記事一覧
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「アイラン」の圧倒的な存在感覚悟はしていたが、トルコ料理は強烈だった。メインの羊肉がイマイチ好きでないうえ、すべて脂っこすぎ、味が濃すぎ、甘すぎで、最初の数日は頭痛がした。魚と野菜とコメと味噌汁を愛する私の口には、どうも合わない。この国では、コメはほとんど食物としてみなしていないし、魚も滅多に食べようとしない。食材、味付けにおいて、日本食とは対極にある食文化のようだ。2009/09/28
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旅の起伏、濃度は変化していくということ2日目は、複数のサイトで見つけた「ファロスホテル」というところを予約した。場所は、スルタン・アフメット地区という、旧市街の真ん中だ。そこに向かおうとしたところ、住所は分かるのだが、地図上の場所が不明で困った。「歩き方」に載っているホテルではなく、地図から判別することもできない。住所を書いた紙をタクシーの運ちゃんに見せても「わからない」と言う。2009/09/28
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「もっともヨーロッパに近いイスラム国」を実感するとき6月下旬、アタチュルク国際空港に着いて、ロビーで最初に感じたのは、トルコ人の鼻を突く体臭だった。日本で感じないのは、日本人が無臭なのか、それとも慣れてしまっているからだろうか。トルコ料理の中心である羊肉は臭いがキツめなので、食べ物のせいだろう、と勝手に思うことにした。2009/09/28
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黒薮氏が読売に知財高裁でも勝訴 喜田村弁護士を懲戒請求へジャーナリスト・黒薮哲哉氏と読売・江崎徹志法務室長との間で争われていた著作権裁判で16日、高裁判決が下り、黒薮氏が完全勝訴した。江崎氏と代理人の喜田村洋一弁護士にとっては手痛い判決内容だ。問題となった催告書の作成者を偽って裁判を起こしていたことが地裁のみならず知財高裁でも認定され、新聞人・弁護士としての良心や倫理を問われることになる。黒薮氏は今後、喜田村弁護士に対する懲戒請求を含め、責任追及する構えを見せている。その黒薮氏が高裁判決を総括する。(記事末尾にて訴状と高裁判決をPDFダウンロード可)2009/09/24
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フージャース恫喝訴訟 マンション建設反対住民を沈黙させる千葉県船橋市のマンション建設計画をめぐり、不動産会社「フージャースコーポレーション」が、反対運動に活発な住民3人だけに対し、通行妨害などで計2千万円の損害賠償訴訟(8事件)を東京地裁に起こしたのは07年9月(うち2事件は09年2月追加提訴)だった。裁判コストを強制された住民3人の心身の疲労は深く、09年9月1日、判決を待たずして、裁判所外での和解により、同社の要求を呑んで、反対運動ののぼりも撤去、反対運動のウェブサイトも撤去するという、憲法21条に抵触するような和解条項をのまざるを得ない状況に追い込まれた。2009/09/21
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いきなり公約違反の鳩山政権、自民同様、記者クラブ利権と癒着他の先進国では当然のように行われている官邸記者会見の正常化、つまり特定利益集団「日本記者クラブ」以外への解放は、首相が公約していたにもかかわらず、あっけなく初日から反故にされた。記者クラブメディア(新聞・テレビ)、及び、ネットメディアにもかかわらず既存マスコミの記事を流すだけのヤフーニュースは、この憲法21条にかかわる民主党政権の重大な公約違反第一号について、一切報じていない。2009/09/18
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花王エコナ 販売停止の裏側 食安委・厚労省の圧力で渋々決定、消費者対応は二の次ついにエコナの販売が停止された。新聞は花王の発表をまに受けて「販売自粛」と書いたが、実際は「食品安全委員会」の一部委員の意見が作用し、主婦連などの販売停止要求に渋々従ったのが実態だ。だが、食安委の委員はこの9月末の改選で、反対派の委員が官僚の手によって一挙にやめさせられる可能性が高く、花王は問題の一部である「グリシドール脂肪酸エステル」だけを低減して販売を再開させたい意向だ。主成分「ジアシルグリセロール」の発がん促進作用の疑いが残る限り、販売を再開させてはいけない。2009/09/18
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武田薬品「創業家ならでは」の攻めの成果主義で変わったこと、変わらぬこと創業家出身の武田國男氏が社長に就任したのは1993年。まだ年功序列が当り前の時代だった当時、國男社長は94年の幹部クラスへの導入を皮切りに、成果重視の人事制度に変えていった。途中、膀胱ガンを患い、摘出手術を経て病と闘いながらも97年には成果主義を全社員に適用。人件費カット目的だった富士通などと異なり、直近の業績が悪いわけでもないのに未来を見据えた構造改革の一環として「攻めの成果主義導入」を断行した例として、社内外の評価が高い。2009/09/11
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現役社員初、パワハラ過労裁判でトヨタとデンソーに勝訴 「会社は変わり始めた」「使い物にならない人は、うちには要らないよ」。同僚のいる前で公然となじられ、月100時間超の残業を強いられたデンソー社員の北沢俊之さん(当時42歳=仮名)は、鬱病を発症して休職した。北沢さんは損害賠償を求めてトヨタとデンソーを訴え、昨年秋に勝訴。判決は確定した。トヨタやデンソーの現役社員が会社を訴え勝訴したのは史上初と言われる。全国的にも鬱病患者が増加傾向にあるなか、北沢さんに、この裁判の意義について話を聞いた。2009/09/10
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クロワッサン(マガジンハウス)女性ミドルエイジ向けの総合ライフスタイル誌。1977年創刊。毎月10日と25日に発売。公称308,667部(2009年4~6月)。40代主婦層がメインターゲットとみられる。50代女性向けには、月刊誌『クロワッサンPremium』を創刊(2007年10月)している。2009/09/10
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女性セブン(小学館)木曜発売の総合女性週刊誌。1963年創刊。ワイドショー的な芸能ネタが強い。公称466,000部(2009年4~6月)で、光文社の「女性自身」(同456,919部)と熾烈なシェア争いを繰り広げる。2009/09/10
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フラウ(講談社)毎月12日発売のライフスタイル提案誌。「本物志向の知的でしなやかに、ポジティブに生きる都会派女性が読者です。25歳から29歳の女性が中心読者です」としている。公称7万8千部(2009年4~6月)。2009/09/10
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サンデー毎日(毎日新聞社)実売6~9万部ほどと、新聞社系ではもっとも部数が少ないニュース週刊誌。毎週火曜発売。2007年4月に創刊85年と歴史は古い。97年の「オウム真理教告発キャンペーン」などで有名だが、最近はスクープもなく、さっぱり。大学別の就職先一覧など一覧表モノに特徴があったが、他社も同種の記事を打つようになり、存在意義が問われつつある。2009/09/10
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婦人公論(中央公論新社)婦人向けの雑誌。現在は毎月7日と22日の2回刊。キャッチフレーズは「女を生きる、私の活力」。「美しく年を重ねている女性たちのために、豊かで艶めく生き方を提案します」としている。中心的なターゲット読者層は40代主婦。2009/09/10
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新聞の偽装部数 新聞社に「知らん振り」させない方法販売店に「押し紙」(虚偽部数)があったことを理由とした改廃事件が続いている。「押し紙」とは、新聞社が部数や売上を水増しするために、販売店に意図的に押し売りをする新聞のこと。ところが奇妙なことに、新聞社側が、自ら押し付けた新聞が店にあることを改廃理由として持ち出すケースが増え、裁判所もそれを認めることがある。つまり濡れ衣を着せられるのだ。どうすれば新聞社に本来の偽装責任を負わせることができるのか。毎日新聞S販売所(東京・練馬区)の事例を中心に検証する。2009/09/09
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東急不動産で買ってはいけない 被害者が語る「騙し売り」の手口林田力さん(33)は2003年6月、東急不動産の新築マンション3階の一室を2,870万円で購入した。物件のセールスポイントは採光・通風・眺望の良さだった。だが入居から1年も経たない翌年夏、隣地を3階建てに建て替える工事にともない採光・通風・眺望はすべて失われ価値が凋落。東急はその計画を知っていたが、影響を受ける林田さんらに説明しなかった。騙し売りに気付き提訴した林田さんは、日本初となる消費者契約法によるマンション購入の解約と代金全額を取り戻すことに成功。東急グループを「悪質リフォーム業者と同種」と言い切る林田さんに、1消費者として東急グループの正体を見抜くまでの経緯を聞いた。2009/09/03
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エコナに新たな有害物質の混入発覚 濃度は通常油の100倍、ドイツでは低減対策花王の健康油エコナに新たな有害物質の混入が発覚した。「グリシドール脂肪酸エステル」という成分で、その健康リスクを重視したドイツ政府の連邦リスク評価研究所(BfR)は2009年3月より、できるだけ混入を低くする措置を実施済み。だが、エコナには同成分が、通常の植物精製油の約100倍も多く含まれている。消費者の健康より企業利益を優先する日本の食品安全委員会専門調査会は「さらに調査・検討が必要」とするにとどめ、結論が出るまでエコナは健康食品として販売が続けられる見通し。賢明な消費者は購入すべきではない。2009/09/01
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ANAパイロット 「競争は悪」、飛ぶのが好きなら夢のような職場全日空のパイロット職は1,727人と、それだけで1つの大企業並みの社員数を誇る。その平均年収は、原油高や不況で会社が赤字転落した2009年3月期、前年比95万円下がってもなお2,104万円(2009年3月現在)と、一般ピープルとは別世界。医者、弁護士、会計士はピンキリだが、パイロットは所属企業がJALとANAの大手2グループに集中し労組も強いため、専門職のなかでも待遇面の水準はダントツだ。安定高収入に加え、空を飛ぶ夢を持ち、CA好きな人にとっては、まさに夢のような職場である。2009/08/30
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今回も非自民第一党に投票8月30日に投開票を迎える2009年総選挙。「東京1区」は民主の楽勝かと思いきや、読売の事前調査によると海江田VS与謝野がデッドヒートらしいので、さっそく期日前投票を済ませてきた。麻生首相の腹心、与謝野財務大臣を落とすため、小選挙区は海江田万里、比例は民主党に入れた。私は選挙権を得て以来、すべての選挙で一貫して「非自民第一党」に投票し続けてきた。だから民主党支持というわけでもない。アンチ自民党。「非自民」党員だ。2009/08/29
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自民随一の資産家、笹川VS秘書献金、社名不明献金の石関 群馬2区2009年衆院選では自民党の大物が大苦戦中。なかでも苦しい戦いを強いられているのが、群馬2区の笹川尭(たかし)氏だ。自民党随一の大ガネ持ちで、かつ党三役の1つ、自民党の最高意思決定機関である総務会長を務める。対戦相手は、民主党の元郵政官僚で、議員秘書のほか収支報告書からは社名不明の多数の個人献金をもらっている石関貴史氏(37歳)。前回、わずか1422票差で薄氷の勝利だった政権与党の最高執行部は、13億円超の“笹川マネー”があっても旗色が悪い。2009/08/28
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