記事一覧
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現地で100人採用した商社マンに聞く「インド人の人事管理と人材グローバル化」の実情現在13億人の人口が世界一に膨らむ見通しのインド。経済のグローバル化は進む一方で、今後は日本人も、インド人との競争が避けられなくなる。経営者としてインドに派遣され、合弁企業の立ち上げから社員の採用、管理まで担当し、2年でインド人社員を100人ほど採用したという中堅商社マンに、インドでの生活、雇用・労働環境、そして人事管理の難しさなど、「剥き出しのインド」について、現場の実情を聞いた。2012/01/18
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原田信助はなぜ命を絶ったか―3 事件通報者は語る 痴漢冤罪の青年は「一方的に暴行されていた」原田信助さん(当時25)は、JR新宿駅で痴漢と間違われ、女性の連れから暴行を受けた。自ら110番通報して助けを求めたが、新宿警察署では暴行の被害者としてではなく、逆に痴漢の加害者として取り調べられた。署を出た信助さんはそのまま地下鉄で自殺した。母親が連日、駅構内で暴行の目撃者を探すビラまきをしたところ、目撃者が続出。暴行現場を至近距離で目撃し駅員を呼びに行った人物も現れた。その詳細な目撃情報を紹介する。母親は国家賠償請求を2011年4月26日に起こしたが、12年1月17日の第4回口頭弁論に至っても被告警視庁(東京都)は証拠類を提出していない。2012/01/18
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列に並べないインド人一見の価値アリとの話を現地で聞きつけ、デリー近郊・グルガオンのミュージカル「KingdomofDreams」へ。「娯楽といえば、クリケットかボリウッド映画」と言われるインドだが、確かにミュージカルなら、言葉が分からなくても楽しめそうだ。ホテルでチケットを予約してもらい、現地へ向かった。チケットカウンターが混雑している。4ケタのIDを伝えればよい、とのことだったが、並んでいると、後ろから突進してきて列に並ぶつもりがないオバさんに足を踏みつけられた。インド人はどうして列に並べないのだろうか。2012/01/15
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サービスの概念がない国バラナシにやってきた時点で、インドに来て3週間めに突入していたが、この時点で、腹の調子は何ともなかった。問題は、目鼻のほうである。現地の移動手段は、ほとんどオートリキシャか人力車なので、破壊された道路から舞い上がる粉塵や燃費の悪そうなオートリキシャの排ガスをもろに受ける。そして、インドカレーは香辛料が強くて辛いので、目と鼻の腺が異常をきたす。どうもインドは、目鼻喉が強くないと生活がつらいようだ。バラナシにいるころから、鼻が詰まって、頭がぼーっとして、息苦しくなってきた。2012/01/15
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「インド人も観光だけ」なガンガーの朝朝の5時過ぎ、5Fから下に降りると、門番はまだ寝ていたので起こして開けてもらう。ゲストハウスにエレベータはないので、また登るのは一苦労なのだ。この急な階段を行き来するのは60代とかになると大変だろう、などと思っていたが、欧米の老夫婦の団体がけっこう屋上のレストラン(6F)に陣取ってたりするから、意外とそうでもないのかもしれない。2012/01/15
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キユーピーパワハラ事件 管理職に残業200時間を強制する“奴隷待遇”の実態マヨネーズで有名なキユーピー社内で、悪質なパワハラに遭い、奴隷のようにこき使われ、うつ病に陥って人生を台無しにされたとして、東京地裁に提訴している社員がいることが分かった。その社員は、上司から毎日のように「お前なんかいらないから、辞めろ!」と罵声を浴びせられ、その上、過労死ラインの三倍を優に上回る残業時間を強いられていた。その結果、うつ病になり、5年以上も入退院と休職を繰り返し、労災認定。ついには精神障害者三級の手帳を交付されるまでに悪化した。その間、キユーピー本社は、なんとそのパワハラ上司とうつ病社員の2人だけの部署を作るという信じがたい対応をとっていた。2012/01/14
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政府公認「クレイジー」なバングラッシーを求めてガンジス川(ガンガー)の川辺では、多くの牛が、のんびりとくつろいでいる。マダーンによると、この牛たちはすべて野良牛というわけではなく、夜になると街に帰っていくのだという。「この牛たちは、自分の家は覚えている。だから、勝手に遠くまで行って迷子になることはない。昼間は街中が混雑しているから、川辺に放たれているんだ」2012/01/14
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聖なるものと俗なるものが見事に同居するバラナシ早朝、「ガサガサッ」という音がベランダから聞こえてきて、びっくりして目が覚めた。泥棒か?と思ったが、ここは5階だ。すりガラスに映った影の大きさから、猿だということが分かった。野良猿に起こされるとは、なかなかインドらしくて悪くない。なぜベランダに金網がついているのだろう?と思っていたが、これは猿対策なのだ、とやっと分かった。人間は無理でも猿は5階くらいまで平気で登ってこれるので、金品はとられずとも、部屋を荒らされてしまうわけだ。2012/01/14
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「原発推進」杉並区議は現職の東電社員だった! 議員報酬+東電給料+労組献金で実質年収4千万円東電ホームページなどを丸写ししたパクリ原発視察報告書で顰蹙(ひんしゅく)を買った杉並区の原発推進派議員(現職)・安斉昭氏が、現在も東京電力に籍を置き、同社から給料を受け取っていることがわかった。東電広報も認めた。議員報酬と東電の給料で3千万円弱、使途が実質自由な労組系献金が1200万円あるため、安斉氏の実質年収は推定で4千万円前後にのぼる。2007年4月の初当選以来、東電社員である事実を安斉氏が公言したことはなく、周囲からはOBだと思われていた。杉並区は東電から割高な「随意契約」で電力を購入しているほか、東電から土地の購入も検討中だ。安斉氏は区監査委員でもあり、契約先の社員として利害関係者そのものであるが、説明責任を果たすどころか、ダンマリを決め込む傲慢ぶりを見せている。2012/01/13
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日本のすごいところは「Maintenance&Polite」な夜インドの街中の店はカレー類ばかりなので、朝食で腹ごしらえをしないとつらい。ただ、朝食ビュッフェには「チキンソーセージ」なるものまであって辟易とした。インド人は頑としてビーフやポークを食べない。「ミソスープ」にはちゃんと豆腐が入っていて味はまあそんなもんかな、という感じだが、味というのは器にも影響される。みそ汁はお椀で飲まないとおいしくないのだ。朝食は、卵類とサラダにパンで満腹にするようにしていた。2012/01/13
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表現することを断念させる街、コルカタ「マドラス、ボンベイ、カルカッタ」というイギリス植民地時代の3つの地名は受験の「世界史」で呪文のように覚えさせられたものだ。いまさらチェンナイ、ムンバイ、コルカタと地場の地名に変えられたのは迷惑な話。どれもブランドが確立している超有名な地名だし、もったいないと思う。特に、マドラス→チェンナイ(タミル語らしい)の改名は、全く音の響きが違うじゃないか…。2012/01/13
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二度と乗りたくないインドの“強制収容所”鉄道オートリキシャで鉄道駅「パークタウン」に向かい、そこから「フォート」まで1駅だけ鉄道に乗った。ドア全開のまま走っているので肉眼で隣の線路を見ることができるという、鉄道としては珍しい仕様なのだが、これはインドでは普通なのだろう。サイドミラーのない自動車と同じく、安全基準がそもそも違うわけである。ThisisINDIA、をまた発見した。少し混みだしたら車内から放り出されて死人が出そうだが、ラッシュ時になると閉まるほど高度な制御システムを内蔵しているとは思えない古い車両だった。2012/01/12
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ゴミまみれはインドのカルチャーなのかインドのいくつかの街を歩いてみて、他国と明らかに異なる特徴は、「道が汚すぎる」ということである。これは単にインフラ整備が追いつかず建設中だったり放置されていたり、といったことに留まらない。ゴミが放置されていて、片付ければいいのになんで?といった風景が、あまりに多いのだ。2012/01/12
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「露骨な超格差社会」のインドインド最大の都市・ムンバイに着いたときには、日が暮れかかっていた。タクシーで空港からホテルへ向かう。メーター式のタクシーが少ないためか、プリペイド式の事前支払いコーナーがあった。これはこれで優れた仕組みだ。行き先ごとに料金が定額で決まっているからトラブルにならない。逆にいうと、トラブル続出の結果、編み出された仕組みなのだろう。2012/01/12
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JR東日本 今どき55才以上の基本給を引上げる「新賃金制度」導入営業区域内で発生した東日本大震災の影響で、未だに常磐線の一部区域などで運転再開の目処が立っていないJR東日本。東北地方の観光需要低迷などもあり、運輸収入は上半期で前年度比550億円減(▲6.5%)となった。それでもボーナスは、夏2.6カ月、冬2.78カ月と微減にとどまった。昨年(2010年度)は夏2.7カ月、冬3.02カ月だった。(昨年度ボーナス資料・新人事制度資料等は、末尾よりPDFダウンロード可)2012/01/08
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10年後に食える仕事-3 各エリアの職業とその特徴日本人メリットの重要性とその内容については、前章で理解できただろう。グローバル時代には、なるべく倍率の低い競争環境で働くことが重要なのだ。本章では、4つのエリアにわけ、具体的な職業と10年後の見通し、向いている人材タイプについて解説する。2012/01/07
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もし大企業が保育園事業に参入したら…日本では大企業にノウハウが蓄積されており、これを規制業種に活かすことで経済を活性化できる。トヨタなど既に高校(トヨタ工業学園)や中高一貫(海陽学園)も持っているので、ここは思い切って保育園から参入し、就職までエスカレーター式にしてしまえば、就職難の折、入園希望者が続出するだろう。規制緩和で大企業が保育園事業に参入したらどんなことになるだろうか?就職・転職における会社選びでも参考になるので、頭の体操として考えてみよう。2012/01/07
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2011年アクセスランキング、原発関連上位に2011年は計147本を掲載(月平均12.3本)。「ソーシャルメディア対応」「スマートフォン対応」「続報望む機能」といった読者との連携を深める追加開発を相次いで実装し、デザイン改訂などと合わせて300万円超を投資した。その結果、会員数は前年同月比20~30%増で堅調に推移。2012年は、PRの強化や本の出版などにより、さらに純粋なジャーナリズムメディアとしての影響力を強めていく。我々と理念を共有する人たちの積極的な参加(記者、会員)を望んでいる。2012/01/01
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低線量被ばくリスク管理の報告書は事実誤認だらけ 信用落とす原発有識者たち有識者・専門家の信用が一緒に崩れた一年だったが、年の瀬にさらに不信が強まる報告書が作られた。低線量被ばくのリスク管理について、政府の「20ミリシーベルト」という避難指示基準に専門家がお墨つきを与える報告書が、12月16日にまとめられたのだ。報告書の中では、信頼性を高めるため、わざわざ放射線被ばくのリスクよりも低いリスクとして水道水中のクロロホルムのリスク(0.01%)との比較が示されているが、これは事実誤認の不適切なもので、科学的とは到底言えないもの。野田首相の12月16日の福島第一原発冷温停止宣言に間に合わせるための、結論ありきの報告書であった。2011/12/30
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原田信助はなぜ命を絶ったか―2 自殺した痴漢冤罪青年による110番通報の謎 目撃者、続々現れる原田信助さん(当時25)は、JR新宿駅で痴漢と間違われ、女性の連れから暴行を受けた。自ら110番通報して助けを求めたが、新宿警察署では暴行被害については殆ど聞かれず痴漢の被疑者として取り調べられた。署を出た信助さんはそのまま地下鉄で自殺。警察は彼の死後に書類送検(不起訴)。母親の原田尚美(55)さんは警視庁(東京都)相手に国賠訴訟を起こした。信助さんの110番通報の時刻と内容すら明らかにされないなど不可解な点が多い。また現場の目撃者も続々と現れ、警察発表や提出資料との食い違いが目立っている。2011/12/29
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