いつまでに何が変わるのか――10年後に食える仕事 食えない仕事 テクノロジー編
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テクノロジーが実装されるまでの4つの壁 |
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- デジタル化する=行政書士の仕事がなくなるとき
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- 競争激しいアパレル・小売り
- 労組既得権が賃金低下要因を自らつくる
❶技術の壁
技術(❶)で言えば、今一番ホットなテーマは自動車の自動運転である(第3章①ロボティクス失業エリア参照)。グーグル傘下のウェイモを筆頭に、日々、世界中で実証実験が進行中で、走行データが蓄積されつつある。中国には、自動運転車が走れるモデル地区が約20(2019年時点)あり、国を挙げて支援している。様々な実験で安全性が確保され、一般の公道を走れる段階になれば、技術の壁を突破したことになる。
ビットコイン取引で実装されたブロックチェーン技術を他分野にどれだけ応用できるかは、まさに実験が盛んに行われている段階で、たとえば不動産登記への応用についてはスウェーデンで進行中だ。会計のAI監査も、大手各社が実験中。「AIブロックチェーン失業」(④)のエリアは、この❶技術の壁の段階にあるテーマが多く、実用段階までは、10年単位の時間を要するとみてよい。
なかでも、人命にかかわる安全性をクリアする技術はハードルが高い。輸送なら、モノとヒトでは難易度が異なり、おおかた第3章(①「ロボティクス失業」エリアの職業群)で述べたようなスケジュール感になる。
規制業種では、アリバイ作りを目的として実験を繰り返しているケースも多いので注意が必要だ。たとえば、スマートメーター化による水道局の検針自動化など、やるかやらないかだけであるが、やらなくても独占事業だから水道料金に上乗せして住民にコストを転嫁できてしまうために、面倒なことは進めるインセンティブがない。ただ、何もしないと怠慢だと批判されるから、実験予算だけ組んで、やる気を偽装しているのである
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セルフオーダーキオスク(オランダのバーガーキング)
キャッシュレス推進協議会資料より
EasyPaymentServices社の料金表(オランダ、石田氏提供)
よくメディアでも取り上げられるエストニア(WBS放送より)
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