記事一覧
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“血まみれ”のトヨタ車 カムリ技術者も過労死、海外出張に土日出勤重ねトヨタ「カムリ」ハイブリット車の開発責任者をしていたチーフエンジニアのAさん(当時45歳)は2006年1月2日、虚血性心疾患で亡くなった。豊田労働基準監督署長は今年6月30日、過労死と認定。昨年12月の判決で過労死であることが確定した内野さんに続いて、社運をかけたハイブリッド車開発のために、なぜAさんは死ななければならなかったのか。社員の過労死認定が続くトヨタの労働実態について関係者に聞いた。2008/09/10
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ソフトバンクモバイル 社員の給料、ひとことで言うと「全員下がります」アイフォンにソフトバンク犬のヒットCMで一見、華々しいソフトバンクモバイル。だが社員は成果主義を徹底するソフトバンク方式で搾り上げられ、給与水準は市場化した。ソフトバンクは2008年4月から、グループ通信3社(モバイル、テレコム、BB)の給与制度を一本化。住宅補助を全廃したうえ、給与水準も一番低かったBBに合わせたため、旧ボーダフォン社員は年収150万円程度のダウンとなる社員が続出している。2008/09/09
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新聞社が広告詐欺の工作資金として使う「補助金」のカラクリ「押し紙」問題で重要な役割を担うのが「補助金」だ。新聞社は販売店に補助金を与えて押し紙を買い取らせ、ABC部数をかさ上げし、紙面広告の媒体価値を高めている。実売が約700部の毎日新聞・蛍ヶ池販売所(大阪)のケースでは、約1600部も押し紙があり、そのうち補助金で相殺されるのは単純計算で600部。ただ残り1000部がまるまる販売店の損なのかというと、押し紙1600部分の折込チラシ収入が販売店に入るため計算が複雑になる。いずれにせよ、紙面広告と折込チラシを出している広告主が新聞業界からの詐欺にあっていることだけは確かだ。2008/09/06
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「ケータイで脳腫瘍」論争 ガン研究所が警告、全米No1トーク番組「ラリーキングライブ」が2回特集CNNの看板トーク番組「ラリーキングライブ」で、携帯電話と脳腫瘍の関係について2回にわたる特集が組まれた。米国有数の医学研究機関であるピッツバーグ大学医学部のガン研究所所長が携帯電話の利用について警告を出すなど、アメリカではケータイ安全論争が再燃している。だがスポンサータブーによって日本ではまったく報じられていない。彼の地での議論を報告するとともに、現在日本で販売されている機種で電磁波という点で見たベスト1とワースト1(25倍超もの差がある)を、各キャリア別に紹介する。2008/09/04
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【スピ27】江原氏が評価するミディアム、父の最期の言葉をそのまま言い当てる江原啓之氏から霊能力を評価されたミディアムから、父の最期の言葉「高いところを目指せ」が出てきて驚いた。Kさんは、スクリーンに映った映像をそのままハイスピードに伝えてくる。2時間後に仕事関係で関わることになった戦後史の本も「広辞苑のようだ」と透視。まわりで「比較的若い人が多く死ぬ」と当てられ、私の課題は「人は若くて死ぬのも自然だと学ぶため」だという。戦争で殺されたチェチェン人の友人、知人らを思い出した。何かがある、と思わざるを得なかった。「霊能者&個人セッション」データ付き(実名入り、会員限定)。2008/08/30
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東大生、売り手市場で官庁不人気 外資はキャリア官僚に迫る勢い私の周りには「公務員だけは絶対に嫌だ、なりたくない」と言う友人が何人もいる。2008年現在、東京大学の学生である筆者が東大生の最新の進路および過去10年の流れを調べたところ、キャリア官僚は今年208人と、過去5年で最低だった。逆に外資コンサル・外資証券の人気は一貫して高まっており、2008年は主要9社だけで93人に上り、総数では官僚を近々、上回るのではと思わせる勢い。東大生の間では、仕事のやりがい・自己成長において「外資>日系企業>公務員」の構図が出来上がっているようなのだ。2008/08/25
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これは平成の蟹工船だ!手取り時給3百円の毎日新聞奨学生毎日新聞の販売店で働いていた新聞奨学生が、おそろしく安い賃金で重労働をさせられていた。午前3時に始まる1日10時間の労働で、手取り時給3百円台。この最低賃金法無視の手口は、集金できなかった新聞の購読料を「責任証券」という名目で給料から天引きしたり、購読の継続をとれない場合に500円ずつ天引きするなどの悪質なものだ。元奨学生が平成の「蟹工船」を告発する。2008/08/21
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【スピ26】船井幸雄氏推薦の霊能者、話を遮り携帯に平気で出る おっかない細木数子タイプ骨が発達していると言われたので「当たっている」と口走ったら、いきなり怒り口調になったSさん。話すたびに会話を遮られ、「マイナス志向だ」と細木和子氏のように威圧され続けた。霊視を感じたのは最初だけで、あとは一般的なアドバイスばかり。さらに、カウンセリング中に携帯電話に2度も出てしゃべりはじめた。船井幸雄氏が「すばらしい直感力」「すなおな人」と推薦していたが、今までで最低のカウンセラーだった。「霊能者&個人セッション」データ付き(実名入り、会員限定)。2008/08/21
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【こだわりグルメ】再熱処理なしのメイプルヌーヴォー ミック(メイプルシロップ/お取り寄せ)カナダのメイプルシロップ総輸出量のなかで、日本は第3位。厳しいカナダの基準を満たしたものだけがカナダ産「メイプルシロップ」と呼ばれ、無肥料無農薬である。ただ、一般的な商品はいったんドラム缶に保管されるため味が落ちる。そこで、その工程を省き、毎年最初の頃に採れる樹液を煮詰め、再熱処理せず直接ビン詰めしたものをメイプルヌーヴォーと名付けて販売しているのが、大阪のミックだ。えぐ味のない、すっきりした透き通るような甘さを味わってほしい。2008/08/19
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講談社「社内W不倫夫婦が元夫を訴訟攻撃」にみる格差固定社会の末路世帯年収3千万円超の講談社ダブル不倫婚の現役社員夫婦が、資金力にモノを言わせて超有名弁護士を雇い、内縁の夫だった年収80万円の極貧フリー記者と泥沼裁判中――。弊社が訴訟告知を受けたことで、そんな醜悪な実態が判明した。元夫はショックから首吊り自殺未遂を繰り返し、精神障害3級で障害者手帳を取得、収入は激減。これは日本で進む「格差固定社会」の典型的な末路だ。その主要な原因である「過剰な正社員限定保護」「不要な経済的規制」はすぐさま撤廃すべきである。2008/08/17
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オーマイニュース、全社員に解雇通告 「ニュース」の看板降ろすソフトバンクが6億9,300万円を投じ、鳥越俊太郎編集長のもと、2006年8月に華々しくスタートしたオーマイニュース。だが2年の迷走を経て、ビジネスモデルを確立できぬまま、今年5月には社員全員が解雇通告される事態になっていた。9月からは市民ニュースサイトの看板を降ろし、逆に企業とのタイアップを深める「Oh!mylife」へと衣替えする。大企業・マスコミ体質、ビジネスモデルの安易な輸入、無責任な編集長――その失敗の本質を分析した。2008/08/15
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大雨後の海水浴場は病原菌ウヨウヨ 米国は3割が一時閉鎖、日本は定期検査すらなし海水浴場での病原菌汚染による胃腸炎などの病気が増えているアメリカでは、週1回以上の定期的な水質検査が実施され、2007年、全米3620の海水浴場の3割を超える1167ヶ所で一時的閉鎖が行われた。海水浴場汚染の一番の原因は、大雨による下水の海への流入だ。だが日本では、環境省が実施する調査が平時に年2回あるだけ。地方自治体でも定期モニタリングはしない。自己防衛のためには「大雨の後の海水浴は避ける」「排水施設の近くでは泳がない」などの注意が必要だ。2008/08/12
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トヨタ下請けの大野精工、QCサークルのサービス残業を未だ強要材料偽装の疑惑が発覚した下請けメーカーの大野精工では、主要取引先のトヨタから過酷な値下げ要求とトヨタ生産方式の強要を受けていた。その一方、昨年11月の内野判決によりトヨタでは業務と認められたQCサークル活動が、同社ではいまだサービス残業扱い。組織的に行う始業前15分間の朝礼、終業後15分間のQCは、残業管理が30分単位のため切り捨てられ、未払い賃金となっている。現役社員にトヨタ下請けの職場実態を聞いた。2008/08/10
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プリウス、ハリアー、エスティマ…トヨタ向けで急成長の下請けに材料偽装の疑い 現役社員告発トヨタ向けの自動車部品納入などで7年連続2ケタ成長を遂げている下請けメーカーの大野精工で、材料偽装の疑惑が発覚した。ステアリング部分の部品に、通常とは異なる不適切な素材を使って製造、その素材名を『くれぐれも、現品表には記入しないように』と通達し、わざと伏せて取引先に納品した、というのだ。安全面でも問題のある材料偽装の実態を、現場で働く社員に聞いた。2008/08/09
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大鵬薬品社員が語る、MRという“鬱なお仕事”「チオビタドリンク」「ソルマック」など一般消費者向けの薬で有名な中堅製薬メーカー、大鵬薬品。だが実は、売上の8割は、がん患者向けに病院で処方される「ティーエスワン」など医療機関向けの薬が占める。主力の医薬事業部でMRとして働く社員に、「待遇面は悪くはないが、まじめな人は鬱になる」という同社MRの仕事、生活、対価の実態について率直に語ってもらった。2008/08/07
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【スピ25】「まあ長くは続く」とMyNewsJapanを透視 霊感心理カウンセラーこれで検証も5人目だ。何やら超人的な世界がありそうなことは分かってきたが、それが何なのか確証は持てない。霊感を使う心理カウンセラーだというK氏のカウンセリングは、バイオリズムを視て、Kさんの守護霊が、いろいろ私の行く末に意見してくれるシステム。人物評は当たっているし、会社は長く続く、2010年まで落ち着かない、歩く営業まわりをしろ、と言われる。守護霊は降りてこず、決定的な検証材料となる透視はなかった。2008/08/03
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読売、最高裁が地位保全した店主を解任 また司法判断を無視最高裁が昨年末に販売店主としての地位を保全したはずのYC広川(福岡)店主・真村久三氏を、読売新聞社が7月31日付で解任した。真村氏は改廃通告を受けた1カ月前から対策を練り、7月下旬に福岡地裁に地位保全の仮処分を申請、第1回審尋が8月7日に行われる。地位は再度認められる可能性が高いが、それを不服とする読売がさらに訴訟を続ける可能性も高い。狙いは司法制度を悪用した個人攻撃と考えられ、読売の司法軽視の姿勢が改めて見えてきた。2008/08/02
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【スピ24】相性の悪さか、ピンとこない描写続く霊感心理カウンセラー霊感心理カウンセラーKさんに最初に言われたことは、「私が心を閉ざしている」。転居や結婚前の私へのアドバイス、明治時代のお爺さんからのメッセージにはピンとこなかったが、私の人物評や、仕事について置かれている状況、現会社が社員の監視・管理をほとんどしない社風だといったことなどを正確に当てた。相性が悪いのか、私の心を読むことができなかったのではないか。「霊能者&個人セッション」データ付き(実名入り、会員限定)。2008/08/01
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トヨタ系アイシン・エィ・ダブリュ、古参社員らが集団で陰惨な新人いじめ自動車の自動変速機(AT)やカーナビを製造するトヨタグループ系製造会社「アイシン・エィ・ダブルリュ株式会社」(愛知県安城市、石川勉社長)の社員Aさん(23歳、病気休職中)が、先輩社員から集団いじめに遭い心的外傷を受けたとして先月、労働災害を申し立てた。だが会社は「労災に該当しない」と否定。Aさんは「嘘を言う理由などありません。いじめた当人たちが一番よく知っているはず」と訴える。トヨタ車は、社員の人権より効率を優先するカルチャーのもとで生産されている。2008/08/01
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「花王ブローネ使用でハゲた」因果関係認めるも、判決は原告の請求棄却花王ブローネヘアマニキュアを使用した後に脱毛した男性が、損害賠償444万円余りを求め2006年春に花王を訴えた。原告弁護士が裁判結果を教えてくれず、奈良地裁に赴いた。判決は「本件ヘアマニキュアの使用と本件症状との間には、原告の既往であるアトピー性皮膚炎の憎悪をもたらしたという限度で因果関係が認められる」と、ブローネの使用でハゲになった因果関係は一部認定されたが、製造上の欠陥、指示・警告の欠陥などを含めた全体の責任を花王に認めさせることはできず、敗訴だった。2008/08/01
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