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2014年、マスコミが消える日
紙とWEBの最終戦争へ…

 これは秀逸な近未来ムービーだ。2010年、実際のニュース機関がニュース競争に加わらなくなり、コンピュータが各自にカスタマイズされた最適ニュースを書くようになる。そして2014年、「EPIC」なるものがリリースされ、趣味や人間関係までを加味して、優先順位をつけて記事を配信する。ニューヨークタイムズは、一部エリート層と高齢者向けオフライン紙として残る。

 →2014年、マスコミが消える日

In the year 2014, The NewYorkTimes has gone offline.
The Fourth Estate’s fortunes have waned.
What happened to the news?
And what is EPIC?

 これを見て、技術的には、実現する可能性は十分にある、と感じた。  グーグルとアマゾンが合併した「グーグルゾン」の事実抽出ロボットが、勝手に個別読者に最適なニュースを、カスタマイズしていく。

 「どんなにITが進化しても、《取材をして、記事を書く》という作業だけは残る」。ジャーナリスト・本多勝一氏が、そう言っていた。私も、そう思う。

 そして、その作業にこそ付加価値がある。それは、絶対に機械化できないので、機械に負けることはあり得ない。

 ただ、そのコンテンツに対して、「グーグルゾン」が、世界で一番高い原稿料を払い、データベースに収めるという経営判断を打ち出したとしたら?

 莫大なカネを持っている彼らには、資金的には容易いことだろう。そして、一切のタブーなく、書きたいことが書け、グーグルゾンがあまりに巨大でグローバル規模であるがために、スポンサータブーも気にする必要がないとしたら?

 これは、ありえる。

◇タダほど高いものはない
 だが、個人ニュース最適化に向けた障壁は、確実に存在する。

 このシナリオにおいて、もっとも大きな懸念材料は、人間のプライバシー意識だろう。各自の「趣味や人間関係」は、グーグルゾンのデータベースには収まらない可能性が高いからだ。

 たとえば、グーグルの「Gメール」など、私は、まったく使う気になれない。いくら無料だろうが、1ギガ超の大容量だろうが、メール本文のなかの単語を分析して、それにあった広告が表示されるというのは、プライバシー情報が収集されているかと思うと、気持ち悪い。

 プライバシーは保護する、などと言われても、そんなものを信用できるはずがない。このハードルは、かなり高いはずだ。

 グーグルゾンが究極に目指しているのは、まさに、「犯罪者を、犯罪を犯す前に逮捕する」という映画「マイノリティー・レポート」の世界である。だが、心の中をどこまでデータベース化できるのか。

 タダほど高いものはない、ということに、みんな、そろそろ気付き始めるはずだ。「無料であること」と引き換えに、心のなかをグーグルゾンのデータベースに組み入れることを容認する人たちの比率など、たかが知れているだろう。

 とはいえ、不完全ながら、このムービーが描く世界は、かなり現実的だ。マスコミの役割は、小さくなる一方だろう。

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ハッカー  17:20 01/05 2009
マイノリティー・レポート化を防ぐ方法として、 仲間内で使う場合には、単語を分析できない(し難いい)新造言語を作るとかの対抗策を講じる アルゴリズム的にはワンタイムパスワードとトライ&キャッチを利用すれば割と簡単に実装できる