記事一覧
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【こだわりグルメ】辛すぎず、化学調味料も不使用 香菜軒(カレー料理/東京・上鷲宮)化学調味料を使っていないからこそ、カレー本来のおいしさが味わえる「香菜軒」。現在カレーは8種類提供中だ(食材仕入先リスト付)。店主はインド料理店などで約15年間仕事をしていた三浦勉さん。安全性にこだわる食材が増えるたび食材費は上がったが、客から「おいしくなった」と好評だという。「できるだけ食材の情報公開をしたい」という三浦さんのような店主がいる一方、エスビー食品のようにカレー「有機スパイス」で「有機で認めている化学合成農薬を使用」と回答し、栽培履歴の公開を拒否する企業もある。2007/08/31
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日経新聞、新聞奨学生を奴隷扱い 辞められぬ弱みに付け込む新聞配達と学業の両立を謳い文句にした新聞奨学生制度。だが日本経済新聞の販売店は、ベテラン配達員でも300部が限度と言われるなか、固定給の制度を悪用し、奨学生になりたての女性に400部近くも配達させた。1年以内に辞めれば奨学金を返済しなければならない弱みに付け込んだ格好だ。バイクの積載重量オーバーで坂道の多い配達区を無理に回らされた結果、女性は交通事故で負傷。なかなか労災すら認めない日経側の態度に、内部告発に踏み切った。2007/08/31
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世界&日本「タバコパッケージ比較」 日本のマイルドセブンは注意文言だけ!日本を含む世界145カ国以上が批准している「タバコ規制枠組み条約(FCTC)」では、喫煙と受動喫煙の害についての健康警告として、タバコのパッケージにビジュアルで理解できる図柄や写真を用いることが積極的に推奨され、カナダ、オーストラリア、ブラジル、タイ、シンガポール、EUなどでは表示が義務付けられている。日本たばこ産業株式会社(JT)もその表示に従っているが、国民の健康よりも税収減を気にする日本では、パッケージ両面の各3分の1面積に注意文言があるだけだ。世界と日本のタバコのパッケージを見比べてみた。2007/08/31
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朝日新聞 社内“偽装請負”の実態 英字紙組合員が告発昨夏より、キャノンや松下電器産業をはじめ、製造業の一流企業で蔓延する非正規雇用者の違法な活用「偽装請負」の告発キャンペーンを展開した朝日新聞。だが当の朝日新聞発行『ヘラルド朝日』で働く非正規雇用者も、同じような境遇に置かれている。あたかも不当な処遇にあえぐ非正規雇用者を支援するかのような報道とのダブルスタンダードについて、朝日で働き、朝日を提訴して闘っている非正規雇用者たちは、「お前が言うな」と冷ややかな目で見ている。2007/08/29
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【こだわりグルメ】無肥料、無農薬の自然栽培 日・水・土(創作料理/東京・銀座)「なぜ人間が口にする野菜は、自然の草木のように枯れないで、腐ってしまうのか?」と疑問を持った河名秀郎代表は、その腐らせる原因が、人間が施す肥料や農薬だとつきとめた。ナチュラル&ハーモニック銀座にあるレストラン「日・水・土」(ひみずつち)では、「枯れていく野菜や米を食べてもらいたい」と、農薬だけでなく肥料さえ使わない「自然栽培」にこだわった旬の料理を提供中だ。独自に商品開発した味噌、酢、醤油などを使うほか、ほとんど市場に出回らない蔵つき天然麹菌日本酒、天然酵母ワインも堪能できる(食材仕入先リスト付)。2007/08/20
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富士通 「外側から見た富士通」の余裕昨年10月、黒川博昭社長から全社員宛に、「外側から見た富士通」と題したメールが配信された。内容は特段、成果主義について言及したものではなく、中央省庁に出向して戻ってきた社員8人ほどが、会社の外からの眼で富士通の評判を記した座談会のようなものであったが、ベストセラー『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』を書いた城繁幸氏は、「ジョークを言えるだけの余裕が出てきた証拠でしょう」と分析する。2007/08/19
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柏崎刈羽原発の地震リスク、33年前から東電に指摘 運転再開は問題外冷却水漏れ、放射性廃液の海への漏洩、放射性気体漏れ、ダクトのずれや最大1メートル以上の地盤沈降。7月16日発生した新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発は重大な被害を出した。東京電力は「想定外」と言うが、1974年から33年間も地震被害の危険性を指摘し続けてきた「原発反対刈羽村を守る会」の武本和幸氏に言わせれば、必ず起きる「想定内」の地震だった。だが東電は「よい教訓をもとに安全な原発にしたい」とのん気だ。地震発生当日から数回にわたり原発敷地内に入り視察・撮影した武本氏に話を聞いた。2007/08/18
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トヨタ系列「光洋シーリングテクノ」で偽装請負 下請けに単価切下げ利益吸い上げる構造トヨタ本社ではいまだ発覚していない偽装請負だが、トヨタ系列の自動車部品メーカーである光洋シーリングテクノでは、2004年から偽装請負を巡る闘いが始まっていた。そこで働く請負労働者は2004年9月に労組を結成し、解雇通告などをはね返しながら、2006年9月には59人が直接雇用(6ヶ月契約の契約社員)を獲得。当初から偽装請負を見抜き、組合結成の先頭に立ってきた矢部浩史さん(42歳)に、下請けの偽装請負を生むトヨタグループの利益吸い上げ構造を聞いた。2007/08/13
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オリコンうがや訴訟7 JR「革マル派」告発の西岡研介氏、48件の“訴訟テロ”に反訴へJR東日本の陰の勢力「革マル派」の無法ぶりを『週刊現代』で告発した西岡研介氏は、JR革マル派から全国各地で計50件の名誉毀損訴訟を同時多発的に起こされ、講談社と応戦中だ。うち48件の原告は記事にもしていない知らない人たちで、反訴で対抗する予定。1ライターが50件もの訴訟を起こされているのに、JRをタブーにする新聞は一切このニュースを取り上げない。西岡氏はオリコン訴訟について「メディア業界全体でとりくまなあかん問題や。オリコンの小池社長にスキャンダルが出たら地の果てまで追いかけたる」と烏賀陽氏にエールを送った。2007/08/05
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読売の不正経理 販売店への補助金は事実上ゼロ、「押し紙」で丸儲けのカラクリ福岡地裁で展開中の、読売新聞社を被告とする「押し紙」裁判の中で、原告の弁護団が補助金制度のカラクリを明らかにする書面を提出した。これまで新聞社側は、「押し紙」があっても損失分は補助金で補填している、と説明してきたが、実は別の不明瞭な名目で、販売店から補助金と同額を徴収するというイカサマをやっていることが分かったのだ。裁判所の判断次第で、新聞社の「部数水増しによる広告詐欺」と「販売店からの搾取」に依存したビジネスモデルは崩壊に向かう。2007/08/03
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はしか騒動、ウソつき厚労省の予防接種強制は事故の元大学休講まで引き起こした今春のはしか騒動を受け、厚生労働省は来年度から「はしか排除計画」と称して中1、高3対象に、はしかの定期予防接種を実施する方針だ。厚労省は、病気の怖さとワクチンの効き目を強調し、副作用はほとんどない、と保護者に誤った情報を伝えてきたが、90年代に、はしかワクチンを含む混合ワクチンの予防接種で大事故が起こり、強制だった接種が努力義務に変わった経緯がある。今でも、受けなくてもよい。小児科医の毛利子来氏に、厚労省のウソやワクチン副作用の実態について聞いた。2007/08/03
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何分炒め続けてもプリプリ透明感保つ、蝋人形のような「むきエビ」は保水剤漬けその昔、むきエビは1分も炒めると小さく縮んでいたが、今や、何分炒め続けても透明感が残って縮まないプリプリなむきエビが食卓を埋め尽くす。添加物の保水剤(pH調整剤)が細胞にとどまり続けることで、蝋人形のようなプリプリエビになっているのだ。一方、殻つきエビには、変色しないよう黒変防止剤を使うのが一般的。これら添加物を一切使用しない天然エビを食べてみたら、伊勢エビみたいな段違いのジューシーな食感。こちらを是非、お勧めしたい。2007/08/01
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【こだわりグルメ】国内唯一の天然酵母ビール 博石館「自然麦酒」(ビール/お取り寄せ)麦芽100%で自然発酵の地ビールを探していたが、天然酵母であっても、大手と同様、純粋培養されたビール酵母菌のものしかなかった。ベルギーのランビックビールのように、昔ながらのビール造りができないものかと考えてたおり、自然発酵の天然酵母ビールの開発に長年取り組んでいた博石館ビール(岐阜県中津川市)の職人と出会い、自然発酵ビールの発売をお願いして2001年にできあがったのが「自然麦酒」だ。麦芽もホップもオーガニック、仕込み水は地下水を無処理で使用、副原料なし。ビン内熟成で、ワインのような独特のおいしさだ。2007/07/30
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機械めんの「そうめん」は実は「細いうどん」だった ホンモノは「手延そうめん」セブンイレブンが「さっぱり、なめらか、手延べそうめん。」とCMをやっている。だが、「手延そうめん」と「そうめん」の違いを理解している人は少ない。実は、機械めんである「そうめん」は品質から言って「うどん」と呼ぶのがふさわしく、日本製粉も「そうめん、ひやむぎ、うどんは品質的には同じ」と言う。食べ比べると、ホンモノの素麺である手延製品は独特の口当たり、舌触り、のど越しなどがある。消費者が伝統的な本来のそうめんの味を知って守っていくうえでも、うどんをそうめんと呼ぶのは、やめたほうがいいだろう。2007/07/30
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リコール王・トヨタ 「クレーム王」はメルセデス 「クレーム隠し」トヨタは20位販売台数に対する「不具合件数」の比率が高い自動車は、メルセデスベンツ--。結果的にリコールにつながったクレーム(不具合情報)が、どの程度の比率で発生するのかを調べたところ、過去3年間の合計値では、メルセデスベンツが計2,597件、同時期の販売台数に対する比率は1.85%でトップだった。2位は三菱ふそうが1.79%(3,693件)と、僅差で続いた。トヨタは、昨年7月にクレーム件数の過少申告(=クレーム隠し)を自ら告白するなど届出件数に虚偽があるため、件数で4位、発生率20位にとどまった。2007/07/28
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「コントレックス」は下剤&石膏入り “見せかけ”のダイエット水「やせる水」「スリムウォーター」とされるフランスの水「コントレックス」。カリスマモデルSHIHOも愛飲中だ。500mlで牛乳瓶約1本分のカルシウム、アーモンド約9粒分のマグネシウムを含有とされ、ダイエット中の栄養補助目的として、yahoo!、楽天でも売れ筋ランキング上位に入る。だが、やせると思っているのは、下剤が入っているからだ。成分の「サルフェート」は硫酸塩であり、便秘薬にも使用されている硫酸マグネシウム(硫苦)が含まれている。下痢を起こさせる、“見せかけ”の不健康なダイエット水である。2007/07/28
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20代30代の無投票層は与党の支持基盤、自民党への投票と一緒選挙に行かないことで、最も損をしているのは20代、30代の若者です。無投票層は、好むと好まざるとにかかわらず自民党に「半票」程度を投票しているのと等しい効果を果たし、自民党の強力な支持基盤として存在してきました。たとえば比例区で各党の割合が、自民5:民主3:公明1:共産1なら、無投票は、この割合で各党に投票したのと同じ。「国民は現在の政治に不満があるのに、政権交代は起こらない」という状況が常態化しているのは、若者の投票率が低いことが原因なのです。2007/07/26
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東京大気汚染訴訟、和解成立 「トヨタはじめ自動車メーカーは一言でいいから謝罪して」自動車メーカー7社(トヨタ・日産・三菱・いすゞ・日野・日産ディーゼル・マツダ)、国・東京都・旧首都高速道路公団を相手取った東京大気汚染訴訟で7月2日、原告・被告双方が和解案を受け入れ、11年間におよぶ大型公害訴訟は一応の決着を見た。だが、もろ手を挙げて喜ぶ患者はひとりもいない。原告側は、都や国の対応については評価するが、原告1人当たり約230万円の解決一時金を支払うことになった自動車メーカーに対しては、未だ不信感を持ち続けている。原告団の石川牧子事務局長に聞いた。2007/07/26
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東京選挙区は川田龍平へ 比例は民主党(2007年参院選)期日前投票に行った。選挙区は、迷わず無所属の川田龍平。「人の命よりも、企業の利益を優先する社会の仕組みを変える」と語る川田氏は、実体験を元にしているだけあって、空虚な言葉を吐く他の候補とは、段違いの説得力があり、弊社の理念に合致するので応援する。比例区は、政権交代こそ重要なので、非自民第一党という理由から、期待を込めて民主党に。こちらは敵の敵は味方といった消極的な理由だ。2007/07/26
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医薬品にも使えぬ危険成分を6年も食品に分類 ミス認めぬ厚労省健康食品に使ってもよい成分を定めたリストに、医薬品にすら使えない危険成分・アリストロキア酸を含む生薬が、2001年より分類されていたことが分かった。市民団体「食の安全監視市民委員会」や筆者の再三の指摘にも、担当者が逃げ回り、たらい回し(ササジマ→フクダ→クマウチ)にする。このようないい加減な管理体制では、国民の健康被害を予防することなど無理であろう。2007/07/21
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