トヨタ保育園

世界に誇るカンバン方式で、必要なときに、必要なだけ、必要な保育サービスを提供。細切れの託児ニーズにも完璧に対応する。下請けピラミッド構造をつくり、傘下の保育士は過労死続出も、親の満足度は高そうだ。

日産保育園

園児が最初に教わる言葉はもちろん「コミットメント」。日々、必達目標を約束させられ、達成しないとおやつが抜かれる。園内にはフランス人もいて国際色豊か。送り迎えはもちろん電気自動車リーフ。

ホンダ保育園

日中は、図面のお絵かきがメインで、あとは黙々と車の絵本を見て過ごす。3歳から作業服のため近所からは「精神病棟の囚人服」と噂される。個人主義、放任主義で保育士は「分からなかったら聞いて」と言うだけ。

Ｐ＆Ｇ保育園

入園の競争率が高く、短い人生のなかでリーダーシップを発揮してきたスーパー園児ばかり。外国人保育士から「あなたのリーダーシップスタイルは何？」「それで将来、花王に勝てるの？」と問われ、鬱で入院する園児も多い。

京セラ保育園

保育士も園児も日々、「社歌」「京セラ体操」「稲盛本の輪読」でフィロソフィーを叩き込まれ、卒園時にはすっかり金太郎飴のような園児に。育児サービスは計画と寸分たがわず提供され、アメーバ経営でクラス単位の収益管理。

ユニクロ保育園

園児服はもちろんオールユニクロ。規律が厳しく時間も守るのはよいが、3歳から魂抜かれて大成の芽を摘まれたり、宦官みたいになるリスクが高い。「１勝９敗の精神」によるイチかバチかの経営なので、園児がモルモットになりがち。

ソニー保育園

PSPやレゴ、ダイヤブロックでクリエイティブな育児サービスを展開、と思いきや、超能力など怪しいことも教えだし、気がついたら韓国系の格安保育園にシェアを侵食されて撤退。

富士通保育園

園長ポストの派閥争いが絶えず、現場の保育サービスがおざなりに。保育士の成果主義はやはり失敗。内部告発本が売れて落ち着くまでは、ちょっと入園を控えたほうが無難な保育園。

キーエンス保育園

分単位の保育サービスを提供。「ベスト保育」のマニュアルが徹底されているからサービス内容も完璧。親は毎日、分単位の報告書で子供の状況を把握できて安心。ただ、保育士の離職率が高そう。

NTT保育園

保育士の労組がやたら強く、保育サービスがおざなりに。事故が起きても労使で隠匿。3歳から年功序列間違いなし。夢のない、まったりした人生観を植えつけられるとの噂がある。

電通保育園

オーナー社長の息子を「人質」としてどんどん入園させ、いきなりVIP待遇。メルセデスでお出迎え。３歳からそんなことしていたら確実にダメ人間になるが、電通はオーナー企業の広告費独占で大儲け。

ゴールドマン・サックス保育園

スタバやフィットネスジムなど託児所内の施設がやたら充実している。マネー教育も完璧であざとい性格に。ある日とつぜん、海外に園児を売り飛ばして日本から撤退するリスクがある。

読売保育園

「園児1千万人」などと嘘をついてPRするが、実は書類上だけ。別のところに架空の園児を押し付けることで偽装している。将来、向上心のないヒラメ人間になりそう。「絶対に預けたくない保育園ランキング」の上位常連。

武富士保育園

借金のカタに子供を入園させる、みたいなグロテスクな世界が実は横行。子供に暴言吐くのは日常茶飯。文句いってきた親には迷わず1億円のSLAPP訴訟かけて黙らせ、警察庁の天下りがいるため警察に言ってもダメ。

ヤマザキ保育園

昼食もおやつも、ＥＵでは禁止されているいわくつき添加物だらけの山崎パン。ネットでは卒園者がガンになりやすいというデータが出回っているが、マスコミに巨額の広告を打つことで、報道はがっちりブロックしている。

エイベックス保育園

タレントの子供をコネ入園させて華やかだが、おやつの時間に園児の間で麻薬が出回ってしまう。警察ＯＢのスタッフの指導で、身代わり出頭した保育士は形式的に園をリストラされるが、その後、関連会社に再就職していた…。

以上

※去年Twitter（@masa_mynews）で書いたものに加筆・修正しまとめた。

→その他企業については「ココで働け！“企業ミシュラン”」参照のこと