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CMリテラシー記事一覧
「コントレックス」は下剤&石膏入り “見せかけ”のダイエット水
「やせる水」「スリムウォーター」とされるフランスの水「コントレックス」。カリスマモデルSHIHOも愛飲中だ。500mlで牛乳瓶約1本分のカルシウム、アーモンド約9粒分のマグネシウムを含有とされ、ダイエット中の栄養補助目的として、yahoo!、楽天でも売れ筋ランキング上位に入る。だが、やせると思っているのは、下剤が入っているからだ。成分の「サルフェート」は硫酸塩であり、便秘薬にも使用されている硫酸マグネシウム(硫苦)が含まれている。下痢を起こさせる、“見せかけ”の不健康なダイエット水である。
チョーヤ「梅酒」 無味無臭のホワイトリカーベースは原酒ゼロのまがいもの
ヘルシー志向とCM攻勢で「梅酒ブーム」が若い女性を中心に広がっている。ビール、ワイン、日本酒など国内メーカーの梅酒製品が並ぶ中、最大手のチョーヤは、宮崎あおい(ウメッシュ)、黒木瞳(紀州)、伊東美咲(さらりとした梅酒)などをCMに起用、「国産梅100%使用」「酸味料・香料無添加」とアピールする。だが主原料に「醸造用アルコール」(ホワイトリカー)を使った梅酒は、梅酒の起源からみれば「似て非なるもの」であり、本来の梅酒とは言い難い代物である。
DHC、ファンケルらの偽装効能表示に厚労省が指導 “共犯”新聞社は報道できず
「圧ダウン」「風なし」「肝エネルギー」--。一見、何のことか分かりにくいが、イラストなどとセットで医薬品のような効果を暗示している商品名の健康食品が増えている。厚生労働省が、5月末までの期限付きで、健康食品大手DHC、ファンケル、小林製薬などに対し、全面的な表示の改善を求めていることが分かった。主要新聞の広告表示をもとに改善指導していることもあってか、大手新聞は一切報道していない。表示は今月末で本当に改善されるのか。
あまり生き返らないアサヒ酸素水 酸素濃度を実測、「深呼吸のほうが酸素とれる」
酸素バー、酸素缶と、「酸素」は体によいイメージで流行っている。「売上げNo.1アサヒ酸素水」のCMも、「いきかえる~」とPRする。だが酸素水(常温)の溶存酸素濃度を測ってみると、約20分で半減。冷たくした商品を開栓後口につけたまま一気飲みしない限り、アサヒが宣伝する酸素60ppm(通常水の約7.5倍)は期待できないことがわかった。アサヒは溶存酸素の減少について商品にもHPにも記していない。国立健康・栄養研究所も「酸素水」の効果について否定的だ。
3歳サバ読み「レイク」の夏川純、起用続けるGEのコンプライアンス意識
グラビアアイドル夏川純が年齢詐称していたことが明らかになったが、大手消費者金融「レイク」は夏川との契約を続行中だ。顧客の正確な個人情報を取り扱うことが求められる金融会社が、年齢詐称をするタレントという公人を、会社のイメージキャラとして堂々と使い続ける。一般企業なら契約解除でイメージ刷新に努めるところだ。彼らは年齢詐称をした客にもカネを貸すのだろうか。レイクを経営する外資系企業「GEコンシューマー・ファイナンス」に、コンプライアンス意識を問うた。
花王の台所用合成洗剤「キュキュット若竹」、竹入ってないのに効能うたう
花王キュキュット「若竹」(台所用合成洗剤)のCMは、親子3人で歩く竹林のさわやさ、竹取物語のイメージで展開している。「竹ってすっきりさせる力がありそう」「若竹の力かしら…」と若竹の効果、効能も宣伝。そこで花王に若竹配合の有無を聞くと、「若竹は入っていない」「竹からとったものではない」と答えた。偽りの効能をうたい買わせようとする「優良誤認」の疑いがある。公取の電子窓口申請にアクセスし、「景品表示法違反についての情報提供」をした。
巨乳アイドルが誘い込む、サラ金地獄への道
プロミスの井上和香、アコムの熊田曜子、武富士の佐藤寛子--人気のグラビアアイドルがカネのない男たちを誘うサラ金CM。調べると、バストが大きいほど大手の広告キャラに起用されていた。もちろん取り立てはその道のプロたちで、「巨乳」ではない。その背景を探ると、「母性による安心感」「賢そうに見えない」「自分より弱そう」といった広告ターゲット特有の事情に加え、サラ金・広告会社・メディア・巨乳アイドルの利害が見事に一致する構図が見えてきた。
「華麗なる」キムタクの髪が危ない!”嘘つき”マンダムの「ギャッツビー」ムービングラバー
「好きな男ランキング」13年連続1位、マンダム「ギャッツビー」CM好感度1位、TBS「華麗なる一族」高視聴率--キムタク人気は相変わらずスゴイ。そこで、ギャッツビーの整髪料「ムービングラバー」6商品の成分を調べてみたら、頭皮のバリアを壊し、髪のトラブルの元になる合成界面活性剤と合成ポリマーが数種類配合されていることが判明。CMのように“好きにやっちゃって”いると髪のトラブルの原因になりかねないのだ。だがマンダムは「合成界面活性剤は入っていない」と断言。キムタクは”嘘つき”会社の広告塔になっているのだ。
アフラック宮崎あおい、アリコ国仲涼子に惑わされない医療保険加入のポイント
テレビから流れ続ける医療保険のCM。「一生いっしょ」とアヒルと一緒に宮崎あおいが微笑むアフラック、「まもりたい」と国仲涼子が見つめてくれるアリコ。しかし、「だれでも入れる」保険は高い高い保険料か、または条件だらけで給付を受けられない可能性が高い。生保不払い問題に対し金融庁は今月1日、国内38社に報告命令を出した。第一生命の自主調査だけでも、不払いは最大50億円と発表されている。CMの甘い言葉に誘われ加入を考えているみなさん、甘い保険話はありえない。パンフレットの小さな文字にある真実こそチェックしよう。
続・「あるある」の花王『ヘルシアに問題はない』、でも有害証拠はあるある
ヘルシアの安全性について、花王から返事が来た。具体的な証拠は一切示さず、各種安全性試験を実施しているから安全、トクホに認められているから安全、と繰り返すだけだった。花王は2003年にも、カテキンの発ガン促進作用を指摘する研究に対し、自ら検証せず勝手に安全宣言。販売後に重大な副作用が見つかる例は医薬品でさえあるため被害事例の公開は重要なはずだが、積極的に公開するカナダなどに対し、日本では企業利益を優先して隠す体質があるのが問題だ。
「あるある」の花王 ヘルシア成分・茶カテキンサプリで、また肝障害
エコナに次ぐ花王の目玉商品であるヘルシア緑茶。今月(2007年1月)、その有効成分である高濃度茶カテキンが原因と疑われる肝臓障害がカナダで報告された。実はフランス、スペインでも12件の肝臓障害が報告されており、販売禁止措置もとられている。だが日本でトクホに許可した厚労省は、審議の議事録さえ十分に取らない杜撰な審査しかしていないことも判明した。もし飲むのなら、肝臓検査の数値に注意したほうが良い。
「日本の女性に、ごめんなさい。」 伝承成分ウリの資生堂TSUBAKIは合成シャンプーの典型
「日本の女性は、美しい」と売り出された資生堂「TSUBAKI」。蒼々たる女優を起用し、タイアップ曲がSMAPとくれば売れて当然。シャンプーでトップシェアに出て「日本の女性にありがとう。」と感謝CMまで流している。だが調べてみたら、昔からの椿オイルに、頭皮のバリアを壊し髪のトラブルの元になる合成界面活性剤を11種類も配合。これではせっかくの伝承成分が活きてこない。合成シャンプーなのに「生まれ持った素材のよさを、最大限に生かしたくて」というのは矛盾している。
DHCのサプリ「メリロート」 EU安全基準の2倍超で肝障害報告も、販売続行中
むくみ解消などダイエット用サプリメントとして人気の、DHC社「メリロート」。だが、その有効成分「クマリン」の量は、肝臓への毒性を考慮して定められたEUの安全基準の2倍超にもなる。医薬品で決められた一日服用量と比べても2倍超が含まれ、医薬品で副作用として明記された肝障害も報告されているが、「因果関係がはっきりしない」として、厚生労働省は原因究明もせず、メーカー側の自己責任で堂々と販売され続けているのが実態だ。DHC社に、どう安全を担保しているのか聞いた。
バターもできないホモ牛乳、「明治おいしい牛乳」
バターは牛乳から作られる。小学生でも知っていることだが、では、いま日本で売られている牛乳から、バターができるのだろうか?明治おいしい牛乳(高温殺菌のホモ牛乳)、タカナシ低温殺菌牛乳(低温殺菌のホモ牛乳)、中洞牧場四季むかしの牛乳(低温殺菌のノンホモ牛乳)の3つの牛乳で、バターづくりに挑戦してみた。結果、「おいしい牛乳」などという割に、牛乳の中の脂肪球が均一化された「ホモ」牛乳からは、バターもできなかった。さらに、どこの牧場の牛の乳かも分からないのだった。
オランダのビール「ハイネケン」  国産瓶と輸入缶、味わいに微妙な違い
オランダで愛されているビール、ハイネケン。原料は麦芽とホップで、日本ではキリンビールがライセンス契約を結び、海外ブランドとして販売している。酒販店では、缶と瓶、国産品と輸入品とが販売されているが、製造国によって味は異なるのだろうか。「ビア・クォリティ検定士」にビールテイストをしてもらった。
花王ブローネヘアマニキュア”脱毛”裁判 双方の言い分明らかに
ブローネヘアマニキュアを使用して脱毛した男性が、「脱毛症状が出る直前に使ったのはこの製品だけ。外箱に危険性に関する指示・警告が記載されていなかった」等と損害賠償444万円余りを求め、今春、花王を訴えた。裁判資料の写真を見る限り、確かに被害者の毛髪は、まばらだ。第4回公判までに明らかとなった裁判に至る経緯や双方の言い分、さらにどの成分が原因かについての独自チェック結果を報告する。
「ビールと勘違いして困る」発泡酒 まるで病人向けの商品も
世界最高の酒税率に対抗するために生まれた発泡酒。一番人気「麒麟淡麗」を発売するキリンビールでは、発泡酒と新分野(「のどごし生」等)を足した擬似ビールの総量がビールを抜き、うちの両親も安さにつられ「発泡酒というビール」だと勘違いして飲んでいる。健康志向に乗って「カロリーオフ」「プリン体カット」等と、まるで病人向けの発泡酒も出回り、従来のビールと置き換わりつつある。キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーにどういうつもりなのか聞いた。
本物のビールはヱビス、モルツなど5%だけ 「まじりっけなし」の嘘
本場・ドイツでは、原料が麦芽とホップ以外のものは、ビールではない。一方、日本は屑米、とうもろこし、コーンスターチなど様々な「副原料」の添加を許し、日本人好みの商品が続々、発売されてきた。さらに、マスコミが示し合わせたように「第3のビール」と持ち上げ販促協力する擬似飲料まで含めると、本場基準でビールと呼べるものは、ヱビス(サッポロ)、モルツ(サントリー)など数えるほどしかなく、数量ベースでは、なんと全体の5%程度しかないことが分かった。
ジョッキ、ビン、缶…中身はぜ~んぶ同じ 生ビール=新鮮の嘘
夏真っ盛り、ビールの消費量もあがる時期。「とりあえず生」とジョッキを注文する人も多いが、ビアガーデンや居酒屋で飲むジョッキの生も、缶やビン入りの生も、実は中身は全部同じ。そもそも「生」以外は大手4社で3銘柄しかなく、その新鮮さをイメージさせる「生ビール」自体、実は「酵母なし」「9ヶ月も常温保存可」の、新鮮とはほど遠い日本独自の概念なのだ。キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーに、中身や品質について聞いた。
「広末浄化計画」失敗の裏に、健康食品コピーのイタチゴッコ
日本コカ・コーラの「広末涼子、浄化計画」というCMが、薬事法抵触の恐れがあると東京都から指導され、内容が変更になった。「浄化」の何がいけないのか?また「いっぱい出た~」とすっきり顔で言う広末さんからは、いったい何が出たのか?健康食品とキャッチコピーの謎に迫った。