記事一覧
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2010年を担う疾走者ジャーナリスト・佐々木俊尚氏による下記連載に、MyNewsJapanが登場した。2007/05/28
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DHC、ファンケルらの偽装効能表示に厚労省が指導 “共犯”新聞社は報道できず「圧ダウン」「風なし」「肝エネルギー」--。一見、何のことか分かりにくいが、イラストなどとセットで医薬品のような効果を暗示している商品名の健康食品が増えている。厚生労働省が、5月末までの期限付きで、健康食品大手DHC、ファンケル、小林製薬などに対し、全面的な表示の改善を求めていることが分かった。主要新聞の広告表示をもとに改善指導していることもあってか、大手新聞は一切報道していない。表示は今月末で本当に改善されるのか。2007/05/26
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実録・みずほフィナンシャル“貸します詐欺” 被害放置する本物みずほ大銀行や金融会社をかたって金をだまし取る「貸します詐欺」が大繁盛している。愛媛の40代の女性は今春、「みずほフィナンシャル」をかたった詐欺師たちに、教育資金に貯めていた200万円をだましとられた。その手口は、多重債務者の弱みにつけ込んだもの。一方、商標を悪用された“本物みずほ”は被害届を出して被害防止に努めることもなく、被害者女性に対して、迷惑そうな口調で冷淡な対応をとっただけだった。(偽みずほ、本物みずほとのやりとり音声《会員限定:ファイル形式はWMA》つき)。2007/05/24
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朝日新聞、販売店主にカラ領収証を強要 CDに記録された強権的「指導」の数々このほど入手した、ピンク色のごく普通のCD。その録音内容の大半は、朝日新聞社の販売局員・藤井(仮名)氏による暴言めいた「指導」だ。たとえば2005年11日15日には、井前氏にカラの領収証を書かせたときの会話が、鮮明に録音されている。こうした明らかな「優越的な地位の濫用」行為が発覚してもなお、朝日新聞社は「対等な取引」だと主張し、問題を放置している。(本記事はCDの音声つき《会員限定:ファイル形式はWMA》です)2007/05/22
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あまり生き返らないアサヒ酸素水 酸素濃度を実測、「深呼吸のほうが酸素とれる」酸素バー、酸素缶と、「酸素」は体によいイメージで流行っている。「売上げNo.1アサヒ酸素水」のCMも、「いきかえる~」とPRする。だが酸素水(常温)の溶存酸素濃度を測ってみると、約20分で半減。冷たくした商品を開栓後口につけたまま一気飲みしない限り、アサヒが宣伝する酸素60ppm(通常水の約7.5倍)は期待できないことがわかった。アサヒは溶存酸素の減少について商品にもHPにも記していない。国立健康・栄養研究所も「酸素水」の効果について否定的だ。2007/05/19
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マクドナルド子ども用景品マグカップに亀裂 父親の指摘に、無言で電話を切る本社マクドナルドが2005年に13万個ほど配布した景品、子ども用マグカップに亀裂が生じた。交換してもらったカップも、保存用でとっておいたカップも、短期間で同じ不具合が出た。「子どもに火傷やケガか起きてからでは遅い」と思った父親のMさんは、入手した新所沢支店(埼玉県)に事実関係を伝えると、店員も同じ経験をしたという。だが、マクドナルド本社での検証にも立ち会うと申し出たMさんに対し、本社はなんと訪問を拒否。証拠隠滅の恐れがある「破損品の現物送付」のみを頑なに要求し、いまだ問題を放置している。2007/05/16
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JT本社でタバコ濃度測定 非喫煙者でも喫煙スペースに案内するお客様相談係健康増進法が施行されてなお進まない日本の分煙環境。タバコを独占販売するJT(日本たばこ産業株式会社)は足下の自社内では、どのような取り組みをしているのか。JT本社ビルをアポなしで訪問し、タバコ煙の濃度を測定した上で、お客様相談センターに疑問をぶつけた。その応対は手馴れたものだったが、タバコを吸わない2人が通されたのは、タバコの煙が充満したスペースだった。2007/05/15
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JR東日本 自動起床装置で目覚める24時間拘束の激務ある若手社員は昨年、先輩から「運転士やるらしいね」といきなり言われて驚いた。事務系総合職のキャリアパスが、現場経験重視となり、新卒で入ると最初の5年ほどは、駅業務、車掌、運転士をひたすら経験し、異動もオフィスワークもほとんどないことが判明したからだ。2006年度時点で入社3年目までの社員が、強制的に適用されることになった。2007/05/13
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ポスティング業者に流れる折込チラシ 新聞社衰退のシナリオが見えてきた新聞販売店の売上の半分を占めるのも当り前となっている「折込チラシ」収入。ところが最近、新聞の読者ばなれが進み、チラシが届かない世帯が増えたため、チラシを全戸配布するポスティング業者が台頭しつつある。そんななか、なんとポスティング業者の大半がチラシの自動折込機を入手できないという事態になっている。これは新規参入を恐れる新聞社の嫌がらせと見られるが、虚構の新聞経営が崩壊に至る末期の悪あがきといってよい。2007/05/11
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電線の電磁場対策、経産省が検討会設置 焦点は参加メンバー国内外の疫学調査によると、送電線の近くに住んでいる子どもは、小児白血病になる可能性が1.5~4.7倍と高いリスクを負う。WHOの最終報告を前に、経産省は4月下旬、送電線による健康リスクについて検討するワーキンググループの設置を発表した。だが既に同様の取り組みを行っている英国の例を参考にすると、まず旧来型の不透明な参加メンバーの選考方法やバランスから問題になりそうだ。2007/05/09
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トヨタホームが手抜き工事 施行放棄、建築士法違反も「客とは思っていない」自社製品のリコール対応が不十分なトヨタの体質は、本業の車に限らず住宅部門でも同様のようだ。茨城県つくば市に住む長秋雄さんは、トヨタホーム東京と契約して新築した自宅に関して自力で次々に欠陥を発見し、4年前から現在までトヨタと交渉を続けている。耐震強度偽装事件は個々の建築士らを断罪し収束したが、長さんの話を聞けば、トヨタのような大企業グループによる潜在的な被害は、水面下でより大きく広がっている可能性が見えてくる。2007/05/07
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他メディアへのパブリシティー(2007年5月2日時点)この1ヶ月あまりで、『JapanTimes』、『SAPIO』、『GALAC』、『週刊東洋経済』、『プレジデント』に掲載された。新刊も順調に増刷を重ねている。2007/05/03
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会社説明会、就職人気ランキング 嘘の構図私はいま、自分の仕事にかなり満足している。何に対しても満足しない私の性格を知る友人がこんなセリフを聞いたら驚くだろう。だが、これは本心だ。大学生の頃は、10年後の自分が、まさか会社を起し、編集長として優秀な同志たちとニュース媒体を立ち上げポータルにも配信し、本も4冊出して、やりたい仕事だけをやって食べていけている姿など、まったく想像できなかった。2007/05/02
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フィリピントヨタ労組委員長が語る 勤務中全身火傷社員の解雇と職場ストリップショーGMを抜き、トヨタ自動車は今年にも販売台数世界一となる見通しだが、不当労働行為などで、組合員による抗議行動が世界各地で広がっている。特にフィリピントヨタでは、組合の承認をめぐって2001年に約300人の組合員が解雇・停職処分とされ、争議が長期化。だが、日本ではトヨタが海外で行ってきたことが伝わってこない。こうした中、フィリピントヨタ労働組合のエド=クベロ委員長が来日し、トヨタ自動車東京本社で不当解雇を訴えた。委員長に、フィリピンでの惨状、そして社内ストリップショーの経緯を聞いた。2007/05/01
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禁煙タクシーは3.5%だけ やる気ない全乗連・新倉会長はヘビースモーカー大分市に続いて、5月から名古屋のタクシーが全面禁煙になる。タバコ1本で車内の粉塵濃度は厚労省法定基準の12倍となり、間接喫煙を受けることもあって、個人タクシードライバーの死因トップは断トツで肺がん。乗客も「臭害」に悩まされる。わずか3.5%にとどまっている禁煙タクシー率を向上させるべく今月3日、「タクシー全面禁煙をめざす会」は、全国乗用自動車連合会に全面禁煙化の申し入れを行った。だが組織トップの新倉会長はヘビースモーカーで改善に消極的。国際常識違反の現状は改善しそうにない。2007/04/28
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キヤノン偽装請負 申し入れ翌日、目の前で行なわれた証拠隠滅工作昨秋から注目を集めたキヤノンの偽装請負。今年2月に衆議院予算委員会の公聴会で、請負社員が結成した労組の支部長が実態を語り、批判を受けたキヤノンは方針転換を迫られた。『朝日新聞』は「キヤノン、非正規雇用者から千人を正社員に登用」との記事を掲載。だが偽装請負の被害者らが訴え出た直後、キヤノンは偽装の証拠を隠滅して体裁だけ整え、栃木労働局も半年経った今に至るまで指導せず、問題は解決していない。非正規社員として宇都宮光学機器事業所に10年間勤務し、現在も請負契約で働く黒田諭さん(28歳)に実態を聞いた。2007/04/26
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就職してはいけない会社『週刊東洋経済』の企画で4月4日、東洋経済新報社本社にて、『若者はなぜ3年で辞めるのか?』などヒットメーカーの城さん、外資金融・コンサルセミナーなどで高い評価を得ている金さんと、若手3人の座談会を行った。その掲載号がこのほど発売された。2007/04/24
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「高給」外資は本当に幸せなのか外資の証券と戦略系の外資コンサルの2業種の社員の報酬水準は、単年度のものとしては圧倒的に図抜けている(図の「ガチンコ勝負エリア」内のさらに左上)。ときどき誤解されるが、同じ外資でも、ここにはシティバンクやアクセンチュアは含まれない。あくまで外資証券と戦コンだけが図抜けている。2007/04/24
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3歳サバ読み「レイク」の夏川純、起用続けるGEのコンプライアンス意識グラビアアイドル夏川純が年齢詐称していたことが明らかになったが、大手消費者金融「レイク」は夏川との契約を続行中だ。顧客の正確な個人情報を取り扱うことが求められる金融会社が、年齢詐称をするタレントという公人を、会社のイメージキャラとして堂々と使い続ける。一般企業なら契約解除でイメージ刷新に努めるところだ。彼らは年齢詐称をした客にもカネを貸すのだろうか。レイクを経営する外資系企業「GEコンシューマー・ファイナンス」に、コンプライアンス意識を問うた。2007/04/21
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闘う労組「全トヨタ労働組合」委員長は語る(後編) CO2削減は建前、ゴミ箱にも思想統制見えるトヨタトヨタ内に昨年結成された「全トヨタ労働組合」は、期間従業員・派遣社員も組合員になれる開かれた労組。ところが活動を広めようにも、敷地内でのビラ配りを禁じられ、さらに門外で配布すると会社は工場内をゴミ箱だらけにし、受け取った従業員からビラを取り上げて廃棄処分にするなど、子どものような対応をしてきた。既存組合の委員長は全員がトヨタ工業高等学園出身者で、高校時代から会社側のマインドコントロールを受け、本当の労組活動ができるはずもない。トヨタのカラクリについて、新組合の若月忠夫委員長が語った。2007/04/18
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