記事一覧
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「売り手市場」の就活ルポ 学歴主義の囲い込み合戦に踊らされるな!私は、今年3月卒業予定の慶應義塾大学生で、2007年4月入社組として就職活動を行った。前年11月から2006年4月の内定まで、OB訪問は計16人、業界も金融、コンサル、メーカー、通信と多岐に渡った。就活と言っても理系と文系、東京と地方では状況が異なるが、自身の体験を基に、今の東京の文系大学生の就活の実態を、企業側との攻防および後輩へのアドバイスを中心に綴ったので、参考にしていただきたい。2007/02/17
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オリコンうがや訴訟4 小池社長を裁く綿引穣裁判長、「噂眞」「2ちゃん」に賠償命じた過去オリコンが烏賀陽弘道氏に対して起こした名誉毀損裁判と、その反訴の第1回口頭弁論が13日、行なわれた。東京地裁民事12部の管轄で、裁判長は綿引穣氏。裁判の行方は、裁判官の人間性や憲法に対する姿勢、人権感覚で判決内容に大きな差が出るのが実態で、裁判官にも「当たり外れ」がある。綿引氏の経歴、主な担当事件、評判を追うと、過去に手がけた複数の名誉毀損訴訟では、文春、2ちゃんねる、噂眞などに賠償命令を下し「書かれた側」に有利な判決を下していることなどがわかった。2007/02/16
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108名死亡「トヨタは公害患者に謝罪と賠償をしろ!」 東京大気汚染訴訟原告が東京本社前で座り込み東京大気汚染訴訟の原告らが「トヨタが動けば前進する」と、1兆円企業・世界のトヨタに謝罪と補償を求め、2月1日から文京区の東京本社前で座り込みを行なった。12年目を迎える裁判中、排ガスが原因とみられる呼吸器系疾患、肺がんなどで108人の原告が亡くなっている。座り込みをする初山彰一さん(58歳)は慢性気管支炎で働けなくなり、経営していた会社をたたみ、治療費で蓄えは消えた。現在は生活保護を受けながら入退院を繰り返している。2007/02/15
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国境なき記者団、オリコン小池社長に訴訟撤退を勧告国境なき記者団は9日、オリコンの小池恒社長に対し、フリーランスジャーナリスト(HiroUgaya)を訴えた裁判から撤退するようアピールする声明を発表した。世界のジャーナリスト団体からも訴訟の取り下げを迫られるにおよび、株価もジリ貧で昨年12月半ばの提訴時から約3割下落。株式公開企業としての公共性が問われている。2007/02/15
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姫路沖・海苔の色落ち犯人の関西電力、漁師に“口封じ料”6千万このほど東電の原発故障隠し・運転データ偽造が延べ199件あったことが発覚したが、姫路では海苔養殖を営む漁師が、関西電力の調査データ捏造疑惑と闘っている。瀬戸内海の播磨灘でとれる海苔は、火力発電所増設にともなう下水排水の影響で年々色落ちがひどくなり価格も下落。死活問題となった漁師に対し、関電は「海苔への影響はない」と言い張る一方、6千万円を調査費名目で支払い「他言しない、以後は関電に要求しない」と口止め工作をしてきた。だが、その前提となる影響ナシとしたデータは、嘘だった。2007/02/14
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女性を活用している会社、差別し続ける会社戦後日本の大企業は、完全な男性中心社会だ。そこに女性が進出する困難さは、企業カルチャーや差別解消の取り組み度合いにより、全く異なってくる。グローバル規模では、CSR(企業の社会的責任)の重要性が日増しに高まり、その評価項目には、必ずジェンダーフリーやダイバーシティーといった「従業員対応」がある。だが、2003年に経済同友会が会員企業を対象に、CSRに関する取組の自己評価を行わせたところ、「女性管理職比率」の平均値は2.62%と、惨憺たる状況だった。2007/02/10
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オリコンうがや訴訟3 いよいよ反訴! アルバイトでもできる質問しかしないマスコミ記者たちオリコンから5千万円の名誉毀損裁判を起こされた烏賀陽氏らが8日、司法記者会室で反訴会見を開いた。前日の外国人記者クラブでの会見で、外国人記者は、テレビ局が取材に来ないことに疑問を投げかけ、熱心に質問を浴びせた。一方、司法記者会加盟のマスコミ記者は、年齢や生年月日といったアルバイトでもできる質問しかせず、9日朝刊で報じたのも朝日新聞と東京新聞のみだった。2007/02/09
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デパ地下で女性とすれ違い痴漢にされた! 「痴漢えん罪」被告が実名で告発痴漢えん罪を扱った映画『それでもボクはやってない』が反響を呼んでいる。男がいったん家を出たら、いつ、どこででも、痴漢犯人にされる可能性があるのだ。横浜・高島屋のデパ地下で女性と一瞬ぶつかって逮捕・有罪判決まで受けた高校教師の河野優司氏(当時53)が、自らの体験を語った。河野氏は最初から最後まで一貫して容疑を否認したが、昨年10月、横浜地方裁判所は懲役4月・執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。即日控訴している。2007/02/08
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続・「あるある」の花王『ヘルシアに問題はない』、でも有害証拠はあるあるヘルシアの安全性について、花王から返事が来た。具体的な証拠は一切示さず、各種安全性試験を実施しているから安全、トクホに認められているから安全、と繰り返すだけだった。花王は2003年にも、カテキンの発ガン促進作用を指摘する研究に対し、自ら検証せず勝手に安全宣言。販売後に重大な副作用が見つかる例は医薬品でさえあるため被害事例の公開は重要なはずだが、積極的に公開するカナダなどに対し、日本では企業利益を優先して隠す体質があるのが問題だ。2007/02/07
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出版素人ビジネスで儲ける「新風舎」の被害者にならないために自費出版ブームをつくった新風舎は、出版点数1位とも言われ、愛子さま愛読の絵本がベストセラーにもなった出版社だ。だが、出版経費250万円の明細に疑問を持ち解約交渉したオリーブさんや、「本当に800部印刷したのか」と不信に思う神山良雄さんなど、新風舎商法には批判が多い。筆者自身12冊の本を出版してきたが、出せば出すほど本を売るのは難しいと感じている。出版経験のない素人を対象にした新風舎ビジネスへの対処方法を伝える。2007/02/06
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のぞき魔対策の専門業者が教える 盗撮の巧妙で悪質な手口私の知人に、のぞき魔対策を専門におこなう防犯業者がいる。表の仕事は、電気工事店の営業兼、取り付け。“裏の仕事”を始めたきっかけは、配線工事で入った六本木のディスコの天井裏で、小型ビデオなど盗撮器具一式を見つけたことからだった。怒りの一方、実に手の込んだ手口と、妙に感心した。ラブホテルでの巧みな盗撮も見破った。のぞき魔の手口と、被害者にならないための見破る秘策を、実体験に基づいて語ってもらった。2007/02/05
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ABC部数の嘘 架空地域・架空読者で偽造、チェック機能も期待できず新聞等の発行部数を示すABC部数は、紙面広告の媒体価値を決めたり、折込チラシの必要枚数を示す指標となっている。だが近年、その信憑性を疑問視せざるをえない事実が訴訟などから明らかになっている。実際に配達されない「押し紙」のみならず、新聞本社の圧力で販売店が架空の配達地域や架空の読者を設けるなどして、領収書まで偽造されているのだ。ABC協会の役員47人には、チラシを水増しされては困るスーパーの代表者などは含まれず、チェック機能も働かない構造。ABC部数を信じてはいけない。2007/02/04
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社員の人柄が自分に合う会社、合わない会社社員の「人柄」について比較をしたい、会社説明会でも、そこを見ている――就職活動中の学生に聞くと、そういった声が多い。まだ働いたことがないがゆえに賃金や休暇についての実感がない学生にとって、もっとも現実的な問題が、職場で一緒に働くことになる社員の人柄だろう。毎日、顔を合わすのだから、確実に精神的なストレスとなり、それはプライベートにも影響を及ぼすので、確かに重要なポイントだ。2007/02/03
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オリコンうがや訴訟2 「裁判なんか起こすんじゃなかったと思わせよう!」「オリコン裁判」を支援しているジャーナリストの三宅勝久氏は、「週刊金曜日」に発表した記事が名誉毀損にあるとして、大手消費者金融「武富士」から総額1億1000万円の損害賠償請求を求められた裁判の被告だった。昨年勝訴したものの、いまも武富士裁判を思い出すとき、大手マスコミが武富士を批判しないという絶望感、被告になった当事者の精神的苦痛が理解されないという孤立感にさいなまれているという。2007/02/02
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雇用が安定している会社、えげつないリストラを平気でやる会社正社員と非正社員の待遇格差の問題が、にわかにクローズアップされてきた。私はコンサルタント時代に、経営側の黒子として正社員業務の生産性を上げるプロジェクトを進め、リストラの支援までしていたので、このあたりの事情には詳しい。現状の企業の雇用安定性は、何をもって判断すべきなのか。2007/02/01
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オリコンうがや訴訟1 「まともに議論すると分が悪いから訴えたんでしょう」音楽ヒットチャートで有名な「オリコン」が、月刊誌『サイゾー』(2006年4月号)の記事に寄せた20行ほどのコメント「予約枚数もカウントしている」「独自の統計方法も明らかにしていない」に対して5000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴えられた烏賀陽弘道氏は一貫して、同社の統計学的な信用度に疑問を投げかけてきた。武富士に1億1000万円で訴えられ昨年勝訴した三宅勝久氏が、武富士と同じくカネの力で「言論弾圧」を仕掛けてきた上場企業・オリコン小池社長の愚かな姿勢について語った。2007/01/30
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続・ソフトバンク店員が詐欺的商法を告発「孫正義は学習能力がないんです」「通話料0円!」「メール代0円!」の誇大広告から3カ月。ソフトバンクショップの店員として、お客様に「甘い話には罠がある」とハッキリ言えるようになった。月額基本料980円の「ホワイトプラン」が1月16日から開始されたが、今回も、お客様が持っている情報=私たちショップ店員が持っている情報、という見切り発車。相変わらず研修はなく、難解な特別割引の仕組みは店員も完全に理解できないまま売り、現場は疲弊している。ホワイトプランでお客様が1番騙されやすい部分、すでに加入してしまった人が損をしない対処方法などをお伝えする。2007/01/28
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「あるある」の花王 ヘルシア成分・茶カテキンサプリで、また肝障害エコナに次ぐ花王の目玉商品であるヘルシア緑茶。今月(2007年1月)、その有効成分である高濃度茶カテキンが原因と疑われる肝臓障害がカナダで報告された。実はフランス、スペインでも12件の肝臓障害が報告されており、販売禁止措置もとられている。だが日本でトクホに許可した厚労省は、審議の議事録さえ十分に取らない杜撰な審査しかしていないことも判明した。もし飲むのなら、肝臓検査の数値に注意したほうが良い。2007/01/27
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マイルドセブンに「ポロニウム」 JT「入っていないと言い切れません」元KGBのリトビネンコ氏が殺された事件後、猛毒放射性物質「ポロニウム」の名前が有名になった。そのポロニウムがたばこに入っており、「1日1~2箱喫煙で胸部レントゲン写真300枚分/年の被曝だ」と『ニューヨーク・タイムズ』が記事にした。マイルドセブンにポロニウムが入っているかをJTに聞くと、「という可能性はあると思います」。たばこの含有物を公開しないのは食品でいえば原料隠し。やましいところがないなら公開できるはずだ。2007/01/25
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「いいから、振替票を渡せ!」事故による振替乗車でみえたJR、東京メトロの乗客軽視1月21日、地下鉄事故に遭遇し、振替輸送されることになった。東京メトロ、JR、東武東上線という3線にまたがる振り替えで、2回乗り換える。だが「振替乗車票」は1枚しか配布されないことから、その問題は起こった。東京メトロとJR東日本のホームページを見ても、なんと振替輸送についての説明ページすらない。私のように柄の悪い駅員とトラブルにならないためにも、乗客軽視の鉄道会社にかわり、振替輸送時の心構えを説明しよう。2007/01/25
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