紅茶(食の安全・コンビニ編)
「紅茶花伝 レモンティー」 (日本コカ・コーラ) |
今回とりあげる「紅茶」はメーカー単位で製造・販売されているため、商品ごとに比較検討する。
【商品間の比較・特徴】
<ミルクティーは乳化剤に注意>
乳化剤として使用が認められている「プロピレングリコール脂肪酸エステル」が主成分の殺ダニ剤 |
今回取り上げたミルクティー2種類(「午後の紅茶」と「紅茶花伝」)は、ともに乳化剤が使用されている点が特徴である。ミルクティー以外の紅茶に乳化剤は使用されていない。
この「乳化剤」とは何か。乳化剤には、例えば水と油のように、本来混じり合わないものの境界面で働いて、均一な状態を作る役目がある。紅茶に使用する場合には、牛乳に含まれている油分が紅茶とよく混ざるように使用されていると考えられる。
「乳化剤」は一括名表示が認められており、実際にはどの物質が使われているのか分からない。最も危険性が高いものの一つに「プロピレングリコール脂肪酸エステル」がある。これは、ダニの気門を塞ぐ効果を活用して殺ダニ剤としても使用されている。
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商品別危険性グラフ
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乳化剤・酸味料について、もっと詳しく教えてほしいです。
この欄を含め、本企画では、コメント欄は編集部からのお知らせ専用となっております。
「危険物」のマークは、消防法で規制される可燃物という意味です。食べたり触れたりすると危険ということではありません。
お菓子やさまざまな食品に含まれる乳化剤は、プロピレングリコールとも言い危険マークの貼ってあるトラックで運ばれている。
必ずしも顕著な効果があるわけでもないのに殺ダニ剤として使われるのは、人体に安全でかつ環境負荷が低い(生分解性がよい)からでしょう?そもそもこれの殺ダニのメカニズムは、ケミカルなものではなく、気門を塞いで窒息させるという物理的な作用ですので、気門で呼吸しない哺乳類には無関係。
先ほどの書き込み、一部訂正します。「プロピレングリココール~」自体にも殺ダニ効果はあるとのこと。しかし、乳化剤だから悪い、人体に有毒であるというわけではないということです。訂正してお詫びいたします。
殺ダニ剤「アカリタッチ」の「プロピレングリコール~」については、誤解を招きかねない表記であるため、相応しくないと思います。これ自体が殺ダニ効果を持つわけではなく、殺ダニ成分(油相)と水相の混じりを良くするための目的で使用しているのです。乳化剤と呼ばれるものが全て「悪」ではありません。大豆、卵黄由来のレシチンも乳化剤です。
妊娠すると酸っぱい物食べたくなるんですよね?
あたしの好きな飲み物は午後ティのミルクティと紅茶花伝なんですょ。。。。乳化剤。。。
妊娠してるのに、今日、午後ティーのレモンティーを飲んでしまった・・・。
ジャワティーもレビューしてくれい
エリソルビン酸ってビタミンCの異性体で、問題にするような添加物じゃないですよ。乳化剤も酸味料も無害とはいいませんが、たいてい化学的には単純な物質なので、神経質になる必要があるとは思えません。むしろ、スクラロースのような人間の感覚をごまかしてしまう甘味料のほうが、感覚を鈍磨させてしまう、あるいは異常があった場合にも気づきにくくしてしまうという点で問題があると思うのですが、いかがでしょうか。
「虫を殺せる=安全性に問題がある」と結びつけたいならば、ゴキブリにふりかけるだけで殺すことが出来るサラダ油も安全性に問題がある、と解することも出来てしまいます。 二つの食品添加物が具体例として紹介されてますが、あたかも二つの製品に使われていると誤読させてしまう書き方ではないでしょうか。
記者からの追加情報
>企画概要 >添加物の危険度判定方法
>商品別の危険度算出方法 >sample
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