわ。こうしたバブル編集者がふざけた内容のバブル本を乱造して出版業界をダメにしたんじゃないのか
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