「リコール王」トヨタが今ごろ報じられ始めた
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2004年、2005年は、国内では既に年間販売台数を上回るリコール台数になっていた(2006年の記事
より) |
- Digest
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- 国交省とマスコミの変化
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MyNewsJapanでは2006年7月から「リコール王トヨタ」を7回連載している(最下部の関連記事参照)。そのうちの 1つ「リコール王・トヨタ 欠陥車率3年連続100%超も、回収率さえ非公表」では、こう書いた。
「売ったそばからリコールして、また欠陥車を売って、という繰り返しで、買う側からすれば、そんな危険な車には、とても乗る訳にはいかないことがよく分かるが、マスコミは広告主・トヨタに屈し、こうした単純なデータの提示さえできない」
さらに、官僚との関係では、2006年当時、国交省の「リコール対策室」にメーカー別に集計したリコール情報の公開を求めたところ、「そのようなものはない」と、タカハシという担当者が応対した。このとき、役人が企業と癒着して人殺しを犯していることがはっきり分かり、戦慄を覚えた。そして裏ルートから国交省の裏管理資料 を入手し、メーカー別のリコール台数を記事化した。
国交省とマスコミの変化
その後の変化としては、まず国交省は、企業との癒着批判を恐れたためか、この裏管理資料(企業別のリコール件数) をやっと公表するようになった。マスコミは変わり始めたのか。奥田会長による「 スポンサー降りてやろうか」発言(2008年11月)からも分かるように、トヨタはスポンサーになっている企業(つまり全マスコミ)の報道姿勢に目を光らせ、口止め料として、広告を過大に出してきた。
それが、不況になって一転。トヨタがマスメディア向け広告・宣伝費を2008年度に前期比3割弱カットする方針を打ち出し、総額でも2008年度は、それまで13年連続1位だった広告宣伝費が2位に後退した(881億円、前年度比18.60%減)。
これまで広告に押さえつけられてほとんど報道されなかったトヨタのリコール問題が報道され始めたのは、 日本一だった口止め料 が減ったことにより、タガが外れたと見るべきだろう。
現状ではまだ朝日、日経、読売は最小限の発表モノ報道だけにとどめ、「調査報道されたくなかったら広告出せよ」と言わんばかりの、けん制をしている。マスコミ向けで3割削減されたといっても、まだ総額では2位の大クライアントだから慎重だ。
広告費削減で赤字転落したマスコミ各社が、逆ギレして報復するかのように調査報道を始める日も近いかもしれない。
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読者コメント
すっかりトヨタの欠陥は無くなったのか、世間も騒がなくなりました。
トヨタニュースはWRC やF1への復帰。
PHV等のニュースに逆戻り・・・
なんと世界の欠陥王は日本でのシェアーをアップし過去最高。
結局、あの欠陥は米企業の問題とか米の政策だとかってのが一般の見方って事のようだ。
半年間にいったい何台リコールしたのか?
リコール隠しと報じないのはどうして?
暴走の原因は一体何なのか?
ぴっぴ様、僕のマツダは10年乗って14万キロ走ってもバリバリです。でもちゃんと定期点検して、オイルなど消耗品も替えてるけどね。オーナーのメンテが必要なこと。知らん人も多いから念のため
誰も問題漏洩のことなんか聞いていません。その隣にあった衝撃の事実、だくだくのかきわり盗人風にまとめると、①愛車がバカスカ壊れた状況②新記録が出た修理回数③トヨタにクレーマー認定された経緯④関連企業役員へのインタビュー内容(企業名と役職名含む)について、あなた自身の補足説明を求めています。衝撃のポイントがずれていたようですね。筆の勢いなんかとは一線を画す当事者ならではの淫靡なごくひ情報を期待します。
組織的に行われていた事なので、退職した整備士を捕まえて金品を積んで問いただせば真実がわかるでしょう。
ですがその前に、Webで「整備士」、「国家資格」、「問題漏洩」等のキーワードで検索してみれば概要がわかるはずです。
報道は氷山の一角で、利益の為なら何でも有りな体質でした。
率直に言います、列記された告発とやらが虚偽であることを疑っています。信じる信じないは自由とか、そんなレベルではないくらいに疑っています。この「告発」でトヨタ本体はびくともしません。潰れるなど以ての外。心配ご無用。まだ告発の基本条件さえ揃えていません。なのにもう御理解を要求?繰り返します、告発とやらが虚偽であることを厳しく疑っています。なれあいではありません。不信を前提とした問いかけです。御回答を。
真実を知りたいのはわかりますが、残念ながら私自身も豊田に潰れられては生活出来なくなる立場です。過去を反省して再生してもらいたいので告発しました。矛盾した行動に見えますが御理解ください。膿を出さずして再生はありません。
血がだくだくと出たつもりの通称はちごろうです。昨日、マスコミの報道しない極秘情報の数々を知り、己の節穴ぶりとスモールワールドぶりを猛省した次第です。被害を受けたつもりで4つのことを疑似体験したくなりました。体験のための詳細を求む。①愛車がバカスカ壊れた状況②新記録が出た修理回数③トヨタにクレーマー認定された経緯④関連企業役員へのインタビュー内容(企業名と役職名含む)。…何回見ても壮絶!わかちこ
名誉毀損だなんて陽気な冗談です。急展開の凛々しい文体に感服。
念のため…
>ただでさえテスト不足でコストカットが行きすぎた壊れやすい車…
>修理するのが偽整備士で何回も修理…
>不満を言えば客がクレーマー…
ついでに、
>10年以上行われていたと証言…。
>関連企業の役員に問いただすと予想外にあっさり認め…。
壮絶です。マスコミ報道の隅をつついても得がたい情報と御体験です。お気を直して御続報を。
USAの騒動は起こるべくして起こった問題であり、むしろ、やっと始まったかと言ったところです。純利益1兆円突破の頃から品質が極端に悪くなっているのがわかりました。コストダウンはもちろん、テストもおろそかに見切発車の製品だと推測するのも容易でした。親族も豊田党でしたが、安全を脅かす欠陥が多く他社に替えしました。車の本質を見ず、見える所だけにとらわれた我々も馬鹿だったと言う事です。
どうぞ名誉毀損で訴えれば良いです。何をわかったつもりなのでしょうか?自分の知識と知恵がすべてと思い上がっていませんか?問題漏洩はニュースで報じられています。非常に小さい報道でしたから知らないのでしょう。私は当事者整備士から問題と解答を教えられました。知る限り10年以上行われていたと証言しています。その事を関連企業の役員に問いただすと予想外にあっさり認めました。
下記の記述が事実であれば深刻な事態です。どの筋からの情報でしょうか。大変な指摘の割にはオチが「二度と買わない」で、素姓は一般ユーザー。「個人がネットに掲載したからといって、閲覧者が信頼性の低い情報と受け取るとは限らず、ほかの表現手段と区別して考える根拠はない」という、ネット書き込み名誉毀損訴訟に関する最高裁のタイムリーな判断に負けない事実であることを祈ります。
整備士国家資格の問題と回答を自社員に暗記させて偽整備士を作り出してました。
社外持ち出し禁止のPCでだけ閲覧できるようにしてました。
これは事実です。
ただでさえテスト不足でコストカットが行きすぎた壊れやすい車を売っているのに、修理するのが偽整備士で何回も修理する事になる。
怖くて乗っていられないので仕方なく売った。
不満を言えば客がクレーマー扱い。
最悪な会社。
二度と買わない。
トヨタの復活は早いでしょうね。
ぴっぴ様
販売店から想像を絶する最悪の応対を引き出したようで、御愁傷様です。私には経験がありません。何かこう、秘訣のようなものはありますか。
うちの地元のトヨタ店の態度は最悪です。対応がすごい横柄。大衆車を買ったお客には、入店一発目の挨拶が「なんですか?」です・・。点検の予約をするときも「忙しいんですよね!」という信じられない言葉が一発目に・・。
整備技術も無いし、何度修理しても直せない。修理代金はガッツリとりまくりだし。7年ちょい乗っただけでエンジン交換が必要といわれ、最終的には「この車は、こんなもんです」と言われ・・。
リコールミスだそうですが三年目VOXYのガソリンタンクが落下しました
不適切な対応や●ざとの暴言 車検メンテすべて受けていた 何を点検整備していたのか?
まずはトヨタ車を買わないこと。
特にプリウスは止めよう、キャンセルしよう、
2次、3次下請けをいじめるな、
コスト3割カットは安全3割カットと同じだ!!
広告費1位はどこになったんでしょうか?
ググッても出てこないんですね・・・
町工場の社長さん、素人ドライバーにビックリするのもいいですが、欠陥レモン車をブドウに変える話はどこまで進みましたか?先日は御社の整備士がトヨタ系デーラーの手抜き並びに他社製品の品質偽装問題を告発したばかり。業界の風雲児として次はどんな話題に乗じるのか、山崎パンを食べながら期待しています。
TOYTA自動車の車両走行テスト(レクサス他)は素人さんが運転していましたよ、ビックリ。そんなもんでいいんですか・・・。
愛知県は交通事故ワ-ストワンだけどトヨタ車が多いのと関係あるデ-タは、公表されていますか?
以前トヨタの新車を購入し、アクセルの不具合を指摘した所、他の車も同じ症状だから正常だと言うトヨタの一級整備士。市販された車の抜き打ち検査はどうしてやらないの?カタログの性能は嘘でもいいの?責任逃ればかり言ってないでトヨタさん返事を下さい。魚は頭から腐る!
町工場の社長さん、是非連絡先をお願いします。主婦や学生や警官やフリー公務員など、私の身近な知り合いも今回の件では対応の遅いトヨタのでーらー(ぶどう)にほとほと参っています。レモンというと欠陥車のことですが、まさかブドウで来るとは思いませんでした。
町工場やってますけど良かったら僕らが自主改修のお手伝いしますよ、技術はデーラー以上ですが整備情報と専用スキャンツールを町工場に購入できるように配慮できませんか??町工場が知ってしまうと何かまずい事あるかな・・・
なんでもケチるからこういうことになるの!金がかかっても、テスト期間を十分に儲けて全国津々浦々を走行テストしなければならないものが、儲け優先になってしまったがために、それが災いとなって今がある。自業自得だ。
減税、補助金もなんて言っている場合ではない!
トヨタのハイブリッドを新技術と理解するのは誤り。経営上の妥協であり技術的矛盾である。矛盾とは内燃機関とバッテリーという二つのエレメントに対する責任をハイブリッド車を作り続ける限り、トヨタは負わなくてはならないし、この二つを制御する電子システムの信頼に対する責任を果たし続けなくてはならないからだ。
『エコカー』と呼ばれているその車の大量に積まれた『バッテリー』は何年持ちますか?
数年後に交換するそのバッテリーに含まれる有害物質は???
目先の『CO2』だけに
騙されないでくださいね!!
造られた『温暖化』に騙されますか?
『経費削減』
企業としては当然のキーワードだが
トヨタの場合は『安全性』『耐久性』を犠牲にしている
車を買ってくれる『お客様』の命よりも
『会社の利益』を
優先する悪徳企業です
リコール???
というより、
『身から出た錆』
『氷山の一角』が
適切な表現だろ!?
決して『バッシング』では無い
都合の悪いことは隠蔽
そんな体質の会社だ
『エコカーの開発費用掛かってる?』
国から金もらって開発したんでしょ?
『○民党』にこれでもか?って位、献金してたもんね?
『仕事のできない奴』
『人に迷惑をかけるのが特技』
そんな奴らが『期間従業員』から『正社員』になる
『ネジって、どっちに回せば緩むの?』
そんなセリフをはく奴が、ライン運営者(責任者)として車を造っている
信用できるか?
『時代錯誤』
未だに身分制度が存在する
トヨタ正社員によると、
社長や、役員は『神』らしい(笑)
『派遣、期間』は奴隷、パシリ、エタ、ヒニンらしい(笑)
まさに『愛知県豊田藩』???
田舎もんだねぇ(笑)
何千万もの金額で『トヨタ方式』を売る?
モラルの無い会社の、奴隷を操る方程式にそんな価値は無い!!!
『エコカー』を作る『エゴ』な会社なんだから!
期間も派遣も含め、働く人も、車を買う人も人間です。人を大切にできない企業は三流企業です。
会社そのものをリコールして欲しい!
でも!潰れるな!そのまま底辺で地獄を彷徨ってくれ!
JALみたいに税金遣う価値なし。
ボンクラ企業のために高い税金払ってるんじゃない!
かつて、トヨタの正社員がこんな事をのたまってました
『トヨタ以外は人に非ず』
『貧乏人は相手にしない。レクサスあるのみ』・・・あの存在感の無い車?
基本理念らしいです(笑)
『走る』『止まる』『曲がる』が車の基本
この基本が満足できない商品は『車』ではありません!『殺人兵器』です。『フィーリングの違い』???最初に聞こえてきた言い訳に・・・絶句!何様???命ある限り乗らないだろう
金を出して乗る価値無いだろう!!!
ハラスメントデパート、隠蔽体質、陰湿、陰険、幼稚、殿様商売・・・
トヨタの代名詞の数々
表からでは判らない!
No1=一流ではない!
社員の教育もろくにできない!
トヨタは今まで何人の命を奪ったのか?
福知山線事故とか!
高額で『トヨタ方式』を買った企業が被害を被っている
こんな悪徳企業は日本の恥だ!
トヨタに限らず今の日本の企業はどこも同じ。新しい産業を生み出せないから、結局図体の大きくなった大企業は自分達の会社を守るために経費削減。その結果が必ずこうなる。
報道ステーションだけでなくNHKも相当デタラメな内容で報道ステーション
と同じ様な内容でしたよ。グラフ使って海外調達が増える様子とリンクさせ
いかにもな事を言っていました。プリのブレーキ問題もトヨタ発表のまま
報道してましたね。まあ、嘘ばかり付いていてもその内またバレます。
米でも2000年から問題は報告されておりそれを放置してきた経緯があり、
トヨタは日本式?で成功したと言えるでしょう。
アメリカだとロビー活動ですね。違いは露呈してからのメディアの内容と
その責任追及のされ方にあります。既にトヨタだけでなく監督する方も
責任追及されているようです。
私も車には乗りますが、乗っていて、ここよくないなってのは、何箇所かありますよ。今回のブレーキの不具合がどの程度の欠陥かは知りませんが、騒ぎすぎ。それより早く景気良くなって欲しい。トヨタに限らず、何かこれを機に隠れていたリコールが一気に出てきそう。つぶれる会社出るんじゃない?
数年前、友人がトヨタ・カムロードというキャンピングカーを運転中に、スタビライザーがはずれて不安定になり、高速道路で横転する事故を起こしたけど、トヨタは既に新型車では部品を安全なものに変更していたそうです。それなのに、トヨタは責任を絶対認めなかったとか。これって闇改修ですよね。
結局トヨタも以前の三菱と一緒です、表に出なければ指摘された不具合を直しちゃおうとしたんじゃないのかな、新聞によると、販売店では指摘のお客には作業したと思いますと書いてましたがこれって重大です、
コンピューターの書き換えってメーカーからデーターが来てそれを専用の機械で書き込む訳でディーラーが勝手に出来ない、内々の指示があったはず、走行装置、制動装置は重要保安部品でリコールにすべきだと思います。
世界的規模のリコールだけでも「日本に大恥」をさらしたのに、トヨタの社長が未だに公の場で何の謝罪もしないのは大企業の経営者の資格がない!議常識にもほどがある。日本人として恥ずかしい、
金が有れば何でも出来る。トヨタの体質を見ているみたいです。今日のニュースでプリウスのブレーキにも欠陥があると日テレで放送されていました。消費者が安全でエコな車を求めているのにトヨタは殺人機械を売っているみたいだ。多くの消費者にこのことを伝えたいですね。
日本経済の屋台骨を揺るがす事態ですよ、会長。降りる違いで飛ばれた日には、善意の国民(公認)としてたまったものではありません。冥土の道連れにされるのだけは御免被ります。
明白なトンマも周知されるには時間がかかるものですね。その間「リコールはあって当然、ない方が不安」とか「国交省がリコールの統計を出さないのは会社の評判に直結しないための配慮」とか、善意の国民(自称)の自発的なブラックジョークもありました。07/16 2007記事を巡る読者コメントの喧噪(大半は現存せず)が、ああ懐かしくも馬鹿馬鹿しい。
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