記事一覧
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国境なき記者団調査、日本は報道自由度51位 「毎日」は記者クラブ問題を隠匿言論の自由やジャーナリストの権利を守る活動をする団体「国境なき記者団」(本部・パリ)は24日、世界168カ国における報道の自由度を調査しランキングした「WorldwidePressFreedomIndex2006」を発表した。日本は記者クラブの閉鎖性や、右傾化を理由に、前年より14位下がって51位となった。2006/10/28
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電磁波&鉄塔の街・門真 「白血病死者18人調査」から10年、今も変わらぬ風景関西各地に電力を供給するため、関西電力の古川橋変電所が位置する大阪・門真市。住宅やマンションの上を7万7000ボルト、15万4000ボルトの高圧送電線が走り、巨大な鉄塔が墓標のように並ぶ「鉄塔の街」である。「電磁波4mG以上で小児白血病が2倍以上」の報告もある中、鉄塔の真下の保育園では、電磁波測定器は『36.1mG』を指した。10年前には自治会長の個人調査で白血病死者が18人いると報告された地域を、カメラ片手に歩いた。2006/10/27
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読売新聞、暴力団まがいの人物と結託し販売店の統合推進 司法はNO販売店主・真村氏が、読売新聞による不当な契約解除に対し、販売店としての地位確認を求めていた事件で、9月22日、福岡地裁久留米支部は、原告側の訴えを認め、地位を確認する一審判決を下した。販売店が新聞社に勝訴したのは史上初めて。裁判のなかで明らかになったのは、読売新聞社と暴力団関係者との深いつながりであった。2006/10/22
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戦闘放棄の武富士から勝ち取った120万円 闘いの日当1,084円也消費者金融の武富士へ反撃訴訟(原告:金曜日、三宅勝久)の判決が出て2週間。原告側勝訴となった判決の控訴期間が過ぎた。勝訴金額120万円を巡って「貧乏ジャーナリスト」である筆者の周辺も騒々しくなってきた最中、武富士はこの戦闘を放棄し、判決は確定した。武富士からの「いくらほしいか?」という和解金提案に、心が揺れたこともあった筆者。カネには苦労したが、ジャーナリストとして鍛えられた3年7カ月の闘いの日々はひとつの区切りを迎えた。2006/10/21
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野菜・果物の「裸売り」ワースト企業は東急ストア 「具体的な数値目標、何も決めてない」ゴミ抑制のためには、野菜や果物に過剰包装しない「裸売り」が有効だ。欧米では一般的なこの売り方が、日本では普及していない。実際に販売現場で裸売り比率を調べたところ、最も高いイオンでも2割に満たず、ダイエーと東急ストアに至っては7%前後と、ほとんどやる気が見られない結果だった。消費者の意識向上が先か、企業努力が先か、行政が動くのか。現状では、どの動きも鈍く絶望的であることが分かった。海外の成功事例と併せてリポートする。2006/10/18
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オランダのビール「ハイネケン」 国産瓶と輸入缶、味わいに微妙な違いオランダで愛されているビール、ハイネケン。原料は麦芽とホップで、日本ではキリンビールがライセンス契約を結び、海外ブランドとして販売している。酒販店では、缶と瓶、国産品と輸入品とが販売されているが、製造国によって味は異なるのだろうか。「ビア・クォリティ検定士」にビールテイストをしてもらった。2006/10/16
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7、8月の月報7月は、沖縄旅行で少しのんびりした反動もあり、取材や今後の原稿の質・量ともに充実させるべく忙しく動きまわり、あまり書き留めなかった。いかに運営を効率化、最適化していくかが、課題である。月間総ページビュー、会員数とも過去最高を更新した。以下は、8月の見出し。◇企業の本質的欠陥、ジャーナリズムで克服できる領域◇ライブドアに配信開始、サーバー耐えられず◇茂木健一郎と大前研一の共通点◇勝ち馬に乗る社会とバタフライ効果◇中村改革と小泉改革の大きな違い2006/10/16
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花王ブローネヘアマニキュア”脱毛”裁判 双方の言い分明らかにブローネヘアマニキュアを使用して脱毛した男性が、「脱毛症状が出る直前に使ったのはこの製品だけ。外箱に危険性に関する指示・警告が記載されていなかった」等と損害賠償444万円余りを求め、今春、花王を訴えた。裁判資料の写真を見る限り、確かに被害者の毛髪は、まばらだ。第4回公判までに明らかとなった裁判に至る経緯や双方の言い分、さらにどの成分が原因かについての独自チェック結果を報告する。2006/10/15
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2014年、マスコミが消える日これは秀逸な近未来ムービーだ。2010年、実際のニュース機関がニュース競争に加わらなくなり、コンピュータが各自にカスタマイズされた最適ニュースを書くようになる。そして2014年、「EPIC」なるものがリリースされ、趣味や人間関係までを加味して、優先順位をつけて記事を配信する。ニューヨークタイムズは、一部エリート層と高齢者向けオフライン紙として残る。2006/10/14
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銀座線は“殺人電車” 危険度高い茶石綿除去も「乗客に知らせる必要ない」「アスベスト除去作業車が脱輪、先月下旬」という記事を読み、東京地下鉄が乗客に知らせず、除去工事を半年もかけてダラダラやっている事実を知った。同社によれば、リスクが高い茶アスベストがトンネル内に150メートルも吹き付けられており、既に1ヶ月以上前から工事を行っているが、「乗客には知らせなくてよい」「表示はこれから」などと、法律を守る意識が全くない。工事開始日も嘘だった。この調子だと、工事もいい加減である可能性が高く、乗客は殺されかねない。銀座線には絶対に乗ってはいけない。2006/10/14
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NTTデータが偽装請負 直接指示どころか下請け富士ソフト社員を奴隷扱い、指摘後も対応せず私は今年3月まで富士ソフトの社員として、同社の請負契約先であるNTTデータのプロジェクトに常駐で参加していた。請負の場合、元請けが現場社員に直接指示を出すことは労働者派遣法に抵触するが、私は直接指示どころか、ほとんど奴隷扱いだった。作業の進捗だけでなく休日出勤の管理までNTTデータ社員によって行われ、違法性を指摘してもなお、私が辞職するまで止めなかった。SI業界で横行する偽装請負の実態について自身の体験を報告する。2006/10/10
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武富士への反撃勝訴記事をあえてボツにした“朝日ブラック新聞”武富士が、ジャーナリスト・三宅勝久さんが書いた『週刊金曜日』の記事について起こした名誉棄損裁判の、反撃訴訟の判決(「武富士の提訴は不当提訴だ」と2,750万円の賠償を求めた訴訟)が9月22日、東京地裁で言い渡された。2006/10/09
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マスコミ犯罪ランキング1位は日経 今年既に逮捕者6人、質・量とも最悪10月4日、日経新聞の元幹部・田中猛氏が、助成金詐欺の疑いで逮捕された。公金をだましとった当時、同容疑者は日経本社の局次長級の現役幹部だった。このほどマスコミ各社社員の逮捕・摘発について詳細にまとめたところ、これで日経の逮捕者は今年に入ってからだけでも6人となり、テレビ・新聞各社のなかでダントツ一位だった。2006/10/07
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年金基金で国民1人あたり4万5千円のツケまわし 責任者の面々平成17年度の補助金等ランキングでダントツ1位となった年金資金運用基金。「グリーンピア」と「年金住宅融資」の両事業の失策で総額4.4兆円を国民につけ回した。実に有権者1人あたり4万5千円。政策を決め責任を負うのは最後は個人だが、誰一人として責任をとらず、マスコミもガス抜き程度で個人名を報道しない。全員、責任を問われぬまま、逃げ通すつもりだ。ならば、われわれが有権者の立場で特定するしかない。最も罪が重いのは、元次官の近藤純五郎氏である。2006/10/05
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大阪「府政だより」、産経「押し紙」と共に大量破棄 税金無駄遣い、不正利得は新聞社に還流新聞社が販売店にノルマとして買い取りを強要し、読者に配達されない新聞--「押し紙」が問題となっているが、この押し紙と一緒に破棄されているのが、折込チラシや自治体の広報紙だ。自治体は、公称部数(ABC部数)を鵜呑みにして折り込みと宅配の委託費を販売店に支払うため、押し紙の部数と同数分が、税金の無駄遣いになる。しかもその税金は、押し紙の卸代金という形で、販売店から新聞社に還流する仕掛けになっている。産経新聞を例に、大阪府が発行する『府政だより』の実態をレポートする。2006/09/30
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当たったか?外れたか?検証「武富士裁判を占う」武富士が、三宅勝久さんが書いた『週刊金曜日』の記事について起こした名誉棄損裁判の反撃訴訟の判決(「武富士の提訴は不当提訴だ」と2,750万円の賠償を求めた訴訟)が22日、東京地裁で言い渡された。「武富士の提訴は言論・執筆活動の抑制、けん制が目的で違法」とし、三宅さんと金曜日に120万円ずつの支払いを武富士に命じる、原告勝訴の判決。被告側の控訴がなければ確定し、4年越しの武富士との闘いは、ひとつの決着をみる。3人のカリスマ占い師に占ってもらっていたが、果たして占いは当たったのか。2006/09/27
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就職・転職 人気と実態のギャップが大きい企業リスト、分類と理由「人気企業の割に評価が低い会社」には、それなりの理由がある。今回、これまでの取材結果をもとに、それなりの人気を保っている割に、期待を裏切りがちな企業を選び出し、その原因別に分類した。その多くは、外部から特に見えにくい「生活面への影響」にあることが分かった。2006/09/23
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勝つか負けるか!武富士裁判を占う 新宿の母「大凶から大吉へ 今月から開運する!」武富士に名誉毀損で1億1000万円で訴えられて3年半。その反撃訴訟(一審)の判決が、いよいよ本日(22日)午後1時10分から東京地裁631号法廷で言い渡される。武富士裁判の行方を3人目に占ってもらったのは、新宿の母。貧乏ジャーナリストに明るい未来はやってくるのだろうか。裁判の結果はいかに?2006/09/22
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勝つか負けるか!武富士裁判を占う 銀座の父「負けても、ドバっとお金が入ってきちゃう」!?1億1,000万円で訴えられた当初、同情し、また面白がってもいた周りの人たち。だが筆者の頭の中は、武富士一色。口を開けば「武富士は悪い」の繰り返しで、世界の中心に武富士と自分がいるかのごとく“武富士依存症”然となった貧乏ジャーナリストは、やがて疎ましがられ、現在に至る。銀座の母に「武富士はウソ言うに決まっている」と言われ、ちょっと嬉しくなった筆者に対し、“銀座の父”は、想像を絶する世界を語るのだった。2006/09/22
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勝つか負けるか!武富士裁判を占う 銀座の母「お金返さなくて訴えられたの?」40歳独身、金なし、4畳半暮らし。「勝ち組」にはほど遠い貧乏ジャーナリストが、消費者金融の武富士に名誉毀損で1億1,000万円で訴えられて3年半になる。この9月22日には武富士への反撃訴訟(東京地裁)の判決が出る。マスコミでも有名なカリスマ占い師3人に、「武富士裁判の行方」と、「私に明るい未来はやってくるのか」を占ってもらった。2006/09/21
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