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仕事をどう選び、シフトするべきか――10年後に食える仕事 食えない仕事 テクノロジー編

情報提供
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テクノロジー進化と職業の変化:賃金推移見通し
 本章では、これから仕事選びを行う10代の学生、迷っている20代30代の社会人に対して、AIやITの視点からアドバイスしたい。人間の強みが積極的に活きる仕事を理解すれば、より高い賃金を得て、安定した職に就けるようになる。具体的には、⑤(デジタル・ケンタウロス)か、③(職人プレミアム)の分野で、手に職をつけることだ。この2つの分野には、現状ベースで計33.9%の人しか就いていないが、中核的な業務においてAIに仕事を奪われる心配はなく、むしろAIをツールとして活用することで、より高い報酬と安定雇用を得られる可能性が高まる。
Digest
  • 左側エリアは賃金「漸減」か「下降」
  • 手先ジョブは〝アリ地獄〟
  • 職人プレミアムが「逃げ場」になる
  • 上を目指すなら「デジタルケンタウロス化」
  • 「販売員」のキャリアチェンジ
  • 「旅行代理店社員」のキャリアチェンジ
  • 「事務員」のキャリアチェンジ
  • 資格職のキャリアチェンジ
  • GAFAの軍門に下ってはならない
  • 感情・信用・創造ワークへシフトし、アナログを競争力の源泉とせよ
  • 【第6章のまとめ】

左側エリアは賃金「漸減」か「下降」

まだ自由に選べる20代以下の若者なら、迷わず右側の職業を考えてほしい。

各エリアの賃金推移見通しをイメージ図で示したのが、右記である。左側半分はテクノロジーに代替されていくため、賃金水準が上がる見込みはない。ソフトウェアや機械に代替され、人間の需要が減るのだから当然だ。

「④AIブロックチェーン失業」エリアは、まだましだ。資格保有者(税理士、教員、薬剤師…)が多く、もとから賃金が中流以上であり、日本は既得権が異常に守られる社会なので、急に変革されることがない

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職業へのテクノロジー影響度合い

キャリアチェンジの方向性

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本稿は、単行本の第6章です。
本文:全約13400字のうち約12900字が
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