記事一覧
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花王ブローネヘアマニキュア損害賠償裁判 記者クラブへの便宜供与、“一般の人”は受けられず花王「ブローネヘアマニキュア」を使用して脱毛したという男性が、花王を相手に裁判で闘っている記事を見つけた。だが詳しい内容がわからない。4回目の裁判を傍聴し、奈良地裁で裁判資料の閲覧申請をして、ひたすらノートにメモをはじめた。記者クラブには資料提供などの「便宜供与」があるが、一般の人は裁判の中身を知るのも一苦労だ。2006/09/17
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キリンビール 受身カルチャーで変革鈍く「ウチより泥臭いですね。顧客に土下座する回数は、アサヒのほうがずっと多いと思う」。麒麟麦酒(キリン)の中堅社員は、アサヒとの違いをそう表現する。アサヒビールを専門に扱う店を、自らの営業努力でキリンに引っ繰り返すことが決まった時のことだ。アサヒの営業担当者は、その店の売上げ増にかつて貢献していた前任者まで連れてきて、オーナーにお願いした。2006/09/15
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ネットポータル(出世の法則)ライブドアには、リクルート出身の社員が、幹部クラス含め多数在籍していた。「だいたい半々ですね。(ホリエモンの)逮捕後2日で辞めると言っていた奴もいたし、上層部を中心に残っている奴も多い。人材ビジネスをやっていたから、いま辞めるのは損だということを分かっているのでしょう」(リクルート社員)。2006/09/15
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立花隆氏 今なお残る報道の「40年体制」=「大本営発表体制」ジャーナリズムが落ちぶれたことを自認する朝日新聞は「ジャーナリスト宣言」をしたほか、「ジャーナリズムの復興をめざして」と題した討論会を開催。立花隆氏が基調講演(7/31)を行っている。2006/09/12
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大前研一氏が解説 日経記事は「情報操作」「風説の流布に近い」ビジネス・ブレークスルー大学院大学の大前研一学長は、11日一部無料公開された「大前研一ライブ」のなかで、「消費税率引き上げ容認派が48%に上昇した」との日経新聞記事(6月16~18日の調査)について、「政府に対するヨイショ」であるとしたうえで「所得税を変えないで、さらに消費税を上げようという政府の方針を容認しますか?と聞けばノーという。こんなのおべんちゃらのアンケート調査に過ぎない」と解説した。2006/09/12
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「ビールと勘違いして困る」発泡酒 まるで病人向けの商品も世界最高の酒税率に対抗するために生まれた発泡酒。一番人気「麒麟淡麗」を発売するキリンビールでは、発泡酒と新分野(「のどごし生」等)を足した擬似ビールの総量がビールを抜き、うちの両親も安さにつられ「発泡酒というビール」だと勘違いして飲んでいる。健康志向に乗って「カロリーオフ」「プリン体カット」等と、まるで病人向けの発泡酒も出回り、従来のビールと置き換わりつつある。キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーにどういうつもりなのか聞いた。2006/09/12
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毎日新聞「押し紙」の決定的証拠 大阪の販売店主が調停申し立て 損害6,300万円返還求めインターネットの普及で、若い人ほど新聞は読まれなくなっているが、なぜか公表される新聞の発行部数は、一向に減らない。その理由は、新聞社が販売店に買い取りを強制し、配達されないまま古紙業者に回収されていく「押し紙」が増えているからだ。新聞社は販売店を食い物にするだけでなく、部数を偽造することで、実態より高い広告収入を得ようと企む詐欺も働いている。被害者の1人、毎日新聞販売店主は今年6月、大阪簡易裁判所に調停を申し立て、内部告発に踏み切った。2006/09/10
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2004~2005年のパブリシティー一覧2006/09/09
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本当の補助金は11兆円超 新聞の“大本営発表”記事は大誤報今年2月に衆議院調査局が発表した公益法人への補助金について、2005年度の補助金の総額は「5.5兆円」と新聞各紙が報道した。だがこれは、役人が意図的に低く出した数字を、民主党がそのまま発表、マスコミがそれを検証もせずにそのまま垂れ流した、典型的な「大本営発表記事」。調べてみると、破産した「グリーンピア」等清算のために政府出資金を公金から一括償還する3.3兆円が含まれていないなど、実際には、発表の2倍にもなる11兆円超が使われていることが分かった。2006/09/09
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駐禁取締り民間委託 次のターゲット「車庫法」条文は根拠薄弱駐車違反には、道路交通法で禁止されたものと車庫法(自動車の保管場所の確保等に関する法律)で禁止されたものがある。このうち前者に関する取り締まりが、2006年6月1日から「民間」へ委託された。とはいえ純粋な民間ではなく、交通安全協会や警備会社という警察の天下り法人ばかりが受託し、その利益優先の理不尽な取り締まりは、国民から強い反発を招きつつある。2006/09/07
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リコール王・トヨタ 欠陥車率はホンダが80%で首位 大手3社、過去5年半で生活者よりメーカーのほうを向く国交省は、国民の命にかかわるリコールについて、メーカー別の年次台数および改修進捗率を一切、公表しない。メーカー各社に尋ねると、三菱は相変わらずの閉鎖体質で回答拒否。残りの大手3社で過去5年半余りのリコール台数を販売台数で割った「発生率」で比べた結果、当初「記者クラブにしか教えない」など驚くべき対応をしたホンダが80.5%で首位だった。実に10台売って8台リコール、の計算だ。絶対数一位のトヨタは66.3%、日産は63.2%だった。マスコミは福井威夫社長のヨイショ記事ばかり載せている場合ではない。2006/09/04
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ケータイ安全性評価、たった一匹だけで判断 総務省にデータ偽造の疑い携帯電話の電磁波による脳への影響の研究では、国際的な26の研究のうち、11が影響あり、15が影響なしと議論が分かれている。だがドコモ・KDDIらが広告主の主要マスコミは報じられないため、あまり知られていない。国内では総務省の委員会が海外の有力な「影響アリ」研究を検証するが、今回の情報公開請求で、たった1匹のマウスで安全性を評価し、報告書ではデータを偽造した疑いが強いことが分かった。検証を逃れるためか論文としても発表せず、これではシロの結論ありきの「やっつけ仕事」と言われても仕方がない。2006/08/30
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サントリーに負けていない「常陸野ネストビール」サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」が「モンドセレクション最高金賞2年連続受賞」とテレビCM等で盛んに宣伝されている。だが、日本の法体系では発泡酒とされながらも、プレミアムモルツより、ずっと世界的には有名な日本の地ビールがある。数々の賞をとっているには、それだけの理由がある。夏の終りに、ネストビールはいかが?2006/08/30
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本物のビールはヱビス、モルツなど5%だけ 「まじりっけなし」の嘘本場・ドイツでは、原料が麦芽とホップ以外のものは、ビールではない。一方、日本は屑米、とうもろこし、コーンスターチなど様々な「副原料」の添加を許し、日本人好みの商品が続々、発売されてきた。さらに、マスコミが示し合わせたように「第3のビール」と持ち上げ販促協力する擬似飲料まで含めると、本場基準でビールと呼べるものは、ヱビス(サッポロ)、モルツ(サントリー)など数えるほどしかなく、数量ベースでは、なんと全体の5%程度しかないことが分かった。2006/08/28
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キヤノン 厳しさ増す昇格スクリーニング、若い人ほど狭き門にほとんどの大手電機メーカーが人件費増に耐えられず終身雇用を放棄、「雇用」も「報酬」も成果主義へと移行した。だがキヤノンは、終身雇用を維持しつつ成果主義との両立を宣言。そんな都合のよい話が、なぜ成り立つのか。「若い人ほど、昇格が厳しくなっているんです。若い主任はスゴい人ばかりだが、年配者の主任はバラツキがある。主任の1つ下のグレード(G3)になるにも、昨年の役割給導入で、試験に受かっただけでは昇格できなくなりました」(中堅社員)。2006/08/26
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SI(出世の法則)企業の旺盛なIT投資を背景に、日本IBM、富士通、NEC、日立製作所、NTTデータ、野村総研、サンマイクロシステムズ、日本オラクル、SAPジャパン…といった会社では、SI(システム・インテグレーション)を手がけるSE(システム・エンジニア)が、若手社員の多数を占めている。SEを出世の点から見ると、マネジメント力に加え、営業的なセンスが必須だ。2006/08/25
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“ヒト転がし”見えた転職活動 人材紹介会社の危うい実態IT系コンサルティング会社に入って、まる4年。年齢的にも30代に突入し、今後の自分のキャリアについて考える毎日だ。これまで様々な人材紹介会社にお世話になったが、所詮は無料サービス。“人転がし”も体験的に分かってきて不信感を持ち、最近は30万円払って転職コンサルティングも受けている。私の経験が役に立てばと思い、体験ルポをまとめた。2006/08/21
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通信(出世の法則)今秋のナンバーポータビリティー解禁とソフトバンクの参入で激変が予想される通信業界。NTT再編問題も議論中だ。3社の給与水準は、圧倒的なシェアを持つドコモが実はビリで、トップはボーダフォン。最新の公表データでは、KDDI840万円(37.8歳)、ドコモ804万円(35.4歳)に対して、ボーダフォンが881万円(37.8歳)。これは取材でも裏付けられた。2006/08/20
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ジョッキ、ビン、缶…中身はぜ~んぶ同じ 生ビール=新鮮の嘘夏真っ盛り、ビールの消費量もあがる時期。「とりあえず生」とジョッキを注文する人も多いが、ビアガーデンや居酒屋で飲むジョッキの生も、缶やビン入りの生も、実は中身は全部同じ。そもそも「生」以外は大手4社で3銘柄しかなく、その新鮮さをイメージさせる「生ビール」自体、実は「酵母なし」「9ヶ月も常温保存可」の、新鮮とはほど遠い日本独自の概念なのだ。キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーに、中身や品質について聞いた。2006/08/18
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野村證券 “詰める”カルチャーの功罪「1年目で2~30人が辞めました。辞める人は、大半が入社1年目。“詰められて”辞めるケースが一番多いと思います」。昨年まで在籍し、「野村の社風は好きだった」という元社員(20代後半)が、そう解説する。「人を育てる風土はあるんですが、精神論が大好きで、課されたノルマに対して、出来ませんでした、はあり得ない世界ですから…」2006/08/14
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