記事一覧
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トヨタホームが手抜き工事 施行放棄、建築士法違反も「客とは思っていない」自社製品のリコール対応が不十分なトヨタの体質は、本業の車に限らず住宅部門でも同様のようだ。茨城県つくば市に住む長秋雄さんは、トヨタホーム東京と契約して新築した自宅に関して自力で次々に欠陥を発見し、4年前から現在までトヨタと交渉を続けている。耐震強度偽装事件は個々の建築士らを断罪し収束したが、長さんの話を聞けば、トヨタのような大企業グループによる潜在的な被害は、水面下でより大きく広がっている可能性が見えてくる。2007/05/07
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他メディアへのパブリシティー(2007年5月2日時点)この1ヶ月あまりで、『JapanTimes』、『SAPIO』、『GALAC』、『週刊東洋経済』、『プレジデント』に掲載された。新刊も順調に増刷を重ねている。2007/05/03
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会社説明会、就職人気ランキング 嘘の構図私はいま、自分の仕事にかなり満足している。何に対しても満足しない私の性格を知る友人がこんなセリフを聞いたら驚くだろう。だが、これは本心だ。大学生の頃は、10年後の自分が、まさか会社を起し、編集長として優秀な同志たちとニュース媒体を立ち上げポータルにも配信し、本も4冊出して、やりたい仕事だけをやって食べていけている姿など、まったく想像できなかった。2007/05/02
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フィリピントヨタ労組委員長が語る 勤務中全身火傷社員の解雇と職場ストリップショーGMを抜き、トヨタ自動車は今年にも販売台数世界一となる見通しだが、不当労働行為などで、組合員による抗議行動が世界各地で広がっている。特にフィリピントヨタでは、組合の承認をめぐって2001年に約300人の組合員が解雇・停職処分とされ、争議が長期化。だが、日本ではトヨタが海外で行ってきたことが伝わってこない。こうした中、フィリピントヨタ労働組合のエド=クベロ委員長が来日し、トヨタ自動車東京本社で不当解雇を訴えた。委員長に、フィリピンでの惨状、そして社内ストリップショーの経緯を聞いた。2007/05/01
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禁煙タクシーは3.5%だけ やる気ない全乗連・新倉会長はヘビースモーカー大分市に続いて、5月から名古屋のタクシーが全面禁煙になる。タバコ1本で車内の粉塵濃度は厚労省法定基準の12倍となり、間接喫煙を受けることもあって、個人タクシードライバーの死因トップは断トツで肺がん。乗客も「臭害」に悩まされる。わずか3.5%にとどまっている禁煙タクシー率を向上させるべく今月3日、「タクシー全面禁煙をめざす会」は、全国乗用自動車連合会に全面禁煙化の申し入れを行った。だが組織トップの新倉会長はヘビースモーカーで改善に消極的。国際常識違反の現状は改善しそうにない。2007/04/28
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キヤノン偽装請負 申し入れ翌日、目の前で行なわれた証拠隠滅工作昨秋から注目を集めたキヤノンの偽装請負。今年2月に衆議院予算委員会の公聴会で、請負社員が結成した労組の支部長が実態を語り、批判を受けたキヤノンは方針転換を迫られた。『朝日新聞』は「キヤノン、非正規雇用者から千人を正社員に登用」との記事を掲載。だが偽装請負の被害者らが訴え出た直後、キヤノンは偽装の証拠を隠滅して体裁だけ整え、栃木労働局も半年経った今に至るまで指導せず、問題は解決していない。非正規社員として宇都宮光学機器事業所に10年間勤務し、現在も請負契約で働く黒田諭さん(28歳)に実態を聞いた。2007/04/26
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就職してはいけない会社『週刊東洋経済』の企画で4月4日、東洋経済新報社本社にて、『若者はなぜ3年で辞めるのか?』などヒットメーカーの城さん、外資金融・コンサルセミナーなどで高い評価を得ている金さんと、若手3人の座談会を行った。その掲載号がこのほど発売された。2007/04/24
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「高給」外資は本当に幸せなのか外資の証券と戦略系の外資コンサルの2業種の社員の報酬水準は、単年度のものとしては圧倒的に図抜けている(図の「ガチンコ勝負エリア」内のさらに左上)。ときどき誤解されるが、同じ外資でも、ここにはシティバンクやアクセンチュアは含まれない。あくまで外資証券と戦コンだけが図抜けている。2007/04/24
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3歳サバ読み「レイク」の夏川純、起用続けるGEのコンプライアンス意識グラビアアイドル夏川純が年齢詐称していたことが明らかになったが、大手消費者金融「レイク」は夏川との契約を続行中だ。顧客の正確な個人情報を取り扱うことが求められる金融会社が、年齢詐称をするタレントという公人を、会社のイメージキャラとして堂々と使い続ける。一般企業なら契約解除でイメージ刷新に努めるところだ。彼らは年齢詐称をした客にもカネを貸すのだろうか。レイクを経営する外資系企業「GEコンシューマー・ファイナンス」に、コンプライアンス意識を問うた。2007/04/21
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闘う労組「全トヨタ労働組合」委員長は語る(後編) CO2削減は建前、ゴミ箱にも思想統制見えるトヨタトヨタ内に昨年結成された「全トヨタ労働組合」は、期間従業員・派遣社員も組合員になれる開かれた労組。ところが活動を広めようにも、敷地内でのビラ配りを禁じられ、さらに門外で配布すると会社は工場内をゴミ箱だらけにし、受け取った従業員からビラを取り上げて廃棄処分にするなど、子どものような対応をしてきた。既存組合の委員長は全員がトヨタ工業高等学園出身者で、高校時代から会社側のマインドコントロールを受け、本当の労組活動ができるはずもない。トヨタのカラクリについて、新組合の若月忠夫委員長が語った。2007/04/18
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内定ブルー、ジョブホッパーの元凶「内定ブルー」という言葉があるそうだ。売り手市場となった昨今、就職活動で複数の内定をもらうのも容易となり、「他の企業の選考を辞退せよ」という人事部の命令にバカ正直にしたがって早々に就職活動を終了させてしまったものの、「本当にこの会社でいいのか」「もっとほかに、自分にあった会社があるのではないか」と悩みこんでしまうことを指す。2007/04/13
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花王の台所用合成洗剤「キュキュット若竹」、竹入ってないのに効能うたう花王キュキュット「若竹」(台所用合成洗剤)のCMは、親子3人で歩く竹林のさわやさ、竹取物語のイメージで展開している。「竹ってすっきりさせる力がありそう」「若竹の力かしら…」と若竹の効果、効能も宣伝。そこで花王に若竹配合の有無を聞くと、「若竹は入っていない」「竹からとったものではない」と答えた。偽りの効能をうたい買わせようとする「優良誤認」の疑いがある。公取の電子窓口申請にアクセスし、「景品表示法違反についての情報提供」をした。2007/04/10
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PASMO Suica 過剰料金は乗客負担に! JRの「提供者の論理」に引きずられた私鉄SuicaとPASMOの相互利用で便利になった関東の交通網。だがその反面、運賃精算は複雑になった。細かいルールを見ると、全体的に先行していたJRのSuicaのシステムにPASMOが従った格好。だが乗客軽視のJR側ルールに引きずられたため、乗ってもいない運賃の過剰請求が正当化されてしまったり、パスネットでは認められていた振替輸送がPASMOでは認められなくなったなど、乗客へのサービスはことごとく悪化したのが実態だ。2007/04/07
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加護ちゃん喫煙 実は年5百億本、総販売本数の17%も吸う未成年元モーニング娘。加護亜依(19)の“喫煙温泉旅行”で未成年の喫煙が話題になっている。「未成年の喫煙データはとっていない」と現状認識すら拒むJTや国に代わり、たばこ問題情報センターが、日本たばこ協会とJTが公表する喫煙率、総販売本数から試算したところ、未成年者喫煙本数は年間で約500億本、総販売本数の17・5%にも上ることが分かった。「無煙世代を育てる会」代表の平間敬文医師は「1箱500円にすれば解決する」と政策提言する。2007/04/07
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闘う労組「全トヨタ労働組合」委員長は語る(前編) 「結成のきっかけは40代社員の首吊り自殺でした」トヨタに昨年、組合員15人の闘う労組「全トヨタ労働組合」が結成された。既存の「トヨタ自動車労働組合」(組合員6万5,798人)に対抗し、委員長の若月忠夫氏が新たに創らねばと思ったきっかけは、ある40代社員の自殺だった。組合員すら救おうとせず、トヨタ批判者を徹底マークしたうえで、“不穏分子”の若月氏を応援する者のあぶり出しまで行う御用組合。勤続42年、50歳で班長昇格という不遇のなか、会社や既存組合と闘ってきた委員長が「トヨタの思想統制」について語った。2007/04/05
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オリコンうがや訴訟5 元オリコン編集長「創業期はランキング操作をしていた」4月3日、「オリコンうがや訴訟」は第2回公判を迎えた。『サイゾー』編集部のインタビューに答え、オリコンチャートの信憑性に疑問を投げかけるコメントをした烏賀陽弘道氏に対し、オリコンが名誉毀損であると5千万円の損害賠償を求めた裁判だ。フリーランスを中心に注目されているものの、ランキング情報に敏感な音楽業界からは、この事件について論評らしいコメントはない。音楽業界に詳しく「オリコンの原型をつくった!」という元オリコン編集長の渡辺正次郎氏(ジャーナリスト)が、メディアも業界も沈黙するオリコン裁判について語った。2007/04/05
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産経に架空請求疑惑 販売店から「諸会費」月17万も 新聞社の不正経理を追跡新聞社の経理関連の書類を詳しく検証すると、特に販売関連で、ずさんな実態が浮上してきた。産経新聞では、実態がない団体への会費名目をいくつも作って、販売店に月17万円も請求していることが分かった。この件について新聞社に尋ねても、徴収元の団体さえ説明できない。つまり、販売店に請求し徴収した資金を別目的に流用したり裏金に回したりといった架空請求の疑いが強い。新聞経理のブラックボックスを追跡した。2007/04/03
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社内の人間関係が自分に合う会社、合わない会社会社の人間関係がこじれると、職場に行くのも疲れる。だから、どうせ会社勤めをするなら、人間関係が自分に適している会社を選ぶべきだ。では、それはどうやって見極めればよいのか。まず考えるべき点は、社内での人間関係というものは、主に組織がものごとを決める際に発生するということだ。2007/04/02
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PASMO Suica、盗難防止ゲート…安全基準値違反が続出 電磁波の甘い規制PASMOの開始で、都内の交通機関を使用するたびに強い電磁波にさらされることになった。実際に測定してみると、ただでさえ甘い国内防護基準値の5倍以上。スーパーや図書館の入り口で増えている盗難防止ゲートでも同様に強い電磁波を浴びる。米国ではペースメーカー装着者が失神するケースも起き、長期的な発ガン性の懸念もある。国内基準にすら違反していても、総務省は無線局でないなどの理由で野放しにしている。JR各社を巨大広告主に持つマスコミは、もちろんこの問題を報道できない。2007/04/01
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人気企業20社、社員が本音で明かす社風と待遇私は3年前より、働く側から企業を評価することを目的に、現役社員へのインタビュー取材を続けている。会社の広報などを通すと本当のことを話せなくなるので、一切通さないのが特徴。その数は200人を超え、4冊の著作(最新刊は『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』東洋経済新報社)と私が経営するニュースサイト「MyNewsJapan」に情報が蓄積されている。今回は、そのなかから、働く側から見た人気企業の実情について述べる。2007/03/29
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