転電一覧
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高一向け講演録「ゴールから考える進路選択」(上)職業のリアルな全体像を知る先月行った高校1年生(8クラス約320人)向け講演の内容を収録しておく。授業は双方向であるべき、かつ一方的な長時間の講義は飽きるため、全員に質問や感想を送ってもらう方法をとった。PC1人1台体制になったとはいえソフト面は未整備で、質問の送信はリクルート『スタディサプリ』の機能に頼ることとした。2023/08/07
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あなたの仕事は大丈夫!?消える仕事、生き残る仕事 AIに置き換わる危険度が5つのカテゴリでわかる今の仕事を10年後20年後も続けていられるのだろうか…。昨今の技術革新の速さに、そう不安を抱く人も多いだろう。そこで、雇用・労働問題を長年取材してきたジャーナリストの渡邉正裕氏に、これからもテクノロジーに代替されにくい仕事と、逆に代替されやすい仕事を聞いた。(本稿は『THE21』2023年6月号の総力特集「〈第1部〉ベストセラー著者に聞く日本と50歳の10~20年後」仕事編で話した内容が記事化されたもの、図表・写真も著者提供)2023/05/17
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いい会社の選び方(動画解説)生活編①~⑤「いい会社はどこにある?」の動画解説シリーズで、シーズン2『生活編』がアップされたので収録しておく。動画のほうが、強調したいこと、パッションが伝わりやすい。気になった内容について、詳しいことは書籍で正確に詳細を書いているので参照いただきたい。→単行本『いい会社はどこにある?』(ダイヤモンド社)2023/03/31
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報酬水準と勤続年数から見た『ほんとにいい会社』 カーブと分布に要注意社会に出て十年余り働き、職業人として1人前になった35歳時点で、どのくらいの収入を得られるか――。本来、その全体像がわからなければ、職業選び・会社選びはできない。その情報なくして、奨学金を返済できるかも計算できないし、元手不明では留学も投資も住宅ローンも、人生設計を描けないからだ。(本稿は『週刊東洋経済』2023年3月11日号に寄稿した『ほんとにいい会社とは何か?』の元原稿です。掲載版は紙幅の都合で3割程度、削られています)2023/03/06
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テレワークしやすいのは?「働き方」業界地図新型コロナ禍で顕在化したのが、出社せず自宅や田舎など好きな場所で働ける「リモートワーク」だった。これは一過性のものではなく、業界や職種によっては、不可逆的な変化となって定着しつつある。(本稿は『週刊東洋経済』2023年2月25日号に寄稿した『テレワークしやすいのは?「働き方」業界地図』の元原稿です。掲載版は紙幅の都合で3割程度、削られています)2023/02/20
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2023年「キャリア」大予測 大企業パンドラの箱は男女賃金格差 動画「いい会社の選び方」解説記事⑥2023年大展望シリーズの「キャリア」大予測について動画で話した内容を、より詳しく、元資料をベースに解説する。ワンキャリアの北野唯我・取締役、PIVOTの佐々木紀彦社長と対談する形になっているが、本稿は、私が事前に用意した内容で、『いい会社はどこにある?』の中身のうち、2022年と2023年に特徴的な動きがあった、または予想されるテーマについて、仕事・生活・対価の面からリポートしている。従来型のバラマキ公共事業ではなく「出口のあるリスキル」にしなければいけないし、性別格差をはじめとする労働環境の情報開示は罰則付きで義務化しなければ一向に改革は進まない。情報こそが求職者にとっての武器となり、採用マーケットを正常化する第一歩となる。2023/01/08
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あなたに合う会社・職種の調べ方 動画「いい会社の選び方」解説記事⑤第5回は、具体的な情報の調べ方、いわば実践編である。まずは、キャリア人生全体の、ざっくりしたイメージを持ち、3~5年単位の節目で、次のフェーズにおける「いい会社」を選び、移っていくことになる。(下記図の上段参照)2022/12/31
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「雇用」視点で会社を見る 動画「いい会社の選び方」解説記事④第4回は、日本人が政治課題としても最重要視している「雇用」である。前回述べたとおり、江戸時代268年の安定で「組織への忠誠心」がすっかりDNAに刷り込まれた日本人は、組織から離れることを極度に恐れる。雇用されていなければ、組織に忠誠を尽くせないからだ。組織と個人をつなぐものこそが、雇用である。2022/12/31
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「カーブ・分布」視点で会社を見る 動画「いい会社の選び方」解説記事②第1回「報酬水準」視点につづく、第2回の「カーブ・分布」視点とは、給料の上がり方と、特に同年代社員における給料のバラツキについて、である。なぜこれが重要なのかというと、日本の特殊な労働市場においては、いまだに年功序列的な報酬体系が、特に大企業においてはメインストリームであり、一方の外資やスタートアップといった真逆の成果主義的な企業との間で二極化しているからだ。どちらを選ぶかで、まったく人生設計も変わってくる。2022/12/28
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「報酬水準」視点で会社を見る 動画「いい会社の選び方」解説記事①動画で説明したとおり、日本人はグローバルで見た報酬水準という点において、《横ばいジリ貧エスカレーター》に乗っている。だから、会社選び・職業選びを真剣に考えないと、「国の不作為」という政策に流される形で、気が付いたら一緒に、世界のなかでは相対的にジリ貧な収入水準になってしまう。1996年からの25年間、OECD平均では賃金が平均31.6%上がったが、日本はグラフの通り、横ばいだった。現在も政策変更をしていない(むしろ「改革封印」の状態)ので、この傾向は今後も変わることはない。2022/12/27
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デジタル化で流通・小売業の職場はどう変わるのか――EC化率50%時代の「職人プレミアム」な仕事表題の講演を先週、都内TKPの会場にて行った。対象は「UAゼンセン」(全国168万人の組合員を擁する日本最大の産業別労組)のなかの、流通部門(105万人)リーダーで、主に単組の専従者たちである。ILOが2019年に発表した7つの政策課題のうちの1つ「仕事の未来」について、著書『10年後に食える仕事食えない仕事』に沿って、流通・小売業の職場がデジタル化によってどう変わり、人間が価値を出せる仕事はどこなのか、なかでも「女性」「雇用」という点から労組として何を要求していくべきか、説明してほしい、というものだった。参加は、会場約50人、ZOOM参加が100人ほどで、伊勢丹やマルイからイオンやオートバックスまで業界の垣根を越え、講演後には活発なワークショップが行われた。講演の内容を収録する。2021/06/17
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10年後に社会に出て仕事に就く、中学生の皆さんへデジタル化(つまりITや人工知能、ロボット技術の進化)によって、人間の仕事はどう変わるのか。どのようなポイントを抑えて、将来の仕事を選ぶべきか。わかりやすいよう、身の回りの事例で説明したいと思います。みなさんが社会で活躍し始める約10年後から、メインプレイヤーとして社会を動かすようになる20~30年後の世界を考える参考にしてください。2020/12/01
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新刊『10年後に食える仕事食えない仕事:AI、ロボット化で変わる職のカタチ』発売昨年10月より本サイトで連載している「10年後に食える仕事食えない仕事――テクノロジー編」が単行本化され2020年2月28日、東洋経済新報社より『10年後に食える仕事食えない仕事:AI、ロボット化で変わる職のカタチ』と題して出版された。前作が雇用のグローバル化でどう変わるのかを述べた「グローバル編」であるのに対し、今作は、テクノロジー進化でどう変わるのかを述べた「テクノロジー編」である。よって主タイトルは同じだが、ダブっている箇所はない。セットでお読みいただきたい。以下、あとがきである。※単行本内で示した「分析結果データ」(エクセル形式)ダウンロードは、記事下より。2020/02/28
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有名企業の人事評価と社風―転職希望者・就活生は必見!私は2004年より年70~80人ペースで有名企業の社員を取材し続けており、のべ1千人近くに対して、人事・評価制度の運用実態(建前と現実)やキャリアパス、社風について、会社を通さずにアポをとってじっくり聞き、ニュースサイト『MyNewsJapan』に記事を書き続けている。単行本化したものも8冊ある。この分野で私より詳しい者はいない。(本稿は、『週刊東洋経済』2015年5月25日発売号=計4ページ向けに配信した原稿の原文です。紙バージョンでは、紙幅等の都合により約35%カットされています)2015/05/25
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2030年、《「すごくデキるタイプ」ではない子》に親が与えるべき教育子供がいる親向けの教育雑誌『AERAwithKids』の取材を受けたので、自分の言葉で改めてまとめておこう(掲載は計4ページ)。私は20~40代の大企業サラリーマン、なかでも第一線のホワイトカラー層を中心に、会社の広報を通さず、インタビュイーとフラットな立場で10年以上取材してきた唯一の記者である。『10年後に食える仕事食えない仕事』ほか多数の本を書き、『企業ミシュラン』を連載し、少なくとも数億円の付加価値を生み出し、読者の支持を得てきた(広告収入はゼロ)。その立場から、以下のテーマについて考えをまとめておきたい。2015/01/09
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『イシャログ』をリリース:あなたに最適な医者を見つけ、最悪な医者に関わらないために2014年は140本の記事を掲載し、前年比41本減と抑制しつつも、ページビューは27.5%増(月平均130万9千PV)となり、会員数は2千人前後をキープ、会費売上高は概算で前年比2%増と過去最高水準を維持した。モバイルからのアクセスが前年比7割も増え、デスクトップは1割減となった結果、もはや3分の2がデスクトップ以外からの利用となった。スマホの浸透で、急速にモバイル化が進んでいる。収益力が向上して生まれた余剰資金を次の事業への再投資に振り向けるべく、新サイト『イシャログ』を、年末にオープンした。10年の実績と経験を活かし、タブーのない「患者による医者口コミデータベース」として、“あなたに最適な医者を見つけ、最悪な医者に関わらないためのサイト”を目指し、第二の柱にしていく。2015/01/01
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アレオレデッドとソリティアデッド、傾向と対策「ワーキングデッド~働くゾンビたち~」という番組が、台本を見たらVTRの脚本がよくできていて面白かったので、一回目の解説を引き受けた。そもそも「ソリティア社員」は、僕の連続ツイートで出来上がったバズワードで、ほかに適任がいなさそうである。ソリティア社員が絶対数で一番多いのは「NTTグループ」というあたりなど、企業名はぜんぶ編集でカットされていて、そこは一連の流れで切れないはずだと思っていたところまで無理やりブツ切りになってるあたり、さすがテレビはスポンサー大企業様への気の使いようが徹底してるな、と再確認した次第。それは、ビジネスモデルがスポンサー収入ほぼ100%で、編集権がTV局側にあるわけだから必然的にそうなるわけで、テレビとはそういうメディアなのである。そこで、私が編集権を持つMyNewsJapanでは、ノーカットで詳しく企業名入りで解説しておこう。そもそも僕は、誰にも検閲されず報道活動をするために、自分のニュースサイトを立ち上げ高付加価値な情報を受益者負担で提供しているのだ。2014/10/05
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MyNewsJapan、会員2千人に 「広告なし=タブーなし」ネット専業の調査報道ジャーナリズムを確立2004年5月に、生活者・消費者・有権者のための本物のジャーナリズムサイトとしてオープンした『MyNewsJapan』は、10年目となった2013年の12月に有料会員が2千人規模となった。ウェブ専業、1記事あたり5千~1万字の長文のみ、月1800円(+税)、広告一切なし、と異例ずくめのビジネスモデルであったが、志の高いジャーナリストの継続的なコミットによって、ネット専業の調査報道、および個人に焦点を当てた生活(労働)体験ニュースメディアを、日本ではじめて確立した。長くても、ネットでも、有料かつ高額でも、本当に必要な価値ある情報は読まれる、ということを証明した。2014/01/01
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2030年、私たちの「働く」はこう変化している今から約16年後の2030年にかけて、日本人の「働く環境」にインパクトを与えるドライバー(変化要因)として、私は大きく、2点を想定している。第1に、「グローバル化」。これはじわじわと、着実にやってくる未来である。第2に、「債務危機」。こちらは、ある日突然やってくる未来である。(本稿は、リクルートMSの『2030年の「働く」を考える』のインタビューでお話した内容をブラッシュアップしたものです)2013/12/21
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日本キャリアデザイン学会講演「グローバル時代のキャリア戦略」「この国の人たちのほうがむしろ世界の平均に近くて、日本人が異常なんですよ」――これは中国とインドで、現地で働く日本人が口々に言ったことである。確かに、中国インドの労働市場を、日本と比べると、明らかに特徴があり、驚くほど似ている。ともに10億人超の人口を持ち、国連の予測によれば、2050年に、この2つの国で計30億人にもなるという。となれば、人類全体から見て異質なのは、確かに、日本人のほうである。(本稿は日本キャリアデザイン学会第10回研究大会の講演録です。前半はこちら(上)参照)2013/11/23