記事一覧
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新聞販売店主が「泥船」脱出→ポスティング業で年商2億に偽装部数の買い取りと表裏関係にある補助金の受け取りを断った結果、自身が経営する新聞販売店をつぶされた埼玉県の元『ASA』店主が、チラシ全戸配布の会社を立ち上げ、順調に業績を伸ばしている。チラシを折り込む機械の販売を断られるなどの妨害工作、同業他社からの配布請負、クライアントが多い地域への移転などを経て、年商は2009年度には2億円に達する見込み。起業から3年、井前隆志氏(46歳)に成功の軌跡を聞いた。2009/05/14
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ニュースのビジネス化-11 実際の経営データ推移MyNewsJapanは2004年5月にスタートして以来、2008年夏時点で5年目になる。3ヶ月ごとの、月間のべ会員数と、翌月への継続率を示したデータが、右記グラフだ。弊社の有料会員は、1ヶ月の間に1度でも会員になっているとチャージ(課金)されるというシンプルな仕組みになっており、月間のべ会員数とは、その人数を示す。2008年6月で1,588人である。翌月への継続率とは、そのうちどのくらいが退会せずに翌月も会員資格を継続してくれるか、である。同じく2008年6月で89%だ。2009/05/13
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ろうそくがいらなくなった街東南アジア諸国ではいまだ珍しくもないが、ベトナムでも停電は多く、かつて私が訪れた際には、ろうそくが必需品だった。当時は、それも旅する理由の1つといえた。日本とは違うものに見て触れて、カルチャーショックを受けられれば、自分のアイデンティティーが浮かび上がる。だから、異なる価値体系のもとで行われる行動にブチ当たることは、旅人にとっては望ましいことだ。2009/05/07
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サービスの本質今回の旅は、街歩き半分、執筆半分の予定だ。「今年は旅をしよう」と思ったのだが、久しぶりの旅なので、いきなり遠く(ヨーロッパ等)へ行く前に、まずは近場で経験値を積む目的もあった。重要な問題が、ホテルの予約である。以前、フランスを旅した際、予約なしで行ったらどこも満室で、バスの停留所で寝たこともあった。2009/05/07
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キーエンス 北朝鮮もビックリ!分単位で管理される営業マンたち社員1,764人の平均年収が1398万円(平均年齢32歳、2008年3月)と、上場企業の高賃金ランキング常連となったFAメーカー、キーエンス。テレビ局のように国の排他的な電波政策によって高賃金が作り出されているわけでもないため、実力での高賃金ナンバーワン企業だ。なぜ社員にそんなに報いてもなお、経常利益率52%という驚異的な利益を残せるのか。その秘密は、1000人近くの営業マンを1日14時間拘束し、カロリーメイトだけの夕食で毎晩21時45分まで分単位で仕事をさせるといった、北朝鮮もビックリの「超管理営業」にあった。2009/05/07
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いわくつきの土地14年も経っているのだから当然だが、ずいぶんデカい建物がボコボコと建っていた。なかでも、ひときわ目立つのが「ハノイタワー」。ハノイで最も成功している複合ビル開発事例らしく、同じ敷地内には「サマーセット」というサービスアパートメント棟も建っていた。2009/05/07
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三井不動産化する世界異国からの旅人が突然、道端の大衆食堂に入るのは、ちょっとリスクが高い。ご近所さんで固まっていて、一見さんお断り的な空気が流れているからだ。いろいろ食堂街や市場を歩きながら物色するのだが、結局、近代的なビルに入ってカフェで一休み、ということが何度かあった。そうやって今回たどりついたのが、近代的なショッピングセンター付きオフィスビル「VincomCityTower」。ツインタワーにする計画らしく、隣接する敷地で、第二弾が開発中だった。2009/05/06
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「おくりびと」は評判どおり「おくりびと」は悪い評判をまったく聞かない。ホリエモンは「これでもか、これでもかー、と涙、涙の連続です」と書いていた。これはハズさないと思い観に行ったら確かにそのとおりで、中盤から最後まで涙が止まらない展開であった。2009/05/06
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文化帝国主義論ふたたび記憶をたどって、ホアンキエム湖近くの、フォー(ベトナムのうどん)の店にやってきた。実は、ここに来るのは1995年以来のことだ。なぜ覚えているのかというと、学生時代の紀行文に記したとおり、当時ここで「Dat」と名乗る中国系の人物と話し、初対面の私にフォーとサトウキビジュース(=ヌック・ミア)2杯、計8千ドン相当をおごってもらった記憶が残っているからだ。2009/05/06
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新日本石油 「超ドメドメ」、官僚っぽい化石燃料のような会社石油元売り最大手の新日本石油。社員2,350人の平均年収が1,105万円(42.5歳、2008年3月)と、現状の待遇は悪くない。だが、好調なハイブリッドカーやバイオ燃料開発といったエコの流れが加速するなか、国内の石油消費量が増える見込みはなく、2010年4月には業界6位新日鉱HDとの統合によって、過剰人員のリストラ圧力もかかる。「数年前はボーナスが8ヶ月分でしたが、去年は5.5ヶ月。今年は5年ぶりの赤字転落なので夏2、冬2くらいを覚悟しています」(社員)と厳しい環境だ。2009/05/04
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新銀行東京SLAPP 「法の抜け穴」解説&新銀行東京の言い分今回は、なぜ「新銀行東京裁判」はSLAPPと言えるのか、なぜ日本の法律はこうした民事訴訟の悪用=SLAPPを防げないのかを解説する。現状の「法の抜け穴」を放置し続けると、企業や政府など力を持つ大組織に都合の悪い情報がことごとく隠蔽される社会になりかねない。後半では、新銀行東京側の言い分をインタビューした内容を掲載する。あえて一問一答をそのまま掲載し、その主張の正当性については読者の判断に委ねる。2009/05/03
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障害者雇用「最悪メディア」は毎日新聞 日経、共同、岩波、新潮も未達成政令都市のある全国14都道府県の「障害者雇用率の未達成企業」を情報公開請求し、言論・報道機関について集計したところ、障害者雇用の現状を盛んに報道していながら、実は自らは法定雇用率未達成というダブルスタンダードが明らかとなった。彼らに報道する資格はあるのか。なぜ法の趣旨に則り雇用しないのか尋ねると、日経、岩波、新潮は、説明すら拒むという極悪ぶり。社会的弱者に関心がないマスコミの本音が見えてきた。2009/05/03
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マッキャンエリクソン、電博より4割安いのにさらにリストラ・賃下げ「グローバルエージェンシーで世界一」という輝かしいPR文句で幻想を振りまくマッキャンエリクソン。さぞかし給与も高いかと思いきや、外資トップなのに電通・博報堂より約4割低い。しかも2008年夏に導入された新“成果主義”では、インセンティブボーナスが粗利に連動するとしながら、肝心の粗利額は社員に非公開で、NYの親会社にフリーハンドを与えるようなものだった。今年に入って50~60人のリストラも行われ、経営陣による給与カット3%通告に組合が激しく抵抗するなど混乱を極めている。短期間にブランディング分野でスキルアップしたい人以外にとっては、搾取されやすい会社へと変わりつつある。2009/05/01
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『ZAITEN』6月号『ZAITEN』6月号(発行:財界展望新社)のインタビューを受け、『情報のKeyperson』のコーナーに登場している。記事中でお話しているように、「一般の人々は抽象的な理念や正義に対してお金を払いません。特に若い人には響かないんです」というあたり、重要です。2009/05/01
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過労死発生の企業名を非開示 厚労省「出すと会社の不利益になるから」過労死・過労自殺は、どういった企業で発生しているのか。労災認定を受けたケースは労働基準監督署が事業所名を把握しているが、現状では非公表のため、会社選びに役立たない。毎年人が職場で死ぬ会社では働きたくないし、このような重要な事実はオープンにされ、国民の監視を受けて当然だろう。そこで情報公開法に則り開示請求を行うと、黒塗りだらけの文書が出てきた。「企業名を出すと会社の不利益になる」と担当者は説明するが、過労死を出してまで競争上の利益を追求することが正当な行為なのか。行政が非開示にすることで企業にブレーキがかからず、本来は死ななくてよかった社員まで死に行く様は、とてもいたたまれない。2009/04/29
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偽装部数45%の販売店主が告発 闇金融まがいの新聞ビジネス偽装部数比率が42~45%にものぼる都内の毎日新聞販売店が、毎日新聞社に対して偽装部数の買い取りを拒絶したところ、補助金を急激に削減され、廃業危機に瀕した。そこで労組の支援を受けて4月17日、毎日新聞社に面談を申し入れたが、毎日側はこれを拒否。自社の暗部については議論すら避けているのだ。偽装部数を断った勇気ある店主には補助金をカットして廃業に追い込み、全財産を剥ぎ取って新たな店主を据えて偽装を繰り返し、偽装を断ると廃業させる。新聞社が堂々と続ける、これら闇金融まがいの手口をリポートする。2009/04/23
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欧州で進むケータイ中継アンテナ規制 対策取らぬ企業にアンテナ撤去命令も欧州議会は4月2日、欧州全体での基準値の見直しと、アンテナ設置の規制強化を求める決議を圧倒的多数で採決した。司法の場でも、昨年9月にフランスで中継アンテナの撤去と近隣住民への損害賠償を認める判決が下された。判決では、通信会社が技術的に可能な低減対策をとろうとしなかった姿勢が厳しく批判され、その後の控訴審でも今年1月に住民側勝訴の判決がおりた。一方、日本では官民一体となって安全だという科学的意見のみを重視し、遙かに甘い基準を擁護。アンテナの設置位置といった基本的な情報すら公表されない状態が続いている。2009/04/22
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結論:「超人的な現状把握の正確さについては、認めざるを得ない」37回に及ぶセッションは平均1時間弱。テープ起こしに3倍程度の時間がかかる。予約段階からのプロセスなども含め原稿にまとめると、さらに1時間以上。つまり、正味200時間はかけた。加えて、それをチームメンバー同士で読んで比較検証した。その結果、現時点での結論は、「超能力的な何かは認定できる」というところまでだ。この点はチーム五人の共通した意見となった。すなわち、名前と年齢と「見た目」のみから一瞬にして、正確に相談者の根本的な性格やおかれている状況(心理状態)を把握する秀でた能力を持っている人物がいる、ということについては、五人ともに認めざるを得なかった。2009/04/20
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新銀行東京SLAPP 横山剛さんインタビュー(後編)新銀行東京が訴訟制度を利用して元社員の口封じを図った疑いが強い事件は、2008年8月に東京地裁に提訴され、一審が進行中だ。2009年4月10日には東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見が開かれ、国内外のプレスから約40人の記者が参加。国際的な関心の高さをうかがわせた。同じくSLAPPでオリコンと戦う烏賀陽氏が、横山さんにインタビューした後編をお送りする。2009/04/12
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佐藤秀峰氏が報じる講談社の搾取立花隆氏が大学の講義で『ブラックジャックによろしく』を取り上げたり、単行本が計1千万部も売れるなど、社会派の超人気漫画家として知られる佐藤秀峰氏が自身のブログ上で、「漫画貧乏」について6回にわたって実態を報じた。大手出版社が自らの正社員の高給を維持するために、力関係で劣る漫画家から搾取し、日本が国際競争力を持つ漫画のカルチャーを破壊しつつある醜悪な実態が浮き彫りとなっている秀逸なルポだ。2009/04/09
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