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 日本たばこ産業株式会社(JT)は、財務大臣が過半数の株を握る“財務省の子会社”だ。そしてJTのトップは、財務官僚の天下り先指定席で、現在の涌井洋治会長は元大蔵省主計局長。

 したがって、国民の命よりも財務省の利益や税収を優先してしまう政策が必然的にとられる。そして、競合他社がいない独占企業なので本来は不要なはずの広告宣伝費を主要マスコミに投じ、都合の悪い情報が流れないよう口止めしている。

 日本は、そういう国でよいのか。ここには、まさに「戦後日本」の、経済成長至上主義にもとづく「既に役割を終えたにもかかわらず変われない権力構造」が、分かりやすい形で凝縮されている。つまり、タバコとJTをウォッチすることで、「日本という国のかたち」の本質が見えてくるのである。

 広告を一切受け付けないMyNewsJapanでは、マスコミが口封じされ報じられないJTとたばこ問題について、継続的に報じていく。

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タバコ産業の闇記事一覧
禁煙学会・作田学理事長の医師法20条違反を横浜地裁が認定、禁煙ファシズムを断罪――横浜副流煙裁判、病院潜入取材で分かった闇
2019年7月17日、夫妻に扮した一組の男女が、JR渋谷駅のバス停から日本赤十字社医療センター(東京・広尾)へ向かった。副流煙裁判の被告・藤井将登さんの妻・敦子さんと、支援者のМさん(仮名)だ。原告側が裁判所に提出した診断書に不可解な点が次々と浮上するなか、診断書を作成した作田学医師の診察方法を検証するための潜入取材だった。Мさんは診察を想定して下着を新調していたが、作田医師がМさんの体に触れることはなかった。「脈が飛ぶ」と不整脈を訴えると、聴診器をあてることなく、診断書に「不整脈」と記した。Мさんが衣服の繊維に対するアレルギーを執拗に訴えても、診断書には「受動喫煙症レベルⅢ」と記された。この事件は、神奈川県警も2度にわたって藤井さん一家を取り調べたが汚点はなく、民事でも藤井さんの勝訴が確定。横浜地裁は、作田医師の医師法20条違反(患者を直接診察せずに診断書を作成)を認定した。
ファイザー禁煙補助薬チャンピックス 遺族が語る“自殺事件”の闇
ファイザーの禁煙補助薬『チャンピックス』の服用を今年6月下旬から始めたA氏(30代)は、3週目あたりから不眠や吐き気に悩まされたため、服用を止めたい、と医師に相談したが、「3か月たてば表彰されるから頑張りましょう」と言われ服用を続け、1週間後に突然、自室で首つり自殺した。同薬の副作用による自殺の疑いがある事例は、日本で3件目だ。遺族であるA氏の父親X氏(60代前半)は、当サイトの記事「ファイザー禁煙補助薬『チャンピックス』で意識喪失、難聴、自殺…」を読み、「もしそういうことを前もってわかっていれば、そんな危ない薬は止めておけ、と言っていたのに…」と吐露する。カルテや調剤明細書、ファイザーへの取材とともに、事件の全貌をX氏に聞いた。(カルテはPDFダウンロード可)
ファイザー禁煙補助薬『チャンピックス』で意識喪失、難聴、自殺…「重篤副作用」全米最悪の実態
ファイザーが日本で禁煙補助薬として販売している『チャンピックス』は、意識喪失、難聴、自殺、攻撃性といった重篤な副作用が起きるケースがあり、米国FDA調べでは重篤副作用件数ワースト1位になったこともある。なかでも危険度が高いのは、意識喪失だ。原発やパイロット、車掌、管制官など、命を預かる職業に就く人々が、チャンピックスを服用して突然意識を失った場合、大惨事になるリスクがある。にもかかわらず日本では、「副作用はせいぜい頭痛や吐き気程度」といった説明のみで患者に処方されている。(情報公開で入手した副作用事例86枚はPDFダウンロード可)
禁煙3年、1日解禁で「肺に影」急性気管支炎に 財務省&JTの“再喫煙マネー”政策
禁煙歴3年の筆者は、たった1日、タバコを解禁して1箱分だけ吸った。すると驚くべきことに、その時のタバコが原因で肺に影ができ、焼けるような痛みに襲われた。病名は「急性気管支炎」。呼吸器系の医師の間では、禁煙者がふたたび喫煙することで急性の肺炎になるケースがあるのは周知の事実という。しかし、全国で急性気管支炎・肺炎の患者が常時40万人もいるというのに、再喫煙被害の実態を国民に知らせていない。税収がほしい財務省とその子会社のJTにとっては、一度禁煙した人が再喫煙しなくなると税収・売上に響き都合が悪いという事情が透けてみえる。
自殺大国日本には医療用大麻が必要だ
大学生が大麻所持で摘発される事件が多発している。だが大麻を吸う事が、殺人や強盗を犯した人と同じ刑務所に収監されるほどの罪なのか。特に医療用、産業用という点で規制が緩和されるべきだし、欧州がそうであるように、大麻のようなソフトドラッグとヘロインなどのハードドラッグは明確に分けて取締まるべきだろう。鬱のときに「おおらかで楽観的」になれる大麻は、鬱が増え、自殺者も多い日本では特に有効ではないか。
遊びながら禁煙を![禁煙いろはかるた」を贈呈中
禁煙の普及活動に取り組んでいる「たばこ問題情報センター」(渡辺文学代表)が、日本で初めてとなる「禁煙いろはかるた」を小学生向けに作成した。
依存症、禁断症状、毒性…ロシア人力士の大麻より危険なタバコ
加勢大周が覚せい剤と大麻所持で、法政大生5人も大麻所持で逮捕された。日本相撲協会は、大麻所持で逮捕された若ノ鵬と、大麻に陽性反応が出た露鵬、白露山のロシア人力士3名を解雇したが、過去に大鵬、柏戸の両横綱が拳銃不法所持で起訴された際には、けん責処分だけ。タバコよりも依存症や禁断症状が弱く、後遺症もない大麻。毒性も低く、タバコのように癌や心筋梗塞の原因になるデータもなく、幻視による事件も起きていない。大麻を規制しタバコを野放しにする理由は、JTが財務官僚の天下り先だからではないか。関係者に話を聞いた。
「アートコーヒー霞ヶ関駅店」が完全禁煙に 申し入れから1ヶ月で
構内全面禁煙のはずなのに、構内にあるカフェで喫煙できるのはおかしい--。東京メトロ霞ヶ関駅構内にある「アートコーヒー」には喫煙席があり、駅構内にタバコの煙と臭いが漂っていた。タバコ問題首都圏協議会が3月末に(株)アートカフェと東京メトロに禁煙を申し入れたところ、1週間後に回答が届き4月14日に禁煙になった。だが都内地下鉄にある残りのアートコーヒー2店(日比谷・神保町)に加えて都営地下鉄分も含め、まだ11店も喫煙可のカフェがあり、矛盾が放置されている。わずかな期間で完全禁煙に持ち込めた秘訣と、一人からでも取り組めるノウハウを紹介する。
禁煙達成! プチダイエットで健康優良中年めざす(禁煙苦闘ルポ3)
健康保険を適用できる「禁煙外来」で本当にラクに禁煙できるのか。それを実体験しようと禁煙を始めて3カ月あまり。ついに禁煙達成の賞状をもらい、その後も禁煙が続いている。途中、太り始めるというアクシデントに遭遇。メタボ一歩手前の中、禁煙&プチダイエットで体重も元通りになった。血液・尿・腹部エコーその他の検査データを見れば、「健康優良中年」に一歩近づいたことは一目瞭然。禁煙&プチダイエットに成功した理由を、自分のケースで整理してみた。
「JTは受動喫煙リスクの告知義務怠った」禁煙タクシー第1号、喉頭癌の運転手がJT提訴
1月7日に都内のタクシーが禁煙となり、全国的に禁煙タクシー化の流れは定着したが、飲食店をはじめとする他の職場では、受動喫煙による健康被害を依然として受け続け、命を落とす人も多い。原因は、長年にわたり受動喫煙によるタバコ煙の被害を正確に告知することを怠ったJTにあるとして、「禁煙タクシー第1号」の運転手が、喉頭癌など健康被害に関する損害賠償1000万円や全国紙への謝罪広告などを求め提訴した。マスコミはJTの巨額の広告費に懐柔され報道しない。原告の安井幸一さんに、訴訟の目的や今後の取り組みを聞いた。
疫学調査で分かった「タバコは全身病」 “タバコ病”で逝った有名人を悼む
今年になって野球解説者の加藤博一が肺がんで他界した。だがマスコミ報道では喫煙者だったことは出てこない。これは“JTマネー”(JTは巨大広告主)が各報道機関に投じられていることと無関係ではない。そこで、JTの広告とは無縁の「禁煙ジャーナル」編集長である著者が、約30年間のスクラップの中から、生前、盛んに喫煙していたことで、肺がん、肺気腫、喉頭がん、心臓病、胃がん、心不全など「タバコ病」で亡くなったと考えられる各界著名人を紹介、「タバコ病」予備軍に警告を鳴らす。
パッチ治療開始2ヶ月、禁煙よりつらいデブ対策(禁煙苦闘ルポ2)
1日20本、27年間吸い続けた筆者が禁煙治療を初めて2カ月。禁煙パッチ治療(保険適用)は思ったより苦しまず、ニコチン漬けだった体への禁断症状もなし。1~2行の「禁煙日記」を記録し、吸いたくなるパターンを自己分析したら、「締切り前」と「居酒屋」が危険であることも分かった。だが次に待っていたのは、生まれて初めて味わう肥満。禁煙してから、食事が美味しすぎるのだ。
「敷地内禁煙」なのに喫煙所を設置するスモーカー校長 教育委・文科省も黙認
2002年の健康増進法の制定以来、学校の敷地内禁煙への取り組みは全国に広まり、2005年に実施された文部科学省の調査では約45%にまで達しているが、喫煙者からの要望を受け特例措置ができるなど、揺り戻しの動きもあるという。間接喫煙の害に加え、学校内での教師の喫煙は教育上、好ましくない。2年前から敷地内禁煙が実施されている福岡市の公立中学で、運動会の際に敷地内に喫煙所を設けられた、という保護者から、実状を聞いた。
タバコ減本、低ニコチンで失敗、保険適用のニコチンパッチへ(禁煙苦闘ルポ1)
「少しぐらい健康に悪いことも必要」と吹聴し、1日20本、27年間吸い続けてきたジャーナリストが、禁煙を決意した。タバコ代は年間およそ11万円の出費だったし、ベビースモーカーだった父を肺ガンで亡くした。禁煙方法として選んだのは、昨年から保険が適用となった病院での禁煙治療。「喫煙は脳の病気」「依存症だから保険が適用される」と医師から言われ、「禁煙宣言書」に記入。2007年10月18日に禁煙を開始した。
タバコの警告表示問題 面談拒否のJT、現状肯定の財務省、権限ない厚労省
国内タバコの健康警告表示は文字だけで、面積も30%に過ぎない。NPO法人「日本禁煙学会」は、主催した「タバコパッケージの健康警告デザイン」コンテストの入賞作を国内販売のタバコに採用するよう監督官庁である財務省に要請した。タイで販売されているJTのパッケージを見せて要請したが「規定違反はない」と改善の意思なし。JTは「愛煙家に楽しんでもらうための製品」と面談すら拒否した。
世界&日本「タバコパッケージ比較」 日本のマイルドセブンは注意文言だけ!
日本を含む世界145カ国以上が批准している「タバコ規制枠組み条約(FCTC)」では、喫煙と受動喫煙の害についての健康警告として、タバコのパッケージにビジュアルで理解できる図柄や写真を用いることが積極的に推奨され、カナダ、オーストラリア、ブラジル、タイ、シンガポール、EUなどでは表示が義務付けられている。日本たばこ産業株式会社(JT)もその表示に従っているが、国民の健康よりも税収減を気にする日本では、パッケージ両面の各3分の1面積に注意文言があるだけだ。世界と日本のタバコのパッケージを見比べてみた。
受動喫煙で咽頭がん・狭心症に 「禁煙タクシー第1号」の運転手、東京タクシーセンター提訴
今年に入って全面禁煙化が広がるタクシー業界だが、日本における「禁煙タクシー第1号」は安井幸一さん(73歳)だ。孤軍奮闘の末に認可を勝ち取り、禁煙化の先頭に立ってきた安井さんは、タクシー乗務員に長年受動喫煙を強いてきた財団法人東京タクシーセンターに対し2006年5月、1,000万円の賠償金などを要求する訴訟を起こし、闘っている。だが既に、受動喫煙で狭心症と喉頭がんに侵されていた。体調不良をおして乗務と裁判を続ける安井さんに、タクシー禁煙化に取り組む動機を聞いた。
六本木カフェ、客の受動喫煙ワーストはプロント、働く環境ワーストはドトール
2003年5月に健康増進法が施行され、カフェには禁煙席の表示が確かに増えた。しかし、同じフロアで喫煙席がつながっているなど分煙が不完全な店も多い。タバコ煙を避け、安心して過ごせる店はどこなのか。デジタル粉じん計を抱え、六本木にあるカフェ、ファストフード店で計測した。吸わない客にとっての危険度No.1はプロント、働く場として危険なのはドトール、逆に安全度No.1はスターバックスとなった。
世界禁煙デー、「卒煙アシスト賞」紀香、「タバコやめてネ!」和田、「暴煙横綱」養老、「禁煙横綱」巨泉
タバコ問題首都圏協議会とたばこ問題情報センターは、5月31日「世界禁煙デー」恒例の各種番付を発表した。タバコをもっともやめてほしい有名人は和田アキ子。続いて、さんま、宮崎駿、キムタク、オダギリ・ジョーとランクイン。「卒煙表彰」&「アシスト賞」には新婚の陣内&藤原。喫煙派横綱は養老孟司、禁煙派横綱は大橋巨泉が不動の地位となった。肺がんを告白し、治療のため番組を休養中の筑紫哲也も前頭1枚目に選ばれた。養老氏は「法で律することじゃない」などとする直筆コメントを寄せた。巨泉氏には、喫煙タレントを映すテレビ局の不甲斐なさほか、タバコ問題の核心を語ってもらった。
JT本社でタバコ濃度測定 非喫煙者でも喫煙スペースに案内するお客様相談係
健康増進法が施行されてなお進まない日本の分煙環境。タバコを独占販売するJT(日本たばこ産業株式会社)は足下の自社内では、どのような取り組みをしているのか。JT本社ビルをアポなしで訪問し、タバコ煙の濃度を測定した上で、お客様相談センターに疑問をぶつけた。その応対は手馴れたものだったが、タバコを吸わない2人が通されたのは、タバコの煙が充満したスペースだった。