闘う労組「全トヨタ労働組合」委員長は語る(前編) 「結成のきっかけは40代社員の首吊り自殺でした」
会社の御用組合でない本当の労組「全トヨタ労働組合」(全ト・ユニオン)や愛知県下の他の労働組合が活動を始めると、会社の人事部による監視活動が始まる。写真は公安警察ではなく、トヨタの正社員。 |
2006年1月22日、全トヨタ労働組合(全ト・ユニオン)が結成された。既存の御用組合・トヨタ自動車労働組合とは違い、正社員、下請け、孫請け企業の社員、外国人、期間工、パートなどトヨタ関連会社で働く者はすべて加入できる間口の広い組合だ。
この組合員15人の新組合の若月忠夫委員長に話を聞くと、広報室や御用組合に接触してもわからない巨大企業トヨタの内情がよくわかる。
◇50歳で班長(EX)という昇進の遅さ
私は、昭和40(1965)年に入社してから、トヨタ自動車元町工場で42年働いています。車のボディーを作るプレス加工の職場です。◇40代トヨタ社員の首吊り自殺
いまの役職は、EX(エキスパート)。昔で言う班長です。MyNewsJapanで「トヨタで死んだ 30歳過労死社員の妻は語る 」という記事が掲載されている過労死した内野健一さんと同じ役職です。ふつう高卒で入った場合は、12~13年、30歳前後でEX(班長)になる。過労で亡くなった内野健一さんは、早いほうだと思います。
私は差別されていたので、EXになるのもだいぶ遅かった。交渉に交渉を重ねたうえで、ようやく50歳でEXになりました。
私自身は山形出身。だいたい東北地方の人は関東地方に行って働くのですが、田舎の高校なので、そんなに東京の大きな会社から求人はこなかったんですよ。もっとも大きいとか小さいとかはそんなに意識しなかったんですけれど。
若月忠夫全トヨタ労働組合委員長。「きちんとした組合と会社に変革したい」と語っている。
下は、「全トヨタ労働組合」のHP。
とりあえず自動車産業、トヨタくらいならいいかな、と思いました。ほんとうは地元か東京で就職と漠然と考えていました。
入社は、東京オリンピックの翌年で、高度成長の始まりです。高速道路ができ始めた時代で、まさに自動車産業=トヨタ自動車を支えてきた世代なんですよ。ローカルトヨタからグローバルトヨタに成長した原動力のひとりとして、それはそれで誇りを持っています。
初任給は1万1千円くらいでしたかね。総額で1万5千円くらいでした。その当時は職業を選べる時代でした。いまは企業が従業員を選ぶ時代ですからね。
もう十数年前のことになりますが、私が本当にまっとうな組合活動をしなければならないと思った事件がありました。◇信頼できない・弱い・頼れない「トヨタ自動車労働組合」
私自身が悔しい思いをしたのは、ある社員が追い詰められて自殺してしまったことです。自律神経失調症に陥ってしまった人が私に相談してきました。
「いまの連続二交代の勤務体制では、妻の健康状態もよくなく面倒を見なければならないので、とてもじゃないが勤められない。オール昼勤務だけの場所に配置換えをしてほしい。なんとかしてくれないか」というのが彼の相談内容でした。
そのとき私は既存労働組合の組合員でしたが、しかるべき部署と相談したことがあるんですよ。それでも埒が明かなくて、彼は自宅で首吊り自殺をしてしまった。まだ40代の若さでした。
彼の命を救ってやれなかったという痛恨の悔やみ。しかも、彼の上司は労働組合の役員経験者だった。そういう役員経験者がなぜ彼を救ってやれなかったのか。
上司は自殺した彼を嫌って、「こんな者は辞めてしまえ」「自分たちにとって足かせだ」と言って、自殺前、彼に嫌がらせをしていました。挨拶しない、話を聞かないという対応を受けて、彼は孤立していたのです。
自殺してしまった彼の葬式に、その上司がもってきた香典が2千円だったのを覚えています。
彼には奥さんと子どもが一人、ちょうど子どもが高校に入った時期でね。ほんとに悔しい思いをしたんですよ、私は。組合費を払っている組合員を労働組合が救えないなんて、これは組合に値しないわけでしょ。
「あなたのために組合があるんじゃない」という考え方ですよね。労災の問題でも、労働組合が取り上げたケースは1件もないですよ。本来なら、こういうことに対応して組合の存在価値があると思うのですが、相談に行っても受け付けてもらえないそうです。
ひとりのために存在してこそ労働組合なんですよ。
若月氏は、労働組合を通して職場環境を改善しようと、約40年間にわたり何度も組合内で行なわれた選挙に立候補してきた。しかし、当選したのは1度だけ。組合選挙の実態をみることで会社の実態が見えてくる。
新しい組合をつくらなきゃならんと思ったのは、ここ数年のことです。それまでは既存の労働組合を何とか改めなければと思っていました。私流に言わせてもらえれば、信頼できない、弱い、頼れない労働組合(トヨタ自動車労働組合)。これをなんとか変えたい気持ちでしたね。◇組合活動でがんばったら配転命令
ずっと前からそう感じていたのです。
私が24歳くらいのときに、職場委員に立候補したことがあります。労働組合の末端の役職は、職場委員というものです。10人から30人くらいの職場のグループがあって、そこに職場委員というまとめ役が置かれます。
この職場委員を決めるシステムは、実は選挙じゃないんです。実際は、上司・会社機構が職場委員を決めている。その年の夏も労働組合の選挙があって、上司が決めた職場委員の候補者がいました。
それに対して、「私も職場委員やりたい」と声をあげたのです。それで選挙を実施することになったのですが、おそらくトヨタの中でその選挙が、自由意志による立候補者が出馬して職場委員を決める最初の選挙だったと思います。20人くらいのメンバーの中で選挙をして、自薦候補である私が当選したのです。
職場委員としての役割を果たそうと、職場の休憩所に組合のコーナーをつくって機関紙を貼ったり、組合活動に関心を持ってもらえるように一生懸命動いたのです。そうしたら3カ月後に配転命令を受けてしまいました。◇トヨタにいるのは労働者でなく「トヨタマン」
それは、職場委員の職から私を外すために目論まれたものです。
そのとき私は組合の本部に行って、「こういう状況になっちゃった。職場委員になったばかりだから、こういう会社の行為を止めさせて欲しい」と組合幹部に相談しました。しかし、組合幹部いわく「それは会社の方針だから仕方ないでしょ」。
これには愕然としました。労働組合なのに会社の立場に立っている。それ以降、組合に対する不審はずっと拭い去れずに今日まで来ています。
私一人だけ配転させると、いかにも不当労働行為になってしまうので、ほかに2人を配転させたのです。そのため、ほかの2人は配転に応じているのに私ひとりが文句を言っているような形にされてしまった。
結局は配転に応じざるを得ませんでした。
トヨタ自動車は、1950(昭和25)年の労働争議以来、労使の関係にすごく神経をつかっている。労働運動とか、あるいは共産党やシンパの人たちをものすごく毛嫌いしています。◇選挙で社内における犯人探し
1970(昭和45)年くらいから、そういう人たちの排除が強まっていくのです。上司の言ったことに自分の意見を話しただけで「お前は共産党か!」と罵倒され、排除されていくわけですよ。
会社に対してだけでなく、組合活動の中でも違う意見を言うと、組合役員に呼ばれる。組合は組合で、会社と一体となって労務管理をしているのです。会社と労働組合がお互いに役割分担しているようなものです。
組合は、企業批判する人をマークする。企業批判をすることが、トヨタではタブーになります。
それから、組合活動の中では労働者という言葉を一切使わないで、「トヨタマン」と言います。あるいは生活者と言う。労働者という言葉は決して使わないのです。
労働者であることを意識させず、「トヨタマン」という表現を使うのは、経営者の一員だという意識を植え付けているのでしょう。なにしろ組合が、労働者の権利を教えないんですから。
トヨタでは、入社してから定年まで教育尽くめなのです。段階ごとに社員に対する「教育」システムがある。それでマインドコントロールをしていくのです。
リコール問題についての要請書。全ト・ユニオンは、社会的に大問題になっているトヨタのリコール問題に関して、7つの要請を会社に対して行なっている。
ところが組合としての教育システムとしては、定年までに1回だけ。組合役員になればなんらかの勉強のようなものはしますけどね。労働組合員としての教育システムはまったくありません。労働者の意識で働く意識がすごく薄いです。
有給休暇ひとつとっても、権利という意識がないです。権利を教えないのでは、権利はうまれないですよ。そういう意味ではものすごく貧困。
24歳ではじめて職場委員に立候補して以来、いろいろな人間関係もふくめて苦労しました。そのときは当選したからまだよかった。それ以降も立候補しましたが、当選したのは最初のときだけです。◇不穏分子あぶり出し作戦
それでも選挙に立候補すれば、一票、二票は入るわけです。すると、私に一票を投じたのは誰であるかという犯人探しが始まります。実際には投票してないのに「あいつではないか」と睨まれて、嫌な思いをするわけです。
疑われちゃうんですよね。
会社のやることに協力的でないように疑われる。若月に投票しそうな人間、若月とよく話をする人間とか、その程度で犯人扱いにされる。
そうレッテルを貼られると昇進差別につながっていくのです。一度睨まれるとそうなってしまう。職制に楯突いた、と言われたり。別に楯突くわけでなく自分の意見を言っただけで、あたかも楯突いたかのように受け止められて、一生うだつがあがらない。
なんとか社内の労働環境をよくしようと、私は選挙に立候補しましたが、最初に立候補する数年前の1971年に組合選挙制度を変えられました。それまでは、自薦候補、組合評議会推薦候補の二種類で自由に出馬できていました。
新制度では、上部団体役員と三役(委員長・副委員長・書記長)の4つのポストについては、全国で50人以上の支持書を選挙管理委員会に出して認められなければ立候補できなくなったのです。
50人集めるのは、はっきり言って大変なことですよね。全員名前を出さなければならない。つまり秘密投票ではないのです。
推薦してくれた人が組合員であることの確認をするために、選挙管理委員という建前で職場に電話を入れます。それも推薦人に名を出した組合員に確認するのではなくて、その職場の上司に電話を入れるわけです。
そうして「お前のところの誰それが、若月忠夫を支持しているが、実際におるのか」と確認をする。すると職場でばれてしまうのですよ。そうなると、まったく秘密選挙にならない。即、私を推薦した人が上司に呼ばれて説得工作
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緊急SAMIT。8万人職場コミュニケーション総点検活動と称し、トヨタ人事部が提出した資料。若月委員長によると、このページの左上にある「重要問題の発生」とは、闘う組合「全トヨタ労働組合」の誕生のこと。
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読者コメント
会社の組合は会社の犬です。会社から立場とカネを恵んで貰う犬が、組合員の為にやる訳がない。犬は飼い主に忠実、つまり組合の委員長を含め執行部も、飼い主に忠実になる。組合をやってる連中は、犬なのです。
トヨタに勤務していた知人(定年退職)も選挙で職場委員に当選しましたが、翌日組長(当時の名称)に、「組合に睨まれるので遠慮してくれないか」と言われ、当人ではなく職場全体に影響があると考え組合推薦の人に譲りました。本来は選挙で選ばれた者は祝福されて当然、組合に睨まれる事などあるわけがなく、組合で意見の相違も人事には無関係のはずです。
御用組合の幹部は人事部となかよくゴルフなんかやってるような連中で、過労死の内野さんの遺族にも救いの手をさしのべませんでした。若月さんがんばってください!
トヨタの会社の本質が、間違っています。地球に優しい車を作っても、(そんなものは存在しない)人に優しくない会社は、世界1になっても意味がないです。自分のいいなりのロボットを作ろうとしている会社です。
アルバイト専従経験者さん、どこの組合かは言えません。大手の会社です。そこで働いてる時は、少しでも是正しようと頑張ったんですけどね。世の中、そうはうまくいかないのです。
読者の皆さん、ご意見や激励など頂誠にありがとうございます。トヨタ各社は相変わらず、組合間の差別を是正しようとしません。不当です。 応援してくださる皆さんが私達の組合を選択してくださることを希望しています。共に頑張りましょう。
若月さん頑張ってください。トヨタが変われば、救われる人が大勢います。応援してます!
下請けは、もっとひどい突然きて、退職金40%カットします。課長は、取締り天下りでは、何にもシナクテ高給取り、下請け堪らんわ
秘密さん。労働組合ってもピンキリなんだから、単に労組って括りで抽象的に語っても意味ないと思うよ。出来れば秘密さんの知ってるその当該が何の業界でどの程度のスケールの労組なのか教えてくれると話にもっと真実味が出ると思うんだけどね。因みに俺が働いてたのは公共事業関係のコンサル会社の組合で業界内では比較的大手のところ。といっても全部で千人もいなかったけどね。
労働組合は、国と一緒。税金(組合費)を交際費で好きなように使うところ。コンパニオン代を予算計上するところ。高い組合費は何に使われてるんだかわかったもんじゃありません。これが、某業界の某組合でした。
陰ながら、応援させていただきます。
こういった声を大手マスコミが全く取り上げないのが、この国の労働者の置かれている現実なんだな。テレビニュースはトヨタ最高益絶賛だらけだ。
年収1千万の組合専従?その会社の社員の平均年収より高い給与を貰う専従なんて聞いたことないけどな。仮にあるとしても一部の大企業の御用組合だろ。そこの専従なんて実質「総務部所属」みたいなもんだから高額の給与もあり得なくはないけどね。でももしそうなら、そんな貴族ロウソ専従と若月さんなどのように、おそらくカツカツの資金で本来の労働組合運動やろうとしている人たちを同一視して語るのはおかしいのでは。
若月さんの純粋な正義感よくわかります。左翼的な政治運動はせずに弱者の側に立ち本当の意味での労働者の労働者のための労働運動を心がけ頑張ってください。若月さんにいつか会えたらいいな。と思う今日この頃です。
大学を出たて頃、実社会のシビアな数値評価に圧倒されました。が、同時に鼓舞され、それなりのスコアが獲得できるようになると、今度は数字のとれないヤツをバカでクズだと思うようになりました。数値評価の背後に隠れた血縁、学歴、思想信条等がもたらす救いようのない「厳しさ」に気付くのはだいぶ経ってからのことです。記事のケースも数字や効率にこだわるトヨタの「厳しさ」が隠しているものを如実に示す事例だと思います。
海外の手法を取り入れてリストラやコストカットには熱心だけど、肝心の労働者の保護には無関心。労災で死人が出ても揉み消しや隠蔽工作に熱心だ。若月さんは常にボイスレコーダーで記録をとって告発すべきでしょう。パワハラや脅迫は、一流企業がやる事ではありません。
高校を卒業して飛び込んだのが新聞奨学生の世界でした。何もかもが新鮮で、きつくて、それまでの自分がいかに世間知らずであったかに気付かされました。同僚に不配・未収率の高いクズがいました。紙面にはたわごとが溢れていました。15年後、ある新聞奨学生の死というルポを読み、経験は人を鍛えるどころか盲目にするものだと痛感しました。世の「厳しさ」のからくりは巧妙です。若月さんの活動を私にできる範囲で支援します。
営業マンがどんな言い訳しようが数字で評価される。これと同じように、今の組合(これ大事)は組織率から言っても必要とされていない。根本的なところが間違っていると気付いていない。活動が自分のオナヌー、ああ気持ちいい、にしかなっていない。もう前時代的な組合活動や考えを改めた方が良い。時代の進み方が早い。
組合の抱える問題は多々あります。ダラ幹、癒着、組織率の低下、今さら指摘されなくてもわかります。無意味どころか害悪でしかない組合活動、そんなものもあるでしょう。で、若月さんの問題提起、活動、これもダメですか。稼ぎが悪いクセに文句ばかり言ってるおっさんですか。「組合員になって活動ばかりしていたら誰が生産活動するの?」って、何のボケかましですか。一般論と極私的体験論、もういいでしょう、助さん、格さん。
地方公務員か組合専従だな。おいしくてたまらん。
俺の友人は組合専従で年収一千万超。かたや組合費を納めている末端労働者は年収300万。しかも専従はあらゆる権利使い放題。かたや休み無く働く。これじゃぁ、誰も組合に入らないよね。
組合員がなんと言おうが、今の組織率が組合結成の無意味さを語っている。
が、組合員になって活動ばかりしていたら誰が生産活動するの?
組合活動をすると仕事の時間が取れなくなるのは当たり前。それを仕事の能力不足とするのは大きな筋違い。コンプライアンスはどこの会社も重要で、組合活動を押さえ込む方が法律違反なのだが、勘違いしているのがいるね。まあ、使い捨ての駒なんだろうが。
全員が画一的な思想・行動を強制される義務はないと言う意味だ。組合が嫌いなら勝手に嫌えばいい。したいのならすればいい。人間として独立できなくて嫉妬ばかりしてコソコソ行動しない人間の方が恥ずかしい。組合員かそうでないかは個人の選択による事項だ。人に思想を押し付けるな。
仕事をする義務よりも、憲法で定められた権利の主張が優先して仕事もせずに組合活動か…。良いご身分で。
左巻きでも女性が嫌いでも思想や組合活動は憲法で認められた正当な権利。自己の思想を人に押し付けるな。
特に左巻きじゃ無い女性は現実的だから、稼ぎが悪いくせに文句ばかり言っている男は嫌われるぜ。まぁ、子供がいるから仕方ないかぁって感じで我慢してるだけさ、ばか組合員君。
でも普通は仕事が出来ないくせに組合活動だけは一生懸命な人間は、世間様は評価しないと思うが。
イヤならやめればいい? 文句あるなら買わなければいい? 営業成績が悪ければすっこんでろ? またまたご冗談を。ぜんぶウソ。組合運動の最初歩で習います。
組合潰しに躍起です。組合を弱体化させれば会社の強引な圧政が可能になりますからね。組合すら無い企業も多い。組合を法制化して保護することが必要です。トヨタに限らない問題ですね。
何をおっしゃる。『いやなら会社をやめればい』これはトヨタの姿勢ですよ。代わりはいくらでもいる。要は使えなければいつでもリタイヤしても結構ですよと。人の人生なんて気にしていたらグローバル競争に勝てないですからね。使い捨てにならないように自己防衛しないと企業の中で生き残れないですから。
ヒラメ型人間は当たっていますね。社内ではEX級の弁論大会があります。下から勝ち上がって全社大会に出るのが夢?代表になった人をさて置いて管理職が介入して前文書き直し誰のための弁論か分け解らず。
いいえ世界のトヨタマンですからね、総合職も色々です。優秀な仕事だけ人間は居ます!ただトヨタの「人事部」は簡単な計算だけできて、ヒラメ型人間が適性らしい。文章の理解はできないけど、いつも上だけ見てるタイプが出世するんだって。なまじ文章が読めると、ものを考えるように成るから。考え始めると人間の心が芽生えて、もはやトヨタの人事部では使えなくなっちゃうんだって。あれ、これもトヨタの「社外秘」?
↓の「ばか」と言うのは、トヨタの社長が言う言葉。もし社長でもないのに、たかが「営業成績が一番?」だけで社長の代弁を買って出る輩は、身の程知らずの匹夫。すっかり会社に飼い馴らされ、自分がただの社員と言う立場も見えず、良く吠える愛社犬は、主人の与えるエサ以上は食べてないのに、不思議に社長と同じ夢を見て、一喜一憂。きっとご主人様に用済みと見捨てられる時は、なるほどねと納得のトヨタマン?(笑)
どの会社も同じでしょうが、トヨタは利益追求第一企業だと思います、極端ですが、利益を上げる社員が一番偉く、効率の悪い人間は不要という考えに達していると思います。下請け、関連、ディーラーの中にはトヨタの社員の態度に反感を持っている人も多いと思います。またトヨタ方式に染まっている人も沢山居ます。誰も言えないのです、世間にはトヨタ礼賛の記事ばっかりですから、ホントは?です
勇気に敬礼。
闘士!若月委員長あっぱれです!その勇気、反骨精神にはとても感銘させられます。まさに平成の侍です!優良企業という表の顔の裏では表面化しない(あえて隠してるのであろう)労働者の苦しみがあるのは薄々知ってました。どこの企業も似たようなもんですね・・影ながら応援してます。ATUの活動を先駆けとして日本全土に広がって行けばと思います。
「豊かな国の貧しい民」の国のマスコミは、私利私欲のプロスポーツ選手やタレント、会社社長やセレブやらの情報で埋め尽くされてます。一方、無私の組合員活動などは情報も無く、TVドラマにも成りません。叙勲や賞賛もされません。しかし労働者の命と生活は、若月さん達の無私の活動にこそ未来があります。応援します。大手マスコミに流れない、先進諸国の労働系諸制度や待遇情報をMyNewsJapanに期待します。
富めるサムライの国の「世界のトヨタ」は、実は正当な労働組合活動すら不当に妨害し、99,9…%の飼い馴らされた愚者「トヨタマン」の「トヨタ自動車労働組合(=外部人事部)」下の大政翼賛的な時代錯誤の会社なんだ。この大恥部を広く世界に訴えては。例えば欧米の業界競合他社の労組やマスコミ、WFTUに訴える。会社にだけ便利なグローバル化!?で、会社だけが儲かって、現場の労働者は生かさず殺さずの非近代的現況を。
以前SUBARUの工場で一年間期間工やってました。期間工も入れる労組ってところがすごいです。微力ですが全トユニオンを応援いたします。
昔、ある社員が言ってました。 「出世したければ、上司が白といったら黒いものも白く見えんといかんのだ。引越しなんかの手伝いも必要やな。」 と。結局、反骨精神など、最初から育てる気もなく、イエスマンがけが生き残る会社組織なのでしょう。ATUの今後に期待します。
ATUのページからは直接飛んでこれません。(何回やっても、混み合っているという表示が出るだけ。)ここまで言論統制がきくトヨタという会社の本質が見えますね。
おつかれさまです。労働組合って良くわからないのですが、トヨタのイメージと実態がずいぶん違うことに驚きました。ひとりひとりの社員を大切にしない会社がなぜ世界的に評価されるような実績をあげられているのか?よくわからないことが多いです。。。
若月さん、向こう見ずでいいですね。トヨタ車体精工の労災とばし、カップル寮、それに孫請けで朝の八時から深夜までシートカバーを作り続け、逃亡防止のためパスポートも預金通帳も取りあげている外国人研修制度のベトナムの人たちに顔向けできる組合結成だと思います。遠く埼玉の地方都市から、貴兄の勇気と大胆さにこころから敬意を表します。
強すぎる労働組合の弊害はビッグスリー、ヒュンダイを見れば明らか。少数派の扱い方が問題なだけであって労使協調自体は良いこと。
米国の労働組合は強いようですね。企業で不祥事が起こると訴訟がすぐ起こされて弱者が泣き寝入りという結果にはならないようです。泣きと脅しの義理人情、感情論と無責任の日本社会が変われるかどうかが肝心な点でしょう。
ま、京都の大企業も似たようなもの。「労使同軸」と公言していますし。所詮組合は御用組合。
まるで山崎豊子の小説「沈まぬ太陽」のようですね。いまだにここまでヒドイことが行われているとは・・・
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