記事一覧
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朝日新聞の偽装部数 販売店が提訴、6500万円請求読売や毎日で頻発している新聞の偽装部数をめぐる裁判であるが、9月11日、朝日新聞でも新たな裁判が始まった。訴訟を提起したのは「ASA宮崎大塚」(宮崎市)の元経営者、北川朋広さん。現場では新聞が売れなくなっているが、朝日新聞社は、広告主に見せるABC部数を実態以上に水増し・偽装するため、無理やり新聞をASAに押し売りしてきた。その結果、北川さんは自己破産に追い込まれたとして、4年間の押し売り分(押し紙)で被った損害と慰謝料あわせ、約6500万円を請求している。(記事末尾で訴状PDFダウンロード可)2009/10/14
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住友商事 「抜擢なし」デキる人は辞めて行くお役所的な組織「ウチ(住友商事)は、エリート意識のある人が浮く会社。もし上昇志向の強い勝間さんみたいな人がいたら、叩かれるか、相手にされないか、です。出る杭は打たれますが、出ようとしてる人もいない」(中堅社員)。数年前まで在籍していた元社員も解説する。「ギラギラしてる人が少ない。三菱商事、三井物産と比べてエリート意識が低く、自分が上に立ってないと嫌だ、という人が少ない。全体の和を乱さない。『SPA!』で合コンの人気ナンバー1に選ばれる理由はそこです。結婚相手としてはいい。血液型でいうとO型タイプ」2009/10/03
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先人の著作を読み、「旅は人生に似ている」と思うトルコは、多くのもの書きが旅しており、その著作が簡単に入手できる。先人の跡を辿るのは、旅の楽しみ方の1つだろう。今回、かつてトルコを旅した沢木耕太郎(当時27歳)、村上春樹(当時39歳)、立花隆(当時42歳)が、何を見て、どう感じ、どう表現したのか、その内容と文体を学び、自分とどう違うのかを考え、よい点を吸収したいと思っていた。2009/10/02
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メデューサの首&オープンカフェ旅も終盤になって、一応、イスタンブル内で世界遺産に指定されている有名な建造物をささっと見ておこう、と思い始めた。この地には、2度と来ないような気もしたからだ。とりあえずスルタン・アフメット地区で訪れていないところをまわる。トプカプ宮殿、イスタンブール考古学博物館、そして地下宮殿。2009/10/02
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任天堂、ソニー、そしてwagamamaホテルは新市街を走る地下鉄「Osmanbey」駅か「4.Levent」駅のいずれかの近くが多かったので、その間にある駅「Sisli」直結の巨大ショッピングセンター「Cevahir」(ジェバーヒル)を、よく訪れた。2005年オープンで、ガイドブックによると欧州最大規模だそうだ。歩いた実感としては、言うほどたいしたことはなかった。2009/10/01
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使えない「歩き方」、開業年さえ分かればいいのにイスタンブルのホテル選びは、少々困った。ハノイのように安くないのだ。ハノイは5つ星ホテルでも日本の中級ビジネスホテルくらい(1万3千円程度)とリーズナブルでオトク感があったのだが、イスタンブルはその5割~8割高といったところで、今回のような3週間滞在となると、ばからしい。私はサラリーマンと違って自分の会社のカネで行くので、無駄遣いをする動機もない。2009/10/01
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ジャーミィは残り、木造家屋とボスフォラスフェリーは消え…新市街にあるホテルを拠点に旧市街を散策し、夜は編集・執筆する日々が定着してきたころ、フェリーでボスフォラス海峡を渡り、アジア側も歩いてみることにした。ボスポラス海峡を渡る夏のフェリーは、なかなかの風物詩である。暖かいから、風が当たらない1階よりも、海峡の爽やかな風をまともに受ける屋上階から席が埋まっていく。2009/10/01
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山崎製パン ためらわずに添加物をガンガン使う会社製パン業界でシェアトップの山崎製パン。松たか子などのCMでも知られ知名度は高いが、広告漬けのマスコミからは知ることができない同社の哲学について、社員がこう解説する。「無添加は品質が悪い、というのがヤマザキの発想。だからウチは、添加物をためらわずにガンガン使います」。その象徴的なものが、パン生地改良剤として使われる発がん性物質の臭素酸カリウム。EUでは使用禁止となっており、日本でも大手で使用しているのはヤマザキだけ、といういわくつきの添加物だ。2009/09/30
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温暖化ガス排出ブラック企業、ワースト1は三菱マテリアル民主党政権が地球温暖化対策で「温室効果ガスを2020年までに1990年比25%削減」と打ちだしたが、どの企業が温暖化ガスを増やし、逆に削減に貢献している企業はどこなのかが報道されない。広告収入に依存するマスコミが広告主企業に気を遣って実名をタブー視しているのだ。そこで「1990年比の増減」という視点からランキングを独自に作成した。ワースト1は三菱マテリアルで、2007年度の排出量が921万696トンと7番目に多いにもかかわらず、90年比の製造工程分の排出量を隠匿。一方、ベスト1はダイキン工業で90年比82.8%も減らしていた。(ランキング100全データは末尾でエクセルダウンロード可)2009/09/29
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イスタンブル、その名称力名前の持つ魅力は大きい。「イスタンブル」はいい名称だと思う。時代が少々古いのでリアルタイムには聞いていないが、「飛んでイスタンブール」という曲が大ヒットした。あれは「飛んでチャナッカレ」だったら売れなかったはずだ。トルコ語の発音では「ブール」と伸ばさないが、日本語はなぜか伸ばす。どちらにせよ、響きがよい。2009/09/29
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日本人というカルマイスタンブルの世界遺産といえば、この地区の中心的な建造物である「ブルーモスク」と「アヤソフィア」だ。両者は並んで建っており、見た感じ100メートルほどしか離れていない。ブルー・モスクは世界一美しいモスクとも言われ、イスタンブールの絵はがきに最も多用されている。オスマントルコ時代、17世紀の建設と、歴史はそう古くはない。2009/09/29
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エコナ対策で期待外れの消費者庁 「トクホ取り消しできない」消費者団体主催で9月28日、花王、食品安全委員会、厚生労働省、消費者庁の代表者を招いての緊急集会が開催された。「そもそも安全性を確認中の商品が、なぜ堂々とトクホとして販売できていたのか?」など様々な質問が出されたが、納得のいく回答は得られなかった。特に、今回の発足でトクホの許認可権限を与えられた消費者庁の対応はひどく「食安委の結果を待つだけ」という回答。消費者の不安に対して、省庁の垣根を越えて必要な施策を調整していく、とは口先ばかりで、結局、既存省庁の権益の隙間で何もできない省庁であることが明らかになった。2009/09/29
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「ほぼ単一民族」の強みを残せイスタンブールにやってきて意外だったのは、テロの警戒度が異様に高いことだった。ショッピングセンターやホテルなど、不特定多数の人が大勢集まる施設の入り口には必ず、空港でおなじみの金属探知機(センサー)が設置され、そこを通らなければ入れない。地下鉄の入り口でも警備会社の人がいて、バックなど不審なものを見つけてはセンサーをあてている。私のバックパックも、いちいちセンサーをあてられて面倒だ。2009/09/29
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読売に勝ったジャーナリストがサイト有料化でさらに取材強化へ読売新聞の法務室長が、自社に批判的な報道をするジャーナリスト・黒薮哲哉氏に対して言いがかりをつけるような訴訟を起こした裁判は、9月16日、東京高裁にてジャーナリスト側が完全勝利した。その黒薮氏がこのほど、より経費と時間をかけて問題追及を本格化するため、個人で運営するサイトを有料化した。読者は有料購読によって、新聞の偽装部数問題の追究を後方支援するとともに、タイムリーに広範な情報を得られるようになる。2009/09/29
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官僚主権の象徴「審議会」改革で「公職コミッショナー制度」を導入せよ審議会のあり方を変えない限り、政治主導は実現できない。役人に都合のよい政策にお墨付きを与えるため、御用学者・業界人・元官僚らが闇の中で勝手に答申を決めるのが、分科会数、実に900にも上る審議会の実態だ。委員の選任、討論内容などはほとんど公開されず、有権者・納税者・住民は不在のまま。この審議会政治を変革するには、英国で実施中の「公職コミッショナー制度」が参考になる。同制度にいち早く着目し、日本での実現を訴える日隅一雄弁護士に聞いた。2009/09/28
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シュリーマン型キャリアモデル10日も滞在しているとイスタンブルも飽きてきたので、チャナッカレという街の近くにあるトロイ遺跡へ行くことにした。イスタンブル→チャナッカレが飛行機で1時間、チャナッカレ→トロイが、バスで1時間。長時間の移動は苦手なのだが、このくらいならノープロブレムだ。2009/09/28
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人間党・街派現地に来る前にガイドブックや写真集をざっと見ていて、一番目にとまったのは、ブルーモスクでもなくカッパドキアでもなく、イスタンブル中心部にある「ヴァレンス水道橋」という、1600年も前にできたという建造物だった。ある人が旅行先を選ぶ場合に、「大自然党」の人と、「人間党」の人に好みが大きく分かれるような気がするが、私は断然、人間党である。大自然が作ったものも確かにグレイトだが、人間が長い歴史のなかで作ってきたモノやその背景を考えるほうが面白いし、自分の日々の生活や今後の人生にも役立つ気がするのだ。2009/09/28
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「アイラン」の圧倒的な存在感覚悟はしていたが、トルコ料理は強烈だった。メインの羊肉がイマイチ好きでないうえ、すべて脂っこすぎ、味が濃すぎ、甘すぎで、最初の数日は頭痛がした。魚と野菜とコメと味噌汁を愛する私の口には、どうも合わない。この国では、コメはほとんど食物としてみなしていないし、魚も滅多に食べようとしない。食材、味付けにおいて、日本食とは対極にある食文化のようだ。2009/09/28
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旅の起伏、濃度は変化していくということ2日目は、複数のサイトで見つけた「ファロスホテル」というところを予約した。場所は、スルタン・アフメット地区という、旧市街の真ん中だ。そこに向かおうとしたところ、住所は分かるのだが、地図上の場所が不明で困った。「歩き方」に載っているホテルではなく、地図から判別することもできない。住所を書いた紙をタクシーの運ちゃんに見せても「わからない」と言う。2009/09/28
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「もっともヨーロッパに近いイスラム国」を実感するとき6月下旬、アタチュルク国際空港に着いて、ロビーで最初に感じたのは、トルコ人の鼻を突く体臭だった。日本で感じないのは、日本人が無臭なのか、それとも慣れてしまっているからだろうか。トルコ料理の中心である羊肉は臭いがキツめなので、食べ物のせいだろう、と勝手に思うことにした。2009/09/28
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