記事一覧
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リコール王・トヨタ 欠陥車率はホンダが80%で首位 大手3社、過去5年半で生活者よりメーカーのほうを向く国交省は、国民の命にかかわるリコールについて、メーカー別の年次台数および改修進捗率を一切、公表しない。メーカー各社に尋ねると、三菱は相変わらずの閉鎖体質で回答拒否。残りの大手3社で過去5年半余りのリコール台数を販売台数で割った「発生率」で比べた結果、当初「記者クラブにしか教えない」など驚くべき対応をしたホンダが80.5%で首位だった。実に10台売って8台リコール、の計算だ。絶対数一位のトヨタは66.3%、日産は63.2%だった。マスコミは福井威夫社長のヨイショ記事ばかり載せている場合ではない。2006/09/04
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ケータイ安全性評価、たった一匹だけで判断 総務省にデータ偽造の疑い携帯電話の電磁波による脳への影響の研究では、国際的な26の研究のうち、11が影響あり、15が影響なしと議論が分かれている。だがドコモ・KDDIらが広告主の主要マスコミは報じられないため、あまり知られていない。国内では総務省の委員会が海外の有力な「影響アリ」研究を検証するが、今回の情報公開請求で、たった1匹のマウスで安全性を評価し、報告書ではデータを偽造した疑いが強いことが分かった。検証を逃れるためか論文としても発表せず、これではシロの結論ありきの「やっつけ仕事」と言われても仕方がない。2006/08/30
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サントリーに負けていない「常陸野ネストビール」サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」が「モンドセレクション最高金賞2年連続受賞」とテレビCM等で盛んに宣伝されている。だが、日本の法体系では発泡酒とされながらも、プレミアムモルツより、ずっと世界的には有名な日本の地ビールがある。数々の賞をとっているには、それだけの理由がある。夏の終りに、ネストビールはいかが?2006/08/30
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本物のビールはヱビス、モルツなど5%だけ 「まじりっけなし」の嘘本場・ドイツでは、原料が麦芽とホップ以外のものは、ビールではない。一方、日本は屑米、とうもろこし、コーンスターチなど様々な「副原料」の添加を許し、日本人好みの商品が続々、発売されてきた。さらに、マスコミが示し合わせたように「第3のビール」と持ち上げ販促協力する擬似飲料まで含めると、本場基準でビールと呼べるものは、ヱビス(サッポロ)、モルツ(サントリー)など数えるほどしかなく、数量ベースでは、なんと全体の5%程度しかないことが分かった。2006/08/28
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キヤノン 厳しさ増す昇格スクリーニング、若い人ほど狭き門にほとんどの大手電機メーカーが人件費増に耐えられず終身雇用を放棄、「雇用」も「報酬」も成果主義へと移行した。だがキヤノンは、終身雇用を維持しつつ成果主義との両立を宣言。そんな都合のよい話が、なぜ成り立つのか。「若い人ほど、昇格が厳しくなっているんです。若い主任はスゴい人ばかりだが、年配者の主任はバラツキがある。主任の1つ下のグレード(G3)になるにも、昨年の役割給導入で、試験に受かっただけでは昇格できなくなりました」(中堅社員)。2006/08/26
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SI(出世の法則)企業の旺盛なIT投資を背景に、日本IBM、富士通、NEC、日立製作所、NTTデータ、野村総研、サンマイクロシステムズ、日本オラクル、SAPジャパン…といった会社では、SI(システム・インテグレーション)を手がけるSE(システム・エンジニア)が、若手社員の多数を占めている。SEを出世の点から見ると、マネジメント力に加え、営業的なセンスが必須だ。2006/08/25
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“ヒト転がし”見えた転職活動 人材紹介会社の危うい実態IT系コンサルティング会社に入って、まる4年。年齢的にも30代に突入し、今後の自分のキャリアについて考える毎日だ。これまで様々な人材紹介会社にお世話になったが、所詮は無料サービス。“人転がし”も体験的に分かってきて不信感を持ち、最近は30万円払って転職コンサルティングも受けている。私の経験が役に立てばと思い、体験ルポをまとめた。2006/08/21
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通信(出世の法則)今秋のナンバーポータビリティー解禁とソフトバンクの参入で激変が予想される通信業界。NTT再編問題も議論中だ。3社の給与水準は、圧倒的なシェアを持つドコモが実はビリで、トップはボーダフォン。最新の公表データでは、KDDI840万円(37.8歳)、ドコモ804万円(35.4歳)に対して、ボーダフォンが881万円(37.8歳)。これは取材でも裏付けられた。2006/08/20
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ジョッキ、ビン、缶…中身はぜ~んぶ同じ 生ビール=新鮮の嘘夏真っ盛り、ビールの消費量もあがる時期。「とりあえず生」とジョッキを注文する人も多いが、ビアガーデンや居酒屋で飲むジョッキの生も、缶やビン入りの生も、実は中身は全部同じ。そもそも「生」以外は大手4社で3銘柄しかなく、その新鮮さをイメージさせる「生ビール」自体、実は「酵母なし」「9ヶ月も常温保存可」の、新鮮とはほど遠い日本独自の概念なのだ。キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーに、中身や品質について聞いた。2006/08/18
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野村證券 “詰める”カルチャーの功罪「1年目で2~30人が辞めました。辞める人は、大半が入社1年目。“詰められて”辞めるケースが一番多いと思います」。昨年まで在籍し、「野村の社風は好きだった」という元社員(20代後半)が、そう解説する。「人を育てる風土はあるんですが、精神論が大好きで、課されたノルマに対して、出来ませんでした、はあり得ない世界ですから…」2006/08/14
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「広末浄化計画」失敗の裏に、健康食品コピーのイタチゴッコ日本コカ・コーラの「広末涼子、浄化計画」というCMが、薬事法抵触の恐れがあると東京都から指導され、内容が変更になった。「浄化」の何がいけないのか?また「いっぱい出た~」とすっきり顔で言う広末さんからは、いったい何が出たのか?健康食品とキャッチコピーの謎に迫った。2006/08/13
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リコール王・トヨタ 欠陥車率3年連続100%超も、回収率さえ非公表トヨタのリコール台数を販売台数で割ると、欠陥車率が出てくる。これが、なんと3年連続で100%を超える勢いなのだ。つまり、売っている台数よりも、リコール届出で回収・修理しなければならない欠陥台数のほうが多いという状態が、2004年からずっと続いている。そのようなメーカーはトヨタだけで、「トヨタ=欠陥車」は定着しつつある。にもかかわらず、どれだけ修理が進んだかさえ、公表できないという。こうしたコンプライアンス意識の低さは、重大な事故を招きかねない。2006/08/09
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トヨタと国交省の“共犯”示唆する「社長会見なし」「ハイラックスサーフ」のリコール隠しを原因とする業務上過失傷害事件で、トヨタ自動車は7月20日、過去の不具合情報を訂正した内部調査報告書を、国交省に提出。直後の謝罪報告会見では、滝本正民副社長らが頭を下げたが、事業計画の記者会見を開くため東京にいた渡辺捷昭社は姿を現さなかった。2006/08/06
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六甲のおいしい水、volvic、evianは硝酸性窒素入り 幼児は注意セブン‐イレブンで売られていた7銘柄の水質を調査したところ、「六甲のおいしい水」「Volvic」「evian」から、硝酸性窒素が2mg/L検出された。ブルーベイビーや発ガン誘発のリスクがあり、水道法で10mg/L以下とする水質基準が設けられている物質だ。基準内とはいえ、お金を出してまで、これらを買って飲むのは避けたほうが無難で、特に乳幼児がいる家庭には持ち込まないほうがよい。では、オススメはどれか。2006/08/04
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エコナ、自社研究でもガン促進を示唆 花王はデータ公開拒否発ガン促進作用の疑いがあるエコナ。「安全性は試験で確認している」と花王は主張するが、肝心の花王自身による研究結果も、グレーであることが分かった。この研究結果は、食品安全委員会でも「閲覧は可能だがコピーはダメ」という奇妙な扱いになっている。花王にデータ公開を要求したところ「出せない」の一本やり。他所の研究には「まだ中間発表」と文句を付け、自社研究は公開せず、それで「安全と信じよ」と言う花王に、情報公開を迫った。2006/08/02
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リコール王・トヨタ 隠されるメーカー別台数、国交省もグル重傷事故を引き起こし業務上過失傷害の疑いで捜査の対象となっているトヨタ自動車の「ハイラックス」。実は、私も乗っていた車だった。そこで、メーカー別の傾向を検証すべく国交省に尋ねたが、裏で持っている資料を平気で隠された。もちろんリコール台数ランキング一位に輝いたのは、目下4年連続で増加中のトヨタだった。2006/08/01
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自動車(出世の法則)自動車業界での出世の特徴を一言で表すならば、「とりあえず10年」だ。トヨタ、日産、ホンダの大手3社とも、まずは業界のこと、車のこと、会社のことを、じっくり学ぶ期間として、30代前半までは低めの賃金で下積み仕事に終始する。2006/08/01
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プレジデント(プレジデント)月2回刊のビジネス誌。鈴木敏文氏のヨイショ企画とその書籍化で、セブンイレブンの販路を獲得。コンビニ販路で若い世代にも購読者層を拡大。20代から40代までのビジネスパーソン向けに、企業社会を生き抜くノウハウを中心に提供。実売20万部前後。2006/08/01
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6月の月報◇食の沖縄◇JALと決別◇納得性があるか否か、それが全て◇最安値保証システムのマリオットホテル◇村上は「正義と嫉妬の経済学」を読め◇今でも植民地◇人が死ぬまで報じないエレベータ問題◇佐藤可士和と、ハイコンセプトの時代◇朝日のJ-NUDE◇ファイブフォースと原稿料◇私が閉じ込められたら、徹底追及だ◇山の上ホテル◇今月の会員数2006/07/31
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日経トレンディ(日経ホーム出版)可処分所得が多い富裕層をターゲットとしているが、「1万円以下で泊まれる出張の多いサラリーマン向けホテル」のランキングなど、実用的な企画もある。商品テストのほか、辛口な専門家が、各社の新商品を評論する。「DIME」(小学館)などが類似誌。2006/07/31
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