トヨタは労働者を“部品と同じように”扱う トヨタ取材歴17年『赤旗』記者に聞く
『しんぶん赤旗』編集部 同紙編集局によれば、現在の発行部数は日刊、日曜版を合わせて約160万部。刷り上った赤旗は、党員と支持者によるボランティアで配達されている。 「共産党の機関紙だからこそ、事実を伝え、権力を監視するというジャーナリズムの使命を果たすことができる」(奥原紀晴編集局長、写真左)と自負する。 |
- Digest
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- 他紙が後追い、冷蔵庫偽表示スクープ
- 偽装請負問題を地道に調査報道
- 広告収入に依存せず大企業も告発
- 1人勝ちするトヨタが日本を歪める
他紙が後追い、冷蔵庫偽表示スクープ
『しんぶん赤旗』HPと記事 『赤旗』は「ナントカ還元水」という弁明を突き通せずに自殺した松岡農水大臣の緑資源機構談合をめぐる献金問題を昨年のうちに取り上げ、年明けには、官庁が公表している政治資金収支報告書を読み込むことで事務所費支出の不明朗さを真っ先に掲載。その1週間後に朝日、読売、毎日が後追いした。「ウチは同じ担当が長年じっくりと取り組んでいるが、他紙の取材能力が落ちているのではないか」という『赤旗』編集局の見解を裏付ける現象だ。 |
一政党の機関紙であり、日本記者クラブにも加盟していない赤旗が、なぜ他紙が後追いせざるをえないようなスクープを連発できるのか。『しんぶん赤旗』の編集局長奥原紀晴氏の実感では、この2、3年で赤旗の影響力は確実に強まっているという。奥原編集局長(以下、奥原)「私自身も、『週刊朝日』や『読売ウイークリー』など他のメディアから、国会議員の事務所費問題や石原都知事の税金飲食の問題などで何回も取材を受けています。
以前はウチが問題を追及しても各紙が後を追わなかったけれども、最近は後を追うようになってきました。行政もわりとすぐに動くようになってきた。2005年6月に報じた、冷蔵庫の消費電力虚偽表示のスクープが大きかったと思います」
きっかけは、『赤旗』編集局に送られてきた埼玉県の市民からのメールだった。新築したばかりで週末しか使っていない家の電気代が異様に高いことに不審を抱いた市民が、自力で調べた結果を知らせてきた。
その通報を受けた『赤旗』が、取材を重ねたところ、カタログに表示された消費電力量は冷蔵機能だけの消費分で、冷凍、霜取り機能は止めた想定にして、不当に低く見せていたという。この報道が経済産業省を動かし、翌年5月にJIS(日本工業規格)基準を改正させ、消費電力表示をそれまでの2倍から5倍に是正させた。
この間、他の一般紙は、大手家電メーカーが広告収入の多くを占めるため、ほとんど報道できず、JIS基準が改正されて初めて報じることができた。
『赤旗』編集局社会部の栗田敏夫部長は、「この問題は、一般紙が完全に黙殺していたのに、『赤旗』の報道で行政が動き、行政が発表するとメディアも報道するということになったのです。他紙は、メディアの役割を果たさなかったということです」と断じた。
このスクープを契機として、『赤旗』がとりあげた問題を他紙が後追いする事例が増えてきた。昨夏から話題になった偽装請負問題もその1つだ。
偽装請負問題を地道に調査報道
「赤旗なら取り上げてくれる」という信頼から寄せられた市民のメールにより始まった冷蔵庫の消費電力過小表示キャンペーン。JIS基準改正、メーカーカタログ表示修正まで事態を動かした影響力によって、以降は他紙が『赤旗』に追随することが多くなったという。 |
『赤旗』日曜版では早くも2005年10月2日号で、偽装請負を告発し直接雇用を勝ち取った松下プラズマディスプレイ(大阪府)の吉岡力さん(半年で解雇され、裁判闘争中)の闘いを報じていた。岡記者(以下、岡)「当時は、そういうことがあるんだなあという程度で、記事には何の反応もありませんでした。僕らもやっていてもよくわからないんです、これが重要なニュースかどうか。でも、これは何かおかしい、何かひっかかると感じて、もう少しやってみようと継続的に取り上げ、それを編集局も後押ししてくれました」
その記事を書いた日曜版の岡清彦記者も、当初は偽装請負とはなんなのかがよくわからないままに取材を重ねていたという。
『赤旗』日曜版取材チームが追い続けた偽装請負問題は、2006年7月末に朝日がキャンペーンを張ったことで一躍、社会問題になり、大規模な偽装請負を続けてきたキヤノンの会長でもある御手洗冨士夫日本経団連会長は厳しい批判を浴びることとなった。岡「ちょうど1年前の7月初めで暑い時期でした。工場のそばに建つワンルームマンションの扉を叩いて回っても何の反応もないままでしたが、レンタカーで周囲を巡るうちに夕立が来て、雨がざーっと降っている中で、ずぶ濡れになりながらキャッチボールをしている青年達がいました。
『朝日新聞』がキヤノンの偽装請負の取材を進める中、『赤旗』はキヤノンの労働者と接触する手立てが全くないままに、大分キヤノンの工場の取材を開始した。
レンタカーを止めて、なんでこんな雨の中でやってるんだ、と話しかけたら、金がないんだ、こんなことしかやることがないんだ、と話をしてくれた。彼らはキヤノンの非正規労働者で、それが糸口になり、マンションに入れてもらってじっくり話を聞くことができました。
こういう記事を出すと、読者からの反応がものすごくあります。
例えば、偽装請負で働かされている彼らは、以前はフリーターというよくわからない概念で呼ばれていました。親の世代からは、自分の息子や娘が次々と仕事を変える、そんな気ままでいいのかな、と思われていた時期がありました。
ところが、そうじゃない、そんな気ままにやっているんじゃなくて、そういうふうに働かざるをえない労働者が、天下のキヤノンや松下、トヨタにもたくさんいる、というのがわかってきました。
これはいったいどこに原因があるのか。社会の仕組み、政治の根源まで問題提起したときに、ああなるほど、今まで自分の子供をそんな目で見ていたのは間違っていたな、という反応がありました。そうすると我々も、もっと取材を重ねよう、ということになります。
僕が今まで偽装請負をやってきたのも、そういう読者からの後押しがあるからです。
一般紙は一度花火みたいに打ち上げると、なかなか後が続かないことが多いが、ウチは偽装請負も2年余りかけてやってきて、ようやく動きが出てきた。それくらいの年月をかけないと、世の中に大きな問題を提起できません」
『しんぶん赤旗』日曜版取材チーム 『ワーキングプアと偽装請負職場ルポ-非正規雇用を追って』(日本共産党中央委員会出版局)と、朝日新聞特別報道チーム 『偽装請負格差社会の労働現場 』(朝日新聞社出版局)は5月の同時期に刊行されたルポだが、朝日が大所高所に立った社会学的視点なのに対し、赤旗のルポは、労働現場にとどまらず一人一人の生活事情までを丹念にすくいあげ、困窮する労働者に寄り添うことで、読む者に偽装請負の実態が染み入ってくる。
奥原編集局長は、スクープには二種類あると語る。
奥原「企業や行政の人事とかを1日かそこら早く抜くスクープにはほとんど意味がない。どうせわかることをスクープと称しているのは恥ずかしい。本当のスクープとは、隠したままでいると社会全体が損害を被る問題を暴き出すことです」
広告収入に依存せず大企業も告発
しかし、事業収入に匹敵する広告収入を得ている一般紙では、広告主となる大企業の問題点を告発するのは容易ではない。
元朝日新聞編集委員で経済ジャーナリストの阿部和義氏のブログ によれば、キヤノンの偽装請負キャンペーンを張った朝日新聞に対して、キヤノンは2006年10月末以来、広告の出稿量を減らし、朝日が共催する美術展への協賛を開催直前に下りるという露骨な報復に出ている。
一面広告で約3000万円という広告収入を失うことは、朝日にとって大きな痛手となるという。
奥原「一般紙と違い、共産党は企業献金を一切受けないという方針を貫いているし、『赤旗』は大企業の広告は一切載せないという方針なので、全く遠慮がいらない。大企業が社会的責任を果たさずに不当なことを行う場合には、その行為を暴いていくことができます
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スポンサータブーのない『赤旗』は、日本一の企業トヨタをも容赦なく追及し、トヨタ本社でのサービス残業、プリウスのリコール隠しや、急増するリコールなどの内情を暴いてきた。
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読者コメント
日本共産党を「破壊政党」だと警察学校・防衛大学校で教育し、公安警察が党員を監視し、親族の進学や就職での差別を助長し、サラ金のビラ投入は取り締まらないのに、共産党が政治活動報告のビラを配ると逮捕。その一方で、他民族を侵略して憚らない中国の顔色をうかがってばかりの政府の姿勢。矛盾だらけ。
これからも“必要悪”としてがんばって欲しい。
共産党はその名称の持つ本質的な独裁志向・秘密主義を明確に払拭しない限りメジャーにはなれません.歴史上,世界の共産党主導国家にまともなものは殆どありません.その代表が中国です.自民・民主ともに情けない政党になりましたが,国民全体のバランス感覚は,それでも共産党に傾きません.もっと謙虚な心で民意に耳を傾けてほしいですね.正義の偽装が彼方此方に散見される昨今です.
『選挙戦略』についても書いて欲しい,政策批判だけでは他党の機関紙と同じ。【裏選対】…集団主義,ムラ社会のタガの嵌め方=【組織選挙の形を残したままではダメ。】戦略の要諦,核心…それは【無党派と個人】だ。パワハラの検挙につきるのだ!
読ませていただきました。「しんぶん赤旗」の読者です。「赤旗」のスクープは「隠し通そうとするものを抉り出す」という凄さですね。 気になる出来事があると一般紙と比べて読みます。16ページの紙面では足りないと思うこともしばしば。
共産系の職場では働きたくないですがね…しつこい赤旗の勧誘、選挙の時には手伝いや応援の強制…社員研修という名目で行ったはずが、なぜか共産党や平和についてのお説教…まぁ選挙の時なんか、どこでも支持政党の応援に駆り出されるか
しんぶん赤旗日曜版を父親が購読しており、小さい頃から馴染んでいます。子供が馴染んだということは、やはり「わかりやすい」紙面なんですよね。加えて、少年少女新聞は楽しかった。共産党が庶民の味方だということもわかりやすい。私は今、職場で労組設立に向けて行動しているのですが、しんぶん赤旗から受けた影響も大きいです。
社会保険庁の仕事怠慢は年金問題だけではありません。医療監査では病院との馴れ合い監査、診療報酬の横領も見抜けない。患者さんが気の毒です。
91歳のお袋は「天皇陛下」の言葉が聞えてくると背筋をのばす。だが赤旗の記事を隅から隅まで読んでいる。「わかりやすい」という。介護保険、障害者自立支援法、後期高齢者医療制度・・・一般紙を読んでも問題点はさっぱりわからない。「偏りすぎ」と言われるゆえんは、他紙がおろそかにしている問題の核心部をえぐりだすためではないか。
共産党と赤旗は日本の良心。こんなに素晴らしい政党があることをはずかしながら今まで知りませんでした。
二十歳の選挙権を取得後、共産党又は共産党が支持する候補者以外は投票したことがありません。そのことに誇りを持っています。とんでもない方もおられますが政党としてこの位全うなところはありません。読者が少ないのはアカ攻撃をはじめ理不尽な中傷誹謗にごまかされているからです。私はこの頁を印刷してより多くの方にみてもらい誤解を解きたいと思っています。
読ませて頂きました。赤旗だからとの予断を持たずに取材された、伊勢一郎さんもジャーナリスト魂のある方ですね。内容も、赤旗を読んでも解らなかったような「スクープ」の本質に迫るもので、読み応えがありました。無料で見られる範囲だけでも重厚なものでしたが、有料記事はこの2倍もあるようす。相当力を入れた取材だったことが想像できます。今後も折に触れ紹介してください。
今度は、損保・生保の不払い問題徹底的に解明してほしい。CM流れすぎなとこは、うさんくさい・・・
今から20年後の2027年、果たして自民党や民主党は存在しているんでしょうか?私は、日本共産党は存在している、と思います。いつも働く者の味方として、そして、社会を科学の目で分析し見通す力を持つ政党として。今からが共産党さんの出番!!
偽装請負記事は一般紙でも見かけるものの、その後の正社員雇用まで追い続けた「赤旗」取材・記事は他紙にはない魅力を感じます。新聞を毎日読まくなってから、日曜版(一ヶ月800円)で程よく「事実」を知ることが出来ます。
随分以前から旧ソ連や中国の共産党とは手を切り、自主独立の方針の下、政党運営を行われているそうですよ。その基本方針を定めた、党内随一の実力者の方が最近お亡くなりになったそうで、お悔やみ申し上げます。
今回の地震規模に耐えられない原発がほとんどと赤旗が指摘している。さらに、今回の震災の際の原発火災等、過去に赤旗が危険性を指摘している記事があった。政党云々は別として、この取材力・確かな信頼性は他の商業新聞には見られない。真実を追求する姿勢をこれからも貫いて欲しい。他のマスメディアはあてにならんからなぁ・・・。
”部品と同じ”ではなく、”部品以下”の扱いですよ。
赤旗がこういう報道ができるのは、政党助成金を一切受けとらず、企業団体献金ももらわないからだと思う。旧ソ連や朝鮮と同じイメージだと思っている人がいるが、その全体主義に反対して闘った日本で唯一の政党であることはあまり知られていない。もっと宣伝を上手にした方がよいといつも思っている。今度の選挙はマスコミの予想を覆すようながんばりを期待して応援しています。
私は共産党の活動を一定の部分では支持しているのですが、ちょっと書き込みが賛辞ばかりで不自然に思えるのは私だけでしょうか。この辺が、共産党支持者が奇異に見られる大きな要因だと思うのです。自らの支持政党に対しても、常に批判の目を向け続ける、そんな姿勢も必要ではないでしょうか。
私は、長く赤旗に期待してきました。その点では、もっともっと大きな新聞になって欲しいと思うのですが、そういう面では物足りなさも感じています。一層の奮起を!
my news japamで赤旗をみました。弱者の視点も社会的不正義もあぶり出す点では似ていますねています。さらに赤旗のよいところは多くの人たちに働きかけをしていることです。草の根の運動というのかもしれません。野党といっても他の野党にはこのようなことはできないのではないでしょうか。九条の会でも全国に沢山組織しましたね。主張と行動力が一致した素晴らしい政党だと思います。
「しんぶん赤旗」は偏っていると言う方が未だに多くいますが、自民・民主の機関紙かと見間違う新聞が少なくないなかで、誰に遠慮することもなく書かれている記事が真実と思う。そういう「しんぶん赤旗」の記事はいつも国民の側に「偏っている」と思う。こういう新聞が日本に存在することは、日本の誇りと思います。
共産党の分析力、理論は筋が通っている。今、見失われがちな視点をキチンと指摘している。戦前から一貫して戦争反対を貫いたのも共産党だけ。
赤旗は政党機関紙なのにかなり一般紙に近い。選挙や党大会などがあると政党機関紙そのものになる。公明党と創価学会との政教一致の憲法違反の記事も勇気がないと書けない
この底力、やっぱグレートだね~。法動力というのはこういう積み重ねなんだろう。共産党好き嫌いは別で、すごいと思う。
日本共産党と赤旗は政党助成金も受け取らず、企業献金ももらわず、孤高といえば孤高だ。しかし先般の自衛隊による「反自衛隊市民監視活動」の内部文書入手をみても、実に幅広く奥深く共産党の支持者がいるようだ。私の友人が警察に生活の相談に行ったら、共産党に行きなさいと言われたと驚いていた。 やはり政党として、財政的に自立していることが、様々なスクープなど腐敗追求には、決定的なようです。
赤旗のようなジャーナリズムが日本にあることは救いですね。若者たちが将来に希望と展望がもてるような記事をどんどん書いて下さい。
真っ直ぐな目で、いいところはいいとストレートに表現するこのような特集(?)を久しく読んだことがありません。赤旗を読んでいますが、編集局の人の取材話など初めて聞きました。同紙の編集局はやりがいがあるでしょうねえ。とても大変そうだけども。これからもMy News Japanやしんぶん赤旗のご奮闘を期待しています。
著名なジャーナリストの中にも、『赤旗』を評価する時、「政党機関紙で限界はあるが」と前置きする人がいますが、ジャーナリズムの評価は、主張していることが正しいか否かで判断すべきでしょう。
「格差社会」に直面して気づいたことは、「社会福祉云々は国力=経済力が無ければ成立し得ないという大前提」が驚くほどあてにならないということでした。会社が過去最高の経常利益をたたき出しながらも、末端の従業員の生活は悲惨なことこの上ない。それなのに会社や国益を自発的に慮って我慢する。福祉は権利ではなく慈悲だと思う。この不思議な構図や心理のからくりを解きほぐしてくれるジャーナリズムは不可欠です。
赤旗の報道が国民の立場にたって、「真実の報道」がされていることに、他の報道機関関係者は学んでもらいたいものである。
冷蔵庫偽表示! あのとき松下などは「買い換えるというエコ選択」などとコマーシャルをしていて、一般紙の家庭欄なども、それを裏付ける記事を書いていた。で、私も期待して古くなった冷蔵庫を買い換えちまったんだよな。(T,T) チクショー
「赤旗」でマイニュースを知りました!赤旗以外で財界の「紐付き」ではない報道機関があったことに驚きと心強さを感じます。早速入会しましたよ♪「しんぶん赤旗」に対する「読者コメント」は概ね正確な評論で、辛口のコメントも参考になります。
自・公対共だ。力関係では大きく差があるが、それを打ち破ってほしい。田中真紀子も云っていたが、民主は元々自民の田中派、今の自民は福田派の流れ。ルールある経済を築き、格差をなくすためにも、今回は共に期待する。
「しんぶん赤旗」で「マイニュース」の「赤旗」取材の記事ががあったので初めてアクセスしました。「赤旗」の評価は全くそのとおりだと思います。ただ読む人=読者が160万人ではまだまだ少ない。スクープでない記事でも世論になるようにならないと。
塩崎氏の問題も早速取り上げていましたね。他のニュースじゃまだ見てません。
木を見て森を見ずではいけませんし、その逆ももちろんです。企業の不当な行為は断罪されるべきですが、日本企業の経済活動を損なうような事もしてはいけないという点も考えなくてはなりません。企業の襟を正させることがベストであり、本活動がそのような方向に向いていることを願っています。
このような活動は一定の評価はします。ただ、共産党が何故政治の表舞台で活躍できないかというと、例えば社会福祉云々は国力=経済力が無ければ成立し得ないという大前提と、労働者階級の全面保護・資本活動の制限は国際社会においても結果国益を損なっていくということを踏まえていないからです。もちろん不平不満はあるでしょうが、今、社会福祉の恩恵を何かしら受けられるのは国の経済力あっての事を忘れてはなりません。
赤旗報道は上っ面ではないね。丹念に掘り下げ調査する姿勢、科技庁国家資格「技術士」に共通する姿勢ですね。「論理的考察力」と「課題解決能力」を保持している、すごい。ジャーナリズムが生きている。
偽装請負はIT業界もそうです。請負派遣で子供は帰宅は深夜、休みの日も勉強会など無給で出勤。一流企業で一日勤務を終えを退社後会社に戻ってまた深夜まで働くのです。給料はピンハネでとても安く時間給も信じられない安さです。ソフトと言う特別な技術のこれが時間給?実態です。
共産党といったら中国や北朝鮮などのイメージでいましたが、見方が変わりました。こうして地道に活動している真実を知らないわたしたちは、ある意味で体制側に都合の良いように洗脳されていたのかもしれませんね。
「しんぶん赤旗」しかジャーナリズムが存在しない今はなさけないね。もっと民間新聞はがんばって欲しい!
安倍首相は親方日の丸とよく言いますが、共産党以外国民の税金政党助成金で多くを賄っておりこれこそ日の丸です。これからもスクープを!
またまた、赤旗のスクープ:塩崎氏の事務所経費不正;すごいです。
共産党の地道な活動がよく解りました。決してぶれない所もすばらしいです。
共産党は硬いイメージで嫌いだとか言われるときがありますが、誠実さがあると思います。今の国会でのチェック機構としての政党として期待したいです。
赤旗・共産党がワーキングプアとよばれる若者の生活に密着していくなかで彼等の信頼を得て、偽装請負の実態を明らかにしていったとの記事に共感を覚えました。共産党というと、なにか特別な異端の存在と見られがちですが、そうではないんですね。
どちらにも片寄らない見解はないと思います。どちらの立場に立って事実を見るかということだと思います。私は弱者の部類ですから、そういう意味では、『しんぶん赤旗』は働く者や弱者の立場に立っているという点では、しっかり片寄ってくれて有難いです。企業の不正を許さないという立場の内部告発を、『赤旗』はしっかりと受けとめて欲しいです。
キャノンも大人げないと言うか、制裁で広告を止めるなんて私のカメラはキャノンです、新聞社の広告収入は大きくそれで圧力を加える、あり得る行為ですがでも新聞は真実を報道してほしい。ささえるのは読者。
共産党には政権に絡んで欲しくはないですが、ある程度労働者側に立った姿勢・活動は評価できます。だからと言って赤旗は読みませんが。どちらにも偏りすぎる偏見・批判は良くないと思うからです。(現実にはあり得ませんが)理想は企業と労働者が対等であれば良いのです。
共産党タブーはあるももの、その点をのぞけば、『赤旗』の報道姿勢はもっと評価されていいと思います。
カリスマだったミヤケン氏が死んで、共産党もだんだんと変わるのでしょうか。共産党内部の権力争いも、自民党のそれと同程度にあけすけに赤旗で報道されるようになれば、支持者も増えるのではないでしょうか。
には、なかなか凄いものがありますね。
実際に動いて助けてくれるのは共産党だと言われているようですね。個人的な実体験としても、まめに返事をくれるのは共産党です。人情味のある政党のような気がします。共産党の存在を軽んじることなく、共産党の政策と立場が合致される方々は支持されたらよいと思います。政治が良くならないのは、有権者が投票時に選択を誤ることが最大の原因だと思います。
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