2012年は調査報道主体に計178本の記事を新規掲載(月平均14.8本、前年比31本増)。ユニクロ関連をはじめタブーなきジャーナリズムの実践により、年間ページビューは5,195,202と前年比48%増に。サイト会員数も前年同月比で約3割増をキープ、創業来の過去最高を更新し続けた年となった。世に情報が溢れるなか、ニュースのソーシャルメディア化、ソーシャルフィルタリング機能の浸透により、効率よく質の高いもののみが読まれる傾向が強まりつつあり、記事ごとのアクセス数格差は開いている。2013年は、より読まれるニュースを量産する体制を強化し、情報の付加価値を理解できる層、ニュースのリテラシーを高めたい層のいっそうの取り込みを図る。
◇2012年アクセスランキング10
| 2012年のアクセスランキング |
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1 |
ユニクロ 「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業
| 89,778
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2 |
「柳井正は人として終わってる」 鬱→休職→退職の新卒社員が語るユニクロの人材使い捨てぶり
| 39,292
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3 |
15時間労働で休憩わずか30分! 入社2カ月で過労自殺するワタミ社員のスタンダードな働き方
| 33,763
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4 |
リコーが退職強要 拒否した社員を倉庫や工場に“島流し” マスコミは社名報道できず
| 31,553
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5 |
ルネサスエレクトロニクス リストラ退職者が語る「ターゲットにされたバブル世代」
| 27,184
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6 |
DeNA “ハイスペックな奴隷”が集まる、ノービジョナリーカンパニー
| 22,805
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7 |
NTTデータ 「予想以上にやる気がなかった」社員たち
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20,429
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8 |
ハウス食品『ウコンの力』は毒にも薬にもならない 効かないウコン、危険なウコン一覧
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19,765
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9 |
キリンメッツコーラは発がん物質入り 「発ガンコーラ」はトクホにふさわしくない
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19,694
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10 |
ベテラン社員が語る、ブラック企業・ユニクロが現場にサービス残業&うつ病を強いる実態
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18,982
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◇ソーシャルメディア上での話題ランキング
以下は、2012年に掲載した記事のうち、関連ツイート数が1千を超えたもののランキングである。世間の東電社員議員への問題意識が強いことがわかるが、有権者の支持を受けず「漁夫の利」で当選してしまった自民党政権は「民意なき原発推進」の体制を敷いており、秋の参院選での敗北が濃厚である。
| ソーシャルメディア話題ランキング
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twitter
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FB
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アクセス
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1 |
「原発推進」杉並区議は現職の東電社員だった! 議員報酬+東電給料+労組献金で実質年収4千万円
| 5,233
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1,879
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14,762
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2 |
ユニクロ 「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業
| 3,918
| 1,237
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89,778
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3 |
15時間労働で休憩わずか30分! 入社2カ月で過労自殺するワタミ社員のスタンダードな働き方
| 3,454
| 958
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33,763
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4 |
キリンメッツコーラは発がん物質入り 「発ガンコーラ」はトクホにふさわしくない
| 2,495
| 1,704
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19,694
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5 |
「柳井正は人として終わってる」 鬱→休職→退職の新卒社員が語るユニクロの人材使い捨てぶり
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1,581
| 790
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39,292
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6 |
ハウス食品『ウコンの力』は毒にも薬にもならない 効かないウコン、危険なウコン一覧
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1,238
| 2,339
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19,765
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7 |
リコーが退職強要 拒否した社員を倉庫や工場に“島流し” マスコミは社名報道できず
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1,047
| 168
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31,553
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◇続報望む記者ランキング(2012年1月~12月)
各記事の下に設置されている「続報望む」機能は、有料会員しか投票権がないため、冷やかしでは投票できない。よって、もっとも本気の、信用に足るランキングといえる。
◇2012年の書籍化、雑誌掲載
2月、『10年後に食える仕事 食えない仕事』を発売、ベストセラーになった。
4月、週刊東洋経済に『10年後、日本人が食える職業 これが「坂の上の雲」が見える仕事だ!』配信。
6月、『本当に怖い電磁波の話』発売。
11月、『新聞の危機と偽装部数』発売。
◇2013年計画
引き続き月刊誌『ZAITEN』連載、書籍出版、セミナーを続けるほか、最先端のニュースサイトを目指し、サイトを強化していく。何よりも記事の質を高めることが重要で、企業ミシュランはじめ、情報提供者を随時、募集している。
・会員3千人目指した知られる仕組み作り
有料会員3千人のマーケットは確実にあるとみている。原因の1つは知名度不足にあるため、いかに多くの人に知られる仕組みを作るかが重要となる。出版・講演以外に、SEO対策、アドワーズなどの広告対策も行っていく。
・WEBメディア、ケータイメディアへの配信先開拓
ポータルサイトは広告モデルなので、広告主企業の実態もタブーなく報道する弊社の記事は受け入れにくい障害がある。Win-Winになりうるサイトをご存知のかたは、ご紹介いただきたい。
・有能なジャーナリストを巻き込む
既存マスコミが崩壊し、訓練を受けたサラリーマン記者が組織外に吐き出されるのを待っている状況だが、プロのフリージャーナリストが、MyNewsJapanによい記事を書いてくれるよう、仕組みづくりを急ぐ。月20本の安定供給を目指す。
・連載の書籍化
MyNewsJapanで連載→書籍出版の流れを強める。
