記事一覧
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障がい者雇用、ワーストは毎日新聞、共産党、ニチイ学館、トリスタ障がい者雇用の実態を知るため、政令都市のある15都道府県の障がい者雇用の達成・未達成企業全4万9087社社の個別データ(記事末尾からダウンロード可)を情報公開で入手しランキングしたところ、マスコミのワースト1位は毎日新聞社だった。同紙は社説で「企業にとって障がい者を雇用することはチャンス」と主張していた。政党ランキングでは、日本共産党がワースト三連覇。ともに弱者の味方をウリにしている組織であるが、自らを棚に上げて「他人事」の言説を放つ無責任さが浮き彫りとなった形だ。企業別では、雇用不足数でニチイ学館、雇用率でトリンプスタッフサービスがそれぞれワースト1位だった。2011/03/09
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ポスト戦後のキャリア論-13 望む仕事内容に就くには⑤転職において、現状から「業界」と「職種」を変える場合に、より困難がともなわないのは、職種が同じ場合である(右図参照)。職種が同じということは、「能力」はそのまま活かせる、ということだ。なかでも図の左上、つまり職種は同じまま違う業界に転職する場合は、業界を変えることで「動機」が満たされるケースも多い。2011/03/07
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就職人気企業の6割が過労死基準超え 225社の36協定で判明 トップは大日本印刷の時間外1920時間就職人気企業225社のうち60.8%にあたる137社が、国の過労死基準を超える時間外労働を命じることができる労使協定を締結していることが、労働局に対する文書開示請求によって明らかとなった。1年間で見た場合の時間外労働時間ワースト1は、大日本印刷(1920時間)、2位が任天堂(1600時間)、3位がソニーとニコン(1500時間)だった。労使一体となって社員を死ぬまで働かせる仕組みが、大半の企業でまかりとおっていることが改めてはっきりした。人気企業の時間外労働の上限が網羅的に明らかになったのは今回がはじめて。(225社の36協定締結書原文および一覧は、記事末尾よりエクセル・PDFダウンロード可)2011/03/06
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資生堂 カネではなく世間体を提供する“暗黙の契約”『2011年卒マイコミ大学生就職企業人気ランキング』(有効回答24,197名)で、JTBグループに次いで総合2位に輝くなど、常に就職先として上位にランクされている資生堂。中堅社員が言う。「うちの採用は、人気先行型です。入社後にカネはたいして貰えないけど、世間体や社会的地位については満たしてあげるよ、と。年輩の人ほど資生堂のブランドに何かを感じますから。だから社員は、お金に執着しない、上品で、いい家柄な感じですね」2011/03/05
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美女にモテモテの「わが師匠」山路徹氏から学んだこと-2留年3年休学2年の9年がかりで大学を卒業し、土木作業員兼フリーカメラマンを経た後、31歳にして筆者はやっと「山陽新聞社」(本社岡山市)に就職した。だが仕事がつまらないだけでなく、入社早々デスクに殴られ、酔った新成人にも殴られた挙句に記者職をはずされるという憂き目に遭う。嫌気がさしていた筆者の目にとまったのが「ビデオジャーナリスト実践講座」の広告で、主催者は山路徹氏率いるAPF通信社だった。これからはビデオジャーナリストの時代だ、何千万円稼ぐのも夢じゃない――山路氏の言葉を信じて会社に辞表を出した。しかし待っていたのは、テレビ界の厳しい現実だった。2011/03/01
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「電磁波で血圧が下がる」研究結果、効能はトクホ並み高血圧患者に電磁波を浴びせることで4週間で血圧が下がるという研究結果が先月下旬、「日本高血圧学会」の学会誌に発表された。電磁波の降圧作用は少なくともトクホ並みの証拠があると言えるが、研究者は「効果があるということは副作用もありえる」と慎重な態度だ。現在の電磁波の基準は、このような生体への影響を想定していない。思いもよらぬところで知らないうちに血圧を下げている可能性もあるわけだ。我々が日常的に浴びている程度の電磁波でも人体に何らかの影響を及ぼすということを証明した研究として注目に値する。2011/02/28
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フジTV産経新聞と17年闘う 松沢弘元論説委員が語る産経残酷物語(後)フジTV産経新聞グループの労組は、マスコミ界でまれにみる超御用組合である。グループに属する日本工業新聞社(現紙名=フジサンケイ・ビジネス・アイ)の松沢弘論説委員は、長年、労組改革のために努力してきた。しかし会社は、改革者に圧力をかけ続けたため、新組合結成を目指し始めた。前篇に引き続き、会社による重圧のなかでマスコミ界初の企業横断労組「反リストラ産経労」を結成した経緯について、松沢弘委員長に語ってもらった。2011/02/26
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『クリエイティブクラス』を活かせる企業の選び方クリエイティブな人たちを活かせる企業には、どのような特徴があり、どうやって生まれ、定着していくものなのか。一般的に、クリエイティブでない会社、社員のクリエイティビティを活かせない会社は、規制産業を除いて成長し得るはずもなく、クリエイティブクラスと企業との関係は、今後の会社存続および社員の会社選びにおいて、重大なテーマといえる。私のこれまでの取材結果から導き出したメカニズムを示した図が、右記のものだ。(本文は『ワークス』2011年2-3月号掲載記事の原文です)2011/02/26
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ポスト戦後のキャリア論-12 望む仕事内容に就くには④同期と給料は変わらなくても、目に見えない人材の市場価値は、1年目から配属先によって急激に開いていく。国際部門で3年の経験を積んだ本社の新人と、地方で地場スーパーを相手に営業や商談を3年やっていた新人とでは、人材の希少性が違うし、身につく能力レベルも格段に違ってくるのは当然だろう。前者は会社が潰れても外資に600万円の年俸で引き取られるが、後者は第2新卒と同じ扱いで400万円から再スタートできればよいほうだ。2011/02/24
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就職セミナー「会社説明会では聞けない本当の就活情報」3月2日(水)18:10開場@渋谷にて、MyNewsJapan代表の渡邉が就職活動生を主なターゲットとするセミナーを実施することになった。主催:アゴラ、定員53名、学生3千円(※2月23日まで申込に限る)。2011/02/18
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物証ゼロで「お前が窃盗犯だ!」 1等空尉が告発する警務隊の無法捜査航空自衛隊輪島分屯基地に所属する池田久夫1尉(47歳)の身に、その苦難は突如ふりかかってきた。2009年5月、「小松地方警務隊」によって、以前の職場だった小松基地でUSBメモリを盗んだ容疑をかけられたのだ。「任意捜査」とは名ばかりで、20日間にわたる自白強要。「逮捕されたら子どもがいじめられるぞ」などと暴言の連続で脅された。不起訴になって潔白が証明されたが、謝罪はない。そもそも本当に窃盗事件だったのかどうかすら怪しい。警察や検察の捜査の可視化が問題となっているが、自衛隊内の警察組織である「警務隊」の可視化も急務の課題だ。2011/02/17
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労基法違反等の送検企業名、運転手と外国人実習生関連ばかり公表 情報公開文書で判明厚労省は企業名をどこまで情報公開するのか。労働基準法32条(長時間労働)違反、同37条(残業代不払い)違反、労働安全衛生法100条(労災隠し等)違反の3つについて「書類送検された企業名」の情報公開を求めると、ほぼ半数はスミ塗りされた。開示された企業は、自動車運転手と外国人実習生にかかわる事案に著しく偏重し、大企業ではホンダと竹中工務店くらい。お役所の裁量行政が改めて浮き彫りとなった。例えば「5年で2回以上違反があった場合、企業名を自動的に公表」といった法制度にしない限り、役所のご都合主義によるアンフェアな行政は変わらない。(開示文書はPDFダウンロード可)2011/02/17
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NTTドコモ、繰り返す強引な基地局稼働基地局設置のための土地の借地料が年額でわずか3千円(高知県)とされたり、長野県伊那市や鎌倉市稲村ケ崎など各地で住民感情への配慮がないまま基地局の稼働断行を繰り返したり――NTTドコモの企業倫理が問われている。さらには、メディアに対する取材拒否、労組を通じた政治献金。電話会社相互の競争が激化するなか、ドコモの暴走が目立つようになった。2011/02/13
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ヨーロッパでダメ出しされたトクホ、その3『かつお節ペプチドで血圧降下』却下のワケヨーロッパで進行中の食品成分の健康強調表示(ヘルスクレーム)審査で、カルピス『アミール』、花王『ヘルシア』に続き、日本で新聞全面広告を飾るトクホ商品『かつお節ペプチド』も却下されたことが分かった。効能の評価について日欧で差があることが明確になりつつあるが、健康食品業界の広告に大きく依存する新聞・テレビは、スポンサーにとって都合の悪いこのニュースを一切、報道できない。日本で許可された効能が外国では却下される理由を調べると、トクホの効果を調べる試験法に問題があることが分かった。(日本では認められた、かつお節オリゴペプチドの血圧降下作用についての論文はPDFダウンロード可)2011/02/12
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トヨタ系のアイシン機工、“労災社員”の段階的復職を拒否過労状態の従業員が多いトヨタグループ。トヨタ系の部品メーカー・アイシン機工では、社員(39歳)が年末年始の休業日にも工場で働かされ、3年間ほぼ休日なしの状態となり家庭生活は成り立たず離婚。長時間の作業で痛めた両手首を手術し、今もそれぞれ約10センチの傷跡が残る。“労災”にともなう休業期間終了が目前に迫るなか、会社は退職に追い込もうとしているが、御用労組は何もしてくれない。話を聞くと、彼以外にも、職場で転倒して顔面陥没骨折した社員や、指を落とした社員が、痛みも癒えないうちに出勤せざるを得ないなど、過酷な労働実態が浮き彫りになってきた。2011/02/12
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武田バイオ研前で住民反対デモ 「市民参加の安全協定」「動物実験削減」求め2月竣工予定と完成間近の武田薬品湘南研究所。約34億円かけて作られた東洋一のバイオ施設で、P3レベル(炭疽菌、腸チフス菌、エイズウイルス等)の実験も予定される。ところが地域住民が公害調停を申し立てるなど、もめている。米英独にあるような、住民の立場に立った査察制度や環境影響評価報告書の公開義務等が未整備なため、企業を誘致して税収を増やしたい自治体と、税金を納める企業の2者が癒着して協議すれば、日本では住民の意向に構わずバイオ施設をどんどん作れてしまうのだ。住民達は、安全協定への参加や動物実験削減を求め1月30日、デモ行進した。企業中心の戦後経済成長モデルの欠点が修正されぬまま露呈している例といえる。2011/02/06
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禁煙3年、1日解禁で「肺に影」急性気管支炎に 財務省&JTの“再喫煙マネー”政策禁煙歴3年の筆者は、たった1日、タバコを解禁して1箱分だけ吸った。すると驚くべきことに、その時のタバコが原因で肺に影ができ、焼けるような痛みに襲われた。病名は「急性気管支炎」。呼吸器系の医師の間では、禁煙者がふたたび喫煙することで急性の肺炎になるケースがあるのは周知の事実という。しかし、全国で急性気管支炎・肺炎の患者が常時40万人もいるというのに、再喫煙被害の実態を国民に知らせていない。税収がほしい財務省とその子会社のJTにとっては、一度禁煙した人が再喫煙しなくなると税収・売上に響き都合が悪いという事情が透けてみえる。2011/02/04
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美女にモテモテの「わが師匠」、山路徹氏から学んだこと-1ニュースプロダクション「APF通信社」(東京都港区)代表・山路徹氏に関する話題がマスコミをにぎわしている。大桃美代子氏と離婚し、麻木久仁子氏と再婚したというのである。ニュースを垣間みて一抹の感慨を禁じえない。10年前、岡山から上京したばかりの筆者をテレビの仕事にいざなってくれたのが山路氏だった。新聞社で干され、半ば腐っていたサラリーマンに、会社を辞めてフリージャーナリストになる踏ん切りをつけさせてくれた。その意味で「恩人」であり「師匠」だった。いい思い出もあれば悪い思い出もある。この機会に、筆者が間近でみた山路氏の素顔、師匠から学んだことについて語っておきたい。2011/02/03
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リクルート 「3年ごとに1500万円のチャンス」新退職金制度で“キープヤング”これまで、リクルートが採用ページや説明会で決して語らないことの1つが「38歳定年制」だったが、その後続の制度がこのほど、密かに始動した。昨年の11月と12月、リクルート本社では事業部ごとに対象者が集められ、説明会が開かれていた。内容は、35歳、38歳、41歳、44歳、47歳で肩たたきに応じると割増退職金が貰える、というもの。該当年齢の社員全員が対象で、会社側に拒否権はない。35歳と38歳では750万円、41歳、44歳、47歳では1500万円が支給される。2011/02/02
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喜田村洋一弁護士に懲戒請求 「虚偽の事実を根拠に裁判起こした」ロス疑惑事件や薬害エイズ事件で被告を無罪にしたことでも知られる喜田村洋一弁護士に対する弁護士懲戒請求が、東京第2弁護士会に1月31日、提出された。申し立てを行ったのは、読売から3件の裁判を仕掛けられた黒薮哲哉氏。著作権裁判で、争点となった文書の名義を喜田村氏が偽って裁判を起こしたことが、「虚偽と知りながらその証拠を提出してはならない」と定めた弁護士職務基本規定75条に違反する、というのが懲戒理由の骨子だ。著名な弁護士は、なぜ虚偽の事実をでっちあげてまで裁判を起こし、言論弾圧に走ったのか。申し立てに際し、黒薮氏が手記を寄せた。(懲戒請求書は全文掲載)2011/02/01
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